おすすめの人気ボディタオル16選！泡立ちがいい素材は？メンズ用も

お風呂に入って体を洗うのにボディタオルを使っている人は多くいます。ボディタオルはスポンジやミトンなどと比べて体のすみずみまで洗えます。特に背中はスポンジやミトンでは洗いにくく、ボディタオルを使う場合が多いでしょう。

ボディタオルにはTPOがあります。敏感肌や乾燥肌、ニキビといったトラブルを抱えているのに合成繊維のボディタオルでごしごし洗うなど、間違った使い方をしている人も少なくありません。

そこでこの記事では、ボディタオルの選び方や入手先、おすすめのボディタオル16選を詳しくご紹介します。肌質や好み、長さなどを考慮して自分に合ったボディタオルを選び、肌を健やかに保ちましょう。

ボディタオルは石鹸を泡立てて体を洗う長方形のタオルを指します。「ゴシゴシタオル」や「ボディウォッシュタオル」などとも呼ばれ、綿や麻、絹などの天然素材や、ナイロンやポリエステルといった合成繊維のタオルが出回っています。

ボディタオルは体をゴシゴシこすって垢を落とすものではありません。石鹸やボディソープを十分に泡立ててこすらずに泡で洗い、体を清潔に保つのがボディタオルの役割です。

たくさんの種類があるボディタオルの中からどれが自分に合ったボディタオルなのかわからない人も多いでしょう。素材や機能、長さや肌質、タイプといった観点から自分にぴったりのボディタオルの選び方をご紹介します。

ボディタオルはさまざまな素材で作られています。天然素材のボディタオルがあれば、合成繊維で作られたボディタオルもあります。それぞれの長所と短所を見極めて自分に向いている素材のボディタオルを選びましょう。

綿製のボディタオルは肌への刺激が少なく、優しい肌触りが特徴です。赤ちゃんやデリケートな肌の人に向いています。泡が立ちにくいので、泡立てネットなどで泡を作ってタオルに乗せて洗います。

また、乾きにくいためこまめに洗って天日干しするのがおすすめです。浴室に置きっぱなしにするとカビが生えるおそれがあるので気をつけましょう。

乾きやすい天然素材なら断然麻をおすすめします。浴室に置いておいてもすぐに乾きます。多少ごわつきがありますが、使っていくうちにだんだん馴染んでいくのが特徴です。

天然素材なのに泡立ちがよく、泡で優しく洗えます。肌に程よい刺激を与えてくれますが、アトピーやニキビ、乾燥肌、敏感肌の人は避けた方がいいでしょう。

太さ約20ミクロンの絹糸で作られたボディタオルは、肌の角質や汚れを無理なく落としてくれます。泡はあまり立ちませんが、肌を清潔・健康に整えてくれます。

泡立てネットなどで作った泡をのせて、なでるように洗いましょう。肌の上を柔らかく滑り、心地よく洗えます。洗ってもすぐ乾くのでいつも清潔に使えます。

ポリ乳酸繊維とは、トウモロコシ・イモ類・サトウキビなどから採った合成繊維を指します。天然素材の肌へのやさしさと合成繊維の速乾性など両方の良いところを併せ持った繊維です。

ポリ乳酸繊維で作ったボディタオルは、きめ細かい泡がすぐに作れてやさしく体を洗えます。洗濯機不可ですが、使った後に洗っておけば清潔に保てます。

泡立ちが良いのがナイロン製ボディタオルの長所のひとつです。石鹸でもボディソープでもタオルにつけて揉むだけですぐにもこもこと泡立ってきます。

ただし、肌をタオルで直接ごしごしこするのはやめましょう。コシのある泡をたっぷりと泡立てて、肌の上で転がすようにやさしく洗ってください。濡れてもすぐに乾きます。

皮脂をしっかり落としたい人はポリエステル製のボディタオルを選びましょう。ナイロン製のものと同じように軽くて丈夫、泡立ちもよく、速乾性もあります。また、たたんでもかさばらないので持ち歩きに便利です。

肌触りはナイロン製よりやや硬いため、肌をこすらずに泡で洗うようにしてください。近ごろでは肌にやさしい商品も販売されています。

最近では汚れだけでなく、角質や産毛を落とすボディタオルも販売されています。角質を落とすタイプは「ピーリングタオル」と呼ばれ、古くなって肌にしつこく残っている角質を落としてくれます。

産毛を落とすタイプは「脱毛タオル」ともいいます。普通のボディタオルと同じように石鹸をつけて体を洗うと、産毛を絡め取ってくれます。

ボディタオルは長さ100cm程度のものが多く見られます。100cmを基準に体の大きさに合わせて選びましょう。男性や身長の高い女性は120cmのタオルを選ぶといいでしょう。

