高級爪切りのおすすめ13選｜家庭用・プレゼント様にも人気！

ご自宅用に高級な爪切りと言われても、あまりピンとこない方もいらっしゃるかと思います。だからこそ、ギフトやプレゼントとして貰うと嬉しいものです。きっと贈られた側は、変化球の品物に強い印象を抱いてくれることでしょう。

高級爪切りを使う職業といえばネイリスト・医療系・介護職などがあります。 そんなプロが使うものと同じものを、一般でも入手することができます。有名なところだと「匠の技」の貝印・諏訪田製作所の「SUWADA」などです。

しかし、一口に「高級」爪切りといっても価格はピンキリで、何がどういいのかわかりにくいですよね。この記事ではおすすめの高級爪切りをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ではそもそも「高級爪切り」とはどのような爪切りを指すのでしょうか。ここでは、「価格」「普通の爪切りとの違い」についてご解説します。

高級爪切りの相場としては、1,500～20,000円程度です。あまり高くないと感じられるかもしれませんが、普通の爪切りが100円ショップで手に入ることを考えると、その差は約10倍以上。ちなみに、無印良品でも爪切りは450円で手に入るため、1,000円を超えると爪切りとしては高額商品と言わざるを得ません。

高級爪切りは100円ショップで購入できるような爪切りと比較して、切れ味やデザインが大きく違います。軽く力をいれただけでスパッと気持ちよく切れるのは、高級品ならでは。

また、腰痛持ちの方や妊婦さんなど背中を曲げるのが大変な方、ご高齢の握力が弱まってきている方向けに、ユニバーサルデザインの爪切りも増えてきています。

爪切りにも様々な形状のものがあります。形によって用途が変わってくるので、選ぶ際の判断基準にしてみてはいかがでしょう。

ご家庭で愛用される物で一番馴染みがあるのが「テコ（グリップ）」タイプの爪切りです。小さな力で爪を切ることができるのが特徴です。

このタイプは、物によっては爪に大きな負担を掛けてしまいます。ブランド製品であれば、爪への負担も考慮された造りになっているため二枚爪や割れ爪など爪のトラブルを防いでくれます。

プロの方に愛用されることが多いのが「ニッパー」タイプの爪切りです。細かな動きが可能で、爪への負担が小さく済みます。

あまり馴染みがないので、使いこなすまで時間は掛かるかもしれません。しかし、爪のサイドまでしっかり切れるので、巻き爪・爪が厚いなどの問題を持っている方におすすめです。

赤ちゃんや爪が薄い方がよく使われるのが、「ハサミ」タイプの爪切りです。切っているところが見やすく、刃先が丸みを帯びてけがの心配が少ないもなどがあります。

ハサミタイプのみで仕上がりを綺麗なものにするのは難しいですが、爪ヤスリが付属でついている商品もあるので、そちらで仕上げてあげるのがいいでしょう。

前述したタイプのほかに、最近では「電動」タイプの爪切りが存在していることをご存じでしょうか。

こちらの商品は従来の刃と刃で挟み込んで切るのとは違い、「刃が回転して削る」という方法で爪を整えます。また、メイン使いとしてではなく、最後の仕上げ・怪我防止としての使用がおすすめになります。

爪切りは細部まで観察すると刃の形にも種類があり、爪を切った後の仕上がりに大きく影響があります。ここでは2種類ご紹介します。

刃の形が曲線の場合、手の爪を切るのに適しており、丸みを帯びたラウンド型に爪を整えやすいです。また、こちらの形は、直線型に比べると爪への負担が軽減される造りになっています。足の爪を切る際は、少しずつ切ることで理想とされるスクエアオフ型に仕上げることができます。

刃の形が直線の場合、足の爪を切るのに適しており、角にのみ丸みを帯びた四角に近いスクエアオフ型に整えやすいです。カーブがないことで、真っすぐに切ることが簡単です。巻き爪の方もそうですが、現在トラブルがない方でも、足の爪はスクエアオフ型に切ることで爪の端が皮膚に食い込みにくくなり、巻き爪予防にもなります。

