【2023】盗聴器発見器おすすめ9選｜アプリはある？・日本製のプロ向けモデルも

一人暮らしをしている方や新居に引っ越したばかりの方は、自宅に盗聴器が仕掛けられていないか不安に感じませんか。賃貸マンションやホテルの部屋などには、盗聴器が仕掛けられている可能性がゼロとは言えません。

知らず知らずのうちに盗聴被害を受けてしまうのを避けるためにおすすめしたいのが、盗聴器発見器やGPS発見器です。一見わかりにくい場所に潜んでいる盗聴器を検知し、その場所を教えてくれます。しかし、どこで買えるのか、どこで売ってるのか知らない方も多いです。

そこで今回は、盗聴器発見器の仕組みや選定ポイント、おすすめの盗聴器発見器10選をご紹介します。盗聴器と併せて盗撮カメラも検知できるタイプもピックアップしています。また、ドンキホーテで盗聴器発見器が買えるかどうかの疑問にも答えています。盗撮が気になる方も今回の情報をぜひチェックしてください。

盗聴器は内蔵のマイクで拾った音声を無線電波で飛ばしています。盗聴器発見器は盗聴器から発信される電波を感知し、盗聴器を探す仕組みです。しかし、必ずしも盗聴器の電波だけを感知できるわけではありません。

家庭内にはテレビやパソコン、スマホなど電波を発する多くの家電製品があります。電気が流れる製品は多かれ少なかれ電波を発しているので、盗聴器発見器はこれらの電波を検知してしまいます。

逆に、人形やぬいぐるみなど電気が流れないものに盗聴器発見器が反応する場合は、盗聴器が仕掛けられている疑いがあります。使用の際は発見器が反応するものや場所を注意深く確認するのが大切です。

低周波から高周波までを検知できるのが「全周波数検知型」です。あらゆる電波を検知するので、テレビやパソコンなど盗聴器以外の電波まで検知してしまいます。そのため、どこに盗聴器が仕掛けられているか、ある程度場所が特定できている場合に有効です。

比較的リーズナブルな価格で販売されているタイプです。しかし、余計な電波を多く拾ってしまうので、盗聴器の設置場所がわからない状態で広い範囲で盗聴器を探す場合には向いていません。

どこに盗聴器があるのか目星が付いていないときにおすすめのタイプが「特定周波数検知型」です。盗聴器で多く使われる電波のみに特定して検知するので、家電製品の電波を検知しないで、広い範囲でも比較的盗聴器を見つけやくなります。

ただし、盗聴器発見器に対応していない周波数を使った盗聴器も存在します。このような盗聴器が使用されている場合、特定周波数検知型では見つけられない可能性もある点に注意しましょう。

「盗聴音声受信型」とは電波に乗った盗聴音声を受信して傍受できるタイプです。実際に音声を聞きながら盗聴器の場所を探し出せるため、盗聴器を見つけ出せる可能性が高くなり、盗聴の証拠も残せます。

デメリットは価格が高い点と、盗聴器以外のアマチュア無線など音声が混線して聞こえてくる点です。どれが盗聴器の音声かを判別する必要があるので、ある程度の経験が必要です。しかし、使い方を身につければ盗聴器を発見できる可能性が上がります。

ネットショップなどで盗聴器発見器を探してみると、格安のモデルが多く見つかります。しかし、安い盗聴器発見器は機能面で劣り、きちんと盗聴器を検知できない場合があります。このような理由からも、ある程度高めの価格帯のモデルの方がおすすめです。

盗聴器発見器は価格が高いほど機能も上がります。盗聴器を確実に探したい、盗聴器の有無を確認して安心したい場合は、高めの価格帯の盗聴器発見器を選びましょう。

盗聴器発見器の駆動方式は、大きく分けて電池式と充電式の2種類です。電池式は小型の盗聴器発見器の場合はコイン電池対応タイプが多く見られます。使い続けるには電池の交換が必要であるため、ある程度のランニングコストがかかります。

一方、充電式は充電が完了しなければ使えないので、手元に届いてすぐに使いたい場合には向いていません。しかし、電池式よりもランニングコストがはるかに安いので、購入後のコストを抑えたい場合は充電式の方がおすすめです。

一部の盗聴器発見器には、便利な付帯機能が搭載されいます。盗撮カメラを発見できる機能が搭載されたモデルであれば、盗聴器とともに盗撮用のカメラも探し出せます。また、盗聴にはあまり関連がないものの、防災無線機能やラジオ機能が搭載された盗聴器発見器もあります。

これらの機能は盗聴被害に関わるものではありませんが、万が一の災害時に防災グッズとして活用可能です。通常、盗聴器発見器は盗聴器を発見した後は使用機会がありません。しかし、防災無線機能やラジオ機能があれば有効活用できます。

高確率で成功させたいのであれば、プロ仕様・日本製のものをチェックしましょう。機能性の高いものは高価なものが多いです。しかし、プロ仕様ならば家庭向けの安いものよりも感度が高く盗聴器を見つけやすいのは間違いありません。

盗聴器発見器を手に入れられるのは、ネットショップと実店舗ではドンキホーテです。ディスカウントストア「ドン・キホーテ」では、1,000円ほどの手頃な価格で盗聴器発見器を販売しています。安価なため、高性能な盗聴器発見器とは言えません。試しに手に入れてみるならドンキホーテのリーズナブルな盗聴器発見器でもいいかも知れません。

ヤマダ電機やヨドバシカメラなどの大手家電量販店やホームセンターでも、盗聴器発見器は現時点では売られていません。豊富な種類から探すならばネット通販がおすすめです。価格幅も広く、1,000円台のリーズナブルなものから数万円のものまでラインナップしています。そのため、サイズも機能もたくさんの中から選べます。

さまざまな便利機能を使用できるスマホアプリですが、盗聴器発見アプリも存在しています。スマホアプリで本当に盗聴器を検知できるのかでいうと、スマホだけでは盗聴器が発信する電波を検知するのは不可能です。

電波を受信できる受信機と併用する盗聴器を検知できるアプリはありますが、スマホアプリ単独で盗聴器発見はできないと考えてください。

盗聴器をやみくもに探すよりも効率よく探したいものです。そのためには、まずは盗聴器が仕掛けられやすい場所を知っておくのが大切です。まずは、可能性の高いところからチェックしてきます。

• コンセントやテーブルタップ
• ぬいぐるみ
• 照明器具
• ボールペン
• 時計
• パソコン
• クローゼット

親しい人以外から貰ったぬいぐるみなどは要注意です。また、知らない間に新しいコンセントやボールペンが家にある場合も、確認した方がいいかも知れません。パソコンも中古品は一度、チェックしておくと安心です。

盗聴器発見器でチェックした際、反応するものや反応しやすいものも覚えおくと便利です。反応しやすいものは下記となります。

• テレビ
• スマホ
• パソコン
• 電子レンジ
• 冷蔵庫
• Wi-fiルーター
• 充電器

つまり、反応しやすいものの近くに取り付けられていると、探しにくいと言えます。逆に、ぬいぐるみなど反応しにくいものの近くで反応すると、仕掛けられている可能性が高くなります。

盗聴器発見器があれば、盗聴被害を未然に防げる可能性が高まります。賃貸物件や宿泊施設などでのセキュリティ対策のために、少しでも怪しいと感じたら盗聴器発見器を使用して盗聴対策を行ってください。