パワーボールの最強におすすめ15選｜やりすぎは効果ない？NSDスピナーやRPMも

手軽に前腕のトレーニングができるアイテムがパワーボールです。腕力が必要となるスポーツや、ウェイトトレーニングをしている方から注目されています。NSDスピナーやパワースピナーなど、さまざまな種類があって魅力です。

種類豊富なパワーボールですが、各メーカーやタイプによって違いがあります。使い方変わってくるため、事前に把握しておくのが大事です。あまりに種類が多すぎると、初心者にはどのタイプが向いているのか分からないですよね。

そこで今回は、パワーボールのおすすめ9選を紹介します。その他にもRPM・やりすぎると効果ないのかなどの疑問も解説するので必見です。ぜひ本記事を読んで、パワーボールの魅力に触れてみてください。

パワーボールとはローターが内蔵されているボールで、その回転が生み出す遠心力を使って握力（前腕）を鍛えるアイテムです。回転数が多くなればなるほど負荷が増していきます。腕の力を使ってパワーボールの力を抑えようとすると、筋肉が鍛えられます。

手首のトレーニングといえば、ダンベルを使ったリストカールが有名です。しかし、ダンベルトレーニングは正しいフォームを覚えるまでが大変なうえ、大きいので持ち運びは難しく収納スペースも必要になります。

一方、パワーボールは使い方が簡単かつ手のひらに収まるサイズなので、より気軽に前腕を鍛えられます。また、使い方によっては指や肩も鍛えられるなど、その用途は多彩です。

パワーボールには、コードありのものとコードなしのものがあります。使いやすいのはコードなしのものですが、どう違うのかそれぞれの違いを解説します。

コードなしのオートタイプは、使うたびにコードを巻きつける手間がかかりません。コードを巻きつける時に少しコツがいるのですが、オートタイプならその心配なく使えます。そのため、初心者にはオートタイプがおすすめです。

また、コードありに比べると故障のリスクが少ないので、長く使えるのもメリットです。オートタイプはパワーボールのアイテム数も多いため、購入時の選択肢も広がります。

コードタイプは、巻き付けた紐を引っ張って回転を発生させます。オートタイプと同じでパワーボールの回転を腕の力で抑えると、筋力トレーニングができます。オートタイプ比べると、価格が安く手に取りやすいのがメリットです。

しかし、パワーボールに付いている紐は固定されているわけではありません。そのため、いつの間にか紐を失くしてしまったとの声もあります。紐がないと使えないうえに巻き方にコツが必要なのが、コードタイプのデメリットです。

パワーボールを選ぶ際は、自分の手の大きさに合わせて選びましょう。男性なら大きめ、女性や子供なら小さめがおすすめです。それぞれを詳しく解説します。

直径7cm程度のパワーボールは、男性やアスリートのトレーニングに向いています。もちろん手の大きさは人によって違いますが、目安として一般的な男性であれば直径7cm程度が適しています。

パワーボールは、握りやすいかどうかが最も重要なポイントです。しかし、小さすぎても大きすぎても握りにくさを感じてしまいます。握りやすいサイズを選ぶと、トレーニング負荷の調整もしやすくなります。

直径5〜6cmのパワーボールは女性やお子さんに最適です。また、トレーニング初心者も小さめのパワーボールから始めるのをおすすめします。大きくて持ちにくいものを無理矢理使うと、怪我をしたりパワーボールを落として破損させたりする可能性があります。

また、持つだけで精一杯なパワーボールではトレーニングに集中できません。手が小さな女性やお子さん、初心者がパワーボールを選ぶ際は少し小さめのサイズを検討しましょう。

パワーボールはアイテムによって重さが異なります。今の自分のレベルに合ったものを選ばなければ、うまくトレーニングができません。初心者向けのものと上級者向けのものに分けて解説します。

初めてパワーボールを使うなら、190〜250g程度の軽いものを選びましょう。長く使いたいと最初から重いものを選んでしまうと、負荷がきつすぎて怪我のリスクを高めてしまいます。安全にトレーニングを行うためにも、無理のない重さを選んでください。

重さの表記がわかりにくければ、初心者用や女性用などの表記のあるものがおすすめです。最初から無理をしないのが安全にパワーボールを使うコツです。

本格的なトレーニングをすでに行っている方であれば、250g以上のものがおすすめです。パワーボールには300gや500gと重さのものもあるので、今の自分のレベルに合わせて選びましょう。

男性でも日頃からトレーニングをしている方としていない方では、レベルが異なります。今の自分のレベルがわからなければ、軽めのものから試してみてしっくりくる重さを選ぶのがおすすめです。

パワーボールの最大負荷はアイテムによって異なります。購入する際にチェックしてほしいのが1分間の回転数です。1分間の回転数が5000rpmなら負荷は14kgとなります。

もちろんこの負荷はアイテムによって変わるので、購入の際には必ずどのくらいの負荷がかかるのかを確認してください。最初から重い負荷でトレーニングをすると、思わぬ怪我を引き起こしてしまうので注意しましょう。

パワーボールは高速で回転するので、使用音が気になる方もいます。特に単身者用マンションでの使用を考えているなら、静音設計のものがおすすめです。

静音設計になっているものは、必ずパッケージにその旨の記載があります。また、マンションでなくても夜間に使用したり外出先で使用したりするのであれば、念のために静音性を気にする方がベストです。

デジタルカウンター付きのパワーボールなら、今どのくらいの負荷がかかっているのかを目で確認できます。カウンターで確認した負荷を記録しておくと、過去の自分と今の自分を比較できるのでモチベーションアップにつながります。

