美味しいお米おすすめ22選｜スーパーで買える美味しいお米や安くて美味しいお米は？

ふっくらほかほかのお米は、毎日の食卓に欠かせない食材です。美味しいご飯があるだけで、おかずがすすみ、より幸せな食事を楽しめます。毎日のように食べるお米だからこそ、自分好みの美味しい品種を選びたいと考える方も多いはずです。

お米は、味や食感といった特徴が品種ごとにさまざまです。その分、品種選びに迷ってしまう方も少なくありません。また初めて試す品種に対して「冷めても美味しいか」「おにぎりに合うか」などといった疑問を持つ方もいるはずです。

そこで、この記事ではネットやスーパーで買える美味しいお米の選び方や、安くて美味しいお米・冷めても美味しいお米・味別に見たおすすめ商品などを紹介します。さらには、お米をより美味しくいただくための炊き方や保存方法についても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

お米を購入するなら、スーパーよりも通販がおすすめです。通販なら、スーパーに並んでいない品種のお米を購入できるため、自分好みの商品を見つけやすいです。さらにスーパーと比較すると、手元に来るまでに時間がかからないため、新鮮なお米を食べられます。

また、通販なら業者が自宅まで運んでくれるため、重たいお米を運ぶ苦労がありません。自分好みのお米を購入するなら、スーパーよりも品種が多く、手間のかからない通販の利用をおすすめします。

お米本来の味を楽しみたい方は、甘みとコクが強い「もちもち」タイプがおすすめです。もちもちタイプのお米は、噛めば噛むほど優しい甘さが口いっぱいに広がります。ミルキークイーンなどは特に味がしっかりしていて、塩むすびにして食べるのが最も美味しいと専門家が発言しているほどです。

あっさりタイプと比較すると、柔らかめに炊き上がるものがほとんどなので水は少なめにして炊きましょう。甘みが強いため、冷えても美味しい品種が多めなのも特徴です。

固めのご飯が好きなら、粘り気の少ない「あっさり」タイプのお米がおすすめです。あっさりタイプは癖のないスッキリとした味わいのものが多く、スルスルと口に入ります。また、固めでしっかりとした感触を味わえるため、満足感も得られます。

あっさりタイプは魚料理や野菜と相性がいいため、魚や野菜などを好んで食べる方にもぴったりです。お刺身と食べるならササニシキ、朝食をしっかり食べたいならつや姫がおすすめです。

おかずと一緒にお米を食べるのが好きなら、どんな料理にも合う「万能」タイプがおすすめです。もちもちタイプとあっさりタイプの中間に位置する万能タイプは、主張が控えめで飽きにくいのも特徴です。そのため、同じ品種を長く美味しく食べたい方にも最適といえます。

品種によって、若干もっちり寄りだったりあっさり寄りだったりと、食感が異なります。肉料理や揚げ物を好んで食べる方はもっちり寄りを、魚料理や野菜などをよく食べる方はあっさり寄りを選びましょう。

朝食をしっかりと食べて、1日の英気を養いたい方は「胃腸に優しい」品種がおすすめです。スッキリとした味わいのお米なら、重くて食べられない心配も少ないです。

また、起きたばかりでも食べやすい、和食系のおかずに合う品種も適しています。ササニシキやななつぼしなど、軽くてあっさりとした品種を選びましょう。

食べ盛りのお子さんがいる方や3食しっかりと食べたい方は、歯応えがあって食べやすい品種がおすすめです。甘くてほどいい甘みを備えつつ、価格もお手頃なふっくりんこや、粒が大きくて食べ応えのあるあきたこまちが最適といえます。

お弁当やおにぎりにして、外出先でお米を食べる機会の多い方には、冷めても美味しい品種のお米がおすすめです。冷めても美味しいお米は、時間が経ってもパサパサにならないのが特徴で、もっちり食感のちょうどいい粘度になっています。

冷めても美味しい品種の中では、「はえぬき」・「夢ごこち」・「つや姫」などが代表的です。どの品種も保水力に優れていて、米粒ひとつひとつの食感をしっかり味わえます。また、いつもより少し硬めに炊くのも、冷めても美味しいご飯を食べるためのコツの一つです。

