【最強】ビジネススーツケースおすすめ12選｜頑丈なものや機内持ち込みサイズも

ビジネスで遠い場所に出張する時は荷物を預ける必要が出てくるので、ノートパソコンや重要な書類の盗難が怖いと感じる人が多いと思います。そんな人におすすめなのが、耐久性が高く積載性にも優れたビジネス用のスーツケースです。

ロック機能が充実したスーツケースであればスーツケースの中身が盗まれづらいので、機密情報が漏れるリスクを下げられます。また、機内持ち込みに対応した小型のビジネス用のスーツケースを活用すると、第三者による荷物の盗難を防げます。

今回はビジネスマンにおすすめのビジネス用のスーツケースの選び方を解説。耐久性と収納性に優れたおすすめの商品12選も紹介します。自分の用途に合った最強のビジネス用スーツケースを選んで、安全に荷物を持ち運んでください。

ハードタイプのスーツケースは文字通りポリカーボネートやアルミ合金等の硬い素材でできており、耐久性に優れているのが特徴です。大きな衝撃を受けてもスーツケースが変形しにくいので、海外に出張する時も荷物をしっかりと保護できる最強のスーツケースです。

ビジネス用のハードタイプスーツケースの開閉方式には、防犯性に優れていて水濡れしづらいフレームタイプと荷物の取り出しを簡単に行えるファスナータイプの2種類があります。会社の重要な書類をしっかり保護したい人には、フレームタイプのハードスーツケースがおすすめです。

ソフトタイプのスーツケースはポリエステルやナイロン等の柔らかい素材でできており、軽量で持ち運びやすいのが特徴です。空港で預けられる荷物の重量制限に引っかかるのが不安な方におすすめです。

ハードタイプのスーツケースと異なり柔軟性があるので、出張先で荷物が増えても収納できます。治安の悪い場所ではバッグを破られて中身を盗まれる可能性があるので、貴重品は手元に保管しておきましょう。

黒色・紺色等のダークカラーは最も無難で悪目立ちしづらい色合いのため、ビジネス用のスーツケースとしておすすめのカラーです。

ビジネス用スーツケースの人気カラーである黒色は、上品で落ち着いた印象を与えるため、出張を行う機会が多いサラリーマンに向いています。また、汚れが目立ちにくい上にどんなスーツの色にも合うのがメリットです。また、黒色よりも明るい紺色のスーツケースは、堅苦しさを感じづらく知的な印象を与えられます。

シルバーのビジネス用スーツケースは、都会的でスタイリッシュなのが特徴です。特に、アルミでできたシルバースーツケースは高級感があるので、おしゃれなスーツケースを求めている人におすすめです。シルバーより落ち着いた色合いであるグレーのスーツケースは、派手になりすぎず真面目なイメージを与えられます。

ホワイトカラーやパステルカラー等の明るい色合いのスーツケースは、堅苦しさを感じさせないので女性の方におすすめです。白色のスーツケースは軽やかでおしゃれな印象を与えられるだけでなく、黒色や灰色のスーツにもマッチします。

また、水色やベージュといったパステルカラーのスーツケースを活用すれば、明るいイメージを他人に与えられます。白色やパステルカラーのスーツケースは汚れやすいのが欠点ですが、仕事だけでなくレジャーでも使えるのが魅力です。

片面開き（縦型）のスーツケースは柔らかい素材でできたソフトケースによく用いられる方式で、横倒しにするだけで荷物を取り出せます。そのため、狭い場所で荷物の出し入れを行う機会が多い人におすすめです。フロントポケットを搭載した製品であれば、スーツケースを倒さずにその場でノートパソコンやスマホを使えます。

片面開き（横型）のスーツケースは、横に長い形状の小型ケースに数多く存在します。その場でノートパソコンや書類を取り出せる上に機内へ持ち込みやすいため、サブバッグとしても活用可能です。2個スーツケースを持っておけば荷物が増えた時にも対応できるので、出張先でお土産を購入する機会が多い人におすすめです。

