ニューバランスのランニングシューズのおすすめ15選！代表シリーズや初心者におすすめのシューズも紹介！

普段通りの生活では、もしかして運動不足かも……と感じている人も多いはず。そんな時、最も気軽に始められるスポーツといえばランニング。街中でも老若男女のランナーを見かけます。

ランナーに特に人気のシューズといえばニューバランスです。サイズや機能の選択肢が豊富で、デザイン性も高いのが魅力。これからランニングを始めたい初心者はもちろん、フルマラソン上位を狙う上級者まで幅広くおすすめのブランドです。

魅力的なモデルが揃っているので、どれを選ぶべきか迷ってしまいますよね。そこで今回は、おすすめのニューバランスのランニングシューズをレベル別に15点ご紹介。買い替えのタイミングについても解説していますので、参考にしてください。

ランニングに特化して作られているランニングシューズは、内側のソールに衝撃を吸収する素材が使用され、長く走るための機能が備わっているのが魅力です。他にも重心移動のしやすさ、通気性、軽さなど、体の負担を和らげる機能を持っています。

一方、一般的なスニーカーは長距離を走るために作られていないので注意が必要。脚を傷めることなく、長くランニングを続けていきたい方には、ランニングシューズを履くことをおすすめします。

ニューバランスは1906年、アメリカ・ボストンで誕生したシューズブランドです。偏平足などの矯正靴の製造からスタートしたこともあり、機能性を重視したシューズを長年、生み出しています。ランニングシューズの製造は60年代から。解剖学的な知識や運動生理学など、矯正靴のノウハウを生かして進化し、プロにも愛用されています。

0.5cm刻みのサイズに加え、「ウイズ（足囲）」の選択を世界で初めて可能にしたのがニューバランスです。幅広タイプが多い日本人の足に合わせたシューズの開発が行われており、メンズでは「D（やや細い）」から「6E（超ワイド）」の4種類、ウィメンズは「B（やや細い）」から「4E（超ワイド）」の4種類があります。モデルに応じて各2～3種類用意されているウイズから、自分の足に合うサイズを選ぶことができます。

ニューバランスのランニングシューズは、クッションの優秀さで知られています。走行中に足にかかる重さは体重の約３倍と言われていて、その負担から足を守るには、ソールのクッション性が重要になってきます。常に最新技術が取り入れられているニューバランスのクッションは、抜群の安定性や衝撃吸収性を備えています。モデルによって特徴の異なる様々なタイプのソールが揃っているので、自分に合ったものを選ぶことができます。

機能面だけでなく、おしゃれなデザインもニューバランスのランニングシューズが人気の理由の一つです。主張しすぎないNのロゴは、普遍的でスタイリッシュ。色展開も豊富で、定番のホワイトやブラックを始め、赤、ピンクやオレンジなど華やかなカラーが揃っています。ランニング中だけでなく、街中で履いても浮かないデザインが多いのもうれしいポイントです。また、老舗の定番ブランドなので、流行り廃りに流されず、長く履けるのも魅力です。

ニューバランスのランニングシューズがほしいけれど、たくさんの種類があって選び方が分からない！と迷ってしまう方もいますよね。選ぶ時にチェックしたいポイントをまとめましたので、参考にしてみてください。

HANZO（ハンゾー）シリーズは、日本人向けに作られているのが特徴です。日本人の足型やランニングフォームに基づいて、薄型・軽量の設計がされていて、ハンゾーという名前も忍者をイメージして付けられました。初心者から上級者まで、幅広いランナーにおすすめできるモデルが揃っています。最近では、ランニングシューズの名工・三村仁司氏が主宰する「M.Lab」と共同開発したトップモデル「NB HANZO W」も発売され人気です。

FRESHFORM（フレッシュフォーム）シリーズは、クッション性と軽量性に優れているのが特徴です。凹凸のあるソールは履き心地がよく、長時間のランニングでも足に衝撃を感じにくいとされています。安定性も備えているので、初心者にもおすすめしやすいシリーズになっています。上級者の足を休める目的で使われることもあります。通勤でも使えそうなシンプルなデザインが多いので、タウンユースしたい方にもおすすめです。

