ハンギングチェアおすすめ13選｜後悔しない選び方やメリット・デメリットも

南国生まれのおしゃれアイテム「ハンギングチェア」は、ゆらゆらと揺られながら快適な時間を過ごせ、座り心地がよく、一人暮らしの方にも人気が高まっています。音楽を聴いたり読書をしたりとゆったりした時間を感じたいときに最適なアイテムです。

日本ではまだまだラインナップが少ないものの、最近ではハンギングチェアでありながらコンパクトなものや設置工事が不要なタイプも登場しています。しかし、どういったものが自分に最適なのか見付けるのが難しいです。

また、「すぐ壊れるイメージがあるからいらない」という方も多いため、後悔しない選び方を紹介します。そのほかにも特徴・おすすめ商品・ニトリやコストコで売っているかどうかなども紹介しているので、この記事を参考にお気に入りの商品をみつけください。

そもそもハンギングチェアがいったい何なのかわからない方もいます。ハンギングチェアとは南国生まれのゆらゆらと揺れる椅子を指します。リゾート感のあるおしゃれでユニークなデザインが特徴です。

昨今オフィスや自宅のインテリアとして使用したいといった要望も多く、ラインナップも豊富になっています。部屋・ベランダ・庭などに設置して、くつろげる時間を楽しめます。

ハンギングチェアを買って失敗した、いらなかったなどの口コミも少なからず見受けられます。その多くは設置スペースに関するもので、事前に確認しておけば対処が可能です。ハンギングチェアはゆらゆら揺れるので、本体のサイズだけでなく揺れるスペースも広く確保するのが必要です。

特に一人暮らしの狭い部屋に置く場合には、動線や目線もチェックしておきましょう。

吊り下げタイプはその名の通り天井に吊り下げるタイプです。天井に専用の金具を取り付けてチェアを吊るすので、天井に穴を開けてもいい環境が設置条件です。そのため、賃貸には向いていません。穴を開けるだけでなく、高い位置に吊るす作業など設置に手間がかかるのがデメリットです。

ただ、自立式よりも価格が安いものが多く、設置できる場所があるなら手に入れやすいタイプです。チェアを使わない時はイス部分だけ取り外せます。

手軽に導入できるのが、スタンドタイプのハンギングチェアです。スタンドタイプは、自立するスタンドにイス部分を吊るすだけなので設置が容易です。室内・室外問わずに使用でき、自由に場所を移動できます。スタンドタイプは家に穴を開けないので、賃貸でも気軽に設置できます。

デメリットは吊り下げ式より設置スペースが必要な点です。特に室内に設置する場合は十分なスぺスがあるかどうか確認してください。また、庭やテラスなど屋外で使用する場合はスタンドが地面に触れるため、サビにくく汚れが付きにくい材質のものがおすすめです。

椅子型のハンギングチェアは、包まれるようにしてゆったりと座れるのが最大の特徴です。安定感がありつつも、ゆらゆらと揺れるリラックス空間が魅力になります。また、人気があるのは可愛らしいフォルムのたまご型です。

椅子型の多くの商品はラタンで作られており、通気性と耐久性に優れているので、オールシーズン快適に使用できるのが特徴になります。

ハンモック型はその名の通り背もたれがないハンモックの形をしたタイプのハンギングチェアです。身体を預けるようにして使用するのが特徴で、お昼寝やちょっとした休憩に最適です。

ただし、椅子型に比べると安定感に劣るため長時間使用には向いていません。また、素材によって肌触りや使い心地が全く異なるので、自分に合った素材を選んでください。

ハンギングチェアの素材は主に天然ラタン・人工ラタン・布の3種類です。元々、ハンギングチェアはヤシ科の植物である籐、つまりラタンで作られていました。しかし、天然のラタンは乾燥や直射日光に弱いため、日本では布や人工ラタンで作られたものが主流となっています。

布製は雨で濡れたり、耐久性の観点から屋外では不向きですがコンパクトに収納でき、重量が軽いため取り扱いが楽です。比較的価格が安く、耐久性があるのは人工ラタンです。水に濡れても問題なく屋外でも使えます。

ハンギングチェアは構造上普通の椅子に比べて耐久性が低いのが特徴です。そのため、どれくらいの重量まで耐えられるのかは必ず購入前に確認しておきましょう。一般的には約200kgまでの商品が多いですが、耐荷重以下でも使い方によっては壊れる危険性もあるので正しく使用するようにしてください。

