フレンチプレスコーヒーメーカーおすすめ9選｜まずいって本当？無印良品・ニトリも

フレンチプレスは誰でも簡単に美味しいコーヒーが淹れられる器具です。以前に比べて近年の器具は非常に使いやすくなっています。しかし、多くの人にとってフレンチプレスが馴染み深いアイテムではないことは事実です。そのため「どう使っていいのかわからない」「お手入れがめんどくさそう」という思う方も多いですよね。

本記事ではフレンチプレスにハードルの高さを感じている人のために、フレンチプレスの魅力を徹底解説します。フレンチプレスの使い方・後悔しない選び方・今選ぶべきおすすめのフレンチプレス9選もご紹介します。また、無印やニトリなど、フレンチプレスをどこで買えるのかも紹介しています。

最後までご覧いただければ、フレンチプレスへのまずいのかという疑問も解消可能です。快適なフレンチプレス生活をスタートさせるため、ぜひこの記事を参考にしてください。

フレンチプレスは専用の容器にコーヒー粉とお湯を入れ、プレスしてコーヒーを抽出する機器です。一般的には紅茶を出すための機器として馴染みがありますが、フレンチプレスが始まったフランスではコーヒー用として開発されました。

多くの人がコーヒーを作るときに使うハンドドリップや専門店のサイフォンのように、技術力が問われないのがフレンチプレス最大の魅力です。自分に合った風味によって最適な機器を選べます。

フレンチプレスのメリットは下記の3つが挙げられます。

• 技術力がいらない
• 簡単に淹れられる
• 豆の味をダイレクトに感じられる

フレンチプレスで淹れたコーヒーは、ハンドドリップやマシンで淹れるコーヒーとはまた違った味わいです。独特の風味になるという声があり、フレンチプレス に合う豆を使えばとても美味しくなります。

フレンチプレスのデメリットは下記の3つが挙げられます。

• 後処理が面倒
• 風味が合わない場合がある
• 少人数向けなので大人数では使えない

フレンチプレスはその多くが小型なので、決まった杯数以上は淹れられません。大人数で使うサイズのものは少ないので、友人と楽しみたい人には不向きです。また、ダイレクトに粉を入れるため毎回のお手入れが面倒だという声もあります。

フレンチプレスはコーヒープレスの中では1番スタンダードな形です。粉とお湯をセットしてプランジャーを押すだけで美味しいコーヒーが淹れられます。

紙フィルターを使わないので、コーヒー豆の油分をそのまま楽しめます。常に安定した美味しさを抽出できる点が、コーヒー好きの間で人気です。プロの味を味わいたい方はぜひ一度飲んでみてください。

エアロプレスは空気の圧を利用してコーヒーを淹れる器具です。フレンチプレスのように、抽出を待つ必要はなく、お湯を入れた後は一気にプレスするので、エスプレッソのような味わいを楽しめます。

フレンチプレスとの大きな違いは、紙フィルターを使用する点です。紙フィルターを使っているので、後片付けがとても楽なのも魅力の1つです。

アメリカンプレスはコーヒー豆に適度な圧をかける抽出方法です。フレンチプレスと比較すると、スチール製のフィルターの目がとても細かく設計されています。

フレンチプレスのように粉が入ってしまうことがないので、なめらかな舌触りの奥深いコーヒーが楽しめます。フィルターの洗浄も比較的簡単で、何度も使えるため低コストでコーヒーを淹れられます。

フレンチプレスの味はフィルターの形で大きく変わります。その理由はコーヒー豆の油分にコーヒーが本来持つ香りや味が含まれているからです。

• 粗めのメッシュ…濃厚なコーヒーオイルが味わえる
• 細かなメッシュ…滑らかな口当たりのコーヒーになる

フィルターの素材や目の細かさでコーヒーオイルの抽出加減が決まると言われています。自分好みのコーヒーを作れるフィルターの形状で選びましょう。

コーヒー粉を口に入れたくない人は、フィルターと容器の密着度も考慮しましょう。密着度を高めるためには、フィルターの周りにシリコンやゴム製のパッキンが付いているものがおすすめです。しかし、使っているうちに劣化して隙間が開くようになるので、フィルターは定期的に交換するのがおすすめです。

フレンチプレスは大は小をかねない器具なので、最適な大きさを選びましょう。大きめの容器で1杯分のコーヒーを入れようとすると、プランジャーがコーヒー粉に届かずに抽出液をしっかりと出せません。

