木製腕時計おすすめ18選｜ダサい？メリット・デメリットを紹介【竹の腕時計も】

木製腕時計・竹の腕時計はおしゃれなアイテムですが、使っている人はまだ少ないですよね。身に着けているだけで注目を浴び、周りの人と差をつけられるアイテムですが、高級品なのにダサいなどといった声も耳にします。

実は木製腕時計は、メンズ・レディース用があり、オリジナリティーの高い個性的なデザインのものもあるんです。デザインだけでなくブランドコンセプトも環境に配慮したところが多く、身に着けているだけで環境に対する意識の高さも主張できます。

今回は魅力的な木製腕時計を気軽に身に着けられるように、メリットやデメリット・おすすめのブランド・おすすめ商品18選を紹介します。日本製腕時計や木製腕時計の寿命まで解説しています。お気に入りを見つけて周りの人に差をつけましょう。

木製腕時計は木材がメインで作られているので、金属製の腕時計よりも軽くつけ心地がいいものが多いのが魅力です。金属製の腕時計の重さは100g～200gのものが主流になっているのに対して、木製の腕時計は50g前後と軽量なものが多いです。

値段は5千円前後の安価な物から、高級な物でも3万円～6万円といった価格になります。お手頃価格なものならお気に入りのデザインを複数コレクションできます。

木製なので金属アレルギーのある方でも安心して使えます。ただし、裏蓋やベルトに金属を使用している種類もあるので、直接肌に触れる部分がすべて木製になっているかの確認は必要です。その点をクリアできれば、金属アレルギーということで腕時計を諦めることなく身に着けられます。

木製腕時計というアイテムが1つあることにより、その珍しさから会話のネタにもなります。プライベートではもちろん、ビジネスシーンでも腕時計が話のネタとなることは多いですよね。こだわりの木製腕時計について会話が広がれば、相手に好印象を残せます。

時計に使用している木材に廃材や端材を利用していたり、時計1本につき苗木を1本植樹したりするなど環境保全に取り組んでいるメーカーがたくさんあります。2015年9月に国連のサミットで採択されたSDGsの目標を達成するために、木製腕時計を使うという身近なところから始めてみるのもおすすめです。

木材なので金属製のものに比べると傷がつきやすいです。革製の物も傷はつきやすいのですが耐久性があります。したがって、耐久性では木製は革・金属製品に劣ります。

また、革製品同様自然の物なので、湿度や温度によって変形したりカビによって腐ったりする可能性もあります。そのため、扱い方や保管方法には気を付けなければなりません。

ホームセンターなど安く電池交換を行っているところがありますが、裏蓋が特殊だったり、木が割れやすかったりといった理由で受け付けてもらえない場合があります。

そのため、自分で電池交換を行ったり専門店に持ち込んだりする必要が出てきます。購入時にメーカーでの電池交換を行っているか、どういった店で対応可能かを調べてから購入すると安心です。

木製腕時計はダサいとの声もあり、ファッションに合わせるのが難しいのではないかと考えてしまいますよね。確かに、高級時計と比較するとややレトロな雰囲気があり、服装を選ぶかもしれません。

しかし、最近の木製腕時計は落ち着いた色合いで無駄のないシンプルなデザインから、複数のカラーの木材が使われたオリジナリティーの高い個性的なデザインのものまで品揃えが豊富です。そのため、ファッションのテイストに合わせて選べます。

いくつかをコレクションして、たまに使用するという使い方が想定されています。毎日会社につけていくという使い方だと、早くに寿命が来る可能性があります。よって、複数コレクションして順番でつけていくことをおすすめします。

木製腕時計を選ぶうえで、基本的なサイズを知っておくと選びやすくなります。腕時計の横幅直径は、数ミリの違いで印象が大きく異なります。基本的な横幅直径(ケースサイズ)は、38～45mmです。40~41mmがちょうど真ん中ほどのサイズになっています。

横幅直径だけではなく、腕周りのサイズもチェックしましょう。腕回りの基本サイズは、メンズで16~17.5cm、レディースは14~15.5cm程度です。

木製腕時計に関わらず、腕時計を購入する時に気になるのは防水機能ですよね。防水機能がないと汗や急な雨で壊れてしまうこともあります。普段使うものだからこそ、安心して使える様防水機能の有無は確認するようにしましょう。

木材の種類ですがウォルナット・ゼブラウッド・サンダルウッド・竹などがよく使用されます。

• ウォルナット

深みのある濃い色合いが特徴です。材質は適度な堅さがありながらも加工がしやすく湿気や気温によるゆがみや割れが起きにくくなっています。

• ゼブラウッド

シマウマのような縞模様の木目がありその名がつけられています。材質は非常に硬く重さがあり耐久性に優れているのが特徴です。

• サンダルウッド

栽培が難しく非常に希少な木材です。ビャクダンの名で香木として広く知られています。強度もあり木製腕時計の素材としてよく使われています。

• 竹

昔からおもちゃや日用品に使われていて日本人に馴染みのある素材です。加工しやすく丈夫なので腕時計のジャンルでも人気の素材です。

その他にもメープルウッドや黒檀、赤檀などがあります。

機械(巻き)式・クォーツ(電池)式かをチェックしましょう。機械式は手動巻きか、振動によって巻き上がる自動巻きがあります。そのため、機械式の腕時計は電池交換が必要ありません。

