メンズブーツおすすめ25選｜高級ブランドから安いものまで【コーデのポイントも】

メンズファッションのコーデをする時に、小物使いで悩んだことはありませんか。おしゃれなブーツを取り入れれば、メンズファッションがワンランクアップします。

メンズのブーツにはさまざまな種類があり、それぞれ違った印象を与えられるのが特徴です。また、メンズブーツには多くの人気ブランドや高級ブランドがあり、おしゃれなブーツを探している方は評判のブランド靴を取り入れるとセンスのいいアイテムを長く活用できます。

こちらの記事では、メンズブーツの選び方のコツ・おすすめのブランド・ブランド別メンズブーツのおすすめ25選について紹介します。メンズのブーツをコーデに合わせる時のマナーについても説明しているので、ぜひ参考にしてください。

ワークブーツはどんなコーデにも合わせられ、ベーシックに使える見た目が魅力です。くるぶしまでの高さがあるデザインが特徴的で、紐を使ってサイズを調整できます。カジュアルなファッションにも相性が良く、デニム生地のアイテムやチノパンなどのボトムスと合わせるとおしゃれな印象に仕上がるのもポイントです。

メンズファッションにブーツを取り入れたいけれどどのデザインがいいかわからない、という方にも適したノーマルなデザインとなっています。

カントリーブーツはつま先部分などにステッチがあしらわれたおしゃれなデザインが魅力です。19世紀の終わり頃にイギリスの貴族が田舎の散策や狩猟を行う際に使われた歴史があります。サイズ感や紐で幅を調整する構造はワークブーツと共通しているのが特色です。

穴飾りを指すメダリオンを取り入れたウィングチップなど目を引くデザインが多く、コーデにワンポイント追加できるのが利点となります。また、ダブルソールなど丈夫な作りの製品も多いです。

サイドゴアブーツは横部分に伸縮性のあるゴム生地を取り入れていて、着脱がスムーズという利点があります。レザーとゴムの異なる素材を活用したデザインはモダンな印象を与えることが可能です。19世紀にヴィクトリア女王が着脱しやすいブーツとして作られ、女王の夫が紳士用の靴にもアイディアを取り入れたことが発祥となっています。

ブーツの中ではカジュアルな印象だけでなく格式高い印象を与えられるのもメリットです。場面を選ばず活用可能となります。

チャッカブーツはほかの種類のブーツと比べて丈が短めで、19世紀にポロ競技から誕生した歴史があります。ウィンザー公と呼ばれるおしゃれなファッションで有名な方がよく着用しており、人とは違うファッションに挑戦したい方におすすめです。

カジュアルな雰囲気のコーデをよりスタイリッシュに見せたり、フォーマルなコーデを少しカジュアルに寄せたりできる特色があります。センスのいいコーデに仕上げるアイテムとして活躍可能です。

トレッキングブーツは登山の際に用いられるブーツで、雨天中の山登りや濡れている地面の散策でも安定して歩行できる機能性があります。防水性だけでなく防寒性も高く、肌寒い季節に足元を暖かく保つためにも活用可能です。

より丈夫なブーツを取り入れたい時には、マウンテンブーツという名称で販売されているタイプを選びましょう。トレッキングブーツと比べるとソールが硬く、より過酷な環境下でも歩行しやすくなります。

エンジニアブーツは靴紐を省いたデザインで、ベルトとバックルで固定するのが特徴的です。丈が長いデザインが多く、足元を男らしい印象に仕立てられます。もともとはアメリカで作業中に紐が巻きこまれないよう作られましたが、映画でジャケットとジーンズに合わせたコーデが話題となり、現在はコーデアイテムとしても人気です。

大き目のバックルがクールな印象を与えるので、コーデを引き締めるアイテムや無骨なかっこよさを追加できるアイテムとして活躍します。

ペコスブーツは横の上部分にループのタグが付いた作りとなっていて、主に農作業向けに活用された歴史があります。長靴のようなシンプルなデザインで、ワークブーツのようにカジュアルなファッションに手軽に合わせられるのがメリットです。

タグ部分を掴めるので着脱がスムーズという利点もあります。ペコスブーツという名称のほかに、ファーマーブーツやカウボーイペコス・ローパーペコスと呼ばれるのも特色です。

ボアブーツやムートンブーツは保温性が高いブーツとして冬場に適します。ボアブーツはボア生地が裏地に使われていて、ムートンブーツは羊の毛皮で作られているのが特徴的です。第一次世界大戦頃はパイロットが、その後は1960年代に一般の方も用いるようになり、現在は海外のセレブが発祥となって人気となりました。

ほかのブーツとは異なり、柔らかい印象をコーデに加えられるのも利点です。イギリスではシープスキンブーツ・オーストラリアではアグブーツと呼ばれる場合もあります。

つま先は1cm以上のゆとりを持たせて履けることが重要です。つま先が足先にぴったり沿うサイズ感だと、長時間歩く必要がある時に足が痛くなる懸念があります。1cmから1.5cmのゆとりがあれば、足の指を伸ばしながらゆったり歩けるのがメリットです。

天然の革を使用したブーツは履く回数が増えるごとに足の形にフィットしていきます。しかし、最初に履いた時の足の痛みを減らすには、サイズに余裕を持たせることが重要です。

ブーツの幅は足のむくみを考慮して選びましょう。最初にブーツを履いた時と、しばらく歩いた時では足のむくみの度合いが変わります。また、時間帯や日によっても足のむくみ具合は変動するため、ある程度幅に余裕を持たせることが大切です。

