ニッパー型爪切りおすすめ15選｜足の爪への使い方やどっちがいいのかも解説！

日々の爪ケアには欠かせない「爪切り」ですが、上手く切れないと悩んでいませんか？分厚い爪が切りにくかったり割れてしまったりに加えて、巻き爪など痛みを伴うトラブルにお困りの方も多いです。

実は、爪切りは形状や刃の種類によって使い心地がかなり異なります。特に、足の巻き爪や固い爪には「ニッパー爪切り」がおすすめです。医療用やネイリストなどプロにも使用されており、日本製の高品質な商品も販売されています。

この記事ではニッパー爪切りを使用するメリットをはじめ、選ぶポイントやおすすめのニッパー爪切り13選をご紹介します。ネイルサロンのように美しく爪を整えたい方や、爪切りのストレスから解放されたい方は必見です。使い方や一般の爪切りとどっちがいいのかなどもわかりやすく解説していますのでチェックしてください。

爪切りは「グリップ型」「ニッパー型」「ハサミ型」の3種類があり、ニッパー型は工具のニッパーと似た形をした爪切りを指します。各タイプの特徴は下の表をご参考ください。

グリップ型のように爪を挟んで押し切るのではなく、爪のカーブに沿って削ぎ落すようにカットできるのが特徴です。そのため爪への負担も少なく、割れやすい爪も優しく切れます。割れやすい薄爪の方にも最適です。

爪先を目視してカットできるので、切りすぎる心配もありません。また、切り口が滑らかで爪がひっかかって割れてしまうトラブルも回避できるのが嬉しいポイントです。

ニッパー爪切りは思い通りに刃先をコントロールしてカットできるのが魅力です。変形した爪はもちろん、あらゆる状態の爪をしっかりカットできます。医療現場での使用が多いのも納得です。

また、スクエアカットが得意なので、巻き爪になりにくい形に整えられます。刃先が尖っているため、すでに食い込んでしまった巻き爪にも対応可能です。

グリップ型では切れなかった硬くて分厚い爪も、ニッパー爪切りなら楽にカットできます。圧力を逃がしながら切り進めるため軽い力で切れるため、力の弱い方でも扱いが簡単です。工具のニッパーと同じ構造になっているので可動域が広く、硬い足爪のカットもスムーズです。

ニッパー爪切りは錆びにくく切れ味が持続するステンレス素材のものが多いです。研ぎ直しできるものであれば半永久的に使えます。耐久性も高いので、長く愛用できる爪切りです。

また、研ぎ直しができないタイプも "切れ味を復活させる方法" があります。以下でご紹介する『豆知識』を参考にぜひ試してみてください。

ニッパー爪切りは刃先がむき出しになっているタイプが多く、切った爪が飛び散りやすいのがデメリットです。特に固い爪は飛びやすいので、踏んでケガをしないよう注意してください。

ニッパー爪切りにの中には、爪が飛散するのを防止するための「ガード」を付属したタイプもあります。爪切りの後の掃除が面倒な方にもおすすめです。

一般の押し切り型の爪切りとは違い、刃が大きく刃先が鋭いので、扱い・保管方法には注意が必要です。スパッと切れる切れ味がメリットである一方、ケガをしないように慎重にカットしなければいけません。

初めてニッパー爪切りを利用する方や扱いが不安な方には、刃先に「キャップ」が付属しているもの・グリップ部分に「ストッパー」が付いているものがおすすめです。あらかじめケガのリスクを軽減しておきましょう。

ニッパー爪切りは、ほかのタイプのより高価な傾向があります。その分、時間と手間をかけて丁寧に作られた高品質なものが多いのも特徴です。幅広い業界でプロにも愛用しており、信用度の高いアイテムであるといえます。木箱に入った高級品はギフトとしても人気です。

持ちやすいサイズ感は、使いやすさに直結します。厚い爪を切る場合は、しっかり力が入る大きめのサイズ感がおすすめです。また、爪や手の大きさに合わせて刃先の大きさにも注目しましょう。手が小さい方は細かい部分が切れる小さめのサイズを、手の大きい男性や足の爪などには大きい刃が向いています。

ニッパー爪切りはグリップの握りやすさが重要です。使いやすさが変わります。ニッパーを使うのが初めての方はしっかり握れるラバーグリップがおすすめです。安定感があり切りやすいです。さらに、介護などで長時間使う場合は、疲れにくいサイズであるかも重要です。手の大きさに合わせたサイズを選びましょう。

スリムニッパーは最低限の力でカットできるので、割れやすい薄爪・2枚爪になりやすい人におすすめです。刃先が細いため、細かい部分まで思い通りにカットできます。また、甘皮処理にも向いており、ネイリストの間でも愛用されています。少しづつ切り進めることで、より美しい仕上がりが可能です。

「曲線刃」は市販の爪切りでもっとも多いタイプで、爪のようにラウンドした形が特徴です。爪の形に合わせてカットしやすく、爪の端に負担をかけずに仕上げられます。もともと爪が折れやすい方や爪を伸ばしている方におすすめです。

「直線刃タイプ」は足の爪切りに適しています。カーブのない刃の形状はスクエアカットが得意で、巻き爪の防止にもおすすめです。特に足の爪は、切り残しがあったりガタガタになった爪で痛みを感じたりしやすいので、スクエアに整えるのが最適と言われています。

