卓球マシンのおすすめ15選｜自作も可能？ニッタク・ヤサカも紹介

東京オリンピックで日本人選手が金メダルを獲得したのを機に、さらに人気が高くなった室内スポーツといえば卓球ですよね。そんな卓球には、実は1人でも練習ができるマシンがあります。卓球マシンは、卓上に置いて使用するタイプや床に置いて使用するタイプなどラインナップが豊富です。

ニッタク(日本卓球)やヤサカなどのメーカーによっても特色があり、自分にあった商品を選ぶにはどういった点をみたらいいのか悩む方も多いですよね。この記事では、卓球マシンの選び方について詳しく解説するのでぜひ参考にしてください。

また、おすすめの商品についても厳選して15点ご紹介します。自分にあった最適な商品をぜひ見つけて、効率的に練習をしましょう。

卓球マシンには、大きく「卓上型」と「床置き型」の2タイプがあります。それぞれ特徴があるので、参考までにぜひ目を通してくださいね。

1つ目が、卓球台の上や机の上において使用する卓上型です。卓上型はコンパクトで軽量な商品が多く使い勝手がいいのが特徴。子供の練習用やおもちゃグッズとして卓球を楽しみたい方におすすめです。床置き型と比べると球数が限られたり、パワーが劣ったりするので、上級者向けではありません。

2つ目が、本格的なトレーニング用の床置き型。床置き型は、スピンの種類や速度設定ができる高性能の商品が多いのが特徴です。そのため、クラブチームで使用する場合や、上級者が本格的にトレーニングする場合に向いています。デメリットとしては、サイズが大きいので設置場所の確保が必要な点と比較的高価な点があげられます。

卓球マシンを自宅やちょっとしたスペースで使用する場合には、移動・設置のしやすさも確認しておきましょう。自分の練習場所を基に、適切なサイズを選ぶのが大切なポイントです。狭いスペースなのであればコンパクトサイズを選びましょう。

さらに移動が多い場合には、軽量で設置が簡単なタイプの商品がおすすめです。また、練習が終わるたびに片付ける必要があるので、収納場所にもしっかり収まるかどうかも確認してください。

1つ目が、スピード調整機能です。スピード調整機能は、ラリー力を向上させる練習に向いています。トップクラスの選手だと球のスピードは最高時速180kmを超えるといわれており、そういったスピードに慣れるのが大切です。スピード調整機能があれば、球のいろいろなスピードの練習ができます。

2つ目が、球の回転機能です。卓球マシンを打ち出す球に回転を与えられるので、レシーブ力を向上させる練習に向いています。テクニックが上級になればなるほど、回転球に対応する能力が求められますよね。回転機能が搭載された卓球マシンで、さまざまなボールに正確に対応するレシーブ力を身につけましょう。

3つ目は、首振り機能です。首振り機能で大きく左右に振って球を打ちこんでもらえば、フットワークが鍛えられます。卓球は相手の空いているスペースに球を打ち込むので、左右にステップしていかに速く移動して対応するかが重要なポイントです。左右自在に球を打ち出す首振り機能が搭載されている商品を使って、フットワークを鍛えましょう。

4つ目は、ピッチ変更ができる機能です。実践的な練習に適している機能で、リズムを変えて球出しをしてくれます。試合での相手はマシンではなく人なので、異なるリズムで球が返ってきますよね。球出しのピッチ間隔を自由に変化できる機能が搭載されているのであれば、より実践的な練習が可能なのでおすすめです。

卓球マシンの電源方式もチェックしておきましょう。電源方式は大きく「コンセント式」と「電池式」の2種類に分かれています。マシンの設置場所を考慮しながら検討してくださいね。

コンセント式は、その名の通りコンセントから給電するタイプです。メリットとしては、電池切れの心配がない点とパワーが一定な点があげられます。そのため、長時間の練習や設置場所のコンセントが使用できる場合におすすめです。デメリットとしては、コードが邪魔になる点と設置場所がコンセントの近くに限られる点があげられます。

電池式は、乾電池を入れて使用するタイプを指します。メリットはコードレスで使用でき、練習場所を選ばない点です。そのため、電気が使用できない場合やコンセントがない場合におすすめです。デメリットとしては、電池切れの可能性がある点と電池が減ってくるとパワーが落ちてくる点があげられます。