80～90cmのボディタオルは子ども用として販売されています。小柄な女性も90cm程度の子ども用ボディタオルを選ぶと洗いやすいです。

ボディタオルには硬いものから柔らかいものまでたくさんの種類があります。肌質に合わせた硬さのボディタオルを選びましょう。こすると痛いと感じる人は、綿や絹、柔らかめの合成繊維のタオルを選んでください。

垢すりや肌あたりの強いものが好みの人は、合成繊維の硬めのものや、天然繊維なら麻製のものがおすすめです。

ボディタオルは素材をタオル状にした体を洗うバスアイテムです。タオル以外にもスポンジやミトン、ブラシといった体を洗うアイテムがあります。

スポンジは細かいところが洗いやすく、ミトンは力を入れすぎないで洗えます。ブラシは背中などを洗うのに適しています。綿、麻、絹以外の天然素材として、海綿やヘチマもあります。

ニキビ肌・アトピー・乾燥肌・敏感肌といったトラブルを抱えた肌には、肌あたりが優しい綿や絹といった天然素材のボディタオルをおすすめします。よく泡立てた石鹸やボディソープをつけて肌をなでるように優しく洗ってください。

トラブル肌を抱えている人の意見を聞いて作ったキュレルの「素肌いたわりタオル」、素材にポリ乳酸を使って特殊な編み地で肌への負担を極力減らしたBATHLIERの「点で洗うタオル」などもあります。

ボディタオルは100円ショップやドラッグストアなど身近な場所で販売されています。セブンイレブンやローソンなどのコンビニ、ホームセンターなどでも取り扱っており、手に入りやすい商品といえます。

各社でボディタオルを販売しています。ダイソーでは「ロングボディタオル」をはじめとする数十種類、セリアでは「麻＆綿　ボディタオル」などを取り扱っています。キャン・ドゥでも入手できます。

ダイソーやセリアでは天然素材100％のボディタオルが販売されています。天然素材の安い商品が手に入るのは100均ならではです。

無印では綿100％の「綿パイルボディタオル」を590円（税込）、旅行に便利な「携帯用のびのびボディタオル」を450円（税込）のプチプラで販売しています。

ニトリでも「絹泡立ちボディタオル」508円（税込）など、天然素材のやさしさと合成繊維の泡立ちの良いところを組み合わせたボディタオルを入手できます。

ウェルネス、ココカラファイン、ウェルシア、ツルハグループなどドラッグストアでもボディタオルを扱っています。主力商品は500円前後のボディタオルです。

マツモトキヨシではオリジナルのボディタオル「matsukiyo たっぷり泡立ちボディタオル」」や「matsukiyo 韓国風あかすりタオル」なども販売しています。

ボディタオルはネット通販でも手に入ります。1枚3000円程度の高級品や、オーガニック素材を使ったボディタオル、買いやすい値段のものまで幅広く取り扱っているのが特徴です。

好きなボディタオルを選んで購入手続きをするだけなので、わざわざ店まで足を運ぶ必要がありません。ネット通販ならボディタオルを手軽に買えます。

意外と知らないボディタオルの使い方をご紹介します。まず、石鹸やボディソープをつけたらボディタオルを円を描くようにこすり合わせ、よく泡立てます。しっかりとコシのある泡ができたら、皮脂などで汚れやすい胸や背中の中央から洗い始めます。

タオルで肌をごしごしこするのではなく、肌をなでるように洗います。タオルの凹凸によって肌の汚れは十分落ちます。肘やくるぶしなど汚れがたまって角質化しやすい部分は少し力を入れて洗いましょう。

ボディタオルを使った後は、浴室に置きっぱなしにすると雑菌の温床になり、カビが生えるなどのトラブルが起こりがちです。少なくとも数日に1回は洗濯機で洗濯してください。繊維の奥から汚れを取る方法もあります。

ボディタオルは石鹸やボディソープをつけて使うので、ボディタオルそのものの汚れも取れると思いがちですが、実は体の汚れや残ったボディソープでカビが生えやすいアイテムです。

浴室に干すのではなく、外干しするように心がけるとカビが生えにくくなります。その際はしっかりと広げた状態で干して、日光や風をタオルにあててください。

洗濯機を回すたびにボディタオルも一緒に洗うのが理想的です。大変なら数日おきに洗うようにしましょう。意外と汚れているボディタオルを繊維の奥までしっかり洗いたいときは酸素系の漂白剤を使用するといいでしょう。

先述した通り、干すときは浴室ではなく屋外に干してください。天日干しするだけで雑菌の繁殖を十分に抑えられます。

ボディタオルの選び方や入手先に加えて、おすすめ商品から正しい使い方までさまざまな情報をご紹介しました。素材・デザイン・色・硬さなど自分に合った新しいボディタオルを用意して、楽しいお風呂時間を過ごしてください。