充電式草刈機おすすめ11選｜デメリットはある？口コミ評判も【マキタ・ハイコーキ】

充電式草刈機は、バッテリーを動力にした雑草や細い木などを刈り取るための機械です。エンジン式やAC電源式に比べて扱いやすいので、充電式草刈機は初心者や女性に人気があります。電源のある場所でなくても、手軽に草刈りができるので便利ですよね。

充電式草刈機は電動草刈り機の中では作業時間が短くてパワーが弱いイメージがありますが、18V・36Vなど長時間利用できてパワフルな機種も増えています。充電式草刈機はマキタ・ハイコーキ・アイリスオーヤマ・工進など多くのメーカーから発売されており、ナイロンコード・樹脂刃など刃の種類も多いため、自分に合ったものを選ぶのは大変です。

そこで、今回は充電式草刈機の選び方・口コミや評判・おすすめの機種11選をご紹介します。また、充電式草刈機のメリット・デメリットや上手な使い方もご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

充電式草刈機は場所を選ばずに使える草刈り機です。電気で動きますが、充電したバッテリーを電源として使うのでコンセントがない場所でも問題なく利用できます。比較的軽量かつ運転音も静かなのが特徴です。ただし、バッテリーが切れると使えなくなるため、あまり広い場所の草刈りには向いていません。

AC電源式（コード式）草刈機は時間を気にせずに使用できます。コンセントから電源を確保できるのでバッテリー切れの心配がなく、パワーが落ちる心配をせずに最後まで作業できます。

充電式と比べると軽量で、価格が安いのがメリットです。電気で動くので運転音もうるさくありません。ただし、コンセントがないところでは使用できず、作業中にコードが邪魔になるのがデメリットです。

エンジン式はガソリンなどの燃料を使用するパワフルな草刈機です。パワーが強力なので広い敷地でも、効率良く草刈りが可能です。30坪を超えるような敷地で使う場合や山林・田畑での作業に向いています。

ただし、充電式やAC電源式と比較すると重いので、女性や高齢者が使うには不向きです。また、運転音が大きく、燃料の準備などに手間がかかります。よりパワーのある4サイクルエンジン式とエンジンが小さい2サイクルエンジン式の2種類があります。

充電式草刈機は準備が簡単かつ軽量で、作業音が小さいのがメリットです。手軽に使えて軽量なので、初心者や女性におすすめのタイプです。他のメリットは以下の通りです。

• 準備が簡単でバッテリーを充電するだけで使える
• 重量が軽く力のない方でも扱いやすい
• 運転音が静かで騒音を気にせず使える

充電式草刈機は長時間使用できず、パワーが弱いのがデメリットです。一度充電しておくと数十分使えるので、一般家庭の庭の草刈りには十分です。しかし、長時間使用する場合は途中で充電切れを起こしてしまうので、予備のバッテリーが必要になります。

メリットも多いですがエンジン式やAC電源式に劣る部分もあります。デメリットについて紹介します。

• 稼働時間に制限がある
• パワーがエンジン式やAC電源式に比べると弱い
• 予備のバッテリーが必要

ループハンドル式の草刈機は軽量で取り回しがいいので、傾斜地でもスムーズに作業できます。輪っか状のハンドルが竿に取り付けられたタイプです。持ち手が竿の先端と中間に取り付けられているので上下・左右・前後に動かしやすく、傾斜地の草刈りも効率的にできます。

作業中の姿勢が固定されず、草刈機を支えるのに余分な力もいりません。ただし、ハンドルを持つ手に振動が伝わりやすいので、腕に多少負担がかかります。また、竿の中間にハンドルがある分刃に近い位置を握る必要があるため、慎重に作業する必要があります。

両手ハンドルの草刈機は、平地の草刈に最適なタイプです。竿の先端にU字型のハンドルが取り付けられています。左右対称のハンドルが地面に平行になるため左右に動かしやすく、平地の作業が効率的に行えます。 刃の部分とハンドルの距離が離れているので、体に振動が伝わりにくいです。

