ACE（エース）のスーツケースおすすめ13選｜評判は？種類ごとの違いも解説

国内・海外問わず旅行の必需品といえばスーツケースです。スーツケースがあればたくさんの荷物を持っていても移動しやすいので、ビジネスシーンでも多用されています。現在は多数のメーカーからさまざまなスーツケースが販売されています。

多くのスーツケースメーカーの中でも多彩なバリエーションと高品質なスーツケースを販売しているのが、日本の老舗かばんメーカー「ACE（エース）」です。異なるコンセプトを持つブランドも多数展開しているので、好みのスーツケースを見つけやすいのもエースの魅力です。

そこで今回は、エースのスーツケースの評判・ほかのブランドとの違い・ワールドトラベラーやハントなど代表的なブランドの解説・スーツケースの選び方・おすすめのスーツケースやキャリーバッグを紹介します。ぜひ、スーツケース選びの参考に最後までご覧ください。

「エース」とは国内トップクラスのシェア率を誇る老舗かばんメーカーです。海外旅行の自由化によって海外へ行く日本人が増え始めた1966年、初の国産スーツケースを手掛けたのがエースです。

エースは多くのスーツケースブランドを自社で展開しているため、品質や用途、使う人に合わせたスーツケースを見つけやすいのも魅力です。エースは日本人に使いやすいスーツケース作りを目標として、利便性の高い製品を送り出しています。

エースのスーツケースはそのままメーカー名を掲げて販売されているものもありますが、多くは自社ブランド傘下で販売されています。

ブランドごとに異なるコンセプトやターゲットを持っているので、目的や好みに応じたスーツケースを見つけやすいのがエースの大きな特徴です。いずれのブランドも高品質で使いやすさにこだわっているという点は共通しています。

「日本人が使いやすいスーツケース」を目標としているエースのスーツケースは、しっかりとした作りと品質の高さが魅力です。国内メーカーならではの信頼性の高いものづくりも、エースの特徴と言えます。また、キャスターストッパー・キャスターカバー・エキスパンド機能など高い機能性を誇っています。

旅先で雑に扱われることが多いスーツケースは、頑丈さも重視したいものです。品質の高いエースのスーツケースは耐久性が高いモデルが多く、特にポリカーボネート素材を採用したモデルは頑丈で壊れにくい作りです。

高品質である分格安スーツケースと比較すると高価ですが、長期間使えることを考えるとコスパのいい製品であることは間違いありません。

国内製造にこだわり、北海道・赤平工場で生産されるエースのフラッグシップブランドです。プロテカでは独自の厳しい基準をクリアした製品を送り出しており、3年間の無償修理保証を付けているほど品質に自信を持っています。

フラッグシップブランドなので他のブランドよりも高価な製品が多いですが、安心・快適に使用できるスーツケースが揃っています。

フラッグシップブランドだけありProtecAのスーツケースは全体的に高評価を得ており、使いやすさに対する評価もいい傾向がありました。ポリカーボネート素材タイプは頑丈でしかも軽量という点も、口コミで多く見られる意見です。

クレスタは2～3日泊から7～10泊できるサイズまで揃っています。コンパクトサイズは機内への持ち込みが可能です。さらにエキスパンド機能付きのスーツケースもあり、荷物の増減に対応できます。

エキスパンド機能とは本体のファスナーが2重になっていて、ファスナーを開けると容量がアップする仕組みです。たとえば、34Lの容量のスーツケースでも、マチを広げて39Lにアップできます。隠しポケットやダイヤルロックなど機能性も充実したスーツケースです。

エースの社名がそのまま付けられた「ace.」は、「すべての移動を旅」と捉えることをブランドコンセプトとし、スーツケースをはじめブリーフケースやリュック、バックパックなど多彩な製品を揃えたスタンダードなブランドです。スーツケースはリーズナブルなモデルが多く、幅広い人が使用しやすいシンプルデザインです。