自分を追い込むトレーニングがしたい方や、自分のトレーニング記録をきちんとつけたい方にはカウンター記録機能がおすすめです。

LED搭載のパワーボールは使用中美しく光ります。もちろん、光るからといってトレーニング効果が変わるわけではありません。しかし、回転数によって発光色が変わるので、今どのくらいの回転をしているのかを分かりやすく目視できます。

また、LEDライトを光らせるのが楽しいとの声もあり、辛いトレーニングを楽しみながら行いたい方におすすめです。暗い部屋で集中しながら行いたい方にも向いています。

落下防止などを防ぎたい場合は、ストラップ付きか収納ポーチ付きのものがおすすめです。ストラップ付きなら手に引っ掛けた状態で使用できるため、パワーボールが手から滑り落ちたりしても問題ありません。また、収納ポーチがあれば持ち運びも便利です。

長期間の使用を求めている方は、メーカー保証付きのタイプを選ぶのがおすすめです。保証が付いていないタイプのなかには、短期間で壊れてしまうものもあります。購入時は保証付きのものか海外製品で日本正規代理店のものを選びましょう。

RPM Sportsのパワーボールは、250HZシリーズと280HZシリーズがあります。それぞれ回転数が違うため、かかる負荷が変わってきます。

性能も安定しているので、RPM Sportsのパワーボールは本格的に鍛えたい方に人気です。他にも女性向けのものやより高負荷で鍛えられるモデルなど、多彩なラインナップがあります。安定した性能のパワーボールで鍛えたい方におすすめのメーカーです。

ACEFITSは安定感のあるモデルが多いメーカーです。安定感のあるパワーボールであれば、長時間の使用でも疲れを感じにくくなります。高性能でトレーニーからの支持が高いメーカーなので、初めてパワーボールを使用する人でも安心です。

落下防止のストラップが付いている場合も、安定感があると評される理由の1つです。手首にダメージを与えてしまう可能性を少しでも下げたい方におすすめします。

NSDスピナーは、世界的に人気を誇るメーカーです。アスリートから一般の方までが使用できる手首専門にのトレーニングツールです。回転数が上がれば上がるほど加える力を必要とするため、腕や指の筋力増加のための運動具として非常に高い効果が期待できます。

本格的なものから手軽なものまで種類が豊富なため、自分好みの好きなデザインが選べるのも嬉しいですね。

パワーボールの使い方をタイプ別に解説します。オートタイプとコードスタートタイプはそれぞれ使い方が異なるので、その違いをチェックしてください。

紐のないオートスタートタイプのパワーボールは、ゼンマイを巻くだけでスタートできます。使い方の手順は以下の通りです。

＜オートスタートタイプの使い方＞

1. ローターの矢印の向きを確認する
2. 両手でパワーボールを握ったら、矢印の方向に回す（10回が目安）
3. ローターの回転を確認したら、片手でパワーボールを握る
4. ローターの回転に合わせて手首を回す

パワーボールを持つ際には、下向きにすると安定します。オートスタートタイプはコツがいらないので、初心者におすすめです。

紐ありのパワーボールは、紐を巻くコツさえつかめば手軽に使えます。使い方手順は以下の通りです。

＜コードスタートタイプの使い方＞

1. 紐をパワーボールに巻きつける
2. 巻き付けた紐を引っ張ってコマに回転を加える
3. ローラーの回転に合わせて手首を動かす

手順としては簡単ですが、紐が緩まないように巻きつける必要があります。オートタイプ同様にパワーボールは下向きに持つと安定します。オートタイプよりは負荷が少ないものが多いので、幅広い年齢の方におすすめです。

「パワーボールはどこに売ってるの？」「パワーボールの効果はどうなの？」といった疑問にお答えします。多くの人が疑問に思っているポイントなので、わかりやすく解説していきます。

パワーボールはホームセンターやスポーツ用品店に置いてあります。ドンキホーテでも取り扱っている店舗があります。しかし、取扱いの有無や取扱いアイテム数は店舗によって異なるので、確実に手に入れたいのであればネット通販がおすすめです。

実物を見てから購入したい場合は、スポーツ用品店の中でもウェイトトレーニングに力を入れている店舗を探してみてください。また、実際に行く前には念のため電話やメールで確認してください。

パワーボールは効果がない人がいます。その理由は、短期間で効果を求めたり、使い方を間違えていたりする場合が多いです。もちろん正しく使っていても、パワーボール自体の品質が悪くて効果が出ない場合もあります。

しかし、短期間で効果が出るものではないので、通常の筋トレと同じように長期的なスパンでトライしましょう。短期間での効果を求めて1回の使用時間を守らないなど間違った使い方をすると、腱鞘炎になってしまう可能性があるので注意しましょう。

パワーボールを使ったトレーニングは、回す動作が必ず入ります。ダンベルなどとは違い、複数の筋トレに使われるわけではありませんが、その分使い方はシンプルで簡単です。

まず付属の紐をパワーボールに巻き付け、勢いをつけて引っ張りコマに回転を与えます。そのコマと異なるもう一つのコマの回転があると、高速回転が始まります。この状況のボールをもっているだけで自然と手首や腕が鍛えられることが可能です。

一般的なトレーニングよりも体への負荷は小さめなので、いきなり大きな変化は感じにくいかもしれませんが、結果がでるのを楽しみに継続してみるのをおすすめします。

パワーボールはうまく使えば、効果的なトレーニングを行えるアイテムです。パワーボールは手軽なトレーニングアイテムとして使えるとの声が多く見られます。大きさや負荷など、自分に合ったアイテムを選んで効率よく握力アップを目指しましょう。