テントサウナおすすめ4選｜自宅・キャンプでサウナが楽しめる！薪ストーブ付きも

最近、テントサウナがSNSやメディアで取り上げられるようになり「テントサウナってどうなんだろう？」と気になっている方も多いのではないでしょうか。テントサウナとはアウトドアで使うテントの中でサウナを行うものです。耐熱性のサウナテントの中でストーブを炊き、サウナを体験します。

テントサウナがあれば、どこでも好きな場所でサウナを楽しめるのが大きな魅力ですが、場所によっては使用禁止な場合もあります。自宅で使用する方もいますが、使用時には周囲への配慮も重要です。しかし、初心者はどのモデルがいいのか分からない方も多いですよね。

今回の記事ではテントサウナの魅力や選ぶポイント、おすすめを紹介します。その他にも、サウナストーブ付きの製品や安いテントサウナなども紹介するので必見です。本記事を読んで、テントサウナの魅力を知ってもらえたら嬉しいです。

テントサウナの1番の魅力は湖畔や川・自宅の庭・ベランダなど好きな場所でサウナを楽しめる点です。どこへでも気軽に持って行けるので、好きな場所でサウナができます。湖畔や川の近くでテントサウナを組み立てれば、自然を眺めながら楽しんだり、サウナの後に身体を冷やしたりできるのが魅力的です。

また、テントサウナがあれば自宅の庭・ベランダでもサウナを楽しめます。「サウナに行きたいけど、近所にはない…」といったお悩みも解決でき、気軽にサウナを利用できるのがメリットです。

テントサウナは友達・カップル・家族など、みんなで楽しめるのも魅力です。通常、公衆浴場のサウナは男女で分かれているため、一緒には入れません。しかし、テントサウナなら自分たちだけで利用するので、友達・家族・カップルが一緒に入れます。

テントサウナなら他のお客さんはいないため、周囲の目を気にせずリフレッシュタイムを過ごせるのも嬉しいポイントです。また、テントサウナはモデルによっては10人以上で入れるので、大人数でわいわい楽しめます。

テントサウナは好みの温度に調節できる点も大きな魅力です。公衆浴場や施設のサウナは温度があらかじめ設定されているため、暑すぎたり物足りなかったりします。テントサウナは薪の量・蒸気によって80〜110℃ほどまで上がり、自分で温度調節が可能です。

テントサウナは「ロウリュ」でアロマのいい香りも楽しめるのも魅力です。ロウリュとは、サウナストーブにある石に水をかけ、立ち上がる蒸気を浴びる蒸気浴のこと。また、水にロウリュ用芳香液を加えたアロマ水をサウナストーブの石にかければ、いい香りが立ち上がります。

テントサウナであれば、自分好みの香りを選べます。ロウリュで自分好みのアロマのいい香りを楽しみたい方は、テントサウナを検討してみましょう。

「テントサウナは魅力的だけど、デメリットはないの？」と疑問に思っている方もいると思います。テントサウナは魅力的な点が多いですが、デメリットもあるので購入前にチェックしましょう。たとえば、テントサウナは組み立て・片付けに手間・時間がかかります。温度を上げるのも最初から行うので、すぐには入れません。

また、消耗品として薪を用意する必要もあります。テントサウナは天候・気候によっては使用できないのも弱点です。失敗しないためにも、テントサウナのメリット・デメリットを押さえた上で購入を決めてください。

テントサウナは使用人数に合わせてサイズを選んでください。使用人数が多いほど大きいサイズのモデルが必要です。たとえば、1〜2人で使用する場合は畳2畳分ほどのサイズでも問題ありませんが、10人以上で使用するなら畳8畳分の大きさのテントサウナが必要です。また、設置する場所に十分なスペースがあるか事前に確認してください。

テントサウナは自分で設営・撤収しなければならないため、設営や収納方法を確認してください。ほとんどのテントサウナが通常のテントと同じ手順で設営できます。ストーブを設置する工程と天井の穴に煙突を通す工程がテントサウナでは必要です。

ただ冬のキャンプでテント内にストーブを設置した経験があれば、スムーズに設営できます。テントサウナの中にはポップアップ式で設営できるモデルもあり、少人数で使用する場合におすすめです。

テントサウナを使用するのに欠かせないのがストーブです。テントとストーブを別々に買って組み合わせても問題ないですが、煙突穴のサイズを合わせなければなりません。テントとストーブが組み合わせ可能か確認する手間を考えると、元々セット販売されているモデルの方が楽です。

