【2024】EMS腹筋ベルトのおすすめ14選｜ジェルシート不要タイプ・男性向けも！

EMS腹筋ベルトは、手軽に腹筋に刺激を与えられるアイテムとして多くの人に愛用されています。一方で、使った経験のない人からは「効果ないのでは…」などと疑問の声があるのが事実です。しかし、数多くの腹筋ベルトの中から最適なアイテムを選べば、トレーニングを効果的にサポートできます。

ジェルシートが必要なものとジェルシート不要（ジェル不要）なもの、どちらの腹筋ベルトが使いやすいのかなどの疑問も含めて、今回の記事では腹筋ベルトについて徹底解説していきます。

最後までお読みいただければ、男性や女性別の腹筋ベルトの選び方だけでなく効果的な使い方や注意点がわかります。自分にぴったりの腹筋ベルトを選んで、日々のトレーニングに役立ててください。

腹筋ベルトとは腹筋に適度な刺激を与え、筋力アップのサポートを図るアイテムです。普段筋トレを行っている人のケアや、割れている腹筋のラインを整えたい人にぴったり。食事制限・カロリーオフといったアプローチとは異なり、健康的に痩せたい場合にも適しています。

腹筋ベルトの刺激方法にはEMSタイプ・加圧タイプがあり、好みによって使い分けるのがおすすめ。効果が高いと言われているのはEMSタイプで、電気刺激の力を使って筋肉に刺激を与えます。

腹筋ベルトに対し、効果ないのでは？といった疑問の意見・口コミが見られます。確かに腹筋ベルトをつけるだけでは、ただちに筋トレをしている人のような割れた腹筋が手に入るわけではありません。多くの腹筋ベルトに搭載されているEMSは、電気を筋肉に流すため脳にその電気信号が伝わり、強制的に筋肉を動かせます。

その結果、あまり使っていなかった筋肉を動かせ、筋力トレーニングのサポートができる仕組みです。腹筋ベルトに脂肪を燃焼する効果はありませんが、運動にプラスして使うと効果を感じられますよ。

効果がないと思われる理由としては以下の3つが挙げられます。

• 短期間で筋トレと同じ効果ができると思っている方の筋トレに関する知識不足
• EMS腹筋ベルトのみ使用していれば腹筋が引き締まると思っている
• EMS腹筋ベルトのみ使用して食事の調整を何もしていない

EMS筋肉ベルトは、筋肉を引き締めるサポートはできますが、それだけで体が引き締まるわけではありません。以上の点を理解した上で正しい使い方をすれば、腹筋ベルトの能力を発揮できるので、ぜひ正しい方法で有効に活用してくださいね。

腹筋全体をカバーできるタイプは、腹直筋を鍛えたい人に向いています。腹直筋は1つではなく、細かな筋肉が集まっています。そのため、筋肉1つ1つにアプローチできるように電極が細かく分かれているものがいいです。

大きいパッド1つだけのものでは、刺激に耐えられずに姿勢が悪くなる可能性があります。姿勢が崩れると電極が浮いてしまって適切な刺激を均等に与えられずに効果が減少する可能性があるため、電極が分かれているタイプがおすすめです。

ウエストにくびれを作りたいなら、腹斜筋を鍛えるのがおすすめです。腹斜筋は肋骨の横から斜めに位置しています。そのため、体の側面をカバーできるベルトタイプや細長く斜めに貼れるタイプがおすすめです。腹斜筋に使いたいなら、しっかりと密着するかどうかも確認してください。

曲線的なウエストに使うので、柔軟性のないジェルパッドだと浮いてしまう可能性があります。そのため、本体が薄いものやウエスト全体にぐるっと巻ける立体的なものを選びましょう。

腹筋以外にも使いたいなら、パッドが独立しているものがおすすめです。独立タイプのパッドは1つ1つがコンパクトなので、どこでも自由に使えます。女性に人気なのは二の腕や太ももに使えるコンパクトなものです。

パッドがつながっていると、お腹やおしりなど大きな部分しか使えませんが、本体が小さいと小さな筋肉に使いやすくなります。しかしその反面、ピンポイントに刺激したい筋肉に貼る必要があるので、使い方が難しいなどの声もあります。

グローブ型のEMS機器は、手に装着して鍛えたい部分に触れて筋肉を刺激するためのアイテムです。ベルトやパッドタイプをうまく貼れない人におすすめです。グローブをつけたまま自由に部位を移動できるので、さまざまな場所を自由に刺激できます。

グローブ型のデメリットとしては、グローブをはめている方の手が塞がってしまう点です。そのため家事や仕事をしながら腹筋を鍛えたい人には向いていません。

腹筋ベルトの価格を解説します。安いモデルと高いモデルの違いをご紹介するので、機能や性能とあわせて購入の参考にしてください。

価格を抑えたいなら、できるだけシンプルなものを選びましょう。電子機能がついていないアナログなものや、ベルトで締めるだけのものなどさまざまなタイプがあります。また安くてもEMSで刺激を与えられるものもたくさんあるので、好みの機能がついているものを選びましょう。

初めての腹筋ベルトを選ぶ際、あまり予算をかけたくないなら価格の安いものを選んでください。価格が安くても使えるものはたくさんあります。

高級な腹筋ベルトは、本格的なトレーニングを行いたい人におすすめです。高価なものは、さまざまなプログラムを搭載しているのが特徴です。強弱がつけられたり、スマホと連携ができたりと多彩なアイテムが多くなっています。

