スカートハンガーおすすめ11選｜収納しやすい省スペースタイプや落ちないものも紹介

大切に保管していたはずのスカートをいざ着用しよう！とクローゼットから取り出した時、シワが付いていてすぐに着ることができないと困った経験はありませんか？どんなにお洒落なスカートも、畳みシワや型崩れが起こると台無しです。さらにアイロンをかけるのも面倒ですよね。

そんな時には「スカートハンガー」の活用がおすすめです。吊るして保管するとかさばらないため、スカートのシワや型崩れを防ぐことができます。また、たくさんのスカートを省スペースで効率的に収納することも可能です。

この記事では、スカートハンガーの種類や選び方の解説をはじめ、スカートをきれいにすっきり収納するためのノウハウをお届けします。また、おすすめのスカートハンガーやニトリなどのおすすめメーカーもご紹介しますので、スカートの収納に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

どれだけ丁寧に畳んでも、長期間保管すると折りシワが目立ってしまうものです。スカートハンガーを使用すれば、スカートやパンツを着用したとき同様に、広げた状態で収納できるのでシワを防ぐことができます。また、プリーツなど従来の折り加工を長持ちさせることも可能です。

耐水性のある素材のスカートハンガーなら、スカートを洗濯したあとに乾燥させる時にも利用できます。スカートハンガーにスカート・パンツを吊るした状態で干しておき、乾燥後はそのままクローゼットに収納すればかなりの時短に。1本で洗濯と保管ができる一石二鳥のアイテムです。

スカートハンガーを使うとハンガーの厚み分だけのスペースで収納ができるので、スカートを畳んで収納する場合に比べてかなりの省スペース化が図れます。また後ほどご紹介しますが、複数のスカートを1本のハンガーにかけることができる「多段式」もしくは「連結型」のスカートハンガーなら、さらにコンパクトにまとまり効率的に収納可能です。

スカートハンガーには複数の種類があります。それぞれの特性を知って、お手持ちのスカートの種類や収納スタイルに合った "使いやすいタイプ"を把握しておきましょう。

スカートを挟む部分がクリップ式になった「ピンチタイプ」は、店舗などでもよく使用されている定番の形です。しっかりと固定できるホールド力があるので、デニムなどの厚い生地や重みのあるアイテムもずり落ちる心配がありません。ただし、固定する力が強い分、生地によっては跡がつくことがあるので注意してください。

「本体ピンチタイプ」はスカートハンガー全体がクリップ型になっているのが特徴。ワンステップでボトムを固定できる手軽さが魅力です。面で固定するので型崩れが起きにくく、折り目をキープしたいプリーツ生地のアイテムにも向いています。ただし、ハンガーよりウェスト幅は広いアイテムは、縦に追ってから吊るさなければりません。

バネによってウェスト部分を内側から張って固定するタイプです。クリップと比較すると固定力は劣りますが、クリップの挟み跡を付けずに、きれいな状態でスカートを保管できます。シフォン素材や合皮など、繊細な生地のアイテムに最適です。また、クリップが付いていない分、最も幅を取らずにコンパクトに収納することができます。

こちらは、本体部分にスカートやパンツを引っ掛けて吊るすタイプ。どんなボトムでも種類を選ばずに吊るすことができます。また、ボトムを着用するときに片手で取り外せる手軽さも魅力です。

ただしボトムが2つ折りの状態で吊るされるので、生地2枚分の厚みになる点と、長期保管すると折り目が付く可能性があることは理解しておきましょう。

収納したいボトムの本数・収納スペースのバランスを見て、「単品タイプ」か「連結タイプ」を選択するのがおすすめです。それぞれの特徴を見ていきましょう。

１本のスカートハンガーに対して、1着のスカート(パンツ)を吊るすタイプが「単品タイプ」。複数のスカートを収納したときに、同じ目線高に並ぶので、欲しいボトムを見つけやすいです。また、スカート同士が重なったり擦れてしまうことがないので、大切なスカートの生地を傷めることなく保管できます。

1本のスカートハンガーに複数のスカート・パンツを吊るすことができるのが「連結タイプ」もしくは「多段式」です。連結タイプは、単品タイプのハンガーを縦につなげて使えるもの。多段式は、1本のハンガーで複数の吊るし元があるものを指します。狭いスペースでも、複数のスカートをコンパクトに収納できる点がメリットです。

デニムなどの厚い生地のアイテムには、クリップタイプがおすすめです。最もホールド力があり、重みのあるアイテムもしっかりと固定できます。シワも付きにくく扱いやすいので、スカートハンガー初心者の方にもおすすめのタイプです。慣れればハンガーをバーに掛けたまま、ボトムを取り外しすることもできます。

繊細な生地のスカートや、光沢のある滑りやすい素材のアイテムの収納には、"滑り止め付き" がおすすめです。気が付かないうちにスカートが落下してシワだらけに…という悲劇も回避できます。

