【2023年最新】DXRacerおすすめ4選｜シリーズ別特徴は？

パソコンでのゲームを楽しむうえで、もはやゲーミングチェアは欠かせないものの一つです。国内外のeスポーツの大会でその存在感がひと際目立っているのが、DXRacer（デラックスレーサー）のゲーミングチェアです。

「スポーツ」という要素にぴったりの機能性、デザイン性をあわせ持ったDXRacerは、レーシングカーのチェアをイメージしたもの。細かい動作を支え、プレイが長時間にわたっても疲れない工夫がさまざまにされています。

DXRacerを手に入れることで、ハードな戦いを繰り広げるPCゲームでの腕が上がることは間違いなし。そのようなゲーミングチェアの定番であるDXRacerをご紹介します。

DXRacer社は2001年に設立され、アメリカのミシガン州に本社があります。創業者のTIM WU氏は、ゲーミングチェア市場に先駆けて開拓してきました。DXRacer社は自動車競技用のシートも製造していますが、その機能をゲーミング用チェアにも応用、改良を図っています。

現在、アメリカを拠点にマーケティング・デザイン、中国で製造が行われていて、日本以外にもアメリカ、ヨーロッパ、中国、韓国、台湾など、eスポーツが盛んな国で愛用されています。

価格はシリーズや仕様により違いますが、約3万円からとなっています。

DXRacerゲーミングチェアのシリーズの特徴は、プレーヤー一人ひとりの身体の負担を軽減し、サポートする機能を考えた製品を提供するものとなっています。背もたれの部分は人間工学に基づいた「三次元立体成型」で、頭・肩・腰・膝に至るまで包みこまれるようなホールド感があります。

それではどのようなシリーズがあるのか、ご紹介していきます。

シリーズの中でもスタンダードなサイズ・形状のチェアです。国内外の代表的なeスポーツの大会で採用されているので、ゲーマーに人気です。フォーミュラシリーズは日本人の体形に合わせた低座面仕様で、女性でも快適にプレイが楽しめます。推奨身長は155㎝～175㎝です。

素材はファブリック、高撥水ハイグレードファブリック、PUソフトレザー仕様と選択が可能。座面は約10cm厚のウレタンフォーム、脚には直径5㎝のウレタン樹脂製キャスターがついています。

座席幅が広く奥行きのあるワイドモデル。背もたれの高さはスタンダードモデルより低くなります。ホールド感が他のシリーズより少ない分、ゆったりとした座り心地が特徴。多くの人に使いやすいものとなっています。長時間のデスクワークによるオフィスチェアとしてもおすすめです。

DX-03シリーズはオフィス向けでシンプルなデザイン、PUソフトレザーで柔らかな質感です。サイズは幅72cm×奥行72cm×高さ119-128cm、座面高は43-52㎝です。135°リクライニング　15°ロッキング機能　アームはワイドタイプで上下昇降します。

長時間のゲーム、PC作業では、だんだん椅子の蒸れが気になるところ。そのような場合レーシングシート型フルエアメッシュ製のAIRシリーズが解消してくれます。素材はポリエステルエアメッシュで通気性がバツグンです。じとじとする蒸れから解放感が得られます。

シートの耐久性を持たせているのは、弾力性のあるスプリングサスペンション。ハイスペックなAIR PROシリーズとシンプルで低座面仕様のAIR CASUALシリーズを選べます。

こちらはDXRacerと国内外のゲーミングチーム、人気ゲームとのコラボレーションした限定モデルシリーズになっています。日本のプロのeスポーツチーム「DetonationN Gaming」とのコラボモデルDetonationN Gaming Limited V2はチームカラーのブルーが入ったカッコいいデザインです。

レーシングシリーズはスタンダードモデルのフォーミュラシリーズに比べ、背もたれの高さが高く、座面は瓢箪の包み込み感が少ないモデルになります。背もたれのホールド感は、よりゆったりとした座り心地が特徴。

RWOシリーズは柔らかな肌触りのPUソフトレザーを使用した高級感のあるモデル。背もたれをリクライニングし座面ロッキング（ゆりかご）機能で、グンと背中を伸ばせそうです。約10cmの厚みのある非再生高反発ウレタンフォームで、座面はソファーの座り心地です。

ハイバックモデルのレーシングシリーズとビッグサイズのキングシリーズの中間サイズで、少しゆったりできます。背もたれはゆとりがあり、キングシリーズに比べると一回りコンパクトなサイズ感。

キングサイズより座面高も低くなり、日本人の標準的な身長（170㎝～175cm）の人でも快適な座り心地です。ゆったりとくつろぎながら、長時間ゲームやPC作業をしたい人におすすめです。座面には通気性に優れ、肌触りの良いパーフォレイテッド（ピンホール）レザーを使っています。