筋トレのサポートアイテムとして腹筋ベルトを使うなら、高級なものを選びましょう。予算を多めにしておくと、こまかな筋肉にアプローチできるアイテムを選べます。

腹筋ベルトには性別で向き不向きが変わります。男性と女性でどんなアイテムが向いているのかを解説します。

男性には、負荷の範囲が広いものがおすすめです。男性が腹筋ベルトを使う最大の目的は腹筋に働きかけることです。腹筋に使用する際は、腹直筋に対して広範囲にバランスよく負荷をかける必要があります。サイズが大きな腹筋ベルトなら、腹直筋全体に負荷をかけられます。

また、効果的に腹筋を鍛えるためには負荷調節が必須です。自分の筋力に対して負荷は強くても弱くても効果的ではありません。そのため、負荷調節ができて大きめの腹筋ベルトを選ぶのが男性にはおすすめです。

女性におすすめなのは、コンパクトなものです。腹筋を割りたい男性と違い、女性はくびれを作りたい人が多くなっています。くびれを作るために必要なのは腹斜筋です。腹斜筋を鍛えるのに向いているのは、コンパクトで腹斜筋にダイレクトに貼れるものです。

また、できるだけおしゃれなものを選ぶと、トレーニングへのモチベーションが高まります。自分の好みに合うデザインの中から、予算や機能面を選ぶのがおすすめです。

腹筋ベルトにある程度の予算をかけられるなら、プログラムや強度を選べるものがおすすめです。腹筋ベルトには、アイテムによって強度やプログラムが設定されています。

鍛えたい筋肉に適度な刺激を与えるためにも、その日の体調やトレーニングの成果によって強さを選べた方が効率よく鍛えられます。プログラムや強度の種類の多さはアイテムによって異なります。自分の予算を超えない範囲で、適切なものを選びましょう。

ジェルパッドの有無でどんな違いがあるのかを解説します。ランニングコストや使いやすさが変わってくるので、自分に合った方を選びましょう。

体に直接貼ってEMSの効果をより感じたい人は、ジェルシートありを選びましょう。ジェルシートがあると素肌に直接貼り付けられます。鍛えたい部位に直接刺激を与えられるので、ピンポイントに鍛えたい筋肉がある人におすすめです。

しかし、ジェルパッドは交換が必須です。消耗品のため定期的な交換が必要になり、当然ながら費用が発生します。ランニングコストがかかってしまうのがデメリットです。

ジェルシート不要の腹筋ベルトを選べば、ランニングコストなしで腹筋ベルトを使えます。コスト面だけでなく、ジェルシートのべたつきが苦手な人にもジェルシートなしがおすすめです。ジェルシートがないものは、しっかりと体に巻きつけて固定します。

EMSの刺激が苦手な人にもジェルシートなしが人気です。ただし、トレーニングをしながら腹筋ベルトを使いたい人には、密着性の高いジェルシートありが向いているとの声があります。

腹筋ベルトを販売しているメーカーは数多くありますが、特におすすめな2つのメーカーについて紹介します。それぞれの特徴もまとめているので、ぜひ参考にしてください。

MTG（エムティージー）

• 美容機器と健康家電のメーカー
• 大ヒット商品「Refa」を手がける
• EMSは「SIXPAD」を開発
• 独自の技術を駆使したEMSトレーニング・ギアが特徴

RIZAP（ライザップ）

• トレーニングジムをはじめとして、体型補正用下着・健康食品・ダイエット食品も手がける
• RIZAP監修の3D Shaperを開発
• 高機能な商品が魅力のメーカー

腹筋ベルトを効果的に使いたいなら、筋トレをあわせて行いましょう。腹筋ベルトで、普段使っていない筋肉に刺激を与えた状態で筋トレを行うと、より鍛えたい場所を意識できます。また、腹筋ベルトを使うなら、鍛えたい筋肉の場所を把握するのも重要です。

ジェルシートありの腹筋ベルトは、自分が求めている筋肉の上に貼るのが重要です。なんとなく貼るのではなく、常に筋肉の正確な位置を意識して貼る方が効果を感じられます。

腹筋ベルトには、連続使用時間が設定されているものがあります。特にEMSを搭載しているものの場合、使い過ぎは厳禁です。ほとんどの腹筋ベルトには、目安の使用時間が明記されています。

時間を守って使用するのが重要です。腹筋ベルトは長く使えばいいわけではないので、使用時間を超えないように注意しましょう。

妊娠中や産後は、お腹の中が平常時とは異なるためEMSタイプの使用は厳禁です。特に妊娠中はお腹の中に赤ちゃんがいる状態です。腹筋に余計な刺激を与えて赤ちゃんに何かあっては大変です。

EMSを搭載している腹筋ベルトは、平常時以外は使えません。妊娠中以外にも、生理中・ペースメーカー・人工心肺といった場合も使用はやめましょう。

EMSタイプの腹筋ベルトで痛いと感じたら、使用をやめて加圧タイプのものを選びましょう。EMSは独特のちくちくした刺激があり、その刺激が大きいと筋肉痛を感じる人が多くなります。

ひどい筋肉痛は動くのも大変なので、痛みを感じたら加圧タイプに切り替えるといった工夫が必要です。無理にEMSタイプを使い続けるのはおすすめできません。

腹筋ベルトは使い方を工夫すれば、効果的に使えます。ダイエット効果があるものではありませんが、筋トレのサポート効果を感じる人は多いです。ぜひこの記事を参考にして、自分に合った腹筋ベルトを選んでください。