草刈機を動かしやすく体にかかる負担も軽めです。両手でしっかり持って作業できるので安定感があり、広範囲の作業に適しています。 ただし、上下の動きは苦手なので、傾斜地での作業や障害物が多い場所の作業には不向きです。

ツーグリップ式の草刈機は竿に2ヶ所グリップが付いたタイプで、狭い場所の作業に適しています。竿を握るタイプなので細かい操作がしやすく、障害物を避けたり狭いスペースで使用したりできます。

ただし、竿を握って作業するので腕に振動が伝わりやすく、腕や肩にかかる負担は大きめです。大きく動かしづらいので、広範囲の草刈りにも向いていません。短時間の作業や草刈の仕上げに使うのにおすすめです。

ナイロンカッターは、ナイロンコードを回転させて草を切断する安全性の高い刃です。切れ味は良くありませんが、ぶつかった反動で跳ね返るキックバックが起きにくいです。刃が欠けて飛び散る心配がなく、刃が当たっても大けがになりにくいので安全性に優れています。

草を粉砕して仕上がりもきれいになるので、柔らかい草を刈るのにおすすめです。ただし、砕かれた草の飛沫が飛び散りやすく、本体も汚れるのでこまめなお手入れが必要になります。小石を弾き飛ばす可能性もあるので、周囲にぶつからないように注意が必要です。

チップソーは鉄よりも硬い合金で作られています。切れ味と耐久性を兼ね備えた円盤状の刃が特徴です。刃のラインナップが豊富なので、用途に合ったタイプの刃を探しやすいです。硬い草を刈り取るのに最適ですが、汎用性が高いので柔らかい草を刈り取るのにも使えます。

強度が高い刃なので、ぶつかると壁などを傷をつけるリスクがあります。また、キックバックが起こりやすい刃なので、怪我をしないように十分注意して使用しましょう。

金属刃は価格がリーズナブルで広範囲の草を刈るのに適しています。チップソーと比較すると刃の数が少ないので、広範囲の草を刈るのに使いやすいです。安価で購入できるので、広範囲の草を刈るなら刃の数が少ないもの、硬い草を刈るなら刃の数の多いものと使い分けたいときにも便利です。

切れ味が落ちた場合は研いで切れ味を戻せるため、ランニングコストも抑えられます。ただし、切れ味が良くぶつかった反動は大きくなります。2枚刃の使用が禁止されている自治体もあるので、注意しましょう。

樹脂刃は安価で購入でき、安全性にも優れた刃です。樹脂製の刃は反発が少ないので、ぶつかった反動で怪我をする可能性が低く、刃を交換する時も怪我をしにくいのがメリットです。価格が安いだけでなく、刃が消耗した部分だけ交換できるのでランニングコストも安くなります。

安全で金属製に比べると軽量なので、力の弱い方や女性にもおすすめです。ただし、切れ味は良くないので、硬い草を刈るのには向いていません。

バリカン・トリマーと呼ばれるタイプの刃は別名ヘッジトリマーといい、庭木の刈り込みにも使えます。地面に生えた雑草と背が低い樹木の刈り込みの両方に使えるので、1台で庭のお手入れしたいならおすすめです。刃にぶつかった小石を弾き飛ばす心配もほとんどないので、安全性も優れています。

肩掛け式はバンドで肩に固定するタイプです。竿の位置が固定されており刃と体の距離が一定になるため、安全に作業できます。距離が保たれると刃の位置もあまり動かないので、初心者でも刈り取り面がきれいに仕上げられます。

ただし、竿が固定されて草刈機を細かく動かせないので、傾斜地や障害物の多い場所には不向きです。肩に重量がかかるので、疲れやすいデメリットもあります。片肩掛けバンドと両肩掛けバンドの2種類があり、負担を軽くしたいなら両肩掛けバンドのものがおすすめです。

背負式は背中に本体を固定するタイプで、刃が自由に動かせるので傾斜地でも作業がしやすいです。肩掛け式のように竿が固定されず操作性に優れています。本体を背負っているので、体にかかる負担も肩掛け式より少なくなります。