キングシリーズは、DXRacerの中でも背もたれ・座面とも一番大型サイズのモデルになります。大柄な人向けになります。推奨身長170cm～190㎝で、耐荷重120kgです。

大型アルミ合金を軸足とし直径7.5cmのウレタン樹脂製大型キャスターが付いているので、大柄の人も安心して利用できます。

リクライニング機能は135°、座面ロッキング機能を加え、最大150°まで背もたれを倒すことができます。高密度・高反発のウレタンフォームを使用（座面部は約14cm）しているので、安定感があります。

DXRacerシリーズの中で、唯一フットレストのついたビッグモデルです。フットレストを使わないときは座面下に格納できるので便利。掃除をするときなどはすっきり収納しておけますね。

長時間のデスクワーカーにも、快適な座り心地とリラックスできる機能がついていて重宝します。身長170cm～185㎝の人におすすめのモデル。

シリーズの中で一番小さなモデル。女性や小柄な体系でもぴったりフィットするコンパクトサイズです。背もたれ・座面とも一番コンパクトなサイズなので、省スペースかつ必要最低限の機能に絞っています。アームレストはついていません。

コストパフォーマンスも高いモデルで、「ゲーミングチェアは大きすぎる」なんて思っている人も抵抗なく購入できそうです。クイーンシリーズDXJは身長150cm～165cmの小柄な体型の人や女性におすすめです。

このように見てきただけでも、DXRacerシリーズは種類が多く何を選んだらいいのか迷ってしまいますね。

デザインや色などもインテリアを考えるうえで大切です。しかし、愛着を持って長く使うためには快適さが大きなポイントです。次に、「身体のサイズに合わせる」「生地を選択する」「チェアとしての機能」について考えてみましょう。

やはりある程度体にフィットすることで快適さが感じられるので、サイズの確認は欠かせません。日本で販売されているDXRacerは、日本人の体型に合うよう設計されているモデルも多いです。背もたれのフィット感、座面の大きさ、高さが自分に合うか確認して選びたいですね。

DXRacerシリーズは、主に合成皮革とファブリック生地の2種類があります。どちらを選んでもメリット・デメリットがありますので、少しご説明しますね。好みや使い勝手、インテリアを考えて選ぶようにするといいと思います。

PU（ポリウレタン）の合皮タイプは高級感があり汚れをふき取りやすい反面、長時間使っていると蒸れやすくなります。インテリアとしてゴージャスな感じも求めている人にはおすすめです。

布製のファブリックは通気性に優れ、蒸れを解消できますが、汚してしまった時のお手入れがちょっと大変です。スタンダードタイプのフォーミュラには高撥水ファブリックモデルがあるので、お手入れなどに少し気を遣わずにすみそうです。

DXRacerのチェアは、ゲームやPC作業をしている時だけでなく、ちょっと一息入れたいときにも快適に過ごせるような機能がついてます。

そのようなずっと座っていたくなるような工夫がゲーミングチェアにはあるんです。そのような機能についてもご紹介します。

リクライニング機能は長時間の利用に欠かせません。少し休みたいときに背もたれを倒してリラックスして過ごせます。フォーミュラシリーズなどでは背もたれリクライニング機能の傾斜角135°に、座面ロッキング機能を加えると最大150°まで倒すことができます。

ロッキング機能はゆりかごの機能ですが、角度を固定したままゆらゆらすることができます。ずっと同じ姿勢でいることによる体への負担を優しく解消してくれるでしょう。

ゲーマーにとっては長時間、良い姿勢を保つことがパフォーマンスにも影響してきますね。頭部をホールドし首への負担を和らげる「ヘッドレスト」、腰への負担を軽減するクッションとしての「ランバーサポート」が付いています。これらは位置の調節ができるほか、取り外しも可能です。

アームレストは肘掛の機能ですが、あるとコントローラーを持ちやすいうえ、マウスやキーボードを使う時にも楽ですね。位置を調節することでその時のベストな状態を保つことができ、細かい動きにも対応できます。シリーズによってアームレストにさまざまな機能を持たせています。

日本で直接、展示・販売している店舗は以下のようです。日本各エリアの家電や家具の量販店で展開しています。どのモデルにしようか購入を迷っている人は、まずお店で確かめてみるといいですね。

ネット通販では、DXRacer日本公式オンラインストアのほか、楽天、Amazon、Yahoo!ショッピング、ヨドバシドットコムなどでも購入できます。

いかがでしたか。DXRacerのゲーミングチェアは人間工学に基づいて設計されているので、快適なゲーミングができます。またPCワークにも適しているので、より座り心地の良いチェアをお探しなら是非おすすめします。