パールネックレスの人気おすすめ15選｜普段使い・流行りのメンズパールも！

大人の女性に最も親しまれているパールネックレス。冠婚葬祭などフォーマルな装いには欠かせないジュエリーです。内側から滲み出るような上品な輝きは、カジュアルな服装と合わせて身につければおしゃれな印象にもなります。

パールネックレスは欧米でも重用され、儀式からハリウッドのレッドカーペットなど、セレブたちも競って着用しています。しかし、世界中で愛されるパールは本真珠からイミテーションパールまで種類が多く、また素人目には見分けることが難しいのも事実です。

この記事では、パールネックレスの選び方やおすすめの商品15選をご紹介します。また「どこで買う？」「保管方法は？」といった疑問にもお答えします。さらに、流行りのメンズパールもピックアップしたので楽しみながら選んでください。

海外の俳優やラッパーのSNSがきっかけで、男性にもパールネックレスが広がっています。パールネックレスは女性のものという印象が強いからか、「メンズがパールなんて気持ち悪い」という声もあるようです。

しかし、パール粒だけをぎっしりつなげたネックレスでなく、チェーンやビーズなどとの異素材MIXを選んでみると、意外とワイルドな印象になって個性的なおしゃれを楽しめます。

格調を大切にしたいフォーマルなシーンには「本真珠」が適しています。真珠層が何層にも重なってできる独特の「テリ」が特徴。あこや真珠・白蝶真珠・花珠真珠・南洋真珠などの種類があります。

自然か養殖かという違いはありますが、どちらも真珠貝の生命活動の中で作り出されるのが本真珠の特徴です。値段は張るものの、何よりも高級感と輝きを求める方におすすめです。

「淡水パール」は本真珠に分類されますが、文字通り湖などの淡水の中で育つのが特徴です。海水中でできる本真珠とは異なり「核」を挿入せずに育てます。

このため、オレンジやパープル・ライス型・バロック型など色や形が豊富なのが魅力です。装いに合わせていくつも所有したい方や、個性的なパールネックレスを好む方におすすめです。

「イミテーションパール」は、貝パールやコットンパール・ガラスパールなどを指します。偽物というわけではなく、本物の真珠よりもリーズナブルで気軽に普段使いできる「真珠そっくり」な商品とことです。

安価でも本真珠に負けない輝きが欲しい方には貝パールをおすすめします。軽量で長さやデザインが豊富なのはコットンパールです。

パールネックレスは40cm前後の「プリンセスサイズ」が基本です。首元に沿って規則的な円形を描くことから、最も美しく見えるサイズとされています。また、トップスの襟の有無にかかわらず、デコルテから顔周りまでをすっきり見せるのも特徴。メーカーによって長さに幅があり、40〜45cmがプリンセスサイズに該当します。

パールネックレスでおしゃれの幅を楽しみたい方にはロングタイプがおすすめです。ロングには80cmのオペラサイズ、120cm程度のロープサイズなどがあります。いずれも欧米では夜のパーティーでのドレッシーな装いに用いられています。首元にくるくると二重巻きにしたり、胸元でひと結びしたりとアレンジできるのがメリットです。

フォーマルからカジュアルまで、また年齢や体格を問わず使用できるのは7.5〜8mmサイズです。日本では定番のサイズとされ、華美になりすぎず上品に装えるのがメリット。首が細い方や20代など若い世代の方にはもう1サイズ下の7mmを選んでも似合うでしょう。最初の1本におすすめのオーソドックスなサイズです。

存在感たっぷりなパールネックレスを求める方には、9mm以上の大粒がおすすめです。粒のサイズは大きくても派手なイメージを感じさせず、エレガントさを引き立ててくれます。9mmを超えるサイズは価格もかなり高価ですが、代々受け継いでいく希少性の高いジュエリーをお探しの方にもおすすめします。

堅苦しさを感じさせずに清楚に装うなら、6mm以下の小粒サイズがおすすめです。ベビーパールとも呼ばれ、控えめな中にもきちんとした服装にもマッチするのでパーティーにも適しています。

また、毎日身につけやすいのは一粒パールです。カジュアルなジーンズにも似合い、プレゼン用のスーツにもぴったりです。どちらも手頃な値段で入手できるのも魅力です。

ミキモトは1893年、世界で初めて真珠の養殖に成功した老舗ブランドです。日本を代表する高級宝飾店で、世界ラグジュアリー協会発表のランキングでトップ10にランクインしています。

また、田崎は1970年に世界初のマベ真珠の養殖に成功しました。どちらのブランドも高品質で購入後のサポートも充実しています。一生ものとして価値のある真珠を手にできます。

ティファニーは世界5大ジュエラーのひとつに数えられるブランド。ティファニーのパールネックレスは数珠つなぎのタイプよりも、一粒タイプや繊細なチェーンとの組み合わせが魅力です。

また、自然の生き物を取り入れたモチーフやバロックデザインなど、さまざまなラインもあります。世界の要人やセレブに愛される輝きを求める方におすすめです。

品質だけにこだわって選び抜かれた真珠を使ったパールネックレスを求める方には、卸業者の直販がおすすめです。真珠の卸業者は中間コストを省き、仕入れから選別・加工・販売までを一括して行います。

このためハイブランドと同等のアイテムを、かなり手頃な価格で購入できるのがメリットです。購入後のアフターケアにも期待できます。

毎日身に付けられるパールネックレスなら、人気のアクセサリーブランドから選ぶのもいいでしょう。パールとダイヤ・オパールなど他の宝石との組み合わせや、モチーフやチェーン、異なる素材や色の地金とマッチングが試せるのも魅力です。また、パールネックレスとリング・ブレスレットなどとのコーディネートも楽しめます。

パールネックレスには、ピアスやイヤリングとセットのアイテムがあります。フォーマルな席には首元のネックレスだけでは寂しい印象になりがちで、セットなら一度に両方揃うのがメリットです。

あとからピアスを買い足せばいいと思うかもしれませんが、パールは色味や形・サイズを揃えるのが意外と大変です。ちぐはぐな印象にならないためにも、セットでの購入をおすすめします。

パールは宝石の中でも特にデリケートです。乾燥や湿気・熱・酸・アルカリなど、パールを変質させるものが身の回りにはたくさんあります。美しい光沢を保ち、長く愛用するための保管とお手入れの方法を紹介します。

パールネックレスは使用後のお手入れが大切です。必ず柔らかい布で汗や皮脂を拭き取っておきます。メイクやヘアスプレーが付いてしまったときには硬く絞った布で水拭きし、次に乾拭きして乾燥させるよう心がけましょう。

購入時に付属していたジュエリーケースに収納するのが理想ですが、ない場合は柔らかい布を敷いたボックスに保管してください。

パールネックレスの美しさを保って長く愛用するためには、定期的な「糸換え」などのメンテナンスが欠かせません。メンテナンスにはメーカーや購入したショップのアフターサービスを活用するのがおすすめです。

しかし、購入ショップで取り扱いがない場合には、最寄りの宝石店やメンテナンスのみを行うショップもあるのでチェックしておきましょう。

冠婚葬祭に欠かせないパールネックレスのおすすめ商品をご紹介しました。フォーマルな装いにはピアスとのセット、カジュアルな着こなしには一粒ネックレスなど、シーンや演出したい雰囲気に合わせたパールネックレスを見つけてください。