ただし、刃をフレキシブルに動かせるせいで刃が体に触れるリスクも高くなるため、十分に注意して扱う必要があります。充電式草刈機の扱いに慣れた方には便利ですが安全性は低めです。

手押式は体に負担をかけずに広範囲の作業が可能です。車輪がついたカートのような形状で、本体を持つ必要がないので長時間使用しても体に負担がかかりません。押すだけで作業ができる上、サイズも大きく広範囲の草を簡単に刈り取れます。ただし、本体の大きさから傾斜の急な場所や狭い場所の作業には向いていません。

上述の通り、充電式草刈機の連続使用時間は備え付けのバッテリー容量によって異なり、短いもので30分、長いもので1時間程度です。連続使用時間が短いと、途中で作業を止めて充電しなければならない場合があり、効率が悪くなってしまいます。

そのため、使用頻度が高い方や作業範囲が広い方には、連続使用時間をチェックすることをおすすめします。ただし、連続使用時間が長く、パワーのあるバッテリーは重くなるため、その点には注意してください。

充電式草刈機を持ち運ぶ機会が多いなら、竿が分解できるタイプがおすすめです。竿の分解ができると、コンパクトに収納できます。竿が分解できるタイプは重量も軽いので、草刈りをする時も扱いやすいです。ただし、組み立て・分解に手間と時間がかかる点がデメリットです。

複数人で充電式草刈機を使うなら、竿の長さを変えられる伸縮式が便利です。使用する方の体格に合わせて長さを調節できるので、作業がしやすくなります。また、作業する場所によって最適な長さは変わるため、1人しか使わない場合も便利な機能です。

刃の付け替えが可能なタイプなら、1台で多種類の草に対応できます。柔らかい草と硬い草が両方生えた土地で作業する際は、複数の草刈機が必要になる場合があります。草の種類に合わせて刃を交換できる草刈機なら、1台だけですべての作業が行えます。草刈機を複数置く収納スペースが用意できない場合も、刃の付け替えができるタイプがおすすめです。

充電式草刈機の騒音が気になるなら、音・振動が少ないタイプを選びましょう。住宅地などで草刈機を使用する場合、騒音が近隣の迷惑にならないように配慮する必要があります。充電式草刈機は他のタイプよりも静音性が高く、音や振動を抑えるのに力を入れているメーカーもあります。振動が少なくなれば、使用する際に体への負担も軽減されます。

充電式草刈機用バッテリーはさまざまな電圧のものがあり、電圧によって使用時間やパワーが変わります。連続使用時間は短くて30分程度、長くて1時間が基本的です。バッテリーの電圧は主に4種類で、違いは以下の通りです。

10.8Vは女性でも扱いやすい重さで、自宅の庭でちょっとした時に使うのに向いています。14.4Vと18Vはパワーや重量はあまり変わりませんが、18Vの方が稼働時間が長いです。36Vは最もパワフルで稼働時間も長いですが、重量があるので力の弱い方には扱いづらいです。

電圧が大きいほどパワーが強く作業時間が長い傾向にありますが、重くなるので扱いづらくなります。家庭用には18Vが使いやすいと言われていますが、自分の体力も考えて最適な作業時間とパワーの製品を選びましょう。

充電式草刈機の使用感を知りたいなら、口コミを参考にしましょう。実際に使用しないと使用感はわかりませんが、特定の草刈機を使っている人を見つけるのは大変です。ネットの通販サイトには、充電式草刈機の口コミが投稿されています。気になった商品の口コミも見つけやすいです。

充電式草刈機は、1万円～4万円の価格帯を中心に販売されています。価格の高いものほど高機能で、安いものはシンプルな機能になる傾向です。いくら性能が良くても、使うのに不必要な機能を搭載したものを購入しても意味がありません。作業に必要な機能を考えた上で、コスパのいい充電式草刈機を選びましょう。