また、容器の大きさと淹れられる量は必ずしもイコールにはならないので、購入の際には抽出可能な容量も確認してください。

ボタムは1944年にデンマークで創業されたブランドです。北欧風のおしゃれなデザインが特徴で、機能性も高いものが多くなっています。

コーヒー関連のグッズもたくさん販売しており、使いやすいものが揃っています。価格はそれほど高価ではないので、初めてフレンチプレスを選ぶ人におすすめのブランドです。

ハリオは日本の耐熱ガラスメーカーです。ハリオのコーヒー関連アイテムは、コーヒー好きからコスパがいいと支持されています。容量が豊富で、価格帯も安いものから少し高価なものまで揃っているので、用途に合わせて選べるのが特徴です。デザインもスタイリッシュなものを多く扱っています。

世界で初めてペーパーフィルターを採用したのがメリタです。メリタのコーヒー関連アイテムには歴史があり、コーヒー好きには愛用者が多いブランドです。メリタフレンチプレスのラインナップは、デザインの違うスタンダードとプレミアムの2種類となっています。

家具やキッチンアイテムをリーズナブルな価格で提供しているのがニトリです。ニトリのフレンチプレスは1000円以下で購入できるのが特徴で、初めてフレンチプレスを使う人でも手に取りやすくなっています。

シンプルなデザインと持ちやすいサイズ感がとても使いやすいと好評です。コーヒーの粉が詰まりにくい構造を採用しています。

雑貨・家具・衣類とさまざまなアイテムを販売しているのが無印良品です。無印が出しているフレンチプレスは、とてもシンプルで使いやすい設計です。現在の価格は540円と、数あるフレンチプレスの中でもかなり安く購入できます。とにかく価格重視で選びたい人におすすめのメーカーです。

フレンチプレスの使い方をご紹介します。

• 温めたポットにコーヒーの粉を入れる
• お湯を入れる
• 蓋をして4分程度待つ
• 3〜5秒程度かけてつまみを押し下げていく

使い方はとても簡単で、お湯を入れて待つだけです。標準的なレシピとしては、粗挽きのコーヒー豆を18gに対してお湯が300mlです。一般的にはこの量が目安となっていますが、好みに合わせてお湯の量は適宜調節してください。

フレンチプレスはコーヒー豆のオイルまでしっかりと抽出させる飲み方です。そのため、豆の品質が悪いと粗悪な味がそのままコーヒーの味となり、まずいと感じてしまいます。フレンチプレスでコーヒーを美味しく淹れるためには、常に鮮度のいいコーヒー豆を使ってください。焙煎から2ヶ月以内も物を使うのがおすすめです。

フレンチプレスに適しているのは中挽きから粗挽きです。ペーパーフィルターと比べるとフレンチプレスの目は荒いので、細かく挽いた豆だとフィルターを通過して舌触りの悪いコーヒーになってしまいます。そのため、市販のすでに挽いてあるものではなく、フレンチプレス用に挽いてもらったコーヒー豆がおすすめです。

ハンドドリップと違って、フレンチプレスは沸騰した直後のお湯が最適な温度です。お湯の温度が低いとコーヒーのコクが出ないので、あまり美味しくないと感じてしまいます。

また、低めの温度でフレンチプレスを行うと、酸味が強く出てしまってまずいと感じる場合もあります。普段90℃前後でドリップをしていた人は、お湯の温度に注意してください。

フレンチプレスは容器の底にコーヒー豆を押し下げるので、最後まで注いでしまうと粉がカップに入ってしまいます。もちろん、少し残したとしても微粉はカップに入ってしまいます。

そのため、粉が見えたら残すのがおすすめです。微粉が多いコーヒーを注ぎ切ってしまうとカップによりたくさん入ってしまうため、舌触りが悪くなって美味しく感じられません。

フレンチプレスのフィルターは毎回洗いましょう。お手入れをさぼるとフィルターに残ったカスが酸化して、その味がコーヒーに影響してしまいます。

酸化したコーヒーは本当にまずいので、フレンチプレスのフィルターのお手入れを毎回していない人は要注意です。フレンチプレスはお手入れが手間な器具ですが、毎回きちんと洗浄するのが美味しいコーヒーを楽しむポイントです。

フレンチプレスは正しく使えば誰でも簡単に美味しいプロの味が出せる器具です。豆の品質がダイレクトに伝わるので、より美味しさを追求したい人は豆にこだわるのもおすすめです。自分にぴったり合ったフレンチプレスで美味しいコーヒーを楽しみましょう。