また、ロウリュを楽しみたい方はロウリュ対応ストーブかどうか確認してください。ロウリュ対応ストーブなら、丈夫にサウナストーンを置くスペースがあります。

テントサウナを購入するなら、値段の相場も把握しておくと自分に合ったものを選びやすいです。1人用なら10万円ほど、3〜6人用のモデルだと20万円ほどで購入できます。ただし、10万円以下のテントサウナはストーブが付属しない場合も多いので、ストーブの有無は事前に確認してください。

モルジュはロシアのテントサウナ専門メーカーです。極寒の地としても知られるロシア発のメーカーらしく、氷点下でも使用できるほど断熱性に優れています。テントサウナの中で最も熱いと高い評価を受けているのも特徴です。

本国のロシアではビビッドカラーのモデルをメインに展開していますが、日本ではブラックを基調としたシックなデザインのモデルを購入できます。温度をしっかり上げてサウナを楽しみたい方におすすめのメーカーです。

AMBERは山口県にあるアウトドアアイテムのセレクトショップです。クラウドファンディングを通してテントサウナを販売し始め、サウナ好きからの注目を集めています。また、テントサウナは海外製がほとんどですが、AMBERは日本製なので安心して購入できるのもメリットです。

AMBERのテントサウナは慣れれば1分で設営できるモデルがあり、初心者でもスムーズにサウナを楽しめます。テントサウナの重量も軽いため、女性でも設営しやすいのが嬉しいポイントです。

Mobibaはロシアのサウナメーカーで、稼働性を意味するMobileと、ロシア語でサウナを意味するBanyaを略した名前がつけられています。メーカー名の通り、持ち運びしやすいモデルを扱っており、軽量性・携行性に優れたモデルが多いのが特徴です。

特に、バックパックサウナと呼ばれるコンパクトで軽いモデルは人気があります。設営に必要な部品がバックパックにひとまとめになっており、背負って持ち運びできるのも魅力の1つです。ストーブもセットで10万円前後なので初めての方にもおすすめします。

テントサウナは自然の中でサウナを楽しめるのが醍醐味ですが、設置場所には気を付けましょう。キャンプ場や川辺など、場所によってはテントサウナの使用を禁止している場合があります。テントサウナは火を使用するため、許可している場所は意外と多くありません。必ず事前に確認してください。

強風時は事故のリスクが高いので、テントサウナを使用しないでください。テントサウナは火を使うため、強風でテントサウナが倒れた場合、火事になる可能性があります。風速5ｍ以上の予報の日はサウナテントの設営はやめておくのが安全です。

この記事を読んでいる方の中には「テントサウナは自作できないのかな？」と思った方がいるかもしれません。しかし、自作のテントサウナは一酸化炭素中毒になる危険性があるので、おすすめしません。

テントサウナは通常、サウナとして使うと想定して設計されています。正しい知識もない状態で自作すると、密閉空間で薪を燃焼させるような状態になる危険性が大変高いです。安全性の確保ができないため、テントサウナとして販売されているものを購入してください。

キャンプ場を使用した後は、テントなどの後片付けや撤収もしっかり行いましょう。テントの設営や撤収時に使っていた道具などを忘れてしまうケースもあります。道具をそのまま放置しるのは迷惑行為にもなりかねないため、忘れ物がないか事前の確認が必須です。

キャンプ場でキャンプを楽しむためにも、最低限のマナーは絶対に守りましょう。キャンプ場によってはゴミのポイ捨てや夜中の騒音問題など、さまざまな迷惑行為が目立ちます。みんなが楽しくキャンプを行うためにも隣人への配慮を忘れてはいけません。

関東エリア・東京にはサウナキャンプを楽しめるキャンプサイトがあります。「気軽にテントサウナを楽しみたいな」と思っている方は週末に利用するのもおすすめです。サウナキャンプできるサイトなら、サウナだけでなくテント泊も楽しめます。

また、HINOKOTOKYOではテントサウナではありませんが、施設内でサウナを利用できるのが特徴です。キャンプも楽しみながら本格サウナも利用できるので、心身ともにリフレッシュしたい方におすすめします。

近年では、テントサウナが禁止されるキャンプ場も増えています。主な理由は、事故やリスクがあるためです。焚き火による火事が原因で禁止になってしまったキャンプ場もあります。

また、キャンプ場を訪れた人のマナーが原因なのも見過ごせません。ゴミのポイ捨てや騒音問題など、さまざまな原因により迷惑をかけています。これからもテントサウナを楽しみ続けるためには、最低限のマナーやガイドラインを守っていきましょう。

いつも同じキャンプでなにか物足りないと感じているなら、テントサウナがおすすめです。大自然の中でキャンプとサウナを同時に楽しめるので、新感覚キャンプを体験しつつリフレッシュもできます。どのテントサウナを購入するか悩んだら、本記事を参考に選んでください。