【2024年最新】GPS時計おすすめ20選｜ランニング・登山用としてのポイントは？

ランニングや登山をする際に、GPS時計はまず揃えたいアイテムですよね。移動距離や心拍数をリアルタイムで管理してくれる優れものです。そのうえディスプレイが小さく、体にフィットするので活動の邪魔にもなりません。自分の運動量や体調を知ると、目標設定もしやすくなり健康維持のための軽い運動にもやる気が出ます。

近年は通話や音楽再生などのさらなる拡張機能を備えたスマートウォッチも注目を集め、その活躍シーンは増え続ける一方です。おしゃれなデザインも登場し、アウトドアだけでなくビジネスシーンや日常生活も豊かにしてくれる身近な存在になりました。

そこでこの記事では、スマートウォッチについて知っておきたい耳寄りな情報や、購入時に役立つおすすめ商品をご紹介します。

時刻を自動修正する時計には電波時計とGPS時計があります。これらは受信する電波の種類で分けられますが、他にも違いがあります。それぞれの仕組みや性能と、最近人気を集めているスマートウォッチについて解説します。

電波時計は国内に2カ所、国外に4カ所ある電波塔からの地上波を受信して時刻を修正します。1日に2~3回のペース修正するのでその時刻は正確ですが、建物や地形などの影響を受けて場所によっては電波を受信できない難点があります。

【電波時計のメリット】

• 時刻表示が正確
• 価格が比較的低い
• 屋内でも電波の受信が可能

【電波時計のデメリット】

• 場所によっては電波を受信できない
• 異なる国での互換性がない
• 電池の消耗が激しい

GPS時計は衛星からの電波を受信して時刻を自動修正します。地上波とは違い、上空からの電波を受信するので、屋外であれば場所に左右されないことが大きな特徴です。

【GPS時計のメリット】

• 屋外であれば世界中で受信可能
• 位置情報を取得できる
• 電波時計に比べて精度が高い

【GPS時計のデメリット】

• 屋内では受信できないことが多い
• 常に電波を受信するため消費電力が大きく連続使用に向かない
• 位置情報を取得するのに30秒から2分かかる

GPS時計のなかでもロガー機能を備えたものが、スマートウォッチやランニングウォッチとして人気です。時刻合わせのためのGPSに対して、ロガー機能はカーナビに使われる位置情報システムを指します。位置情報を受信できると、移動距離や速度も記録することが可能となるのでその性能は大幅に向上します。この記事では、アウトドア用の時計には欠かせないロガー機能を搭載した時計を紹介します。

GPS時計といってもその性能・デザイン・価格は様々で比べるのは難しいですよね。そこで、多種多様なラインナップから最適な選択をするために、注目すべき3つの基本ポイントと用途別ポイントをまとめました。

まずはどのGPS時計にも応用できる基本ポイントを見てみましょう。この3点を比べると求める時計のイメージがより具体的になります。自分が最も重視する性能を知ることは、失敗しない買い物への第一歩です。

せっかく頑張ったのに、途中で電源が落ちていた…なんてことを防ぐため、バッテリーの持ちを最初に確認しましょう。健康維持を目的としたランニングでも8時間以上の連続稼働を確保できると安心です。

GPS時計は距離やスピードなど、動いている最中に頻繁に確認します。そのため瞬時に数値を読み取れる表示であることも重要です。また小さなタッチスクリーンを操作するため、自分が使いやすいものを選びましょう。

付加機能のバラエティによってGPS時計の使いやすさはぐんと高まります。防水機能があればトレーニングをして汗をかいても洗えますし、雨天での活動やシャワーを浴びるときも安心です。ほかにも音楽再生機能があればBluetoothイヤホンを接続して、ランニングをより楽しい時間にすることができます。

心拍測定機能を備えたモデルであれば、トレーニング中にも運動強度を把握することができます。記録忘れも防ぐことができますし、心拍数によってその日の体調が分かると内容を決定する指標にもなります。

ランニングでは腕の振りを邪魔しない時計のフィット感もこだわりたいところです。やわらかいシリコン製のベルトや、軽量なボディなど自分にぴったりなものを選ぶことで走り心地も大きく変わります。