電動工具の世界的メーカーのマキタは、豊富なバリエーションの充電式草刈機を販売しています。マキタの草刈機は低振動・低騒音で使いやすいと評判です。マキタの電動工具と共有できるバッテリーを採用しているのも特徴です。

初心者でも扱いやすい軽量モデルから、エンジン式並みのパワーがあるプロユースモデルまで販売しています。

リーズナブルな価格で家具や家電を販売する山善は、軽量な充電式草刈機を販売しています。バリエーションは少ないですが、約1kgの軽量モデルがあるので女性や高齢者でも扱いやすいです。価格もリーズナブルで、刃もナイロンカッターとスチールの2種類を交換できます。

アイリスオーヤマは組み立てが簡単で安全性の高い充電式草刈機を販売しています。刃を取り付けるのに特別な工具が必要なく、初心者でも簡単に組み立てられます。刃は安全性に優れたナイロンカッターで、刈った草が飛ぶのを防ぐ安全ガードや誤作動を防ぐダブルロックなどの機能を搭載しています。

リョービの充電式草刈機は、長く使用できると評判です。構造がシンプルなので修理が簡単で、軽量なモデルが多いです。1万円以下で購入できるリーズナブルな充電式草刈機も販売されています。操作が簡単なモデルが多いので、初心者におすすめのメーカーです。

リョービの電動工具事業は京セラに譲渡されましたが、一部の電動工具を除いてリョービブランドのまま販売されています。

126年の歴史を持つ丸山製作所は、パワーのある充電式草刈機を扱っています。農林業機器を販売するメーカーとして有名で、充電式草刈機は重量が4kg程度かつエンジン式並みのパワーがあります。短い時間で効率よく作業ができるパワフルな充電式草刈機が欲しい方におすすめです。

ナカトミは、低価格でコスパのいい充電式草刈機を販売しています。約6,000円から購入でき、軽量で樹脂製刃と金属刃の2種類が付属します。安全に配慮したブレードカバーを採用しており、コスパは高めです。ただし、ナカトミの充電式草刈機は製造終了しており、交換部品が入手困難なのがデメリットです。

HIKOKIはハイスペックな充電式草刈機を販売するメーカーです。価格は4万円以上するものが多いですが、ディスクモーターを採用おり低振動・低騒音・高効率・軽量を実現しています。簡単に操作できるモデルも多く、ブレーキや電源オートオフなどの機能も実現しています。パワフルで操作しやすい充電式草刈機が欲しい方におすすめです。

ドイツメーカーのボッシュは、軽量で操作性に優れた充電式草刈機を販売しています。手元のスイッチで操作がしやすく軽量でスリムなデザインなので、狭い場所の作業にも適しています。安全性に配慮した設計は初心者や女性におすすめです。

高儀は長い歴史を持つ工具メーカーで、充電式草刈機は2WAYタイプのものが多いです。チップソーとナイロンカッターの2種類が付属するので、硬い草と柔らかい草の両方を刈るのに適しています。替え刃は安価で販売されているため、消耗した場合は気軽に交換できます。

コーシンは手押し式草刈機を初めて販売したメーカーで、豊富なバリエーションの草刈機を製造しています。ループハンドル・両手ハンドル・手押し式のすべてを扱っており、初心者向けからプロ仕様まで販売しています。手押し式草刈機も複数販売しているので、広い敷地の草刈をしたい方におすすめです。

充電式草刈機を使用する際は、安全のためにヘルメット・顔保護シールド・防振手袋を装着してから作業しましょう。作業中は小石や草が飛んでくる場合がありますが、顔保護シールドで怪我を防げます。防振手袋を付けていれば、振動が伝わりにくいので作業の疲れも軽減されます。トラブルを防ぐために、事前に充電式草刈機の点検も行いましょう。

充電式草刈機を使用する際は、人の近くで作業しないようにしましょう。刃が当たったら大変ですし、弾き飛ばされた石などがぶつかる危険もあります。消費者庁は半径15メートル以内に人がいないのを確認してから作業するように呼び掛けています。

