コスプレテーピングおすすめ8選｜100均ダイソーやドラッグストアで買える？

なりたいキャラクターのコスプレメイクに必要なのが「テーピング」です。輪郭を近づけたり目元の印象を変えたりと、コスプレでは欠かせないアイテムです。テーピングはセリアやダイソーなどの100均やドラッグストアで安く売っているものもあり、気軽にチャレンジできてキャラクターの顔立ちに近づけます。

コスプレのテーピングは、コスプレ用のものや医療用のサージカルテープ・スポーツ用のテーピング、リフトアップテープで代用できます。剥がす時に痛みが伴いやすいのもあるので、できれば剥がれやすくしっかり貼り付けられるテーピングを選びたいですよね。

そこで今回は、コスプレ用テーピングの選び方とおすすめ商品を紹介します。記事の最後にはコスプレ初心者必見のテーピングを貼る順番や、テーピングが痛くて剥がれない時に使うおすすめの商品もご紹介するので、ぜひご覧ください。

テーピングはコスプレで必ず必要なアイテムではありません。しかし、使用するうえでメリットが豊富にあります。ここでは、コスプレ用テーピングのメリットを詳しく解説するので、ぜひご覧ください。

テーピングで頬の余分な肉を引っ張り上げて貼り付ければ、キャラにはないほうれい線やたるみを隠せます。また、なりたいキャラに合わせて輪郭を変えられるのもテーピングをするメリットです。目立ちづらい商品を選べば、普段使いでもほうれい線・たるみを隠すのに使えます。

メイクだけでは作りきれない、顔の形を変えて完成度を上げるためにもテーピングを使うコスプレイヤーが多いです。

テーピングは輪郭やほうれい線を隠す以外にも目の形状を変えられます。下から引っ張り上げるように貼ればつり目を作れ、おでこから引っ張れば丸く大きな目元に近づけます。また、アイテープもテーピングの一種で、元々一重の方でも二重を作ってキャラクターの目に近いメイクができます。

目の形もメイクだけで作るのが難しいため、女性・男性キャラごとにテーピングで雰囲気を変えるコスプレイヤーが多いです。

本格的なコスプレをするなら「コスプレ用テーピング」がおすすめです。その名の通り、コスプレに使うために販売されているテーピングで、剥がれづらさ・目立ちづらさどちらにも優れた商品です。

手でちぎりやすく容量も多いため、使いやすさを気にする方もぜひチェックしてください。短髪キャラなどウィッグでテーピングを隠しきれない場合でも目立たなくて使いやすいです。

とにかく目立たせずに輪郭をスッキリ見せるなら「リフトアップテープ」を選んでください。透明なテープで輪郭を変える以外にもほうれい線・シワ・たるみを目立たなくさせられる美容に使われる商品です。

普段使いも可能な肌に優しいテーピングで、時間が経ったり水がかかったりすると剥がれやすいのも特徴です。

「医療用テープ」は包帯やガーゼを固定して貼り付けるサージカルテープなどの商品です。肌に優しいのが特徴で、テーピングをすると毎回水膨れができてしまう方でも使いやすいです。透明の商品もあり、コスプレ用テーピングの代わりとして人気があります。

また、ドラッグストアでも販売されていて、購入しやすいのも魅力です。

とにかく剥がれないテーピングを求めるなら「スポーツ用テーピング」がおすすめです。スポーツ時に怪我の防止・悪化を防ぐために使う種類で、粘着力がしっかりしているのが特徴です。剥がれづらいため、頻繁に使用すると水膨れになる可能性もあります。

また、肌色の商品が多く、肌の色によっては目立ってしまう種類です。

目元の印象を変えるならテーピングの代わりにアイテープで代用するのもおすすめです。瞼の上に貼り付けて一重を二重に変えたり、二重幅を変えたりするのに使う種類です。

コスプレでは、目だけでなくツンと尖った鼻に整える鼻プチとして代用する方もいます。アイテープは透明から肌色まで幅広く、メイクを上から重ねれば目立ちにくくなります。

「ファンデーションテープ」は、傷跡やタトゥーを隠すのに利用されるテープです。コスプレシーンでは、眉潰しとしても活躍します。

肌の色に合わないと浮いて見えてしまうのも特徴で、価格が高く内容量が少ない種類です。浮いて見えるなら上からメイクを重ねましょう。汗に強く剥がれづらいのも魅力的です。

コスプレ用テーピングは、商品ごとにテープの太さが異なります。使用目的や貼り付ける部位に合わせて選ぶと使いやすいのでおすすめです。ここでは、太いテーピングと細いテーピングの特徴を紹介します。