「凸刃」は、曲線刃のカーブとは逆のカーブを描いた形状です。足爪に有効なのは直線刃と同様ですが、さらに切る箇所が目視しやすく扱いやすいです。

ニッパー爪切りの初心者へのおすすめは「斜刃タイプ」です。ハサミのような感覚で切り進められるので、ニッパー爪切りの扱いに慣れやすいタイプでもあります。しっかりと力を入れられる上に1度にスパッと切れるので、硬い足爪にも最適です。

また、刃先も見やすく尖った形状なので、巻き爪などの変形爪にもしっかり対応できます。

切った爪が飛びやすいニッパー爪切りですが、爪飛びガード付きのモデルならそのデメリットをカバーできます。切った爪はカバーの中に納まるので、爪切り後にまとめてゴミ箱に捨てるだけ。小さなお子さんやペットがいるなど、爪の飛び散りによる誤飲・ケガなどが心配な方におすすめの機能です。

切れ口が滑らかなニッパー爪切りですが、少しずつ切るためガタつき・鋭利な角ができてしまう場合があります。そんな時には、やすりを併用するとより美しく繊細に仕上げられます。すべて刃で整えるより、爪へのダメージも少なめです。

ルーペがセットになったタイプも便利です。ニッパー爪切りの刃先は鋭利なので、細かい部分はルーペでしっかり確認しながら切るとケガを防止できます。

爪切りは刃の素材によって、驚くほど切れ味が異なります。特に、ステンレス素材がおすすめです。錆びに強く耐久性があり、メンテナンスをしっかりしていれば半永久的に使用できます。鋼やクロームメッキ製のものもありますが、切り口のザラつきが強くなります。

ニッパー爪切りは先述したように高価なものが多いので、購入するからには長く愛用したいですよね。そこで購入の際には「保証が付いているか」「メンテナンスサービスがあるか」を確認しておきましょう。

たとえば、諏訪田製作所からは研ぎ直しサービスがある商品が販売されています。また、90日間の保証付きで販売されているものもあるので、合わせてチェックしておきましょう。

1926年の創業からニッパー爪切りに特化して、「美」を高める製品を生み出しています。職人の手によって1点ずつ作られる商品は精巧を極め、日本を代表する工芸品として数々の賞を獲得。メンテナンスサービスも充実しており、長く使い続けられます。とくに「つめ切り 新型ソフト」は医療用としても定評のある代表モデルです。

匠の技シリーズは刃の形状など種類が多く、幅広い方にマッチするアイテムが展開されています。巻き爪の専門医が監修したモデルもあり、ご自身の爪の症状に合わせて選択も可能です。製品はすべて日本製です。

開閉にはメーカー独自のバネが使用されており、硬い爪でも楽にカットできます。どの製品も耐久性が高いので、長く愛用できる一品です。

貝印は国内初のカミソリ替刃を製造し、カミソリの国内トップシェアを誇るブランドです。包丁や眉ハサミ、爪切りなど刃物をコアとした製品を展開しています。特に、専門医と共同開発した「巻き爪ケアシリーズ」は多くの注目を集めています。

また、関市で代々刃物を制作している関孫六が監修したニッパー爪切りも、切れ味がいいと人気です。

無印良品のニッパー爪切りは、スリムタイプで甘皮処理に最適です。高品質な上に2,275円と価格もお手頃とあって、プロのネイリストや美容師にも愛用されています。4mmの刃先で細かな処理もできるので、手の小さな方にもおすすめです。

CUTPIA はAmazon独自のブランドです。商品はすべて刃物の本場、岐阜県関市で作られた日本製です。切れ味もよく使いやすいと幅広い層から支持を得ています。1,000円代の購入しやすい価格帯も魅力で、複数買って用途に合わせて使い分けるのも可能です。Amazonでしか購入できないので注意してください。

ニッパーでも甘皮用のキューティクルニッパーや通常のグリップ型爪切りが販売されていますが、爪切り用のニッパーは扱われていません。

さらに、100均のニッパーは切れ味が悪いです。切れ味がよくないと、二枚爪やささくれの原因になります。爪のためにはおすすめできません。

ニッパ爪切りでカットする際は、少しずつ切り進めるのが美しく仕上げるコツです。端から数回に分けて直線的にカットすると上手に切れます。爪の白い部分は少し残しておくようにしましょう。短くしすぎると二枚爪や巻き爪の原因になります。

爪の形状は「スクエアオフ」が好ましいと言われています。爪の両端がわずかに丸みを帯びた形状で、爪トラブル起きにくく強度のある形状です。スクエアに切ったらやすりを使って角を丸く整えましょう。ちなみに爪を切るタイミングは、お風呂上りがベストです。

爪切りの切れ味が落ちてきたときに、自分で研ぎ直すのは難しいですよね。そんなときはアルミホイルを爪切りで切ってみてください。適当な大きさにしたアルミホイルに、爪切りの刃を複数回入れるだけです。爪切りの刃が錆びついていたりすると完全復活はできませんが、一定程度の効果は得られます。

肥厚した爪は簡単に切れないため、段階を踏んでアプローチする必要があります。まずは爪やすりで爪の層を削り、薄くしましょう。縦方向に1～2mmずつ削っていき、その後横方向に少しずつ進行するのがコツです。

なお入浴時に足を洗いながら作業すれば衛生的であるほか、角質が柔らかくなり削りやすいメリットがあります。

ニッパー爪切りはひどい変形爪から薄爪、硬い爪まで幅広く対応できるのが魅力です。爪の悩みによっては複数のニッパー爪切りを使い分けるのも1つの方法です。ご紹介した選び方やおすすめ商品を参考に、ぜひ使いやすいニッパー爪切りを見つけてください。