卓球マシンに投入できる球数と球種もあらかじめチェックしておきましょう。球数は一度にセットできる数が多ければ多いほど、セットする手間が省けるので便利です。球をセットするのに練習が中断してしまうと、集中力も切れてしまいますよね。

また、卓球の球には直径40mmの硬式ボールと、直径44mmのラージボールの2種類があります。自分が練習で使用するボールサイズがマシンに対応しているかは必ず確認しておきましょう。

補給ネットは、球があちこちに散乱するのを防いでくれる非常に便利な付属品です。卓球マシンを使って練習する際に、球切れのたびに球拾いをするのは大変ですよね。捕球ネットが付いている商品であれば、球拾いの時間を大幅にカットでき効率的に練習を行えます。

どんなマシンも操作のしやすさは大切なポイント。卓球もリモコンつきであれば、離れた場所から球のスピード・回転・ピッチを変更できるので便利です。わざわざ練習を中断して、マシンまで操作しにいく必要がないので手間も省けます。商品によってどこまで操作できるかは異なるので、その点もあわせてチェックしておきましょう。

比較的高価な商品に多いですが、マシンと補給ネットが一体となっている自動循環式の商品もあります。ネットに打ち返したボールを自動で回収し、そのままマシンに補填してくれるので非常に便利です。満足するまで存分に練習したい方や効率的に練習したい上級者の方におすすめします。

ヤサカは卓球の総合メーカーで、さまざまな卓球用品を取り扱っているメーカーです。卓球マシンの値段は、安いものから396,000円(税込)の高価なものまで幅広く販売しています。

値段に応じて卓球マシンの機能はさまざまです。高価格の卓球マシンはダブルヘッドで上回転と下回転を組み合わせて送球できたり、プログラム設定機能が搭載されていたりと、自分の欲しい機能を見つけやすいです。

ニッタクはいろいろな卓球用具を取り扱う卓球の総合メーカーです。卓上式・床置き式や硬式ボール用・ラージボール用などさまざまな種類を販売しています。細かくコース設定できたり機能が多かったりと、初心者から上級者まで対応しておりその人に合ったマシンが見つけやすいですよ。

三英は卓球用品やフィットネス器具、遊具や公園の資材などを取り扱うメーカーです。PCと接続してオリジナルの練習プログラムが作成できるなど、高機能な卓球マシンを販売しています。細かい練習プログラムを組みたい人や本格的な卓球マシンを探している人におすすめです。

ユニックスは主に換気口のフィルターを取り扱うメーカーですが、卓球マシンも販売しています。充実した機能性をもちながらも、リーズナブルな卓球マシンを取り扱うのが魅力です。コンパクトなタイプが多く、乾電池式電源式のどちらにも対応している卓球マシンもあります。

卓球マシンを買うお金がない方やとにかく激安の卓球マシンが欲しい方は、中古品を購入するのも1つの手です。メルカリやオークションなどでいい中古品を購入すれば、価格を抑えて手に入れられます。また、中にはパイプやバケツを組み合わせて卓球マシンを自作する方もいます。ただし、自作するには複雑かつ必要な材料も多いので、DIYが苦手な方にはおすすめしません。

卓球マシンはレンタルもできるのはご存じですか？購入を躊躇している方や購入前にマシンを試したい人には、レンタルがおすすめです。以下にレンタル業者をのせておきますので、参考にしてください。

卓球マシンを実際に使う時の参考として、効果的な練習法を一部ご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

卓球台はないけど1人で練習したい方におすすめなのが、素振りマシンです。素振りマシンは、いつでもどこで気軽に練習できるのが最大の特徴。電気代もかからないうえに、球の方向や位置を自由に設定できるのがメリットです。素振りマシンを使って、正しいフォームを身につけましょう。

ここまで、卓球マシンの特徴に触れながらおすすめの商品をご紹介しました。お気に入りの商品はありましたか。卓球マシンはタイプやメーカーによって、全く性能が異なります。自分に合った最適な卓球マシンを見つけて効率的に練習しましょう。