高級爪切りはデザイン性が高く見た目の高級感も人気の理由です。また、力の弱い小さいお子さんや、ご高齢の方、ハンデを背負っている方向けに、使いやすい形になるよう計算された、ユニバーサルデザインの商品も開発されています。

さらに、LEDやルーペがついた商品などもあるため、どうにも爪が切りにくい…と感じている方は是非一度お試しくださいね。

服のサイズや素材がさまざまあるのと同様に、爪切りにも同じことが言えます。爪の大きさと厚みに合わせて、爪切りもS~Lサイズと使用者に合ったものを選ぶ必要があります。

爪切りの素材としてよく使われるものにステンレス鋼と炭素鋼があります。ステンレス鋼は錆びにくいが切れ味は炭素鋼に劣り、炭素鋼は錆びやすいが切れ味はステンレス鋼に優ります。

爪切りには付属品がセットの商品も存在します。高級爪切りにも単品商品とセット商品とあるため、こちらでご解説します。

ネイルサロンに行かれたことがある方なら、ネイリストに爪やすりで爪を削ってもらったことのある方もいらっしゃるかと思います。

爪やすりで削ってあげることで爪の形を整え、切った際に残ってしまったバリと言われる薄い角質も綺麗になります。爪切りのあとの引っ掛かりが気になったり、同時にセルフネイルをするので綺麗にしたい人におすすめです。

拡大鏡・ルーペは高齢者・弱視向けの付属品として好評です。はっきりと見えることで、深爪や怪我の防止にも繋がります。また、プラスしてLEDライトがセットになっている場合があるので明るく照らされたもとで安心して切ることが可能です。

ゾンデとは爪周りの垢の除去に使われる管状の道具です。足の親指の爪を切ると、側面の際に臭いの元になっている垢の塊を見つけたことがありませんか。長く放置すると固まってしまい、指を圧迫して痛みを伴うこともあります。また、なによりも不衛生であるため取り除いてあげることが大事です。

爪切りを携帯するときは収納ケースが必要ですよね。また、ご家庭の保管場所によってもケースが必要になる人もいるかと思います。そんな時にあらかじめセットの商品であれば、収まりも良く見た目の高級感もありますよ。

爪切り界隈でも有名とされるブランドがあります。価格・アイデア性・歴史があることから支持され続けています。それぞれの特徴を踏まえて、3社ご紹介いたします。

1.000円以下のリーズナブルな価格帯から始まり、細部までこだわり抜かれた逸品を提供しているGREEN BELLの「匠の技」。手頃でありながら、性能が優れていることでご家庭用にと多くユーザーがいます。微粒やすりが付属している製品もあり、なめらかな仕上げることができます。

信念を持って作られた包丁、関孫六で有名な「貝印」。サイズ・形状・用途に合わせた爪切りを200種類以上も揃えており、人気が高いです。LED付ルーペを爪切りに施したユニバーサルデザインが妊婦さんや腹部を気にされる方に重宝されています。

国内外からプロに愛される諏訪田製作所の「SUWADA」。諏訪田製作所は新潟県三条市に1926年（大正15年）に創業し、それから90年余りが経ちました。材料選び・商品開発から仕上がりまで「美」を高める製品を現在まで作り続けています。職人らしさを感じる洗練されたデザインで、ハンドル部分が美しい木目調を施したニッパーなど開発しています。

夜に爪を切ってはいけない。そう聞いたことがある人はいませんか？これは、「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」という迷信が元。しかし、そんな迷信が生まれたのにはいくつか理由があります。

一つは、「夜に爪」が「世を詰める」と変化し、人生が短くなってしまい親よりも早くに亡くなってしまうという意味があったため。もう一つは、薄暗がりでの爪切りは怪我に繋がり破傷風で亡くなってしまう場合があったことから。

他にも諸説ありますが、現在では夜になっても明かりが確保できるため、手元が見えにくいということはありません。それどころか、爪が柔らかくなるお風呂上がりのタイミングが、一番最適だと言われています。

生まれてから亡くなるまで人間の爪は伸び続けます。どうせ手入れをするならば、長く使えてしっかりとした高級爪切りを選ぶことで快適に爪を切ることができます。そのためには使用者の状態、好みの把握が大事になります。家庭用だけでなく、贈呈用に選ぶのもいいかもしれませんね。