【2024】ダンベルのおすすめ18選｜男性・女性の重量の目安も解説

ダンベルは自宅でのトレーニングにも便利なアイテムですが、どれが自分に合っているかわからないといったお悩みはありませんか。ダンベルには可変式・固定式などの種類があるため、どのようなダンベルがあるのかを知っておくと自分が扱いやすいダンベルを見つけやすいです。

またダンベルは製品によって施されている加工が異なり、それぞれ特徴や利点があります。女性でも扱いやすいもの・力がある男性向けのものなど性別によって選ぶ商品も違いますし、日本製のものがいい・安いものがいいなどダンベルを選ぶ際は何を優先するかが大事です。

この記事では、ダンベルの種類や選び方のコツ・おすすめな有名メーカーなどについて紹介します。ダンベルとバーベルの違いやダンベルを使った部位別の筋トレ方法も紹介しているので、自宅で手軽にトレーニングしたい方はぜひご覧ください。

ダンベルとバーベルの違いは、サイズと重量です。ダンベルは小型で片手で持って使う場合が多いですが、バーベルは重量挙げなどでも用いられるアイテムで、両手で持ち上げて使います。バーベルの場合はダンベルよりも筋肉に負荷をかけやすく、両手で扱う分左右に均等に負荷をかけられるのが違いです。

自宅でトレーニングをする際には、バーベルよりもダンベルの方が小型で場所を取りにくく、扱いやすい魅力があります。筋トレ初心者の方にもおすすめです。

ダイヤル式ダンベルの場合、専用の台座がセットになっていて、台座にダンベルを置いてから台座のダイヤルを回して重りのプレートの取り外しを行います。重量の調節がしやすく正確に行いやすいため、トレーニングをすばやく始めたい方におすすめです。

また台座に載せて管理・調整する分、ダンベルが落ちてきて怪我をするリスクも少ないというメリットがあります。

ピン式の場合、ピンを抜く・差すことで重量の調節が行えます。ダイヤル式と比べると重量の調節に時間がかかりやすいですが、シンプルな設計なので壊れづらく、長く活用しやすいのがメリットです。どちらかというとダンベルの扱いに慣れている方に適します。

本体にピンを差した際に反対方向にピンが飛び出す製品もあるので、扱いには注意が必要です。

固定式のダンベルは重量が決まっていて変更できないタイプです。軽量・小型のタイプが多く、収納スペースを取らないのが魅力となります。可変式と比べると重量が変えられないのがデメリットですが、重量を調節する手間が省けるのが利点です。

腕を鍛える時には固定式ダンベル、というように用途に合わせて活用できます。しかし、負荷を上げたくなった時や違う部位の筋トレには異なる重量のダンベルを取り入れなければいけないのがネックです。

ウォーターダンベルは水を入れて重りにして重量を変えられるタイプのアイテムです。水を抜けばコンパクトになるので持ち運びしやすいのも魅力です。可変式・固定式と比べると製品数は少ないですが、どんな場面でも役立つダンベルを探している方に適します。

製品によってはダンベルを収納するバッグが付属していることもあり、持ち運び利用を重視している方におすすめです。

ネオプレーン加工は合成ゴムを取り入れたソフトな触り心地なので、女性の方・初心者の方でも手の平で握りしめやすいのがメリットです。体に当たっても傷になりにくく、力を入れて筋トレをしていても手が痛くなりにくい魅力があります。

床に落とした時も騒音が発生しづらいのも利点です。しかし、汗で濡れると滑りやすくなる素材でもあるため、長時間の筋トレにはあまり向いていません。

ローレット加工は表面の金属をギザギザに加工したものを指す言葉で、長時間のトレーニングで手汗が出てきても滑りづらい魅力があります。特に重量のあるダンベルを取り入れようと考えている中級者・上級者の方におすすめです。

しかし、ネオプレーン加工に比べると握りしめた時に痛いと感じやすいため、場合によってはパワーグリップと併用して握り心地を調整する必要があります。また金属がむき出しになっている分冬場は冷たさを感じやすいです。

ラバータイプはダンベルの重りの部分などをラバー素材で覆った作りが特徴的です。ネオプレーン加工のようにダンベル同士がぶつかっても衝撃音が発生しづらく、夜間の使用にも適します。

重り部分にラバーを使い、グリップ部分はローレット加工を施したダンベルであれば騒音対策と手汗対策を両立させやすいです。またポリエチレンコート加工がされたダンベルも床に落とした時に傷が付きづらいメリットがあります。

グリップの太さは手のサイズに合わせて選ぶことが重要です。手が大きい方や握力や前腕の筋肉を鍛えたい方は太めのグリップを選んでも問題ないですが、手が小さい方や握力に自信がない方はグリップが細いダンベルが適します。

手のサイズに適していないグリップを選ぶと手の平に負担がかかりやすくなり、筋肉を効率よく鍛えづらくなるのが難点です。グリップは太くなるほど握力が必要になります。

グリップの重量は鍛えたい箇所やレベルに合わせて選ぶのがおすすめです。たとえば、男性が筋トレにおいて背中を鍛えたいなら、片側30kgのセットが必要です。片側20kgだとどうしても背筋群を鍛えるのには重量が足りません。

