ハイバックオフィスチェアのおすすめ17選｜テレワーク椅子に最適！【おしゃれ】

テレワークを中心とした自宅での勤務形態が普及してきました。テレワーク・在宅ワークでは自分のペースで作業できる一方、椅子に座って作業する時間が多くなります。そのため体を動かす機会が少なく、長時間同じ姿勢を取ってしまいがちです。

そこで今回は、体への負担が少なく疲れないハイバックのオフィスチェアを取り上げます。ハイバックのオフィスチェアは着座時の肩・背中への負担を和らげるだけでなく、休憩時のリラックス効果も抜群です。

以上を踏まえ、本記事ではハイバックオフィスチェアの選び方・おしゃれなおすすめメーカー・おすすめ商品12選をご紹介します。今流行りのゲーミングチェアもピックアップしますので、ぜひ最後までご覧ください。

ローバック・ハイバック・エクストラハイバックの特徴と用途についてまとめています。

ハイバックは背もたれが高く、肩甲骨の上までをサポートするタイプです。背中を広くカバーできてゆったり座れるため、大柄な方におすすめ。長時間の作業でも疲れにくいほか、リクライニング機能を有効に活かせるメリットがあります。

また、ハイバックの椅子は高級感があり、デザイン・インテリアの面でも見栄えが良くおしゃれです。

ローバックは背もたれを低く設計したタイプです。高さを抑えており全体のサイズがコンパクトに収まるため、設置の際に場所を取りません。また、ハイバック・エクストラハイバックと比べて価格はリーズナブル。オフィスチェアを一度に複数配置する場合に適しています。

エクストラハイバックはハイバックよりもさらに背もたれが高く、首までしっかり支えるよう設計されたタイプです。着座時・リクライニング時ともに3タイプで一番快適に過ごせるため、ヘッドレストが付いていなくとも問題ない場合もあります。造りが豪華なためサイズがかさばるほか、相応に高額なのがデメリットです。

事務用チェアは最もスタンダードなデスクチェアです。アームレスト・ヘッドレスト・リクライニングといったパーツ・機能を付けずにコストカットを図る場合が多く、1脚当たりの価格が安いのが特徴です。

背もたれもローバックのタイプが多く、コンパクトで取り回し良好。新規開業・オフィス開設といった機会に合わせて大量導入する際、有力な選択肢になるタイプです。

エグゼクティブチェアとは、いわゆる「社長椅子」のようなエグゼクティブ層向けの高級椅子を指します。背もたれはハイバック・エクストラハイバックがスタンダードで、インテリアとしての見栄えも抜群です。

総じて価格は高額ですが、最高級の素材を投入するため手触り・クッション性・耐久性なども廉価品とは大きく異なります。有名メーカー品では10年以上の長期保証を付けている場合もあり、一生ものになる製品が多いです。

高機能タイプはエゴノミクス（人間工学）に基づき、着座時の負担軽減・体圧分散を計算して設計されたオフィスチェアです。近年特に注目されている分野であり、メーカーによっては体の特徴に合わせて背もたれの形状も変化するといった独自技術を開発しています。

リクライニング・ロッキングといったリラクゼーション面での機能も充実しており、ON・OFFのメリハリを付けて効率的に作業したい方におすすめのタイプです。

ゲーミングチェアは長時間のゲームプレイを想定して設計されたタイプです。アームチェアの可動性・座面の昇降機能といったパーツ各所のカスタム性が高く、安価な製品でもヘッドレスト・ランバーサポート・フットレストといったオプション用パーツが充実しています。

最近は企業オフィスのほか、リモートワーク用として自宅に導入する動きも盛んです。

メッシュは生地の厚みを抑えて薄く設計するとともに、通気用の穴も作るタイプです。空気を循環させて熱を逃がすため、通気性に優れており蒸れにくく快適に使えます。一方、熱が逃げる分冬場に寒さを感じやすいほか、強度・耐久性も他の素材より低いです。

