安い！無洗米おすすめ10選｜危険性はある？美味しい炊き方も

毎日の食卓に欠かせないご飯。最近は、お米を研ぐ手間が省ける上に手軽に美味しく食べられる無洗米が人気です。特に、忙しいときやお米を研ぐのが面倒なとき無洗米は非常に重宝します。

しかし、無洗米といってもさまざまな産地から種類や銘柄も豊富に出ているので、どの無洗米を選べばいいのか迷ってしまうことも。せっかく選ぶなら、美味しくてコスパのいい無洗米を選びたいですよね。

そこで今回は、無洗米の選び方や白米との違いを詳しく解説。記事の後半では、無洗米のおすすめ商品10選も紹介します。さらに、無洗米の危険性や美味しく炊く方法についても取り上げるので、ぜひ参考にしてください。

精白米は収穫したお米からもみがらや胚芽、ぬかを取り除いたものです。炊飯の際には水で研いで、表面を覆っている肌ぬかを取り除く必要があります。

一方、無洗米は工場で生産の際に肌ぬかを取り除いているので、水で研ぐ必要がなくそのまま炊飯できるのが特徴です。無洗米と精白米はお米を炊く際の工程に違いはありますが、味に関して違いはほとんどありません。ライフスタイルに合わせて無洗米か精白米か選んでください。

無洗米の最大のメリットは、お米を洗う手間が省けることです。お米を研がずに水を入れるだけで炊飯ができるので、時短にもなります。調理時間を短縮したい方やお米を研ぐ手間を減らしたい方、お米を研ぐ時間がないときにはぜひ無洗米を活用しましょう。

無洗米は水道代の節約になるというメリットもあります。通常の精白米はお米を炊くまでに3～4回水で洗う必要があります。

しかし、無洗米はお米を洗う必要がないので、炊飯分の水だけで済ませることができます。1回にお米を炊く量が多い方や、こまめにお米を炊く方は節水にもなるので、無洗米がおすすめです。

無洗米はお米の欠けや割れを防ぐことができるのもメリットです。精白米の場合、表面の肌ぬかを取り除くためにお米を手の腹でこするように研ぎます。

その際にお米の表面を傷つけたり、力加減によってはお米が欠けてしまうことも。無洗米はこの洗う工程が必要ないので、お米を傷つけることなく炊けるのが魅力です。

無洗米は一般的に精白米と比べて価格が高くなります。価格の違いは銘柄によって変わりますが、数百円～1,000円前後変わるものもあります。

容量が多い方がお得なため、家族が多い方やお米を炊く量が多い方は10㎏サイズがおすすめです。お米は毎日食べるものなので、ランニングコストも考慮して選んでください。

無洗米は精白米に比べて、銘柄の種類が少ないのも特徴です。全ての銘柄で生産されているわけではないので、お気に入りの産地や銘柄がある方は確認しておきましょう。特に銘柄にこだわりがない方や新しい味を試してみたい方は、ぜひこの後ご紹介するおすすめの無洗米を参考にしてください。

無洗米はさまざまな産地で生産されています。どれを選べばいいのか迷ってしまう方は、まずは産地や銘柄から選んでみるのもいいでしょう。有名なものでは、秋田県産の「あきたこまち」や新潟県産の「コシヒカリ」などがあります。銘柄によって味わいや食感が異なるので、レビューや口コミを参考にするのもおすすめです。

無洗米には容量の種類もあります。容量には2㎏・5㎏・10㎏などがありますが、お米は生鮮食品と同じなので冬は精米日から2か月程度、夏は2～3週間で食べきれる量を選ぶようにしましょう。一人暮らしの方やお米を炊く頻度が少ない方は2㎏、家族が多い方やお米をまとめて炊く方は5～10㎏がおすすめです。

無洗米には玄米タイプのものも販売されています。普段から玄米を食べている方は、無洗玄米もチェックしておきましょう。玄米は白米よりも栄養価が高くヘルシーなので、健康志向の方にもおすすめです。無洗米であればお米を炊く手間もないので、手軽に玄米を続けられます。

コスパ重視の方には、複数の銘柄がブレンドされた「ブレンド米」もおすすめです。ブレンド米は無洗米の中でも比較的リーズナブルなので、銘柄にこだわらない方もぜひチェックしてみましょう。ブレンド米では味や品質が落ちるのではと心配な方は、国際基準のHACCPの認定工場で作られているものを選ぶと安心です。

無洗米にはさまざまなブランド米が販売されています。人気のブランド米の中では、「ゆめぴりか」は粘りがありもっちりとした食感で、「ななつぼし」は甘くさらっとした食べ応えが特徴です。ブランド米によって食感や味わいに違いがあるので、自分好みの無洗米を見つけてください。

無洗米は主に、「乾燥式」・「水洗い法」・「BG精米法」・「NTWP方式（タピオカでんぷんを使用）」の4方式で作られています。それぞれの製法によって品質に多少の差はありますが、製法によって味に差が出ることはありません。また、それぞれの方式で薬を使うことはないので、安心して食べることができます。

無洗米は製造過程で肌ぬかを除去しますが、米ぬかを排水する際に環境を汚染するのではという声もあります。しかし、精米の際の米ぬかはすべて回収され、肥料として再利用されているので環境汚染の心配はありません。環境にも優しく節水にもなるのは魅力ですね。

「無洗米は精白米に比べて栄養価が落ちるのでは？」と心配する方がいます。しかし、無洗米と精白米は栄養素は双方でほとんど違いはありません。逆に無洗米の方が洗う必要がない分、ごく微量ですが精白米よりも水溶性ビタミンやナイアシンが多く含まれているとも言われています。

無洗米は通常の精白米よりも、水分が多く必要になります。全国無洗米協会では、無洗米3合あたり約100ccの水を増やすことを推奨しています。

炊飯器によっては無洗米モードを搭載しているものもあるので、メモリに合わせて水を調整し、無洗米コースで炊くのがおすすめです。また、通常のお米よりにおい移りがしやすいので、保管の際には米びつを使用するなどの配慮が必要です。

無洗米はお米を研ぐ手間が省け、時短調理にも便利なのが魅力です。さまざまな産地から銘柄も豊富に販売されているので、食べ比べをしてみるのもいいですね。お気に入りの無洗米を活用して、毎日のご飯を楽しみましょう。