カリウムサプリおすすめ20選｜摂りすぎは危ない？注意点も

カリウムサプリは、夕方脚がパンパンになってしまったり、なんだか体がだるくなりやすかったりというお悩みをサポートできるサプリです。カリウムは毎日の食事だけでは、必要量が摂れていない人がとても多いです。そのため、カリウム不足からくる体調不良に悩まされるという声もあります。

カリウムサプリは数多くあるので、どのサプリを選んでいいのかわからないという人のために、今回はカリウムサプリについて徹底解説。カリウムサプリの選び方とおすすめアイテム20選に加えて、カリウムサプリを効果的に飲む方法もお伝えします。

カリウムが不足しているかもと感じているなら、ぜひ最後までチェックしてください。自分に合ったカリウムサプリを選び、快適な毎日のサポートに役立てましょう。

カリウムは体に必要な栄養素ですが、その役割はピンとこないという声があります。そこでまずは、カリウムの役割をご紹介します。余計な塩分を排出する・カリウム不足は体調不良の原因・カリウムと高血圧の関係、この3点を解説するのでカリウムについて正しく知ってください。

カリウムにはナトリウムを排出しやすくする作用があります。カリウムはナトリウムと共に、細胞の浸透圧を維持する役割があるため、体にとってはなくてはならない栄養素です。塩分を取りすぎた際に腎臓が尿を再吸収してしまうのですが、カリウムをきちんと摂ることでその作用を防止できます。

味の濃い食事を好む人の多くは塩分の取りすぎが考えられます。そのため、カリウムを摂ることで過剰に体内に入ったナトリウムを排出するサポートが可能です。

カリウムが不足するとさまざまな体調不良が起きると言われています。カリウムが不足した状態をカリウム欠乏症と言いますが、その主な症状が下記の通りです。

• 脱力感
• 筋力低下
• 食欲不振
• 骨格筋の麻痺

もちろん、ここまでのカリウム不足になることはそうそうありません。カリウムはさまざまな食品に豊富に含まれているため、欠乏症まではならないからです。ただ、少し足りなくて体のだるさや化粧ノリの悪さなどの些細な体調不良が現れることはあります。

カリウムはナトリウムを尿として排出する作用があることから、血圧を下げてくれる栄養素だと言われています。血圧はナトリウムを取り過ぎると高くなる傾向があるため、血中のナトリウム濃度を下げられるカリウムが高血圧に効果的だとされています。

ただし、カリウムサプリを飲んだからと言って、高血圧が治るということはありません。ナトリウム摂りすぎないことが基本となります。そのサポートができるのが、カリウムというわけです。

カリウムは確かにナトリウムを排出してくれますが、それがむくみ改善と直結するわけではありません。カリウムサプリはあくまでサプリなので、食生活でのカリウム不足をサポートするだけです。

しかし、塩分を取りすぎている状態をそのままにしていると、カリウムだけでは対処しきれないのも事実です。また、カリウムサプリを飲む＝むくみがなくなるというわけではなく、あくまでサポートができるものと考えましょう。

カリウムサプリは、カリウム以外の成分も重要です。カリウムサプリに多く含まれているのはこちらの成分です。

• ビタミンB1
• ビタミンB2
• ビタミンB6
• ビタミンE

これらのビタミン以外にも、さまざまな栄養素が含まれているものもあります。カリウムサプリを選ぶ際には、自分が欲しい栄養素が含まれているかをチェックしましょう。女性に嬉しい抗酸化作用が欲しいならポリフェノール配合のものがおすすめです。

カリウムサプリには、天然成分のものとそうでないものがあります。天然成分のサプリであれば、バナナやカリウムなどの食品由来のものがほとんどです。

科学的な成分ではないことから、サプリに抵抗がある人にもおすすめできます。体のために飲むサプリメントですから、できるだけ自然由来のものを選びましょう。

カリウムサプリを選ぶなら、国内GMP認定工場で作られているものがおすすめです。国内GMP認定工場とは生産環境がしっかり管理されていることを厚生労働大臣から認証を受けていることを指します。

GMP認定工場で作られているサプリメントは、原材料にもこだわっているものが多いです。海外サプリではなく、国内生産のサプリを選ぶならGMP認定を取得しているものを選びましょう。