充電式草刈機を使用する際は、障害物になるものはできる限り取り除いてから作業しましょう。障害物を取り除いておけば、硬い物を弾き飛ばす可能性が低くなる上障害物にぶつかって刃が傷むのも防げます。安全に作業するために、動かせる障害物はあらかじめ除去が大切です。

故障の原因になるので、雨の日や湿地帯で充電式草刈機を使うのはNGです。内部に水が入ると草刈機は壊れてしまいます。防水使用の充電式草刈機もありますが、水の侵入を完全に防げるわけではありません。

また、水を含んだ草は重量が増しているので、刈る際に刃にかかる負担も大きくなっています。さらに、地面が濡れていると転倒して怪我をする危険もあります。雨が降ってきた場合その日の作業は中止してください。

充電式草刈機を長期間利用し、効率的に作業するにはメンテナンスが必要です。日々のメンテナンスが大切なので日頃から手入れをしましょう。

汚れた場合は乾いた布か、石鹸水を付けた布で拭いていきます。安全にお手入れするためにバッテリーは外してから拭きましょう。故障の原因になるので、水洗いは絶対にしないでください。切れ味が落ちたら刃を研いだり交換したりして対応してください。以下が要点です。

• バッテリーを外してから作業する
• 水洗いはしない
• 乾いた布・石鹸水を付けた布で拭く
• 切れ味が落ちたら葉を研ぐ

新品なのに起動して数分でバッテリー切れになる場合は、刃の取り付け部分に草が絡んでいる可能性が高いです。絡まった草を取り除けば、ほとんどの場合正常に動くようになります。すぐにバッテリーが切れるといったトラブルの報告は多いものの、実際バッテリーに不具合があるケースはわずかです。

草が絡んでいないのにすぐバッテリーが切れる場合は、バッテリーに不具合が起きている可能性があります。残量を確認できるバッテリーも増えているので、草が絡んでいない状態でバッテリーの減り具合を確認しましょう。マキタの営業所のようにバッテリーチェッカーが用意された場所なら、バッテリーの残量が確認できます。

バッテリー切れでないのに、充電式草刈機が動かない場合はモーターの故障の可能性があります。通気口が草で塞がったり、負担をかけすぎるとモーターが故障する原因になります。モーターに異常がある場合は、メーカーに相談しましょう。

充電式草刈機は、内部に水が浸入すると故障して動かなくなります。防水機能のない充電式草刈機を湿地帯や水気の多い場所で使うのは避けましょう。雨が降っている中で、作業するのも故障の原因になります。防水設計になっている場合も、防水性能がどのくらいなのか確認してから使用してください。

充電式草刈機の稼働時間は数十分程度のものが多く、充電は1時間以内に終わるものがほとんどです。ただし、最近は2時間以上使用できるものも増えています。回転数が調整できるタイプもあり、回転数を抑えるほど稼働時間は長くなります。

回転数を調整できるタイプも稼働時間の目安は記載されています。実際に購入する際は、稼働時間を確認しましょう。

充電式草刈機のバッテリーは、およそ2年が寿命と言われます。バッテリーの充電できる回数は、500回~700回が一般的なので、毎日充電した場合は2年くらいで寿命がくるからです。そのため、毎日草刈機を使わない場合はもっと長く使える計算になります。

ただし、300回くらい充電すると充電率が低下して、稼働時間が極端に短くなるバッテリーが多くなります。バッテリーの寿命を延ばしたいなら、直射日光を避けて保管する・使用直後に充電しない・残量がゼロに近くなってから充電するなどの注意事項を守りましょう。

充電式草刈機を頻繁に使わない場合はレンタルが便利です。専用のレンタルショップを利用すれば、使用した後に返却するだけなのでメンテナンスの必要もありません。故障した場合も、代替機を手配してもらえる場合が多いので安心です。