ハンギングチェアを購入する際は、使い方に合わせたサイズを選んでください。特にスタンドタイプの椅子型ハンギングチェアの場合には、本体サイズ＋設置場所のスペースが重要なポイントです。十分なスペースを確保した上で、インテリアや生活動線の邪魔にならないサイズがおすすめです。

購入した後に置けないなどトラブルを防ぐためにも、事前にしっかりチェックがしておきます。さらに、サイズはハンギングチェアの大きさだけではなく、身体に合っているかどうかもポイントです。背中がフィットしないと背中が丸まった姿勢になったり、無理な姿勢で肩が凝ったりして後悔する場合があります。

ハンギングチェアは家具の中でも大きい部類なので、デザインもしっかりチェックするのがおすすめです。おしゃれカフェ風にするなら木製のモダンなデザインにすると、雰囲気がグッと近づきます。ホワイトカラーをベースにしたものであれば、北欧風スタイルにマッチします。

カラフルなハンギングチェアにするとインテリアのアクセントになるため、差し色として使うのもおすすめです。クッション付きのハンギングチェアなら、見た目が可愛く姫系インテリアにぴったりです。

不二貿易のハンギングチェアは人工ラタンを使用しているので有名です。そのため、めずらしい形状の商品が多数販売されています。椅子型でありながら四角いタイプや設置スペースをあまりとらないコンパクトなタイプなど、さまざまなニーズに対応可能です。

ポタオのスタンドタイプのハンギングチェアは、4色の人工ラタンを編み込んでいるのが特徴です。チェアの高さを3段階で調整可能なのも嬉しいポイントです。また、建物の梁にぶら下げて使用できるため、ニーズに合わせて設置方法を選択できます。

サンフラワーラタンは会社名の通り、ラタン素材を採用したハンギングチェアが多く販売されているのが特徴として挙げられます。そのため、撥水性・耐久性に優れており、オールシーズン使用可能です。また、バルコニーや庭など屋外の使用にも適しています。

ITCのハンギングチェアの特徴は高いデザイン性です。スタイリッシュでおしゃれなデザインの商品が多く、インテリアの邪魔になりません。また、耐荷重が120kg以上の商品も多いので安全性にも優れています。そのため、小さなお子さんがいるご家庭にもおすすめです。

コンフォルタのハンギングチェアの中でも、ハンモックタイプでありながら安定性が高い商品は特に人気があります。素材には高級感があるレザーやカジュアルなデニム素材などを採用しており、特徴的な肌触りを楽しめます。

ハンギングチェアを手に入れるなら中古で買う選択肢もアリです。特に、有名メーカーや有名ブランドのハンギングチェアは高価です。中古ならリーズナブルな価格で手に入れられます。さらに、メリットとしては、組み立てる必要がなく状態をしっかり確認できる点です。

値段も交渉次第でさらに下がる可能性があります。程度のいいハンギングチェアなら中古でもしっかりしていて壊れにくく、座り心地も実店舗でチェックできます。

ハンギングチェアを設置する際のポイントを見ていきます。

• 適度な高さに調整する
• 吊り下げ位置は慎重に決める
• 他の家具との距離を考える

ハンギングチェアは高すぎると座りづらく、リビングだとソファに座る人の顔の高さに足が来てしまいます。そのため、近くにあるソファや椅子と同じくらいの高さにハンギングチェアの座面がくるようにします。

天井に直接吊り下げるタイプは、一度設置すると移動するのが困難です。吊り下げる前には入念なシミュレーションがおすすめです。また、ハンギングチェアの醍醐味は揺れる動作です。周囲の家具が当たらないよう揺れる分の距離はあらかじめ取って配置してください。

ハンギングチェアとあわせてちょっとしたカフェテーブルが隣にあれば、よりリラックスタイムを充実させられます。カフェテーブルがあれば、飲み物や軽食を机の上に置いたり本やスマホを置いたりできます。気になった方は、ぜひチェックしてください。

スタンド式のハンギングチェアは、屋外でも使用できるため、庭やベランダでの使用に最適です。また、スタンド式なら、普段は屋内に置いておき、休日などに屋外に移動することもできます。

ただし、屋外で使用する場合は、プラスチックや人工ラタンなど、水に濡れても大丈夫な素材を選ぶ事が重要です。

ここまでハンギングチェアの選び方やおすすめ商品をいくつか紹介しましたが、お気に入りの商品はみつかりましたか？ハンギングチェアはタイプによって特徴が全く異なるので、ぜひ購入前にこの記事を見て参考にしてください。お気に入りのハンギングチェアを見つけて、リラックスできる素敵な空間をつくりましょう。