FUELCELL(フューエルセル)シリーズは、アスリートと開発した速さを追求するシリーズです。特徴は、反発性の高いミッドソール。その弾むような反発性がスムーズな加速を促すので、スピードを上げたいランナー、自己記録を更新したい人などにおすすめです。このシリーズのアスリート向けモデルには、カーボンファイバープレートを搭載して、さらにスピードを追求したタイプもあります。求めるスピードや距離別で選ぶことができます。

足に合わないシューズはケガにもつながるので、ランニングシューズのサイズ選びは大切です。ニューバランスでは足長のほかにも、ウィズ(足幅)でも選ぶことができるので、自分のサイズを把握して、抜群のフィット性を追求しましょう。自宅でメジャーなどを使用して測ることもできますが、ニューバランスの公式の店舗では3Dスキャンによるサイズの計測サービスがあるので、一度利用してみるのもいいかもしれません。

走りたいスピードや距離によって、どんな重さのランニングシューズを選ぶべきかは変わってきます。長距離向けのシューズはクッション性とサポート性を高めているため、比較的重いモデルが多くなります。一方、軽量のほうが瞬発的なスピードは上がりやすいと言われているので、短距離向けのシューズを探している人には、軽いモデルがおすすめです。個人的な好みにも左右される部分なので、自分にとってより快適な重さを探して見てください。

ランニングと一口に言っても、初心者から本格派までレベルは様々です。ランニングシューズは、そのレベルによって求められる性能も変わってきます。自分はどのレベルに当てはまるのか、確認して最適なタイプを選びましょう。

これからランニングを始めたい人や、少しずつ練習していきたい初心者には、クッション性が高く、安定感のあるシューズがおすすめ。クッションの衝撃吸収機能により負担が軽減されるため、不慣れな人でも足を傷めにくくなります。また、クッションには安定した重心移動を助ける効果もあり、足の運びがスムーズになります。より安定感を得るには、底の設置面積が広いもの、また、ある程度の重さがあるシューズがおすすめです。

フルマラソンで4時間以内のゴールを目指す中級者・上級者（サブ4）の方にはクッション性と反発性をバランスよく両立したタイプをおすすめします。足を守るクッション性は、初心者同様に必要ですが、ある程度のスピードを求める中級・上級の場合は、それに加えて、足を前に運びやすくする反発性が必要になります。軽すぎると衝撃が強くなり、重すぎると速度が失われるため、バランスの取れた200～300ｇ程度が適当とされています。

フルマラソンで3時間を切ることを目指す本格派（サブ3）の方には、反発性を重視したランニングシューズがおすすめです。反発性に優れたソールは、レースでのスピードを上げるのを助けてくれます。徹底的にスピード重視の人にはさらに、クッション性を最低限にした軽さ、前進を促すグリップ力も必要。一方、レース後半に失速しがちな人や、足に不安がある人には、適度なクッション性とサポート力があるタイプのほうが向いています。

自分好みのデザインやカラーのランニングシューズを選ぶと、気分が上がり、走ることが断然楽しくなるはず。モデルごとに選択肢の数は変わるので、お気に入りのものを探しましょう。最近はタウンユースできるおしゃれなデザインも多く出ています。ランニング以外でも履きたい！という方は、そこもチェックしてみてください。

トレーニングを頑張っていればシューズの消耗は避けられません。ソールがすり減って体が傾く、指先の部分に穴が開いてしまった、などの場合は、ケガに繋がるため買い替えましょう。

また、ニューバランスのミッドソールに使用されているポリウレタン素材は、使用期間や回数に関係なく、寿命が製造から3～5年とされています。湿気など水分に影響を受けやすい特性によるものです。そのため、3～5年を目安に買い替えることが推奨されています。

より取り見取りのニューバランスのランニングシューズ。おすすめの中から、お気に入りのシューズは見つかりましたか？ 自分の足や目的にぴったり合ったランニングシューズで、健康で快適なランニングを楽しみましょう！