レザーの魅力は所有欲を刺激する高級感と満足感です。実用性・インテリア性を兼ね備え、おしゃれで贅沢な気分を味わえるため日々のモチベーションにつながります。また、撥水性が高いため汚れが付いても落としやすく、手入れしやすいのも利点です。

デメリットとしては温度の影響を受けやすいほか、通気性が悪く蒸れやすい点が挙げられます。また、安価なPUレザーは経年劣化しやすい点にも要注意です。

ファブリックは耐久性が高く経年劣化に強いため、長期利用に適しています。通気性もメッシュ素材には及ばないものの、レザーと比べて良好です。また、価格も安いためランニングコストに優れています。デメリットとしては他の素材と比べて汚れが目立ちやすく、ホコリも付きやすいためこまめな手入れが必要です。

リクライニング機能は飛行機・新幹線のシートに備わった後方リクライニングと同じ機能です。長時間のデスクワークには、こまめな休憩が大切です。リクライニング機能があれば、シートを倒して一息つくのに役立ちます。

座椅子の場合は一旦シートを前方に倒してロック解除する行程を挟むタイプが多いですが、オフィスチェアではすべてレバーで操作できるため、非常にスムーズです。

オフィスチェアの中には、アームレストの高さ・向きなどを調節できるタイプがあります。特に3D可動タイプと呼ばれるタイプは上下・左右・前後の3次元で動かせるため、汎用性が高くおすすめです。3次元可動タイプはゲーミングチェアに多く見られるため、気になる方はチェックしてください。

ランバーサポートは背もたれに取り付けて骨盤や背骨を矯正し、正しい姿勢で座れるようにサポートするパーツです。ランバーサポートがあれば長時間のデスクワークに伴う負担を軽減するのに役立ちます。

製品によってはランバーサポートがあらかじめ取り付けられている場合もありますが、特に取り外し可能なタイプだと位置調整しやすいためおすすめです。

パソコン操作・筆記作業などのデスクワークでは、無意識のうちに前傾姿勢になりがちです。前傾に伴って骨盤が後方に傾くため、長時間の前傾姿勢は腰痛を招く場合があります。

しかし、前傾姿勢対応の椅子を選べば背もたれと腰が離れずに済むため、大きな負担もかかりません。長時間のデスクワークを前提とする場合は、前傾姿勢対応のタイプを選びましょう。

デスクチェアには座面やヘッドレストの高さ調整に対応したものがあります。市販品はオーダーメイドではないため、利用者の身長や体格に合致しない場合がしばしばです。しかし、高さ調節の機能があれば個人差による問題を解消できるだけでなく、姿勢の悪化を防ぐ効果も得られます。

「ロッキングチェア」とは重心を前後に動かす要領で揺れながら寛げる椅子です。一部のデスクチェアにもロッキングチェアと同様の動きを再現する機能が搭載されており、リラックスしながら休憩するのに適しています。チェアを揺らしながら音楽を聴いたり、読書したりするのにぴったりです。

ヘッドレストとフットレストは長時間の着座時に効果を発揮するパーツです。ヘッドレストは頭と首を支えるクッションで、リクライニングの角度に関係なく使えるメリットがあります。

フットレストはいわゆる足置きの名称で、オットマンとも呼ばれます。標準装備している場合は座面のシート下に格納されていますが、別売りの場合もあるため、製品の購入前に確認するようにしましょう。

ハイバックオフィスチェアは種類が多く、価格帯もさまざま。価格帯によって特徴が異なるため、どのようなものが欲しいかイメージしておく必要があります。すべてのアイテムが当てはまるとはいえませんが、価格帯による特徴は以下の通りです。