移動速度の変化を測定する加速度センサー(Gセンサー)や、傾斜を測るジャイロセンサーがあるとより細かな数値を管理することができます。そのため本格的なマラソンを行う方、自身の記録を正確に管理したい方におすすめです。またGセンサー機能は屋内やGPS電波が届かないところでも測定可能なので、雨の日でも欠かさずに活動できます。

本格的な登山でも緩やかなトレッキングでも、心強い味方となってくれるのがＧＰＳ時計です。これまでに紹介したような自己管理のためだけでなく、身の安全を確保する手段としても必要とされています。

登山用時計として耐衝性は譲れません。自然の中では予期せぬアクシデントに対応するには、強度として10気圧あることが目安となります。せっかく購入するので、長く使えるパートナーを選びましょう。

登山をしていると場所によっては、GPSの電波を受信できなくなることがあります。そんな時に複数の電波を捉えられる、もしもの時の保険があると安心です。

代表的な衛星として、

①自分の位置を知ることができる『GPS』

②GPSと併用することで精度を上げる『グロナス』

③GPSを補強・保管する『みちびき』

これら三種類があります。

登山用の時計として大抵搭載されている三大機能です。自分の位置やペースを高度計によって確認し、登山が計画通りに進んでいるかが分かります。また、気圧の変化に気づければ、天候の急変を予測して対応することもできます。さらに、静止すると効かなくなるGPSのコンパスの代わりに、電子コンパスが活躍するのです。

お友達と外で遊ぶとき、一緒に登山に行くとき…お子さんの居場所が分かったり体調の変化に気づけたら安心ですよね。GPS時計なら無くす心配もありません。ご購入前に比べたいポイントを二点に絞りました。

お子さんを危険から守るためのキッズスマートウォッチですが、月額の通信料金がかかるのが悩みどころ。販売会社によって異なるのはもちろん、通話のみ、位置情報の取得、など目的によっても通信料やSIMカードの料金は異なります。しかし、大きなネットワークのあるアップルなどでは月額料金をかけないで利用できるサービスもあるので、はじめに機能の優先順位を絞ると選定しやすくなります。

お子さんがトラブルに巻き込まれないように、操作を管理したり位置情報を取得できるアプリ連携は心配を解消してくれます。もしもの時のために、安定したアプリ連携ができる商品は信頼がおけます。

様々な機能を備えた時計ですが、メーカーによって強みや特性の傾向が分かれます。人気なシリーズはブランドとしても憧れますね。ここからは多くの人に支持されている人気メーカー4つをご紹介します。

1989年にGPS機器メーカーとして設立されたガーミンは、その高い技術力と日常に溶け込むようなデザイン性を兼ね備えています。幅広い製品を手掛けていますが、スマートウォッチ一つをとってもアスリートが使用するほど高性能です。一方で、データ管理やスマートフォンとの連携など使いやすさも魅力の一つです。

スントの強みは、何と言っても優れた耐久性です。フィンランドで精密機器メーカーとして1936年に設立し、社名に「方向」の意味である「スント」を掲げました。フィンランドの厳しい自然でテストを重ねた頑丈さに、実用的かつ美しいデザインを両立させています。比較的値段が高い商品が多いですが高級感のある時計です。

Fitbitは2009年にリリースされ、世界中から注目されているとても勢いのあるメーカーです。米・カリフォルニア州に本社を置き、スポーツからビジネスシーンまで使えるようシンプルにデザインされています。また「フィットネストラッカー」によって、日々の細かなデータをスマートフォンで簡単に管理できます。

アップルは言わずと知れた人気メーカーですよね。性能はさることながら、先進的なデザインにも定評があります。スマートウォッチとして人気なApple Watchは、サイズやバンドの材質、ケースなどの種類が豊富で迷ってしまいます。そんな方は、使用シーンや目的にあった商品を自分でカスタマイズすることも可能です。

今回はGPS時計の基礎知識から選び方、おすすめ商品をご紹介しました。アウトドアやトレーニング時に優れた時計をつけると気分も効果も向上していいこと尽くしです。目的に合った時計を選んで充実した時間を過ごしましょう。