サンドバッグのおすすめ11選｜吊り下げ・自立式や本格タイプも紹介

ひと昔前まではサンドバッグといえばボクシングジムに置いてあるものでしたが、最近では自宅用のアイテムとして人気が高まっています。サンドバッグは、トレーニング・ストレス発散・ダイエットなどさまざまな目的で使用可能な万能グッズです。

効率的にトレーニングをおこなうためには、自分の使用目的にあった商品を選ぶことがとても大切なポイントになってきます。しかし設置が簡単な自立型から本格的な吊り下げ型など種類が非常に豊富なため、どういった商品を選べばいいのか悩む方も少なからずいますよね。

この記事では、サンドバッグの選び方について詳しく解説します。また、おすすめ商品を厳選していくつか紹介するのであわせてチェックしてください。

1つ目のメリットは、全身の筋肉が使える点です。サンドバッグは、パンチをすることで主に「腕や肩」をキックをすることで主に「脚や体幹」を鍛えられます。そのほかにもパンチやキックは全身を使うので気になる二の腕やヒップなどの引き締めにも効果的で、ダイエットやトレーニングにおすすめです。

2つ目のメリットは、手軽にストレス発散できる点です。仕事やプライベートでいらいらしたりストレスがたまったときに、自宅にサンドバッグがあれば簡単にストレス発散ができます。なりふり構わずパンチしたりキックしたりすることで、ストレスをぶつけて気分をリフレッシュできるので非常におすすめです。

ボクシングジムにおいてある、一般的なタイプが吊り下げ型です。強い力でパンチやキックをしても倒れない安定性の高さがメリットとしてあげられます。種類も非常に豊富なので、子供から経験者まで最適な商品を選択可能です。一方で天井に吊るす必要があるので、賃貸や設置場所がないと使用できないというデメリットがあげられます。

自立型のサンドバッグですが、特徴は設置が容易な点と置き場所を気にしないでいい点です。ちょっとした省スペースで使用できるので、自宅で気軽にトレーニングしたい方や子どもの遊び用におすすめします。水や空気などを入れて使用するタイプが多いので、中身を抜いてしまえば簡単に持ち運びも可能です。衝撃音は比較的小さいので集合住宅での使用にも適しています。

安定性が高いものを求めているけど天井への取り付けが難しい場合には、スタンド型がおすすめです。スタンド型であれば、専用の器具にサンドバッグを吊り下げるだけなので工事や面倒くさい作業は必要ありません。そのため、集合住宅でも設置ができます。打撃音も吊り下げ型に比べれば響きづらいのが特徴です。

人型のサンドバッグは、実践的なトレーニングをしたい方におすすめです。パンチする位置や高さなどを考えながらトレーニングできます。ボクシング・空手などの打撃練習に最適です。一方で、他タイプと比較すると使う用途が限られてしまう点と、種類が少ない点がデメリットとしてあげられます。

合成革の最大の魅力は、価格の安さです。本革に比べて値段が安いので手軽に手に入るのが魅力としてあげられます。トレーニングでついてしまった汗や水もはじく素材なのでさっとふき取れるのも魅力のひとつです。しかし、本革に比べると耐久性に劣るので長期使用には向いていません。

本革の最大の特徴は、耐久性に優れている点です。またパンチ時の音がよく叩き心地がよいのも魅力としてあげられます。パンチすればするほど素材に味がでてきて長く使用できるので、非常におすすめです。一方で、高品質な素材なため値段が高い点がデメリットとしてあげられます。

サンドバッグを選ぶときは、使用する人のレベルにあった重さで選ぶことが大切なポイントになってきます。子供・トレーニング初心者であれば、軽めのサンドバッグがおすすめです。軽いサンドバッグであれば、手や足への衝撃も少なく体への負担も小さいので気軽にトレーニングができます。

トレーニング上級者であれば、なるべく重めのサンドバッグを選びましょう。軽すぎるとサンドバッグが転倒してしまうリスクがあります。ずっしりと重さのあるサンドバッグで、筋力トレーニングを効率的におこなってください。

サンドバッグを使用した時の衝撃音が気になるのであれば、「ウォーターバッグ」がおすすめです。ウォーターバッグは、サンドバッグの中に水を入れて使用するタイプを指します。中が水なので衝撃音がほとんどない点がメリットです。集合住宅や家の設計上、音を出せないという方はぜひ検討してみてください。

ストレス発散したいのであれば、「エアーサンドバッグ」がおすすめです。エアーサンドバッグは、サンドバッグの中身が空気のタイプを指します。そのため非常に軽く設置が容易なのが特徴です。ストレス発散に思いっきりパンチしても、手首をいためたりケガをしたりするリスクがないのでおすすめです。小さい子供の遊びグッズにも適しています。

サンドバッグを使って効率的にトレーニングするためには、正しい打ち方を身につける必要があります。手首と拳が一直線になるのを意識して、まっすぐパンチを打ちましょう。まっすぐになっていない状態でパンチを打ってしまうと、手首を傷めてしまうリスクがあります。

悪いフォームの癖がつかないように、強く素早く打つときもフォームは変わらないことを意識してください。また、サンドバッグを使用する際にはケガするのを防止するためにも必ずボクシンググローブを装着しましょう。

アパート・マンションなど集合住宅に住んでいる方は、騒音対策もしっかりしましょう。集合住宅では上下両隣の音が戸建てに比べて伝わりやすいため、騒音トラブルに発展してしまうリスクがあります。

一概にはいえませんがサンドバッグの音は響きやすいので、防音グッズとあわせて使用しましょう。サンドバッグを使用する場所に敷く防音マット・防音カーテン・遮音吸音パネルなど、いろいろな防音グッズがあるのでぜひ検討してください。

ここまでサンドバッグのおすすめ商品についてご紹介しましたが、実はサンドバッグは自作することも可能です。身近な材料を使って代用できます。必要なものは2点で、「使っていない布団」と「ロープや紐など結ぶもの」です。

作り方は簡単で、くるくる布団を丸めてロープや紐などで結ぶだけで完成します。また、寝袋がある方は寝袋の中に丸めた布団をつめることで同様に使用可能です。一時的に代用品が欲しい方やサンドバッグを買う予算が足らない方などぜひ試してみてください。

サンドバッグを使ったトレーニングやダイエットは、外側からみえるアウターマッスルを鍛えるのに特化しています。一方で、からだの内側であるインナーマッスルを鍛えたいのであれば体幹トレーニングもチェックしましょう。インナーマッスルはきれいな姿勢を保持するために必要な筋肉なので、ぜひあわせて鍛えることをおすすめします。

この記事では、サンドバッグの選び方について触れながらおすすめの商品をいくつかご紹介しました。サンドバッグはタイプや素材によって、特徴が大きく異なります。お気に入りのサンドバッグをぜひみつけて、自宅でもボクシングを楽しみましょう。