カリウムサプリを選ぶ際、サプリの形も非常に重要です。サプリの形状には錠剤やカプセルの他に、粉末や顆粒もあります。それぞれの特徴を解説します。

カリウムサプリのほとんどは、錠剤やカプセルを採用しています。錠剤やカプセルの特徴は、毎回決まった量を飲めることと、量を計る手間がないことです。特にカリウムは1日の量が8-10粒と多いので、錠剤やカプセルの方が飲みやすいです。

また、錠剤やカプセルならその日の食事内容や体調に合わせて調節ができます。カリウムの過剰摂取になりにくいこともあり、多くのサプリが錠剤やカプセルを採用しています。

純粋なカリウムだけを摂取したい人は、粉末タイプがおすすめです。粉末タイプは、日常使うお塩の代わりとしても使えます。粉末なら余計な添加物を取らなくて済むのがメリットです。

しかし、粉末のカリウムの中には炭酸カリウムが含まれています。炭酸カリウムはそのままでは飲めないので、注意しましょう。容量を守って手軽に飲めるのは錠剤やカプセルタイプですが、粉末を選ぶ際は摂取方法を工夫してください。

カリウムサプリを選ぶならキレート加工済みのものを選びましょう。キレート加工とは、サプリの表面をアミノ酸やクエン酸でコーティングする技術です。

このキレート加工を施すことで、サプリの吸収率が高まる特許技術です。キレート加工をしているサプリはあまり多くありませんが、吸収率を重視するならキレート加工済みがおすすめです。

カリウムサプリを選ぶ際には、カリウムの含有をチェックしましょう。カリウムは過剰摂取になりやすい栄養素なので、多ければ多いほどいいというものではありません。含有量が多いものと少ないものの違いを解説します。

カリウムサプリでがっつりカリウムを取りたい人は、含有量の多いものを選びましょう。サプリメントに含まれているカリウムの量は、700mg程度〜1300mg程度です。

カリウムはバナナやアボカドなどに多く含まれています。これらの食材をあまり摂らない人は、含有量多めがおすすめです。

日頃からカリウムが多く含まれている食品を摂ることが多いなら、カリウム含有量少なめを選びましょう。1日に必要なカリウムの量は、男性で2,500mg女性で2,000mgです。

バナナ1本を200gと仮定すると、カリウム量は720mgとなります。そのため、食事からしっかりカリウムが摂れているなら、含有量が少なめの方が調節しやすいです。

カリウムサプリの効果的な飲み方をご紹介します。お水はたっぷり・数が多いなら分ける・食後30分以内がおすすめ、この3点について解説します。

カリウムサプリはたくさんのお水で飲むのがポイントです。カリウムサプリの中には、コップ2杯のお水で飲むことを推奨しているものもあります。

むくみを軽減させるためには、たっぷりのお水を飲んで体内の循環を良くすることが大切です。そして、カリウムは水に溶け出すため、たっぷりのお水で飲むことで体内へ吸収されやすくなるといわれています。

カリウムサプリは1日に飲む個数が8〜10粒程度と多めです。そのため、1回に全部飲むのがしんどい人は、複数回に分けるのがおすすめです。

カリウムサプリを朝夜または朝昼夜と小分けに飲む方が、効果が高まるという声もあります。サプリはこう飲まなければいけないというのはないので、自分の飲みやすい飲み方で飲んでください。

カリウムサプリは食後30分以内に飲むのがおすすめです。食後にむくみやすいという人は意外と多く、食事で摂った塩分を排出する役割をカリウムは持っています。

そのため、食後早めにカリウムサプリを飲む方が、すっきりサポートができやすくなります。もちろん水分が溜まりやすいタイミングは人それぞれなので、自分がパンパンになると感じるタイミングがおすすめです。

カリウムは日常的に摂取しやすい栄養素なので、サプリメントを飲むことで過剰摂取になる可能性があります。腎臓機能が低下していない人にとっては、あまり深刻に考えなくても大丈夫です。というのも、カリウムは多少摂りすぎても尿として排出されやすい特徴を持っているからです。

しかし腎臓機能が低下していると、摂りすぎたカリウムを排出できなくなっていきます。そのため、病院で腎機能低下を指摘されている人は、カリウムサプリの使用を控えてください。

カリウムサプリは体のめぐりを徹底サポートをしてくれます。カリウム以外の栄養素やカリウム含有量に違いがあるため、自分に合ったサプリメントを選ぶようにしましょう。毎日のスッキリサポートにカリウムサプリがおすすめです。