【2023最新】水中ライトおすすめ15選｜ワイドタイプや乾電池式も！

水中ライトはナイトダイビングや洞窟潜水に欠かせないアイテムです。岩の隙間にいる海の生物を照らし出せるので水中撮影にも役立ちます。周りを明るく照らすだけでなくダイバー同士の安全確認も行えるので、ダイビングを行う上では非常に重要です。

しかし、普通の懐中電灯に比べて多機能な上に見た目が似通った製品も存在するため、水中ライト選びで迷う方が多いのではないでしょうか。そこで今回は水中ライト選びで失敗しないように、明るさ以外の選び方についても詳しく解説していきます。

選び方について解説した後は、信頼性が高く使い勝手のいいおすすめの水中ライト15選もご紹介します。水中ライトの選び方についてしっかり理解して、自分の用途に合った製品を選んでください。

水中は地上と比較して光が届きづらいので、潜水場所によっては昼間でも水中ライトを利用する必要があります。特に、光の届かない夜間の水中や洞窟で快適にダイビングを行いたい場合は、現在地を見失わないために明るい水中ライトを選びましょう。

一方で、海の生き物をうまく撮影したい場合は、適度に暗いライトを活用するのがおすすめです。各用途ごとに最適な明るさの目安を紹介するので、参考にしてください。

水中ライトの照射方式には、幅広い用途で利用できるワイド照射方式に加えて、生物の撮影に適したスポットタイプの2種類の製品が存在します。ここでは、それぞれの照射方式の特徴について、詳しく解説していきます。

照射角が60～100°程度のワイド照射タイプの水中ライトは、広範囲にわたって暗い水中を照らしてくれるので、ナイトダイビングや洞窟潜水に最適です。また、カメラの外部フラッシュ（ストロボ）の代わりや暗所での動画撮影にも役立ちます。1本で何役もこなしてくれるので、使い勝手を重視する人にはワイド照射の水中ライトがおすすめです。

スポット照射タイプの水中ライトは視野角が5～30°と狭く、岩場の隙間にいる生物もしっかり照らしてくれます。また、遠くにいる生物にも光が届くため、水中撮影用のライトとして最適です。光が強すぎると魚に警戒されるだけでなく浮遊物に当たった光が乱反射してうまく撮影できないので、明るさ・照射角度調整機能がある製品を選びましょう。

水中ライトには、充電池式と乾電池式の2つの電源方式があり、最適な利用用途が異なります。ここでは、各電源方式の特徴と適切な用途について解説するので、利用場所に合った水中ライトを選んでください。

充電式の水中ライトは高出力で明るい製品が多いので、光の届きづらい岩の間や水深の深い場所でもしっかりと照らしてくれます。そのため、暗い場所で水中ライトを利用する機会が多い方におすすめです。ただし、短時間しか利用できない上に充電が切れると真っ暗になるので、予備の水中ライトも用意しておきましょう。

乾電池式の水中ライトは電圧を出しづらく、充電式のライトに比べて暗い製品が多いです。電池の残量が減ると更に暗くなるため、光の届かない暗い場所には向いていません。しかし、電池の交換を行うことで手軽に照射時間を延ばせるので、昼間のダイビングや水中撮影を長時間行う方には便利です。

水中ライトには、照射角度・調光機能等の便利な機能が搭載されている製品があります。機能が充実していればさまざまな場面で使えるので、ダイビングを行う機会が多い人は水中ライトの機能もチェックしましょう。

照射角度調整機能が付いた水中ライトであれば、ヘッド部分やスイッチを動かすだけで、照射角度の切り替えを行えます。ワイドとスポットの切り替えを行えるといろいろな場所で使えるので、使い勝手を重視する人は照射角度調整機能が付いた製品がおすすめです。高性能な水中ライトでは照射角度を無段階で調整できるものも存在します。

一般的な水中ライトの色温度は6,000～7,000ケルビンと高く、少し青色がかった光を放ちます。更に、水中では暖色系の光が届きづらく映像の青被りが生じる場合が多いので、水中撮影を行う場合は色温度も考慮する必要があります。

色温度が5000ケルビン以下の水中ライトであれば、太陽光の下で撮影したような自然な写真が撮れます。そのため、GoProや水中カメラを使って水中撮影を行う人は、色温度が低めの水中ライトがおすすめです。

水中ライトの光が強すぎると、魚が逃げてしまったり白とびが生じてうまく撮影できなかったりします。そのため、水中撮影を行う機会がある場合は、周囲の明るさに応じて光量の調整を行える調光機能付きの水中ライトを選びましょう。調光機能が付いた水中ライトの中には、光に敏感な生物に警戒されない赤色光を出せる製品も存在します。

水中ライトの形状によって耐久性や紛失しづらさが変わるので、長期間利用する人にとっては重要な要素です。ここでは、海底に落としにくく劣化しづらい水中ライトの形状について解説していきます。

電源の付いていない水中ライトを紛失すると、岩場に埋もれてしまうので探すのが困難になります。そんなとき、目立つカラーや形状の水中ライトであれば万が一落としても発見しやすくなるため便利です。また、水中ライトを失くすのが不安な人は、取っ手が付いたものや手首や頭に固定できる製品がおすすめです。

海水には塩が含まれているので、水中ライトの金属が錆びて劣化しやすいです。特にフタの部分に錆が発生すると電池の交換を行いづらくなるので、乾電池式の水中ライトは塩が残らないように手入れする必要があります。シンプルな構造の水中ライトであれば、水中ライトに溜まった塩を洗い流しやすいので経年劣化を防止できます。

RGBlueの水中ライトは光の質が最高によく太陽光のような自然な色合いの光を出せるので、価格が高くても人気のあるメーカーです。赤色の光もしっかり出せるプレミアムカラーの製品は、青被りがほとんど発生しないため、本格的な水中撮影を行いたい人に向いています。カスタマイズが充実しており壊れにくいのもメリットです。

INONが販売する水中ライトは、照射角度が超広角で明るいのでナイトダイビングや洞窟潜水用を行いたい人におすすめです。色再現性が高く太陽光に近い暖色系の光が出るため、水中撮影用途にも向いています。シャッター連動自動消灯機能が付いており、撮影時に水中ライトの光の映り込みを防げるのも魅力的です。

Fisheyeの水中ライトは多機能で使い勝手がいいので、汎用性の高いダイビングライトを求めている人におすすめです。また、最大光量が大きい製品が多く暗い場所で使いやすいのもメリットです。バッテリー残量をモニターで確認できるものも存在するため、水中ライトの充電切れが心配な人にも適しています。

アメリカの水中ライトメーカーであるTOVATECは、コンパクトで高出力な製品を販売しています。明るさと照射角度を自由に切り替えられるので、使い勝手のいい水中ライトを求めている人におすすめです。インジゲータースイッチでバッテリー残量を確認できるため、電池切れを防止できるのも魅力的です。

値段の安い中華製の水中ライトに目がいきがちですが、明るくて信頼性の高い水中ライトを選べば、安全で快適にダイビングを行えます。水中ライトの選び方を理解して自分に合った水中ライトを購入し、暗い場所のダイビングを楽しく行いましょう。