女性が自宅でダイエットを目標に鍛えるなら、片側10gkの重さのダンベルがおすすめです。20kgと聞くと少し重く感じるかも知れませんが、グリップのある持ちやすいダンベルでは意外と重くありません。少し負荷がかかるくらいの重さがおすすめです。

MRG（エムアールジー）はスポーツ・アウトドア用品を販売しているメーカーで、黒を基調としたシンプルなデザインが特徴的です。ダンベルとしては可変式のタイプを販売していて、自分の用途に合わせて活用しやすいダンベルを探している方に適します。

また可変式のダンベルであってもスピーディに調整を済ませやすいのがメーカーの特色です。自由度と手軽さを両立させたい方に向いています。

iROTEC（アイロテック）は大阪にある株式会社スーパースポーツカンパニーが運営している日本のメーカーで、筋トレ器具専用の通販ショップを展開しています。ダンベル以外にもバーベル・トータルジム用品・ランニングマシン・エアロバイクなどさまざまなアイテムが揃っているので、いろいろな筋トレグッズを同じメーカーでまとめて取り入れやすいのが魅力です。

IVANKO（イヴァンコ）はバーベルなどのフリーウェイト製品を製造しているメーカーです。大きなバーベルも安定して持ち上げられるよう、慣性の力を上手に逃がすブッシングやベアリングといった作りを取り入れています。

ダンベルにおいては両端を平坦な構造にすることで膝にのせながらの筋トレを安定して行いやすくしているのが魅力です。シックなデザインの筋トレアイテムが多いというメリットもあります。

WILDFIT（ワイルドフィット）は低価格でフィットネス用品を販売しているのが魅力的なメーカーです。ダンベル以外にはパワーラック・ホームジム・ベンチやスタンド類など、家庭用からジム用の製品まで豊富に取り揃えられています。

バーベルとダンベルのセット品も販売しているため、より負荷がかかるトレーニング用品を安く取り入れたい方におすすめです。

FIELDOOR（フィールドア）はテントなどのキャンプ用品で有名なアウトドアブランドのメーカーです。シンプルながらカラフルでおしゃれなトレーニング用品を販売しているので、おしゃれなダンベルで筋トレを楽しみたい方に適します。

また黒を基調としたアイテムもFIELDOORのロゴがスタイリッシュなのも魅力です。

大胸筋のトレーニングには以下の流れで行うダンベルプレスが効果的です。

1. ベンチを用意しお尻をつけ仰向けになる
2. ダンベルを握って胸筋を伸縮させ真っ直ぐ持ち上げる
3. ダンベルを支えるようにゆっくり下げる
4. グッと力を入れてダンベルを持ち上げ最初のポジションまで戻す

ダンベルはより深く落とし、肩甲骨をしっかりと引き寄せるよう意識すると大胸筋全体を鍛えやすいです。しかし、肩甲骨を寄せるようにしないと肩関節に負担がかかりやすくなるため注意しましょう。

背筋群を鍛えるにはダンベルデッドリフトがおすすめで、以下のような流れで行います。

1. 腕を自然にぶら下げた幅でハの字になるようダンベルを足元に置く
2. ダンベルの下に足をもぐりこませる形からトレーニングする
3. 腰を曲げないように意識しつつお尻を引いてダンベルを持つ
4. お尻から頭までの直線を維持して腕を垂らした状態でダンベルを上下させる

10回×3セットで行うのが効果的です。

お尻の筋肉である大殿筋を鍛えてヒップアップをさせたい時には、以下の流れでダンベルロウを行いましょう。

1. 足を肩の幅まで広げる
2. 片手と片足をベンチに乗せる
3. 腰から首筋までを丸めずにダンベルを横腹まで引き上げる
4. 肩は上げず軽く胸を張って肩を下げつつゆっくりダンベルを下げる

顔は斜め前を向くようにして10回3セット行うのがおすすめです。

下半身に効かせたい時には、ダンベルスクワットを行いましょう。ダンベル以外に道具が必要なく、お尻と内ももを引き締めやすくなるので、初心者の方や女性の方にもおすすめのトレーニングメニューです。

1. 肩と同じ幅に足を開く
2. ダンベルを両手に持って手は下向きにする
3. 背中は真っ直ぐ伸ばしお尻を後ろに下げて体を下げる
4. お尻と膝の高さが同じになる所で止まる
5. 膝を伸び切る寸前まで上に伸ばす
   
   

重心をかかとに持っていき、膝がつま先より前に出ないようにすると股関節を痛めにくくなります。

自分に合ったダンベルを活用して、楽しくトレーニングしましょう。ダンベルを選ぶ時には種類だけでなく、表面加工やグリップの太さ・重量もチェックすることが大切です。自分の用途に適した扱いやすいダンベルで、自宅でも筋トレを行ってみましょう。