あまり食べられないけれど、ご飯を食べて力をつけたい方は栄養価の高い品種をおすすめします。おもちのようなしっかりとした食感のゆめぴりかや、山の雪解け水で育てられた魚沼産コシヒカリが適します。

お米は大別すると白米と無洗米の2種類に分けられます。見た目はあまり変わらない両者ですが、それぞれ違いがあります。特徴を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

白米は、無洗米と比べて炊き上がりが柔らかいです。栄養価や味に大きな違いはないため、食感を重視する方は白米が適しています。

また、品質にこだわる方は白米の方がおすすめです。無洗米は、未成熟なお米を使った商品が販売されている場合もあります。信頼できるブランドのあるものならそれほど心配は入りませんが、気になる方は白米をおすすめします。

無洗米はなんといっても、お米を研ぐ必要がないのが特徴です。白米は、「肌ぬか」と呼ばれるものを落とすため、美味しく食べるためにも研ぐ必要があります。対して無洗米は、精米の時点で「肌ぬか」を取り除くため、水を入れてそのまま炊けます。

また、「肌ぬか」を取り去れば劣化しにくくなるため、長持ちしやすいのもメリットです。お米を研ぐのが面倒くさい方や、家事をできるだけ時短したい方におすすめです。

より健康にいいお米をお探しの方には、無農薬で作られたオーガニック品種を選ぶのがおすすめです。お米の品質を調べたいときは、農林水産省が認定する「有機JASマーク」の有無をチェックしましょう。このマークが付いていれば、農薬・化学肥料不使用の商品だと確認できます。

コスパを求めるなら、お米はまとめ買いがおすすめです。ただし、むやみに大容量のものを買ってしまうと食べきれず、味が落ちてしまいます。どれぐらいがちょうどいいのか、見てみましょう。

お米を食べる人数にもよりますが、安くて美味しいお米を食べたいなら、10kg以上の商品がおすすめです。容量が多いほど一般的には安く購入できるので、コスパが良くなります。お米は長く保存していると風味が落ちてしまうため、ひと月あたりどれぐらいの量を消費するのかチェックして購入するのがベターです。

詳しくは後述しますが、大体1ヶ月程度で食べ切れる量が適しています。美味しくお米を食べたいなら、1ヶ月で食べられる量より少なめのものがおすすめです。

一人暮らしの場合は、2〜5kgのものを選ぶとちょうどいいです。季節によって美味しく食べられる期間は異なりますが、湿気の多い春や夏なら1ヶ月、乾燥する秋や冬は2ヶ月以内と言われています。この期間を過ぎると味が落ちてしまうので、期間内に食べ切れる分だけ購入する方がコスパがいいです。

スーパーで買える美味しいお米はたくさんあり、具体的には人気の高いゆめぴりか・定番のあきたこまち・ふっくらした食感のつや姫なども2～5kgサイズがあり、好きな容量が選べます。また、お米を洗うのが面倒な方は、無洗米がおすすめです。

自分に合った品種がわからない場合は、ランキング上位の銘柄を選ぶのもおすすめです。代表的なものは以下の3つです。これらの上位に位置している品種であれば、口に合う場合が多く、失敗も少ないはずです。

• 米の食味ランキング
• お米日本一コンテスト
• 味度メーター

また、お米のうまみを重視する場合は「味度メーター」、お米マイスターが監修したお米チャートなども参考になりますので、ぜひチェックしてください。他にも、日本穀物検定協会が厳選した「特A」ランクに選ばれたお米は、信頼が高く初めて食べるのにもおすすめです。

お米は洗い方を間違えると、味が水に流れて損なわれてしまいます。白米と無洗米では洗うポイントが異なるので、まずは白米の洗い方と注意点を見てみましょう。

白米を洗うときのポイントは以下の4つです。

1. お米は手早く洗い、2〜3回かき混ぜたら水を捨てる
2. 力を入れず、指でシャカシャカとかき混ぜるように洗う
3. 汚れた研ぎ汁を奥の方かき混ぜて捨て、水が乳白色になったらやめる
4. お米に入れる最初の水は米が吸収するため、塩素や不純物が少ないミネラルウォーターなどにする

