鳥かごおすすめ商品15選｜セキセイインコや文鳥に！交換時期も解説

鳥の飼育に必ず準備をしなければならないのが「鳥かご」です。鳥かごは脱走の可能性を防ぎ、鳥にとっても落ち着ける場所になります。鳥を初めて飼う方や今まで使っていた鳥かごに寿命がきてしまった方など、新たに購入を検討している方も多いでしょう。

しかし、鳥かごは鳥の種類や性格に合わせて適したタイプや素材が異なります。「掃除が楽なのがいい」「音が静かな鳥かごを探している」など飼い主目線も重要なので悩んでしまいます。

そこで今回は、鳥かごの選び方とおすすめの商品15選をご紹介します。記事の後半には、愛鳥の防寒対策におすすめの商品や鳥かごの寿命についても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

鳥かごの中でもよく知られているタイプが「金網タイプ」です。全面が金網になっていて、鳥も網をつたって遊べるので運動不足を解消できます。また、種類が豊富でサイズや形状を選びやすいのもメリットです。しかし、音を遮らず熱も逃げやすいため、鳥かごの設置場所には注意してください。

中の様子を確認しやすいのが「パネルタイプ」です。金網タイプとは異なり、全面がプラスチックなどの板で覆われています。音を通さず熱も逃さないので、鳥も飼い主も快適に過ごせます。

ただし、熱がこもりやすいため夏場は温度管理に気をつけなければなりません。中には通気性を良くするため板に穴が空いたものも販売されています。

初心者でも扱いやすい素材が「鉄×クロムメッキ」です。万が一愛鳥がかじって飲み込んだ場合でも問題がないのも魅力です。また、安価な商品が多く販売されているので、初心者の方でも迷わずに選べます。ただし、塗装が剥がれてしまうとすぐに錆びてしまうのはデメリットです。

お手入れしやすさや頑丈さにこだわるなら「ステンレス製」の鳥かごを選んでください。ステンレスは水で丸洗いをしても錆びづらいので、掃除が簡単です。また、頑丈なためケージをかじってしまう鳥や大型の鳥でも飼育しやすいです。価格が高いものの、長く使える鳥かごを探している方にはおすすめします。

文鳥の飼育には、2匹が並んで羽を広げた時よりやや大きめのサイズがおすすめです。文鳥1匹が羽を広げたサイズは14〜15cm程度です。そのため、横幅が35〜40cm以上の鳥かごを購入すると文鳥もストレスなく過ごせます。

大人のオカメインコの大きさは30cm程度です。鳥かごのサイズは成鳥の1.5倍ぐらいを目安に選ぶのがおすすめです。そのため、オカメインコ用なら横幅が45〜50cm以上の大型サイズの鳥かごを選んでください。

マメルリハは大人になっても13〜15cmで、文鳥と同じかやや小さいサイズの鳥です。しかし、文鳥よりも活発で動き回るのが大好きな種類なので、できるだけ広い鳥かごを選んでください。1匹の飼育でも運動不足にならないように、横幅が40cm以上ある鳥かごがおすすめです。

販売されている鳥かごの中でもスタンダードなのが、「ボックス型」や「アーチ型」です。ボックス型は四角く、アーチ型は屋根が丸みを帯びています。たくさんの種類が販売されていて選びやすく、掃除もしやすい形状です。

販売数が少ないものの、鳥かごの中にはお城やボール状になったものも販売されています。ボックス型やアーチ型に比べると掃除がしづらいのがデメリットです。また、思っていたよりも小さい場合もあります。機能性よりもインテリアにこだわりたい方におすすめです。

アルミ製の鳥かごなら移動させて掃除がしやすいです。鳥は餌やフンを下に落として散らかしてしまうので、鳥かごの周りも汚れます。アルミ製は軽量さが魅力で、女性でも簡単に移動可能です。そのため、鳥かごの周りまで常に清潔を保てます。

毎日の掃除を楽にするなら「引き出せるトレー」の鳥かごがおすすめです。糞や餌は落下し、鳥かごのトレー部分に溜まります。清潔な環境にするためにもトレー部分は毎日お手入れ必要です。

毎回扉を開けてトレーを取り出すのは飼い主にとって大きな手間です。引き出せるトレーならサッと取り出して掃除をするだけなので簡単にきれいにできます。

鳥は賢く、種類によっては自分で扉を開けて脱走してしまいます。脱走を防ぐなら「留金付き扉」のある鳥かごをチェックしてください。扉を閉めてさらに金具でしっかりロックをするため、鳥は開けられません。飼い主の開閉のしやすさで選ぶと、普段の出し入れやお手入れでも手間になりません。

トレーと鳥かごの隙間が広いと、脱走や挟まり事故の原因になります。シャッターがついているものや糞切り板が別になったトレーなら、隙間ができないので安全です。また、トレーがしっかりハマるものなら気がつかないうちに緩んで脱走してしまうのも防げます。

愛鳥の防寒対策や深夜の防音対策には鳥かごにカバーを被せるのもおすすめです。アクリル製や布製など用途に応じてたくさんの種類から選んで購入できます。飼い主も鳥もより快適に過ごせる環境を作りたい方は、ぜひチェックしてください。

鳥かごは広すぎても飼い主が不便に感じなければ問題ありません。むしろスペースに余裕があれば、それだけ鳥も動き回れるので運動不足を防げます。しかし、広すぎると捕まえづらさを感じてしまう可能性があります。サイズが大きくなれば重量も重くなるので、扱いづらさを感じたら買い替えを検討するのもひとつの手段です。

鳥かごの寿命は2〜3年程度とされています。傷んでいる状態で使用すると鳥の怪我や脱走につながるので状態をしっかり確認してください。メッキの場合はメッキ部分が白く濁ったら、塗装の場合は塗装が広範囲に剥げてきたら交換の合図です。

今回は鳥かごの選び方とおすすめの商品をご紹介しました。鳥かごは愛鳥も飼い主も快適に過ごせるものを選ぶとストレスになりません。また、脱走や挟まり事故を起こさないためにも機能面もこだわって選びましょう。ぜひ、こちらの記事を参考に素敵な鳥かごを見つけてください。