料金・期間・保証・支払い方法はレンタルショップによって変わります。実際に草刈機を使用する頻度を考えて、購入とレンタルのどちらがお得か検討しましょう。

充電式草刈機は中古でも購入できますが、製造年と状態のチェックに気を付ける必要があります。製造年が古いとメーカーに部品がない場合もあるので、故障しても修理ができません。充電式草刈機の寿命は、適切にメンテナンスが行われた場合で5年～10年です。

中古の充電式草刈機は状態の確認が難しく、寿命が短い場合もあります。中古の充電式草刈機を購入する場合は、実物を見て状態や製造年を確認するのが大事です。

充電式草刈機はカインズホームやコメリなどのホームセンターでも購入できます。実物を見て購入したいのであれば、ホームセンターに行ってみましょう。ただし、ホームセンターで扱っている充電式草刈機は通販よりも品数が少なめです。また、ホームセンターでは充電式草刈機のレンタルは行っていません。

カインズで買える充電芝刈機は、使いやすく女性や年配の人でも扱いやすいものが多く販売されています。ループハンドル・両手ハンドルなど持ち手に種類があり、どれもカインズオリジナル商品です。

価格帯も25,000～9万円台と幅広く、求めている機能を選んで購入が可能です。

• カインズオリジナル商品
• 特徴：扱いやすいので女性や年配の人でも操作が簡単
• 価格帯：25,000～90,000円

コメリでは、オリジナルの充電式草刈機「UBERMANN（ウーバマン）」が販売されています。ウ―バマンは「プロが選ぶ品質」をコンセプトに、耐久性・操作性・修理・品揃えといった4つの品質でプロの信頼に応える商品です。

値段は39,800～49,800円と、非常にリーズナブルであり、タイプは肩掛け式・手押し式があります。

• コメリオリジナルブランド
• 特徴：耐久性・操作性・修理・品揃えに満足できる商品。肩掛け式と手押し式が販売
• 価格帯：39,800～49,800円

芝のメンテナンスには、充電式草刈機よりも専用の芝刈り機を使うのがおすすめです。芝の高さを揃えたい場合に草刈機は適しておらず、芝を傷めてしまう可能性もあります。芝の高さをきれいに揃えたいなら、専用の芝刈り機を使用してください。

下記の記事で芝刈り機について詳しく解説しているので、興味のある方はぜひご覧ください

草刈機は右から左に振るように動かすのが基本です。これは草刈機の刃が左回転しているからで、左から右に振ると草を刈る量が半減してしまいます。左から右に動かすとぶつかった時に、跳ね返る反動も大きくなるので危険です。

右から左まで草刈機を動かしたら、いったん右まで戻して左に振るようにしましょう。ただし、刃が右回転の草刈機もあるので、その場合は左から右に振るようにします。また、刈った草の上へ次に刈った草が覆いかぶさるようにすると効率的です。

草刈機を使用する際は、肩掛けのベルトを調整するなどして刃を左に傾けると作業が効率的にできます。右から左に動かす場合は、左に傾いた刃が草の根元に当たるので草が刈りやすくなります。逆回転の草刈機の場合は、右に傾けると草の根元に刃が当たりやすくなります。

草刈機の刃は地面から少し浮かせるように意識して草を刈りましょう。浮かせるようにしないと、刃が石や地面にぶつかってしまいます。刃は高速回転しているので、ぶつかると刃やモーターがダメージを受ける場合があります。石を弾き飛ばすと周囲にぶつかる危険もあるので、刃は地面から浮かせるようにしましょう。

斜面で草刈りを行う場合は、低いところから始めて徐々に高いところにある草を刈っていきます。高いところから刈ると、倒れた草が次に刈る草の上に被さって邪魔になってしまいます。低い方から高い方に向かって刈るようにすれば、倒れた草が邪魔にならないので効率的に草刈りができます。

充電式草刈機の選び方やおすすめ機種、上手に扱うためのコツなどをご紹介しました。充電式草刈機は扱いやすいので自宅の草刈りなどに便利です。今回の記事を参考にして、お気に入りの充電式草刈機を見つけてください。