最近では滑り止め付きが主流になりつつあり、滑り止めがクリップ部分に付いているタイプや、ハンガー本体が滑らない素材になっているなど選べる形状も豊富です。

クローゼットの大きさに対して、収納したいアイテム数が多い場合は「多段式」のスカートハンガーで省スペース化を図りましょう。厚い素材のスカートなど、かさばるアイテムの収納にも効果的。縦の空間をうまく使って、クローゼットに余裕を生み出すことができます。

軽くて丈夫なプラスチック素材は、耐水性にも優れます。そのため、収納用と洗濯用のハンガーとを兼用することも可能です。クローゼットから出し入れする際にも、簡単に折れ曲がったりしない強度があり、扱いやすさにも定評があります。また、比較的安価で購入できるコスパの良さも高評価ポイントです。

アルミやスチールなどの金属製は、耐久性が高く長期間の連続使用でも安心です。金属製は華奢でシンプルなデザインも多いので、厚手のアイテムも省スペースで吊るすことができます。ただし、金属はサビが付きやすいのがデメリットですので、水に濡れる可能性があるなら「サビ止め」の加工が施されたタイプを選びましょう。

木製のハンガーは温かみのあるビジュアルが魅力です。見える収納に使用してもお洒落に見えます。少し厚みがあるタイプが多いですが、インテリアとしても馴染みやすく嫌な存在感になりません。また、通常のハンガーに木製を利用しているなら、スカートハンガーも木製にすると統一感が生まれます。

季節ごとのクローゼットの入れ替えや、ウェアーが増えることを考慮すると "連結できるタイプ" がとても便利です。特に、シーズンごとにボトムの量が変わりやすい方には、単品タイプで連結できるモデルがおすすめ。横並びの収納もできますし、クローゼットの面積が圧迫されてきた時に、縦収納にして省スペース化を図れます。

最近のスカートハンガーは、カラーバリエーションも豊富です。お部屋の雰囲気に合わせて、馴染む色味を探してみるのも楽しいですよ。また、収納するアイテムの種類ごとにハンガーの色を変えて、視覚的にどこに何があるか分かりやすく保管するなど、便利なカラー使いもできます。

ニトリでは使い勝手の良さを重視した、シンプルなハンガーが複数販売されています。特に、滑り止め付きの「ラミーシリーズ」はスカートだけでなく、あらゆるボトムに活用できると人気です。5段連結タイプのスカートハンガーもあり、省スペースで効率よくボトムを収納できます。

無印良品のハンガーの中では、軽量で扱いやすい「アルミハンガー」のシリーズが人気です。主張しないシンプルなデザインが、どんなお部屋にも馴染みやすく好評を得ています。また、価格もお手頃なので、お手持ちのハンガーで収納しきれなくなった際に、買い足して利用するにも便利です。

3COINSでは単品・連結タイプ共に、豊富なラインナップが揃います。人気の金属製スカートハンガーは、スタイリッシュで高いデザイン性も魅力です。「安くても特徴のないハンガーでは物足りない」など、ハンガーの見た目にも気を遣いたい方は、ぜひ3COINSをチェックしてみてください。

まずは色んな種類のスカートハンガーを試してみたい！という方には100均もおすすめです。高級感のある木製ハンガーや、滑り止め付き、単品・連結タイプなど、100円とは思えない豊富なラインナップが一堂に会します。特にクリップ付きのハンガーは人気で、ボトム以外にも靴下などの小物を干したり、幅広い用途に利用可能です。

スカートハンガーを使用すると、省スペースで大量の衣料を収納できるため、ついつい詰め込みがちになってしまいます。しかし、隙間なく吊るしてしまうと衣類を傷める原因になるので要注意です。

衣類同士が圧迫されてシワや型崩れを起こしやすくなってしまいます。また、空気の流れが悪くなりカビが繁殖する原因にもなりかねません。クローゼット内には、ある程度の余白をもって収納できるように心掛けましょう。

コートなどのアウターを優先すると、スカートを吊るすスペースが取れない場合もあるでしょう。そんな時に使える、シワの付きにくいスカートの畳み方をご紹介します。

長方形に畳むのはNGです。まずはスカートを縦半分に折り、ウエスト部分が内側になるようにきれいに巻いていきます。この時なるべくふんわりと巻き、生地に強い力が加わらないように気を付けましょう。

また、吊るして収納するスペースはあるのにスカートハンガーの在庫がない場合は、通常のハンガーの棒部分に、縦半分に折ったスカートを引っ掛ける収納がおすすめです。

クローゼット内の収納がすっきりすると、気分も晴れやかになりますよね。欲しいアイテムを探しやすく、日々のコーディネートもスムーズです。大切なスカートを長く愛用するためにも、スカートハンガーを取り入れてきれいな状態で保管しましょう。