手動巻きの場合はリューズを回す・自動巻き上げの場合は時計に振動を与える必要があります。そういった調整が面倒な方にはクォーツ式をおすすめします。

木製腕時計はシンプルなイメージですが機能性の高いものも多くあります。使うシーンを想像し必要な機能が備わっているかをチェックしましょう。

クロノグラフ機能とはストップウォッチ機能も兼ね備えた時計のことです。少し複雑な機能ですが慣れると時間を測れる便利な機能です。また、見た目のカッコよさからも人気のある機能になります。

暗闇でも時刻の確認ができるように、針先や文字盤に蛍光塗料などが塗ってあることを夜行インデックスと言います。薄暗い場所などで使うことが想定される場合は、夜行インデックス機能がついているものをおすすめします。

テンス(TENSE)は1971年創業、カナダの木製腕時計専門ブランドです。創立から50年と木製腕時計業界の中では老舗になります。さまざまなデザインがありメンズだけでなくレディース、ユニセックスなど品ぞろえが豊富にあります。価格は20000円～60000円台と高級なものが多いです。

ウィーウッド(WEWOOD)は2009年、イタリアのフィレンツェで誕生しました。エコをコンセプトに大型家具やフローリングの端材を再利用しています。また、1つの時計を購入するごとに1本の木を植えるという活動を行っています。環境に対して意識の高いブランドになります。

ビーウェル(BEWELL)は中国の大手時計メーカーが展開している木製腕時計に特化したブランドで、2006年に創業しました。企画から生産まで一貫して行うことで、高品質で低価格を実現しました。価格帯は5000円前後のリーズナブルなものもあるので、初めて木製腕時計に挑戦したいという方におすすめです。

カーブホルツ(KERBHOLZ)は2012年にドイツで誕生しました。ベルト素材にヴィーガンレザーといった紙素材が使用されているものもあります。ソーラームーブメントを備えている商品も多いので、電池交換を手間に感じたり巻き上、げ式に抵抗を感じたりする人におすすめです。

カワヤン(KAWAYAN)は2015年創業のフィリピンの腕時計ブランドになります。SNS上でも話題になった竹製の腕時計を販売しています。竹製品を日常使いしているフィリピンならではの製品です。創業は2015年と新しいですが知名度は抜群です。

ヴェアホイとは2013年に立ち上げられたデンマーク発の時計メーカーです。2017年に日本で上陸して、クラウドファンディングでは3,000万円超えの資金を集めています。北欧のデザインアワード最高賞を受賞するほど高品質な木製時計を作るメーカー。

ヴェアホイの時計は、くるみやゼブラウッドなどのナチュラル素材とステンレスの絶妙な美しいバランスが魅力です。高級感がありおしゃれなデザインが特徴。常にトレンドを意識して作られているので、今っぽさを常に感じられるアイテムが多くあります。

やはり木材というデリケートな素材なので、扱い方によってはすぐに壊れてしまう場合もあります。しかし、扱いや保管に気を付け定期的にメンテナンスを行えば何年も使えるものもあります。

汗やホコリで汚れてしまったままだと、変色・カビはもちろん腐敗してしまうこともあります。使った後に手入れを怠ってそのまま放置したり連続して使い続けたりすると、すぐに寿命がきてしまうため注意が必要です。

寿命が短いとありましたが保管場所を気をつけ、きちんとメンテナンスをすることで長持ちさせられます。より長持ちさせる方法は以下の通りです。

• 日陰で保管する

日光による色褪せや熱による木材の反りを防げます。

• 連続で使用しない

複数を使いまわして時計を休ませる日を作りましょう。汗などで水分を含んだ木材を乾燥させることで歪みや割れを防げます。

• 汗やホコリで汚れたら拭き取る

汗がついたら柔らかい布で拭き取る・細かい隙間に入ったホコリをブラシで取るなどして、汚れが残っていない状態で休ませましょう。

• 専門のメンテナンスに出す

長持ちさせるには木製腕時計専門のメンテナンスを使いましょう。汚れを削ったりワックスを塗ったりしてきれいな状態に戻してくれます。プロにメンテナンスをおまかせすることもおすすめです。

メリットのたくさんある木製腕時計は、身に着けるだけで普段のファッションがよりスタイリッシュに仕上がるおしゃれなアイテムです。さまざまなデザインの中からぜひお気に入りの一品を見つけておしゃれを楽しみましょう。