• 30,000円前後
  座面の高さ調整、肘当てなどハイバックオフィスチェアに必要な基本的な性能を兼ね備えたモデルです。特に高性能なものを求めないのであれば30,000円前後までの価格帯で探してみてください。
• 30,000円～100,000円前後
  これくらいの価格帯になると、機能性に加えてデザイン性も高いアイテムが多いです。また、ブランドものが多くおしゃれなハイバックオフィスチェアを探しているのであればぜひチェックするべき価格帯になります。
• 100,000円以上
  より高級なチェアを探している場合は100,000円以上のアイテムもチェックしてみてください。この価格帯のハイバックオフィスチェアは、オットマン（足置き）がセットされていたり、首の後ろまでサポートする機能を兼ね備えていたりします。快適に過ごしたい方にはおすすめです。

世界的な高級椅子メーカーであるハーマンミラーは、初めてメッシュ素材を採用した製品と言われるアーロンチェアを開発したと有名です。現在はリニューアルモデルであるアーロンチェアリマスターを展開中。

12年もの長期保証を行っている点でも知られており、正に一生もののオフィスチェアを提供しています。またリビングでも使えるおしゃれなデザインなのも魅力です。

オカムラは日本の椅子メーカーの中でも最高級の製品を提供する企業です。横浜を拠点としており、産業機械や医療機器なども取り扱う優れた技術力を誇ります。主にオフィス向けのデスクチェアを得意としており、中でもコンテッサシリーズは高度な機能性とデザイン性で有名。グッドデザイン賞を獲得した実績もある実力派メーカーです。

2005年に誕生したしたエルゴヒューマンは、㈱関家具の高級椅子ブランドです。人間工学に基づく高機能オフィスチェアをコンセプトに、長時間のデスクワークに堪えられる製品を開発しています。ランバーサポート・背もたれ・ヘッドレストが独立しており、背もたれ・ヘッドレストの高さ・角度を調節できる点もユニークです。

イトーキは有名メーカーの中でもリーズナブルなラインナップを展開しています。主力商品のメッシュチェア「サリダ」は、スタイリッシュな網目の施し方が特徴の人気シリーズ。オフィス用としても違和感のない、ほど良くシックなデザインで女性にも好評です。

ペン・ノートなどの文具で知られるコクヨは、デスクと組み合わせて使いやすいワークチェアのラインナップも豊富です。複数のモデルを展開しており、10万円前後するものも珍しくありません。主力商品はベゼル・イング・デュオラの3つで、それぞれ機能・デザイン・価格帯が異なるため、好みの機種を選びましょう。

「お値段以上」のキャッチコピーで人気のニトリは、シンプルでおしゃれな生活用品を得意とするメーカーです。自社ブランド品のみながら圧倒的なラインナップを誇り、デスクチェアの品揃えも豊富です。ニトリのデスクチェアは、低価格ながらPUレザーを採用したモデルが魅力的。5年間の長期保証が付くのも高ポイントです。

ゲーミングチェアは2～3万円でも高品質でコスパのいい製品が多く、長時間着座しても疲れにくいのが特徴です。特に最近ではテレワークの普及に伴って注目度が高まっています。

ゲーミングチェアの主な特徴は下記の通りです。

• 楽な姿勢・長時間のゲームプレイを想定した設計
• 大半はハイバックでリクライニング機能付き。180°倒して仮眠できるものも
• アームレスト・ランバーサポート・フットレストが充実
• 在宅ワークにおすすめ

コストパフォーマンスを重視してより安くオフィスチェアを購入したい方は、中古品を探してみるのもおすすめです。新品よりもだいぶ安く購入できる場合もあります。また廃番になってしまった商品が見つかる可能性もあります。気になる方はぜひ検索してみてください。なお中古品の価格の目安は、以下の通りです。

• 短時間使用するオフィスチェア：5,000円以下
• 長時間使用するオフィスチェア：1万円以上

在宅ワークでは長時間同じ姿勢を取ってしまいがちです。そんな場合は体への負担が少なく、休憩時のリラックス効果も高いハイバックのオフィスチェアがおすすめです。ぜひハイバックのオフィスチェアを導入し、快適な在宅ワーク環境を実現してください。