以上のポイントを守ればお米の香りや味を落とさずに炊けます。最初からすべてのポイントを守るのは難しい方は、まずひとつずつやっていきましょう。

対してお米を洗うときの注意点は以下の2つです。

1. 力を入れて研がない
2. お湯で洗わない

手のひらに力を入れてガシガシ洗うと、お米が割れてしまい、味が落ちてしまいます。指先で優しく洗いましょう。ただし、古米の場合は表面が悪くなっているので、力を入れて研ぐほうがいいです。

また、寒い冬はお湯で洗いたくなりますが、お湯で洗うとぬかのくさみをお米が吸ってしまいます。味が落ちてしまう可能性があるので、控えましょう。どうしても冷たい水で研ぎたくない場合は米とぎ棒の使用をおすすめします。

無洗米の洗い方のポイントは以下の3つです。

1. さっとかき混ぜてすすぐ
2. 1カップにつき5cc多めに水を入れる
3. 夏なら30分以上、冬なら1時間以上吸水させる

無洗米は、白米と違い研ぐ必要がありません。どうしても汚れやゴミが気になる場合はさっとすすぎましょう。

また、無洗米は肌ぬかがついていない分、白米より1カップあたりの分量が多くなります。少し多めに水を入れましょう。吸水時間を取るのも大切です。無洗米は白米よりも吸水時間が短くなりがちなので、できるかぎり時間をとってしっかり吸水させましょう。

少しでも美味しいお米が食べたい方は炊飯器にもこだわりましょう。安価な炊飯器は炊きムラになりやすく、美味しいお米が炊けないものもあります。少し高価ですが、炊きムラになりにくいIHの炊飯器がおすすめです。

最近の炊飯器は、その他にもさまざまな機能がついています。以下の記事で美味しく炊ける炊飯器を紹介しているので、ぜひご覧ください。

無洗米を使った鶏五目ご飯のレシピを紹介します。具だくさんで栄養も取れるうえ、作り方も簡単なので忙しい毎日を送る人にもぴったりな一品です。

材料(2人前)

• 米:1.5合
• 鶏もも肉(鶏むね肉でも可):50g
• 油揚げ:1/2枚(15g)
• しめじ1/2パック(50g)
• ごぼう1/3本(50g)
• にんじん3cm(30g)
• 水:適量
• しょうゆ:大さじ3
• 酒:大さじ3
• ほんだし:小さじ1

作り方

1. 米を洗い炊飯器に入れ、1.5合目の目盛りより少なめに水を加え、30分以上水に浸す。
2. 鶏肉は2cm角に切り、酒・しょうゆ大さじ1ずつをもみ込み下味をつける。
3. 油揚げは熱湯をかけて油抜きをし、タテ半分に切ってから5mm幅に切る。
4. しめじは根元を切って小房に分ける。ごぼうはささがきにし、5分ほど水にさらして水気をきる。にんじんは短冊切りにする。
5. ボウルに(2)の鶏肉・油揚げ、(4)のしめじ・ごぼう・にんじんを入れ、ほんだしと残りのしょうゆ・酒大さじ2を混ぜて10分おく。
6. 米の上に、材料を調味料ごとのせ炊く。
7. 炊き上がったら底からご飯の粒をつぶさないよう、ふんわりと混ぜる。

お米が美味しく食べられる期間は季節によって異なります。保存する場所にもよりますが、精米した日から大体、春なら1ヶ月、梅雨〜夏は約3週間、冬なら2ヶ月と言われています。

スーパーで購入した場合は、精米から店頭に並ぶまで時間がかかっているので、もう少し期間が短いかもしれません。パッケージには、賞味期限の代わりに精米した日付が記載されている「精米年月日」表示があるので、それを参考にしましょう。

お米は日光が当たらず、涼しくて湿気の少ない場所に保存すると長持ちします。直射日光が当たる場所や温度が高い場所、湿度の多い場所は、お米に虫やカビが付着する原因になります。お取り寄せした美味しいお米が食べられなくなってしまうので、冷蔵庫の野菜室に保管しましょう。

保管室なら、お米の保存に最適な条件を満たしています。常温で保存するよりも、長く美味しいお米を楽しめるのでおすすめです。

ここまで美味しいお米の選び方・おすすめ商品・美味しく炊くための洗い方・保存方法について紹介しました。美味しいお米は、日々の食事を豊かにしてくれます。今回の記事を参考に、あなた好みの美味しいお米を選んでください。