タニタの体重計・体組成計おすすめ15選｜オムロンと体脂肪率が違う？どっちがいい？

タニタ製体重計のほとんどは、体組成計の機能を兼ね備えています。体組成計とは体脂肪率・内臓脂肪・BMIなど、体に関するさまざまなデータを数値化・可視化する機器です。タニタの体重計・体組成計は価格が手頃で、しかも豊富な機能があります。

タニタの体重計・体組成計を活用すれば体重測定はもちろん、健康管理・ダイエット・筋トレにも役立ちます。スマホ連携機能付きの機種なら、測定結果をデータ管理できてさらに便利です。集計したデータはグラフ化できます。

以上を踏まえ、本記事ではタニタ製体重計・体組成計の選び方・おすすめ商品15選をご紹介します。オムロン製品とどっちがいいのか、オムロンと体脂肪率が違うのはなぜなのかも解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

体重計は文字通り、身体の重量を測るのに特化した機器です。一方、体組成計は体重を測定するとともに、体脂肪率・内臓脂肪・BMIなど体に関するさまざまなデータを取得します。簡単に言えば、健康診断の際にデータ収集・分析する技術に近い機能が備わっているのです。

体組成計による測定結果は健康管理のほか、体質調整・ダイエットにも活用しやすいです。上位機種になると、筋肉の質を評価する機能が搭載されている場合もあります。

タニタ体重計・体組成計ならではの特徴として、体脂肪率・筋肉量を左右部位別に測定できる機種があります。具体的には右腕・左腕・右脚・左脚・体幹と5つの部位に分け、それぞれの筋肉量・脂肪率を測定可能です。

ちなみに筋肉の質を部位ごとに測定する技術を製品化したのは、タニタが世界初です。部位ごとの筋肉の質を客観的に把握できるため、効率的にトレーニングするのに効果大です。

タニタの体重計・体組成計は測定の精度にも定評があります。特に一部の上位機種に採用されている独自技術「TANITA 4C Technology」では、体格の個人差による計測値への影響を低減し、より実態に近い結果を算出可能です。

また、多くの体重計では100g単位で測定するところ、タニタでは50g単位で計測できる機種もラインナップしており、より正確な数値を把握するのに適しています。

タニタの体重計・体組成計にはスマホ連携機能を搭載したモデルが多く、対応機種だけでもおおよそ50品程度あります。スマホ連携機能を利用するメリットは、測定結果をデータとして管理できます。

付随したアプリを利用して測定結果をグラフで可視化できるため、数値の変化を時系列で把握するのに便利です。特にダイエットを計画的に実践する際には非常に有効です。

豊富な種類はタニタブランドの大きな魅力の1つです。ラインナップが多い分選択肢も幅広く、機能の取捨選択を気兼ねなく行えます。入門者向けの安い機種であれば体組成計の機能付きでも3,000円前後で購入できるほか、本格アスリート向けの高額な業務用機種も用意されています。

タニタには機能性を重視したシンプルなモデルのほか、デザイン性の高いおしゃれな機種も豊富です。現代的なメタリック調のボディ・バックライトによりディスプレイを彩るものもあります。

デザイン性の優れた製品はインテリアとしても魅力的です。設置する場所の雰囲気に合わせて、長く付き合える製品を選びましょう。

体重計・体組成計の分野で、タニタと人気を二分しているのがオムロンです。オムロン製体重計・体組成計の強みとして、最短4秒の計測スピードが点が挙げられます。また、「部位別測定」「子供アルゴリズム」など、独自のオプション機能が充実しているのもポイントです。

一方、タニタにも50g単位の測定・4CTechnologyを活かした筋質評価などの独自機能があります。特にダイエット・筋トレなど、用途・目的が明確になっている場合はタニタ製品がおすすめです。

トレーニングやダイエットではなく、健康管理が主な目的の場合は体重・ 体脂肪率といった基本的な項目をカバーしたシンプルな構成の機種を選びましょう。スマホ連携のようなオプション機能も非搭載であれば、相応に低価格です。

