マットレストッパーのおすすめ10選｜高反発も！無印良品やニトリで買える？

ベッドで寝ている際「寝心地が悪い」「疲れが取れた感じがしない」と感じることはないでしょうか。マットレスが身体に合わないと、上手に寝返りが打てず寝姿勢も悪くなってなかなか疲れが取れません。

そんな寝姿勢の改善にはマットレスの買い替えも一案ですが、マットレストッパーの使用がより簡単でおすすめです。使用中のマットレスの上に敷くだけで寝心地を変えて、正しい寝姿勢で眠れるようにサポートしてくれます。

今回は、そんなマットレストッパーの基本的な情報に加えてマットレストッパーの選び方とおすすめ製品10選を紹介します。「毎日ぐっすり眠れない」「しっかり眠っているのに疲れが取れない」という方は、ぜひ今回の情報を参考にマットレストッパーの使用を検討してください。

マットレストッパーは、マットレスの上に敷いて使うのが基本です。マットレスは単独で使用するのが一般的ですが、マットレストッパー単独では使用しない点が大きく異なります。また、マットレスは厚みがありますが、単独の使用を想定していないマットレストッパーはあくまでも補助的な寝具なので、マットレスよりも薄いのが特徴です。

敷きパッドもマットレストッパーと同様マットレスに敷いて使うタイプの寝具ですが、使用の目的が異なります。

敷きパッドはマットレスを汚れから守って寿命を長くしたり、肌触りを良くしたりする目的で使用されますが、マットレストッパーは寝心地を改善するために用いられます。これら2つは厚さも異なり、マットレストッパーの方が厚みがあります。

マットレスをそのままの状態で使用していると、身体が必要以上に沈み込むことがあります。このような状態のマットレスを使用し続けていると、就寝時の姿勢が悪くなって腰に負担がかかり腰痛を引き起こすことが考えられます。マットレストッパーを使って寝姿勢を改善することで、腰痛予防対策も行えるのです。

マットレストッパーは、必ず買い揃えなければならない寝具ではありません。しかし、「マットレスの寝心地が合わない」または「マットレスの買い替えまでは必要ない」という場合は、マットレストッパーを敷くことで手軽に寝心地を改善できます。

マットレスの寝心地に不満や不快感を感じる場合は、マットレストッパーが有効です。逆に言えば、マットレスそのものに特に不満を感じていないのであれば、マットレストッパーは不要と言えます。

硬めの寝心地を好む人におすすめが、高反発のマットレストッパーです。身体が沈み込みにくいので寝返りがしやすく、しっかりと身体を支えてくれます。寝姿勢が崩れにくいため、腰痛対策にもおすすめです。

また、後で紹介する低反発タイプよりも耐久性が高く、快適に眠れる環境をキープしやすいのも高反発マットレストッパーの魅力です。

柔らかい寝心地の方が好みという人には、低反発のマットレストッパーの方がおすすめです。包み込まれるように柔らかな感触で、身体にフィットするため体重が分散されやすく、横向きで寝る人にも適しています。

ただし、柔らかすぎるマットレストッパーは逆に身体へ負担がかかり、寝心地が悪くなる場合があります。

マットレストッパーはマットレスと併用して使用するため、厚さはそれほど必要ではありません。しかし、薄すぎるとマットレストッパーの効果が落ちてしまうことから、ある程度の厚さは必要です。

通常、5cm程度の厚さがあれば寝心地や寝姿勢の改善効果が期待できます。厚さ5cm以下のマットレストッパーであっても、密度によっては5cm以上のものと同様の効果が得られます。

前述の厚さにも関係してきますが、マットレストッパーを耐久性で選ぶには密度と復元率もチェックポイントです。ウレタン素材の場合は密度が数値化されているので、密度が「30D」以上のものを選びましょう。

圧力をかけた際にどの程度元に戻るかを示す復元率も、ウレタン素材のマットレストッパーに表示されています。すぐにヘタる商品を避けたいなら、復元率99％以上の商品を選択してください。

マットレストッパーは寝具専門店や生活雑貨店で購入可能です。ニトリでは低反発マットレストッパーと高反発マットレストッパーの2タイプから選べます。使っている寝具に重ねれば寝心地がアップし、高反発の弾力性で寝返りをサポートしてくれます。

無印良品のポリエステルわたトッパーやわらかめは、体重が軽い方や横向きで寝る機会が多い方におすすめです。かためのマットレストッパーは、体格がいい方や仰向きで寝る方におすすめします。

西川では点で支えるため体圧分散し、身体への負担を軽減する高反発マットレストッパーが販売されています。クッション性に優れた凹凸構造のウレタンが身体のラインにフィットするため、寝心地が楽です。

基本的に、マットレストッパーはマットレスの上に敷いて使うものです。敷布団の上に敷くことを想定していない場合も多く、敷布団の種類によっては上手に使用できない場合もあります。

また、敷布団と床や畳との間に湿気が溜まりやすく、カビやダニの原因になることも考えられます。そのため、敷布団にマットレストッパーを使う場合は敷布団の下にすのこを置くのがおすすめです。

マットレスの上にマットレストッパーを敷く場合は、マットレスと一緒にボックスシーツで包み込むと使いやすくなります。しかし、この場合もマットレスとマットレストッパーとの間に湿気が溜まりやすくなり、カビが発生することもあります。

湿気によるカビを予防するには、マットレストッパーを敷きっぱなしにせずに定期的に乾燥させることが大切です。

最初に解説したように、マットレストッパーはマットレスと併用することを前提として作られています。単独の使用では身体を十分に支えられません。もし、単独で使用すると寝心地が悪くなるだけではなく、寝姿勢も崩れてしまい身体への負担が大きくなることがあります。マットレストッパーは直接床や畳に敷かずに、必ずマットレスの上に敷いて使いましょう。

一般的なマットレストッパーの寿命は2～3年です。製品や素材によっては、1年程度で寿命を迎えることもあります。高反発、低反発いずれのタイプも、使用しているうちに劣化して弾力がなくなっていきます。

素材が劣化すると睡眠姿勢が崩れてしまうので、寝心地が悪くなったと感じた場合はマットレストッパーの買い替え時と判断しましょう。

マットレスにマットレストッパーを1枚敷くだけで、寝心地や快適性が大きく変わります。マットレストッパーで正しい寝姿勢になると、ぐっすり眠れるだけではなく身体の不調や痛みの軽減も期待できます。マットレストッパーを使用して、毎日快適に眠りましょう。