たるみを引き上げるなら「太いテーピング」がおすすめです。細いテーピングは、粘着部分が少なく剥がれやすいため、広範囲を吊り上げるのには不向きです。

また、太いテーピングをひとつ持っていれば、細く割いて使えます。不器用な方やテーピング初心者の方なら、太いテーピングを持っておくと便利です。

目元などの細かい部分に貼るなら「細いテーピング」がおすすめです。小さく切りながら、細かい調整を効かせられるので、顔全体を仕上げるよりもパーツを仕上げるのに使えます。

粘着部分が少なく、剥がれやすいのも特徴です。コスプレのクオリティを高くしたい方はぜひ使ってみてください。

コスプレ用テーピングは種類ごとに伸縮性も異なります。なりたいキャラの性別に合わせて選ぶと表情も作りやすいです。ここでは伸縮性あり・なしのそれぞれの特徴を紹介します。

女性キャラのような優しい印象に仕上げたいなら「伸縮性あり」のテーピングを選んでください。伸縮性があれば、表情を作りやすく柔らかい雰囲気に仕上げられます。

伸縮性がある分、たるみなどをしっかり引き伸ばせないのも特徴です。優しい印象にする場合は全体を釣り上げすぎず、顔に丸みを残しましょう。

男性キャラのような力強くスマートな印象になるなら「伸縮性なし」のテーピングを選んでください。はがれにくさを重視するなら、スポーツ用のテーピングもおすすめです。伸縮性がない分、しっかり余分なたるみを引き伸ばして、スッキリかっこいい印象に仕上げられます。

透明タイプなら短髪のキャラでもテーピングが目立ちにくく、使いやすいです。ただし、表情が作りづらくなるため、写真撮影をする場合は引っ張り過ぎに注意してください。

頻繁にコスプレをする方ならコスパに優れた100均のテーピングもおすすめです。ダイソーやセリアなどでも医療用テープとリフトアップテープが販売されています。価格が安い分、テーピングの練習やお試しで使えます。また、マツキヨを始めとしたドラッグストアにも販売されているので、気軽に購入可能です。

コスプレ用テーピングはメイク前なら皮脂などもなくしっかりと肌に張り付いてくれます。しかし、その分剥がす際に痛みを感じやすくなります。メイク後はキャラをイメージして貼り付けやすいのがメリットですが、皮脂によって剥がれやすくなるのはデメリットです。メイク後に貼るなら、肌の油分・水分をオフしてからにしましょう。

メイク前・メイク後どちらでもメリット・デメリットが存在します。肌の状態に合わせてどちらにするか選んでください。また、アイメイクやポイントメイクはテーピングのあとに行うと、「テーピングをしたら完成イメージと違った」というギャップが生じにくいです。

ここでは、具体的なテーピング方法を紹介します。シャープな輪郭にするテーピング方法や、目元の印象が変わるテーピング方法を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

輪郭を変えシャープに見せるには、顔の両端に縦方向でテーピングを貼って引き上げましょう。また、あご下から耳のうしろへ向かってテーピングを貼って、二重あごも隠すやり方もおすすめです。

なお、テーピングを引っ張りながら貼るのではなく、貼った後に引っ張りましょう。テーピングの端は角が丸くなるよう切り取るとはがれにくいです。

目の印象は、テーピングのやり方1つで大きく変わります。ツリ目にしたいなら、こめかみから斜め上に引き上げてください。一方、タレ目にするなら、頬骨から耳の下を通る方向に引き下げます。また、目の上ラインのおでこから上へ向かって引っ張り上げると、目が大きく見せられます。

コスプレ経験者ならテーピングを剥がす際に痛みを感じた経験がある方が多いのではないでしょうか。無理やり剥がすと水膨れなどの肌荒れを起こしてしまいます。絆創膏やテーピングを剥がす医療用のリムーバーを活用するのがおすすめです。

また、化粧落としシートやオイルで少しずつ剥がしていくのも1つの手段です。

テーピングがどうしても目立ってしまう場合は、上からメイクできるテーピングを使いなじませる方法があります。ウィッグや帽子などの装飾でテーピング部分を陰にしたり覆ったりすれば、自然な隠し方ができます。

ウィッグでテーピングを隠す場合は、不自然にならないように毛の流れや長さは変えないようにしましょう。

今回はコスプレ用テーピングの選び方とおすすめ商品を紹介しました。コスプレ用テーピングは目的ごとに選ぶべき商品が異なります。どれでもいいわけではなく、どのようなパーツに使いたいかや粘着力で選ぶのがポイントです。ぜひこちらの記事を参考に、大好きなキャラになりきれる商品を見つけてください。