スタンダードで購入しやすいリーズナブルな価格帯が魅力のace.のスーツケースは、使い勝手の良さとスムーズなキャスターに高い評価が集まっています。また、日本製という信頼性の高さも購入の決め手となっているようです。

ジュエリー感覚でスタイリングに合わせたコーディーネートができる、女性のためのブランドです。トレンドを押さえた大人可愛いデザインが多く、こちらもスーツケース以外にハンドバッグやトートバッグなどのラインナップがあります。クラシックなデザインや内装を選択できるなど、好みに応じたデザインでスーツケースを選べます。

Jewelna Roseのスーツケースは、他のスーツケースにはあまり見られないカラー展開や素材、女性らしい大人可愛いデザインが口コミでいい評価を得ていました。デザインだけではなく、マチを広げて収納力をアップできる機能性の高さも高評価です。

スーツケースをはじめとして、旅先で活躍するショルダーバッグやリュックサック、ノートPC対応のビジネスバッグなど、旅行とビジネスそれぞれで使用できるスーツケースを揃えたブランドです。スタイリッシュなデザインとリーズナブルな価格で、旅行とビジネス両方で使用しやすいスーツケースがラインナップされています。

スーツケースに機能性とシンプルさを求める人にとって、World Travelerは高い評価を得ているブランドです。ビジネス向けのモデルも多く揃っているため、移動時の快適性や実用性の高さも高評価に繋がっているようです。

エースの女性社員のみで構成された製作チームが「本当に欲しいと思う商品を作る」をコンセプトに開発した、女性向けのスーツケースブランドです。荷物の収納しやすさや床の汚れを防止するキャスターカバー、女性らしい内装デザインなど、女性からの視点で細かなところまで目が行き届いた、女性にとって使いやすさ抜群のブランドです。

女性視点で作られたHaNTのスーツケースは、収納力が高く細かなところまで気配りされた構造が女性から高い評価を得ています。高級スーツケースブランドの製品と比較しても遜色ないというほど、機能性が高いという声もありました。

前述のように、エースではさまざまな自社ブランドを展開しています。それぞれのブランドにはコンセプトがあり、機能性や価格帯、デザインなども大きく異なるため、まずはコンセプトやスーツケースのラインナップをチェックしてブランドを比較してみましょう。

ブランドを比較検討して使用目的や旅行先などに合ったブランドが見つかったら、そのブランドのみで絞り込んでスーツケースを選んでみてください。最適なスーツケースが見つかりやすくなります。

スーツケースのボディに使われる素材は2種類に分けられます。スーツケースに何を求めるかによって、どちらの素材が適しているかも変わってくるので、以下の2種類の違いを確認しておきましょう。

飛行機搭乗前にスーツケースを預けますが、乱暴に取り扱われることが多いものです。耐久性の高さや堅牢さを重視するなら、ハードタイプのスーツケースがおすすめです。

ハードタイプは耐久性が高く頑丈なので外装の破損だけではなく荷物も守ってくれます。ただし、重量が増えてしまうデメリットがあります。

軽量で持ち運びしやすいスーツケースなら、ソフトタイプがおすすめです。素材は布なのでハードタイプよりも軽くて持ち運びしやすく、柔軟性があり多めの荷物も詰めやすいメリットがあります。

ポケットが付いていることも多く、物の出し入れがしやすいのも特徴です。しかし、軽くてソフトな反面衝撃に弱い点がデメリットです。

スーツケースにはさまざまなサイズがありますが、旅行の日数を目安に1泊あたり10Lとしてサイズを選ぶのが基本です。また、荷物を預けずに機内持ち込みしたい場合は、利用する航空会社で定められた持ち込み可能サイズに収まるか、受託手荷物にする場合は無料で預けられるサイズかどうかもチェックしましょう。

フロントオープンとは、その名の通りスーツケースの前面部分が開閉できるタイプです。通常、スーツケースを開閉する際は横に倒した状態で開ける必要がありますが、フロントオープンならスーツケースを立てた状態でそのまま中身を出し入れできます。空港やスペースの限られた場所などで荷物の出し入れをする場合におすすめです。