また、横幅だけでなく縦幅にも余裕があるサイズを選びましょう。足のむくみ以外に、履く靴下の厚みなどによっても履き心地は変わってきます。

履き口はくるぶしに当たらないように注意する必要があります。くるぶしに履き口が接触するサイズ設計だと、歩いている時に擦れて靴擦れとして痛むため、避けることが大切です。自身のくるぶしの位置を測り、履き口の高さと比較して選びましょう。

また、購入後に靴擦れが発生することに気づいた場合、靴擦れを防止するソールを一緒に使い、高さを調節することで靴擦れ対策が可能です。

ラフなコーデには、明るい色か黒色を合わせるのがおすすめです。明るいポップなカラーはコーデに差し色として加えられ、革素材でスタイリッシュな印象も与えられます。また、黒いレザーのブーツを加えれば、コーデを引き締めるカラーとして役立ちます。コーデの小物を黒色で統一すれば、大人びたイメージに調整可能です。

フォーマルなコーデには、明るい色味ではなく暗めのカラーのブーツが適します。特に黒のブーツはスーツやジャケットにも馴染み、モノトーン調の洗練された印象を与えられるのがメリットです。

また、暗い色味の中でもダークブラウンやワインレッドなどは、アンティーク風のおしゃれな見た目に仕上げられます。コーデにアクセントを加えたい時におすすめです。

メンズブーツにはレザーが用いられるのが一般的ですが、それ以外の素材としてはスエードなども活用されます。スエードは起毛素材となっていて、レザーとはまた違った柔らかい印象を加えられるのが特徴的です。

また、レザーに光沢感を持たせた高級感のある見た目のブーツもあります。リッチな印象のブーツを取り入れたい時には、素材にもこだわって探してみましょう。

ブーツ丈の長さも、メンズブーツ選びで重要視すべき点のひとつです。ショート丈は、脱ぎ履きのしやすさを求める方や、カジュアルなファッションが好きな方におすすめです。立ったまま履けるため手間が掛からず、場面を選ばず履いていけます。ブーツでも重たい印象にならず、ブーツ初心者にも向いています。

RED WING（レッドウィング）は大学生からも人気が高いブランドです。アメリカで1905年に創業したブランドで、ペコスブーツ・アイリッシュセッターなど、有名なブーツを多く生み出した歴史があります。

ブロックチェックシャツとデニムのボトムスに合わせればアメカジスタイルでコーデを楽しむことが可能です。デニムシャツやチノパンなどと合わせれば、洗練された印象を与えられます。

Tricker’s（トリッカーズ）は王室に縁があるハイブランドで、1人の職人が最初から最後まで制作を受け持つ「ベンチメイド」を創業からモットーとして守っています。イギリスの紳士靴作りの地として知られるノーザンプトンのブランドの中では最古であり、美しい革靴を取り入れたい方におすすめです。

すっきりとした印象のブーツが多く、コーデにリッチな印象を与えられます。また、見た目だけでなく歩く時の快適さにもこだわった製品が多いです。

CROCKETT＆JONES（クロケット＆ジョーンズ）は、クラフトマンの熟練の技から成る美しさと機能を両立したブーツを販売しています。120年靴作りの伝統を守り続けている歴史があり、足を守るという靴本来の機能性を損なわずにスタイリッシュに仕上げられたブーツを探せるのが魅力です。

シックな色合いのブーツを販売しているので、長く使っても違和感が少ない大人な印象のアイテムとして活躍します。

ALDEN（オールデン）はアメリカ最高峰の高級ブランドで、1884年から続く長い歴史があり、メイドインアメリカにこだわって作られたブーツを探せます。靴職人の熟練の技と伝統的な工法で、200もある工程を行った上で完成するブーツは履き心地が良く、デザイン性も高いです。

職人の技が光る男前なブーツをコーデに取り入れたい、という方に適します。フルレザー仕様の高級感漂うブーツも販売しているのが特色です。

Dr.Martens（ドクターマーチン）は50代のファッションにも馴染むパンクなデザインが魅力的なブランドです。ドイツ人の医師であるマーチン博士が開発したリハビリ用インソールを原点として、1960年に初めてブランドの靴を販売した歴史があります。

実用性の高さもポイントで、警察官が履くブーツのかっこよさをコーデに取り入れられるのがメリットです。アッパーレザーを採用したブーツは傷が目立ちづらく、長く履ける強みがあります。

BUTTERO（ブッテロ）は無骨なデザインが男らしさを上げてくれる強みがあるブランドです。ブッテロはイタリアの牛飼いを指す言葉で、メンズのファッション誌では高い頻度で取り上げられる注目のブランドでもあります。

ちょうどいいボリュームのあるデザインが多いので、ゆったりと履けるだけでなく靴でコーデの印象を変えられるのがポイントです。秋冬向けのモデルではスリムな見た目のブーツも販売しています。

White's Boots（ホワイツブーツ）は丁寧な工法で仕立てた歩き疲れが少ないブーツを販売しているブランドです。手縫い靴の手法として有名なハンドソーンウェルテッド製法で1足1足仕上げたブーツを販売しています。

ブーツの背骨にあたるパーツには通気性が高いレザーを使い足に馴染むよう作られていたり、土踏まず部分を底上げしたアーチイーズ製法の設計を取り入れていたりと、快適に足にフィットする作りが特徴的です。

Danner（ダナー）はクラシカルなデザインのブーツを販売しているブランドです。30代から40代の支持率が高く、ゴアテックス素材やビブラムソールなど快適な履き心地を実現する先端技術を採用しています。

ブランドブーツの大人らしいリッチな見た目と長時間歩く時に便利な機能性を両立しているのが人気の理由です。ハイキングブーツが有名なブランドでもあり、ビブラムソールはほとんどの製品に採用されています。