シュノーケルグッズおすすめ22選！おすすめブランドや子供向けのセットも紹介

マリンスポーツを手軽に楽しむならシュノーケリングが最適です。難しいスキルや装備にかかる高い費用を必要とせず、ちょっとのコツで安全に遊泳を楽しめます。浅い海でも透明度が高ければ美しい世界を堪能でき、充実感も味わえます。

日本のシュノーケリングスポットでは1日1,000～2,000円前後でシュノーケルグッズをレンタルできます。しかし、実はレンタル2回分の料金で必要なグッズ一式を購入できるのです。そのため、2回以上シュノーケリングを予定している方には、衛生面から考えても購入がおすすめです。

この記事では、購入におすすめなシュノーケルグッズ22選をご紹介しています。また、シュノーケルグッズを選ぶ時のポイントやシュノーケルの使い方についても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

シュノーケリングとは浅い水中を泳ぎながら海の中の景色を楽しむマリンスポーツです。呼吸器としてのシュノーケル・視界確保のためのマスクが必要で、遊泳を補助するフィンなどのグッズがあるとより便利です。深い海中を潜るダイビングと比べると、比較的安全で装備も手軽に楽しめます。

水中メガネ(ゴーグル)も視界確保の役割を果たしますが、競技性(速く泳ぐこと)が重視されてコンパクトに作られているため、視野が狭いです。ゆっくりと海の景色を楽しむならマスクの方が向いています。

シュノーケルグッズはセットで販売されているケースも多いので、何が揃っているかチェックしましょう。マスク・シュノーケル・フィンの3点セットはお買い得かつ、シュノーケリングに必要な全てのアイテムが揃っているため初心者向きです。

フィンだけは自分の足のサイズに合わせて選びたいといった場合は、マスクとシュノーケルの2点セットを選んでください。

中央に仕切りがない1枚のレンズが特徴的な一眼タイプは、視野を広く確保するのに適しています。一方でマスク内の容積が大きい場合は、慣れるまでマスククリアがやや大変な面もあります。

初めてで自信がない人は内容積の小さい一眼マスクを選ぶのがおすすめです。一眼タイプはレンズ交換ができないため、視力の悪い人は使い捨てコンタクトレンズの使用が推奨されます。

中央に仕切りがある左右のレンズが独立している二眼タイプは、近視用・老眼用などのレンズに交換可能な点が魅力です。視力が悪い人にも使いやすく、マスククリアが簡単なので肺活量に自信がない人にもおすすめです。

また、製品数が豊富なので選ぶ楽しみもあります。ただし、視野の広さは一眼マスクよりもやや狭くなってしまいます。

シュノーケリングは一般的に口で呼吸しますが、顔全体を覆うフルフェイスタイプでは鼻からも呼吸できます。視界も広く水が浸入しにくい機能的な面もあり、息継ぎが苦手な人・初心者・お子さんにおすすめです。

また、フルフェイスタイプはカメラ(※防水機能必須)を装着できる商品もあります。ハンズフリーで水中撮影を楽しみたい人には嬉しい機能です。

マスクのレンズにはプラスチック素材と強化ガラス製のものがあります。プラスチック製は軽くて扱いやすいメリットがありますが、耐久性にやや劣る面があります。

海で使用するマスクは、劣化しにくくキズがつきにくい強化ガラス製がおすすめです。いつでもクリアな視界でシュノーケリングを楽しめます。

近年は、度付きのシュノーケルマスクも低価格に抑えられており、購入しやすくなりました。レンズに度が入っているため、普段メガネをかけている人にも使いやすいのが魅力です。

近視・遠視の方は水中での物の大きさや距離感を把握するのが大変です。せっかく海の景色を楽しむなら、視力をカバーできるマスクを選んでください。

透明タイプのスカートはマスク外からの光を通すので、明るい視界を保ちやすいのが特徴です。自分が見やすいだけでなく相手からも自分の表情が見えやすく、水中でのコミュニケーションや自撮りにも適しています。

インストラクターをつけてシュノーケリングを楽しむ場合、透明タイプの方が意思疎通がスムーズに行えるといったメリットもあります。

着色されたスカートはマスク外の光を遮断し視界が暗くなりやすいです。水中カメラで撮影する人にとっては、余分な光をカットできてファインダーを覗きやすいメリットがあります。また、透明タイプよりも太陽光による黄ばみに強い点も魅力です。ただし、耐久性そのものは透明タイプに劣ります。カラーはブラックが多いです。

インターネット通販では商品を選びやすく低価格で購入しやすいメリットがある反面、サイズやフィット感がわからないといったデメリットがあります。

実際の装着感を考慮せずに購入すると、水の侵入や使いづらさで後悔してしまうケースもあります。そのため、購入前に実店舗で試着して自分に合ったサイズ感を把握しておくのがおすすめです。