金属製のフレームを開閉部分に採用したのが、フレームタイプです。かつてはこのタイプがスーツケースの主流でした。頑丈で耐久性が高いので中身を守りやすい・簡単に壊れないので防犯性が高いといった点がメリットです。

しかし、フレームタイプは金属を使用しているのでどうしても重量が重くなりがちで、開閉時はスーツケースを全開にしなければ荷物を取り出せないデメリットがあります。

ファスナーで開閉する現在主流のタイプです。このタイプには荷物が増えても拡張できる、エキスパンド機能が搭載されていることが多くなっています。ちなみに、前述のフロントオープンタイプにもエキスパンド機能は採用されています。

ファスナータイプは軽量ですが衝撃に弱く、水が侵入しやすいのでスーツケースの中身が濡れてしまうこともあります。また、こじ開けられやすい構造なので防犯性は高くありません。

大半のスーツケースにはロック機能が搭載されていますが、特にアメリカに行く際に必ず確認しておきたいのが、「TSAロック」の有無です。すべてのアメリカの空港またはアメリカ往復のフライトを利用する際はセキュリティチェックのため、荷物の中身をチェックできる状態にしなければなりません。

TSAロックがあれば、ロックをかけた状態でも係官が特殊なツールで開けて中身をチェックできます。もしTSAロックがないと、最悪の場合スーツケースをこじ開けてチェックされ破損してしまうこともあるため、渡米の際のスーツケース選びでは必ずTSAロックの有無を確認しておきましょう。

スーツケースを飛行機内へ持ち込む場合は、各航空会社の規定を必ず確認しましょう。規格外のスーツケースだと、機内持ち込みができません。下記表を参考にしてください。

エースのスーツケースの修理依頼をする場合は、まずはエースカスタマーセンターに問い合わせをしましょう。見積もりをしてもらった上で、東京または大阪への持ち込みもしくは発送で修理依頼を行えば、有償修理が受けられます。所要日数は約3週間です。

エースのスーツケースでは「プロテカ」のみ3年保証が付いており、保証期間内であれば移動時の破損でも修理対応してもらえます。

エース（ACE）ではアウトレット商品も販売しています。実店舗のアウトレットストアは全国に数店舗展開しており、たとえば東京都の八王子市にはエースアウトレット多摩南大沢店があります。お近くの店舗を探したい方は公式サイトにて確認可能です。

実店舗が近くにない場合は、エース（ACE）公式アウトレットストアの通販がおすすめです。主に、表面に傷や汚れがあるものなど見た目が対象で、基本機能は正規品と変わりません。ネット販売のため実物を見て購入できませんが、リーズナブルな価格でアウトレット品が手に入れられます。

エースのスーツケースのように機能性が高く、スタイリッシュなデザインなのがリミニです。リミニは出張や旅行に持っていきやすいサイズです。スーツケースのタイヤは大きめサイズで、多少の悪路でも転がせます。TSA ロック搭載のスーツケースを選べば、鍵をかけたまま荷物を預けられ便利です。

リミニのスーツケースについて詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてください。

ドンキホーテでもさまざまなスーツケースが購入できます。スーツケースの老舗ブランドのエースと共同開発したトップオープンキャリーケースは、荷物が増えても拡張できる機能を搭載しています。 ダブルキャスター軽量キャリーケースは8輪のキャスターがついているため、走行時の安定感が抜群です。

電車やバスの移動時でも転がりにくいストッパー付きのスーツケースもあります。加えて容量をアップできる拡張機能も搭載され、泊りの旅行におすすめです。

スムーズに荷物を運べるスーツケースは、旅行で欠かせないアイテムです。さまざまな異なるブランドが揃うエースのスーツケースなら、機能性の高さや好みのデザインに応じた最適なスーツケースを選べます。エースのスーツケースと一緒に、旅行を楽しみましょう。