パワーラックおすすめ14選｜ボックス・ハーフそれぞれ紹介！

ジムは本格的なトレーニングができますが、会費が必要です。コストをできるだけ抑えてトレーニングしたい方や、ジムに行くのが面倒な方は多いですよね。自宅でジムのような効果的なトレーニングをしたい方は、パワーラックがおすすめです。

パワーラックとは、バーベルを使ったトレーニングができる機器のことです。高重量でのベンチプレスやスクワットをできるため、体をしっかり鍛えられます。また、ケーブルを使ったトレーニングやスミスマシンとして使えるラックもあります。

しかし、パワーラックにはさまざまな製品があり値段も高めです。どの製品を選べばいいかわからない方のために、パワーラックの選び方やおすすめ14選をご紹介します。一緒に購入すべきアイテムや使い方もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

パワーラックでは、バーベルやベンチなどを組み合わせて使用します。そのため、ラックだけでなく、バーベルやベンチも部屋に設置できるかしっかり確認してください。ラックを置けてもバーベルやベンチを置けない・動かせないのでは意味がありません。

【特徴】

• オプションが充実していて、さまざまな種目ができる
• セーフティバーのサイズが大きい・強度も高くて安心
• サイズが大きく、設置できる場所が限られる
• 組み立てが大変で、複数人で作業する必要がある

ボックスタイプは本格的なトレーニングに打ち込みたい方におすすめです。オプションでケーブルを使った種目ができるので、全身をしっかり鍛えられます。ただし、サイズが大きく高さがあるため、照明にぶつかったり部屋に入らなかったりする可能性があります。

【特徴】

• 省スペースで狭い部屋にも置ける
• 組み立てが簡単
• オプションが少ない
• できる種目が限られる
• セーフティバーが短く慣れるまで不安

ハーフタイプはスペースが確保できない部屋に設置したい方におすすめです。できる種目は限られますが、スクワット・ベンチプレス・チンニングといった代表的な種目はトレーニングできます。しかし、ボックスタイプに比べるとセーフティバーが短いため、追い込むときは注意が必要です。

【マルチラックの特徴】

• さまざまな種目のトレーニングができる
• 専用機器をそろえるより安価で省スペース
• 人によっては不要な機能がある

マルチラックはデッドリフト以外のほとんどの種目ができるセットで、全身をしっかり鍛えたい方におすすめです。バーベルや重りもセットになっているモデルもあり、自分で購入する道具を考える手間がかかりません。しかし、人によっては不要な機能が搭載されていることもあるため、必要な機能がまだわからない初心者に適しています。

【ケーブル付きの特徴】

• 軌道がある程度決まっている
• 狙った筋肉に刺激をしっかり入れられる
• フォームが崩れにくい
• 重りが身体の上に落ちてくるリスクがない

ケーブル付きは安全重視の方や初心者におすすめです。バーベルやダンベルのようなフリーウエイトトレーニングは、重りを支えるためにターゲット以外の筋肉も総動員する必要があります。そのため、筋力が不足している初心者だと狙った筋肉にうまく刺激が入らなかったり、体勢を崩したりすることがあります。

【ラックのみの特徴】

• 上級者向けに設計されている
• 耐荷重に優れているモデルが多い
• 余計なアイテムがなく、シンプルで邪魔にならない

中・上級者になると自分に必要な機能がはっきりわかるので、ラックのみを購入して必要な機器を別にそろえるのがおすすめです。ただし、ラックのみを購入する場合でも、オプションが充実しているかチェックしましょう。パワーラックは簡単に買い替えられないので、拡張性は重要です。

耐荷重はトレーニング強度に合わせて選びましょう。現在のトレーニング強度ではなく、今後どれくらい本格的にトレーニングするか考えるのが大切です。現在の使用重量に合わせて選ぶと、筋力が上がったときに転倒や故障の原因になります。

【高重量を扱う種目】

• スクワット
• デッドリフト

デッドリフトはラックを使わなくてもできるため、スクワットの重量を参考に耐荷重を決めましょう。スクワットは、上級者なら体重の2倍近い重さを持ち上げます。そのため、基本的に200kg以上の耐荷重がおすすめです。

【特徴】

• セーフティバーを移動させやすい
• トレーニング時間を短縮できる
• 移動音が静か
• 価格が高い

ロックピン式は使いやすさを重視する方におすすめです。ロックピンを引き抜くだけで動かせるので、初心者でもスムーズに移動できます。全身のトレーニングをする場合はセーフティバーを頻繁に移動させるため、トレーニングにかかる時間を大幅に短縮できます。

【特徴】

• ワンタッチ式とネジ式がある
• ネジ式は移動に時間がかかるが強度が高く安全
• ワンタッチ式は移動させやすい

着脱式は留め具がネジになっているタイプとワンタッチで取り外せるタイプがあります。移動しやすさを重視する方や初心者はワンタッチ式がおすすめです。ネジ式は着脱に手間がかかりますが、安全性が高く、高重量を扱う方に向いています。

【特徴】

• セーフティバーを穴に通すだけの簡単な構造
• 価格が安い
• セーフティバーを引き抜くスペースが必要
• 着脱の手間がかかる
• 着脱時の騒音が大きい

貫通式はコストを重視する方やセーフティバーをあまり移動しない方におすすめです。ただし、セーフティバーを動かすには1度完全に引き抜くため、スペースが余計に必要な点には注意しましょう。また、着脱時の騒音が大きいので、集合住宅にはおすすめできません。