ちなみにタニタ製品はコストパフォーマンスが非常に高く、低価格の機種でも体組成計の機能を備えているものが大半です。

ダイエットする目的でタニタの体重計・体組成計を購入するなら、50g単位で測定できるタイプをおすすめします。多くの体重計では計測単位が100gのため、細かな変化が反映されない場合が一般的です。

しかし、50g単位の体重計・体組成計なら短いスパンでも変化が表れやすく、ダイエット結果がわかりやすいので、適しています。

タニタの研究によると、アスリートは標準体型よりも筋肉量が豊富で骨格も太く、また筋肉に含まれる水分量にも差があると明らかになっています。研究結果を踏まえ、アスリート向けの計算式を用いて測定結果を算出する「アスリートモード」を開発しました。

また、タニタでは筋肉の質を数値化・可視化し、「筋質点数」として評価する仕組みを確立しました。2つの技術により、アスリートの本格的なトレーニングにも堪え得る品質を実現しています。

タニタの体重計・体組成計は、Bluetooth機能を利用したスマホ連動モデルがあります。付随したアプリを導入すると、測定結果をスマホで手軽に管理可能です。アプリではグラフを使ってデータ分析できるほか、健康状態を反映したミニゲームも楽しめます。

また、女性向けに開発された生理サイクルの記録・管理に役立つアプリ「女性のリズム手帳」も好評です。

体組成計の測定方法は両足のみで測定する「両足方式」・四肢を手がかりに測定する「両手両足方式」の2種類です。体重計に乗るだけの「両足方式」でも、体重・体脂肪といった基本的な情報を得られます。

一方、「両手両足方式」は両腕・両足・体幹部など、部位別の皮下脂肪・骨格筋率などを細かく計測できる点がメリットです。ただし、両足方式より手軽さに欠ける点がデメリットです。

より精度のいい測定をしたい方は「インナースキャンデュアルタイプ」がおすすめです。「デュアル周波数測定」は医療分野における主流の測定方法で、高周波・低周波による2種類の周波数を利用して身体を測定する手法です。身体の変化・個人差を読み取ると、筋質（筋繊維の質）を評価します。

筋質評価の技術を市販の体組成計に搭載した企業は、タニタが世界初です。50g単位の測定ができる商品もあり、細かいデータがわかります。デュアル周波数測定結果を踏まえて筋トレに取り組むと、いっそう本格的・効率的なアプローチが期待できます。

「乗るピタ機能」とは、利用者の個人識別機能です。体格・体重といった特性を自動的に判断し、体組成計に乗った人物をピタリと特定します。家族で共用するのを想定したもので、乗るピタ機能付きの体組成計が1台あれば、最大4～5人までの個人データを管理できます。

コスパの良さも大事なポイントです。高性能・高機能になるほど価格も上がるため、自分にとって必要性の薄い機能は思い切ってスルーしましょう。欲しい機能のみに絞れば、その分価格も手頃に抑えられます。

ただし、プロのアスリートのように測定精度を最優先する場合は業務用モデルがおすすめです。おおよそ4～5万円台と一般モデルより高額であるものの、相応の性能と機能を備えています。

タニタ・オムロン両方の体組成計で計測した際、体重は同じ数値であるにもかかわらず、体脂肪率は異なる数値が表示される場合があります。理由はメーカーごとに計算方法が異なるためで、どちらかの値がおかしいわけではありません。

体脂肪率の測定方法は、体に微弱な電流を流して内部抵抗の値から割合を算出します。計算の基本的な原理・アプローチそのものはタニタ・オムロンともに共通である一方、詳細な算出方法はメーカーごとに異なるのです。

体重を計るタイミングは、タニタでは、運動・食前・入浴の後を避けた同じ時間帯を推奨しています。体組成計の計測結果は体内の水分量で変わるため、正確な推移を知るためには、できるだけ同じ条件下での計測が必要になります。

タニタの体重計・体組成計は健康管理にぴったりです。わざわざ健康診断を受けに行かなくとも、自宅で手軽に利用できるのは大きなメリットです。ぜひタニタの体重計・体組成計を活用して、健康な身体を目指してください。