中央にあるファスナーやバックルを開いて荷物の出し入れを行う開閉方式であり、ハードタイプのスーツケースでよく用いられます。両面開きのスーツケースは荷物の場所が分かりやすいので、整理整頓を行いやすいのがメリットです。

しかし、広い場所でないとスーツケースの開閉を行いづらいため、電車や飛行機の中で荷物を取り出しにくいのが欠点です。

空港で預けられる荷物のサイズには制限があり、機内持ち込みを行う場合は10kg以下・3辺115cm未満のスーツケースを選ぶ必要があります。また、超過料金なしで荷物を預かる場合は、20kg以下・3辺158cm未満にしなければなりません。

そのため、持ち運びやすいスーツケースを求めている場合は、上記のサイズ制限を考慮する必要があります。各航空会社の荷物サイズの制限を表にしてまとめたので、スーツケースを選ぶ時の参考にしてください。

エキスパンダブル機能とはスーツケース中央にあるファスナー部分を広げることで、積載できる荷物の量を増やす機能のことを指します。製品によって拡張容量が異なり、10L近く広げられるものもあります。

使い勝手がよく旅先で荷物が増えても収納できるので、出張先でお土産をよく購入する人におすすめです。しかし、スーツケースの開閉部が広がった状態では簡単に刃物を通してしまいます。防犯性が低下するため海外旅行には使いづらいのが欠点です。

フロントポケット付のスーツケースであれば直立した状態でファスナーを開けられるため、ノートパソコンやスマホ等の小物をすぐに取り出せます。ノートパソコンを持ち運ぶ人は、フロントポケットの中にクッション材が入った製品がおすすめです。最近では、ハードタイプのスーツケースにもフロントポケットが付いたものが存在します。

内部仕切りが付いたスーツケースであれば、細かい荷物もバラバラにならずにしっかり整理できます。荷物をきれいにまとめたい人は、中にどんな小物が入っているか分かる、メッシュポケットを搭載したスーツケースがおすすめです。

また、ハンガーが付いていれば衣服もきれいに収納できるので、スーツやワイシャツを持ち運んでもシワが付きにくくなります。

ビジネス用のスーツケースでは、4輪のキャスターを搭載したものと2輪の大きなキャスターを搭載したものがあります。2輪のスーツケースは車輪が壊れづらいので、耐久性に優れたスーツケースを探している人におすすめです。

一方で、4輪のスーツケースは小回りが効き走行安定性も高いため、スーツケースの携帯性を重視する人に向いています。静音キャスターやサスペンション等の防振構造が付いた製品を選べば、移動時の騒音を抑えられます。

TSAロックとはアメリカ運輸保安局（TSA）に許可されたロック機能であり、アメリカ領に出張する時には欠かせない機能です。TSAロックを搭載していないと専用の道具を使ってロックを解除できないので、荷物の検査時に鍵を破壊されてしまいます。

セキュリティ性の高いビジネス用スーツケースであっても丸ごと盗難される危険性があるため、財布やスマホ等の貴重品は手元に残しておいた方がより安全です。

ビジネスの場面は移動が多くなりがちのため、本体の重量もスーツケース選びにおいて重要なポイントとなります。重量が大き過ぎるとスムーズに移動できず、ストレスの原因にもなりかねません。快適な移動を重視するなら2～3kgを目安に選ぶのがおすすめです。

2～3kgと聞けばけっこう軽いと感じるかもしれませんが、ビジネスユーザーはパソコンやたくさんの書類を持ち運ぶため、思っている以上に荷物が重くなりがちです。そのため、スーツケース本体の重量はなるべく軽くしておきたいです。電車移動の際の棚への上げ下げなどで重さの違いが大きく出ます。