ラックやベンチを販売しているメーカーです。ラックは耐荷重の高いモデルが多くオプションも充実しているため、幅広い種目を安心してできます。ベンチのオプションも豊富で、パワーテックの製品でそろえればハーフタイプでも幅広い種目をトレーニングに取り入れられます。

ラック・ベンチ・シャフト類など、さまざまなトレーニング機器を販売しているメーカーです。コスパに優れている製品が多いため、コストを抑えたいけどしっかりしたラックが欲しい方におすすめです。家庭でも使いやすい製品が充実していて、さまざまな種類のラックが販売されています。

家庭向けのトレーニングアイテムを多数取り扱っているメーカーです。初心者向けの使いやすい製品から、上級者向けの製品までラインナップが充実しています。赤色を基調としたラックや重りが特徴でデザイン性も高く、インテリアにこだわりたい方にも最適です。

スポーツ・トレーニング用品の通販専門店です。ジム向けの製品も販売していて、作りがしっかりしています。スミスマシンが付いているモデルが多く、安全にトレーニングしたい方におすすめです。組み立て方がわからない場合は、メールや電話で問い合わせができるので安心です。

ラックを購入するならバーベルは必ず購入しましょう。ダンベルや自重トレーニングでは得られない刺激を筋肉に与えられます。

特に、スクワット・デッドリフト・ベンチプレスのような高負荷トレーニングができます。ラックのセーフティバーがバーベルを受け止めてくれるので、初心者でも安心です。

ベンチもトレーニングの幅を広げるために欠かせないアイテムです。胸筋を鍛えられるベンチプレスに必須です。ベンチの中には、背もたれの角度を変えられるモデルや、脚を鍛えられるモデルもあります。

ベンチを選ぶときは、座面の高さをチェックしましょう。座面が高すぎると足が地面に付きにくく、力が入りにくいです。

ジムマットを敷いておけば、床を傷つける心配がありません。パワーラックはかなり重量があり、さらにウエイトを乗せるため、マットがないと床を傷つける可能性が高いです。

また、トレーニングで重りを落とす可能性もあるため、床を保護するのは大切です。マットは100均でも購入できますが、硬度が足りないので専用のものを購入しましょう。

パワーラックを上手に使いこなしたいなら、セーフティバーの調整がとても重要です。位置が低すぎると体勢が崩れたときに役に立たず、高すぎると可動域が狭くなってトレーニングの効果が小さくなります。特に初心者はケガをしないために注意しましょう。

【パワーラックを使うときのポイント】

• 種目ごとにセーフティバーの位置をきちんと調整する
• セーフティーバーは動きを邪魔しない場所に設定する

【パワーラックを使ったおすすめの種目】

パワーラックは自作可能で、単管パイプを直交クランプでつないで作ります。しかし、部屋が狭くてどうしても既製品が使えない方以外は、基本的に購入するのがおすすめです。

• 自作ラックはサイズを自由に決められる

背の低いパワーラックを作れるので、天井が低い部屋に設置したい方におすすめです。2～3万円程度で作成できるため、費用も安くすみます。

• 安全性の保証がない

人によっては100kgを超えるような重さのバーベルを扱うこともあり、自作のラックでは安全性が心配です。費用を抑えてケガをしたのでは意味がありません。

パワーラックを安く手に入れたいなら中古品を購入しましょう。信頼性重視ならネットショップ、コスト重視ならフリマサイトがおすすめです。

フリマサイトでは自分で運ぶことを条件に格安で販売されていることもあります。配達の場合でも、新品より安く購入できる可能性が高いです。ただし、パワーラックはサイズが大きく、配達距離によって送料が高くなるので、しっかり確認しましょう。

手っ取り早く処分したいなら、リサイクルショップで買い取ってもらうのがおすすめです。有名メーカーの製品なら高値で買い取ってもらえる可能性があります。買い取り値がつかない場合でも、ただで引き取ってもらったり、処分してもらったりできます。

リサイクルショップで買い取ってもらう場合、組み立てた状態のものを査定してもらうのがおすすめです。製品の状態がわかりやすく、パーツの不備がないことを証明できます。

少しでも高値で処分したいなら、フリマサイトに出品するのがおすすめです。リサイクルショップと違って、すぐに処分はできませんが高値が付きやすいです。

ジモティのような地域密着型のサイトなら、買い手が自分で運ぶことを条件に出して発送の手間を省けます。高く売りたいのか、楽に処分したいのかに合わせてサイトを選びましょう。

自宅近くの学校やジムに寄贈するのもおすすめです。有意義に使ってほしい気持ちが強いなら、近くの施設に問い合わせましょう。寄贈する場合は、費用がかからないのがメリットです。相手によっては持ち運びも任せられる可能性もあります。

パワーラックがあれば幅広い種目のトレーニングができるようになるので、家でもジムと同じように体を鍛えられます。ジムと違って順番待ちがなく、トレーニングに無駄な時間がかかりません。本記事を参考に、自分の部屋や筋力に合ったパワーラックを選びましょう。