シュノーケルグッズのオーソドックスな素材に塩ビやエラストマーがありますが、これらはゴム系特有のニオイがあります。シュノーケルマスクの中には医療用のシリコンを採用した商品やニオイを抑えた商品も登場しているため、ゴム特有のニオイが苦手な人はチェックしてください。

シュノーケルのパイプの太さは自分の肺活量に合ったものを選んでください。パイプが太すぎるとパイプの水を排出するシュノーケルクリアが大変ですし、細すぎると必要な空気を吸い込むのが難しくなってしまいます。

大人用(男性)で18mm前後・子供用で16mm前後の太さが主流なので、これを基準に体格・年齢などを考慮してぴったりのサイズを購入しましょう。

シュノーケルのマウスピースのサイズは50mm前後が成人のスタンダードです。顔(口)の小さい女性やお子さんは、これよりも小さいサイズから選んでください。マウスピースが大き過ぎて口が疲れたり、小さ過ぎて水が入りやすくなったりするのを防ぐため、自分に合ったサイズ選びが重要です。

シュノーケルの中には排水弁付きの商品もあります。排水弁付きはパイプに入った水をそのまま排出できる構造になっており、呼吸がしやすいのが特徴です。また、排水時の気圧を下げるためシュノーケルクリアも簡単にできます。

パイプからの浸水そのものを防ぐアッパーキャップが付いたシュノーケルもあり、水の飲むリスクを下げてくれます。

足全体を覆うフルフットタイプのフィンは、サイズが合っていれば良好なフィット感を得られます。踵までしっかり入るので、足とフィンが一体になり、自分の体の一部のように自由にフィンを動かしやすいのがメリットです。しかし、サイズ調整はできないため、購入時の適切なサイズ選びが大切です。

ストラップタイプのフィンは踵部分がストラップになっていて、着脱しやすく足のサイズに合わせて調整できるのが特徴です。1つのフィンを複数人で使い回す時や、足のサイズが大きくなる成長期のお子さんにおすすめできます。ストラップタイプを使用する時は素足ではなくマリンシューズを履くのが一般的です。

フィンの長さ・硬さについては、初心者はやや小さめで柔らかいゴム素材のフィンがおすすめです。ブレードが長く硬いフィンは、推進力が大きいのがメリットである一方で脚力を必要とします。初心者は推進力が小さくても水の抵抗が少ない、短くて柔らかいタイプから徐々に慣れていきましょう。

リーフツアラーはゴルフ用品やマリンスポーツ用品を扱う株式会社タバタのシュノーケリングブランドです。初心者から上級者向けの幅広いグッズを豊富に展開しており、単品購入はもちろんお得なセット商品も用意しています。

公式サイトではHow to 講座やおすすめのスポットなどの情報も満載なので、本格的にシュノーケリングを始めたい人はぜひ活用しましょう。

株式会社Kai.laのブランドSAS(エスエーエス)は、日本発のダイビングブランドです。視野確保に優れたマスクはフィット感にもこだわり、さらに嫌なニオイを低減するために処理方法にもこだわっています。

セット販売はほぼ見られず単品購入メインですが、品質や機能性に優れています。多少コストがかかってもいいものを選びたい人におすすめです。

メイドイン東京のこだわりを持つマリンスポーツ用品の老舗である株式会社キヌガワのシュノーケリングブランドがAQA(エーキューエー)です。

フィット感に優れた素材のマスクや呼吸のしやすい機能性の優れたシュノーケルなど、初心者も安心して使えるのが特徴です。お手軽でリーズナブルな3点セットも扱っています。

AQAと同じ株式会社キヌガワのブランドGULL(ガル)は、ダイビングギアのトップブランドです。深く潜るダイビングシーンでも快適に使用できる高性能なアイテムが特徴で、マリンスポーツを本格的に楽しみたい人におすすめできます。

圧迫感を低減しつつ胸元まで視界を確保できるマスクや、水の抵抗によるブレを抑えるシュノーケルなどのアイテムがあります。

ここではシュノーケリングの正しい使い方を簡単にまとめています。

• 水を吸わないための呼吸法として「吐く時は強く早く、吸う時はゆっくりと」
• シュノーケルクリア：パイプの先端を水面に出して強く息を吐く
• マスククリア：マスクのおでこ部分を正面から押さえて鼻で息を強く履く
• 耳抜き：マスクの上から鼻を指で押さえて、鼻をかむようにして耳に空気を送る

マスククリアや耳抜きはコツが必要なスキルなので、うまくできない人は経験者やインストラクターにコツを聞いてみましょう。

上の表ではシュノーケリングの人気スポットをいくつかピックアップしています。透明度が高く充実のスポットなので、ぜひチェックしてください。

シュノーケリングは比較的簡単な技術で楽しめる海のアクティビティです。使いやすいシュノーケルグッズを選べば、より快適に家族や友達と楽しさを共有できます。自分に合ったシュノーケルグッズで美しい海の景色を味わってください。