【おしゃれで安い】おすすめピアノ椅子12選！折りたたみ式や代用品も

趣味でピアノを弾く際や、本格的な練習の際に重要なピアノ椅子。背もたれのあるトムソン椅子やベンチなどのタイプや調節機能・クッション性など選ぶにあたってさまざまなポイントがあります。例えば、長時間練習したい人と持ち運びしたい人とでは最適な椅子は違ってきます。

また、子どもが使用するとなると自分で高さ調節しやすいものがいいのではないか、など選ぶ際に迷ってしまいますよね。ピアノ椅子にはYAMAHAやKAWAI・甲南などメーカーによっても特徴やこだわりが違います。

そこで今回は、椅子のタイプ別の特徴や、各メーカーの特徴・選ぶポイントを分かりやすく紹介します。ピアノを思い切り楽しむためにも、自分に合った椅子を見つける参考にしてくださいね。

背もたれ付きのトムソン椅子は、高さ調節が簡単なのがポイントです。レバーをつまんで上下させるだけで素早く調節できます。背もたれが付いているので、長時間練習の際の休憩やお子さんの落下防止に役立ちます。高さ調節が短時間でできるため、多人数で使用する場合やお子さんの使用には最適です。

ベンチタイプは高さの微調節ができるのがポイントです。サイドについたネジを回して自分の好みに調節できます。また、トムソン椅子に比べてクッション性が高いものが多いため、長時間の練習でも疲れにくいのが魅力です。何時間も練習する人・細かく調節したい人・鍵盤の音域に合わせて座る位置を移動したい人におすすめです。

折りたたみタイプは持ち運びや収納が簡単です。別の場所で演奏する際、使い慣れた椅子で行いたいといった場合に重宝します。また、連弾の際にはさっと出せるのでサブの椅子としても活躍してくれます。使わない時にはすっきりと収納でき、お部屋の邪魔になりにくいのも魅力です。しかし、比較的軽い設計になっているため、安定性が劣ることがあります。

昭和30年ごろピアノと同時に多く作られた椅子です。レトロな雰囲気があるので、インテリアとしてもおしゃれな椅子が欲しい人におすすめです。しかし、クルクルと回って安定性がないので小さいお子さんは注意が必要です。最近では販売量が少なくなっています。

ピアノを演奏するにあたって弾きやすい高さに調節することはとても重要です。トムソン椅子の多くはつまみを上下することで簡単に早く行うことができます。

しかし、調節段階が決まっているので、その中で自分に合う高さを見つけなくてはなりません。一方、ネジを回すベンチ式は最低と最高の中で細かく調節ができます。しっかりと自分に合った高さを見つけたい人には、ねじ式で調節できるものがおすすめです。

長時間の練習や演奏中の移動のしやすさに重量なクッション性。おしり・腰・太ももに負担をかけず演奏に集中するためには、適度な硬さがあるものがおすすめです。硬さがあることで、鍵盤の音域移動もしやすくなります。一方、柔らかすぎると体重で沈み込んでしまい、演奏姿勢をきれいに保つのが難しくなるので注意が必要です。

ピアノ演奏は強弱をつけて行います。特に大きい音を奏でる時には体重をかけるので、より安定した椅子で演奏する必要があります。安定性を得るためには、椅子自体の重量がカギです。

椅子自体に重量があることで、ガタつくことなく演奏中の体重移動もスムーズに行うことが可能です。軽い椅子は演奏中に動いてしまうなど不安定さを感じやすいため、演奏に集中できない可能性があります。

ベンチタイプの椅子には、座面部分を開いて収納スペースとして利用できるものがあります。楽譜やメトロノーム・筆記用具などのよく使う道具や、ピアノのお手入れ用品などを収納しておくのに便利ですよ。ピアノ周りをスッキリきれいに見せたい人におすすめです。必要な時もサッと取り出せるので一石二鳥のうれしい機能です。

YAMAHAは高いクラフトマンシップとテクノロジーを保有・融合させてより良い楽器を作り出しているメーカーです。ピアノ椅子はトムソン椅子やベンチ椅子をはじめ、コンサート用にクッション性が優れた椅子も取り扱っています。リーズナブルな商品から高級品まで幅広く展開しています。

創業以来、日本における音楽文化への貢献と、よい楽器作りを目的に活動しているメーカーです。お子さんのレッスンやピアノ教室での使用におすすめのトムソン椅子は、全体がブラックで高級感のあるデザインです。また、ベンチ式のGタイプはクッション性に優れているので、演奏中の体への負担を軽減してくれます。

甲南はピアノ椅子やピアノカバーを中心に、ピアノ周りに関するさまざまなアクセサリー・小物を販売しているメーカーです。トムソン椅子の中にはクッション性に優れたものもあり、高さ調節が簡単でありながら座り心地がいいのが魅力です。また、デザイン性やカラーもおしゃれなものが多いのが特徴です。

自分好みにカスタマイズしたピアノ椅子が購入できるのが魅力のメーカーです。脚のデザインや座面の色・素材・ハンドルに至るまで細かく選ぶことができます。インテリアに合わせて購入できるので、お部屋との一体感が出るのもポイント。自分の好きなカラーやデザインで購入したい人はぜひチェックしてみてくだい。

電子ピアノ用の椅子や折りたたみの椅子は、軽量で持ち運びや収納が簡単というメリットがあります。しかし、軽量なため安定性に欠けるので、本格的な練習や演奏会本番には向いていません。自宅で楽しみながら練習するのには十分なので、自分の使い方に合わせて慎重に検討する必要があります。

いざピアノ椅子を購入するとなると気になるのが値段です。クッション性が高いものや重量があり安定性に長けたものは、新品で購入するとなると高額になりがちです。新品にこだわらないのであれば、楽天などのインターネット販売で中古品を検討するのもおすすめです。新品同様のものや、キズが比較的ないものが安くで購入できることがあります。

ピアノ椅子といっても、使い方やこだわりによって最適なタイプがあります。使い勝手はもちろん、好みやインテリアにマッチしたデザイン性も重要です。ピアノ演奏を楽しむため、ぜひ自分に合った椅子を探してください。