スムーズに移動するためには軽い方がいいですが、そればかりを重視し過ぎるのもいいとは言えません。軽量になるにつれ、耐久性や収納力は劣ってしまいます。最近では1.8kgほどの超軽量のものもありますが、耐久力とのバランスを考えると2～3kgがおすすめです。

ビジネスでスーツケースを使う場合、パステルカラーや激しい蛍光色などは避け、女性であってもスーツから浮かない色を選びましょう。また、スーツケースは汚れるものなので、できるだけ汚れが目立たない色を選ぶと無難です。

具体的には黒やダークグリーンなど暗めの色味や、ベージュなどの明るい色でも落ち着いた雰囲気のものが好ましいです。

日本の老舗ラゲージメーカーであるエースは高品質でコスパが高いので、安くて壊れにくいスーツケースを求めている人におすすめです。プロテカやワールドトラベラーといった自社ブランドも展開しており、商品のラインナップが充実しています。洗練されたデザインのスーツケースが多く、場所を選ばずに使えるのも魅力です。

トゥミのスーツケースはキャスターなどの細かいパーツが頑丈に作られており、耐久性に優れているのが特徴です。5年保証も付いているため、信頼性の高いスーツケースを求めている人におすすめです。他のメーカーに比べて高価なものの高級感のあるデザインを持つ製品が多いので、スーツケースの見た目にこだわる人にも向いています。

バーマスが販売するスーツケースは質実剛健で悪目立ちせず、壊れにくいのでビジネスマンの方におすすめです。ハードタイプのビジネス用スーツケースであれば、リーズナブルな価格で購入できるのもメリットです。シンプルでかっこいいデザインのスーツケースが多いため、真面目な印象を与えられます。

サムソナイトはアメリカの大手バッグメーカーであり、スーツケースの販売において世界1位のシェアを誇ります。軽量かつ耐衝撃性に優れているため、スーツケースの携帯性を重視する人におすすめです。カジュアルな見た目の製品が多いことから本格的なビジネス用途には向きませんが、レジャー用のスーツケースとしても活用できます。

リーズナブルでシンプルなデザインを求めている方には、無印良品のハードキャリーケースがおすすめです。20L・36L・75L・105Lの4サイズ展開で、色はそれぞれ4色から選べます。無印良品のスーツケースの強みは、持ち手を1cmきざみで調整できる点です。

好みの高さに1cmきざみの細かい調整が可能なので、さまざまな体型・用途の方が扱いやすい使い心地です。また、手元のボタンを押すと、ワンタッチで車輪の固定ができ、揺れる車内の中でも転がりません。車輪をロックした際に車輪軸の向きを固定できるのも嬉しいです。

PC収納ポケット手前に「キャリーバーに取り付けられるベルト」がついており、無印良品のリュックサックと組み合わせるともっと快適に移動ができます。荷物が多いビジネスに最適です。また、音の静かなキャスターを採用して、気になるガラガラ音を軽減しています。

スーツケースの容量の目安は「1泊あたり10L」が基準なので、長期出張を行う時はスーツケースの容量を考慮する必要があります。ノートパソコン・スマホ・書類等の荷物を入れるスペースも確保しなければなりません。宿泊数に対する最適な容量は以下の表の通りです。

人気のフロントオープン型スーツケースは、前面に開口部を設け、スーツケースを立てたままでも物の出し入れが可能なタイプです。また、静音キャスターがついたものも多く、静かに移動もできます。

一方デメリットは、スーツケースを切り取った形をしているため開口部ポケットの耐久力が一般的なスーツケースに比べて低いことです。頑丈な素材のものであっても、手荷物のを預け入れる際は貴重品や壊れやすいものは出しておきましょう。

耐久性の高いビジネス用スーツケースを活用すれば、安全にノートパソコンや書類等の機密情報を持ち運べる上に、出張先で悪い印象を与えません。製品によって最適な用途が異なるので、選び方についてよく理解して自分の利用用途に合ったスーツケースを選んでください。