植物育成LEDライトのおすすめ16選｜普通のLEDとの違いは？ニトリやホームセンターでも

部屋の中で楽しめる室内ガーデニングは観葉植物や野菜など、さまざまな植物を育てることができます。いざ育てようと玄関やリビングに置いてみたら光があまり当たらず、成長しなかった経験はないでしょうか？

植物育成LEDライトなら、人工的な光を使い植物の成長を促すことができます。LEDなので消費電力が少なく、電気代もあまりかからないのが魅力的。機能性や形状などもさまざまなので、自分にぴったりの植物育成LEDライトを見つけられますよ。

そこで今回は、植物育成LEDライトの選び方やおすすめ商品をご紹介します。購入を迷われている方はぜひ参考にしてみてください。

観葉植物LEDライトを使用するメリットを下記にまとめるので、ぜひ参考にしてください。

• 室内でも日光不足にならない
• 冬の時期でも安定して育てられる
• 日照時間を調整できるので成長速度を早められる
• 室内で効率よく育てられる水耕栽培に最適

日当たりが悪い部屋でも照射できるので、安心して植物を育てらます。また、自然の太陽と違い日照時間を自由に調整できるのが魅力。平均12時間以上照射することで、普段より速いスピードで植物を成長させられます。

結論として、植物育成LEDライトだけで観葉植物は育てられます。植物の育成を目的に使用するLEDライトには、光合成を促したり実や葉を大きく形成したりする効果があります。そのため、太陽の光が当たらなくても植物は問題なく育つのです。

ただし、長期不在にすることが多かったりして植物育成LEDライトを連続して使用できない場合は、ポトス・モンステラ・ゴムの木といった暗い環境に強い植物が適しています。

普通のLEDライトと植物育成LEDライトの違いが気になっている方も多いでしょう。実は植物育成には照度に加え、光の種類も重要です。赤い光は植物の光合成を、青い光は茎や葉の成長をそれぞれ促進します。

植物育成LEDライトは植物が成長するために必要な種類の光を出して、日光不足を補います。この点が普通のライトとの最も大きな違いです。

フルスペクトルLEDは太陽光に近い光が出せ、赤・青・白・オレンジ・UV・IRなど、いろいろな波長の光が出せます。植物の光合成を助け、発芽・成長・開花・結実などの過程でも活躍します。

植物に必要な光をカバーするので、しっかり生育したい方におすすめです。また、フルスペクトルLEDはさまざまな種類があるため、自分に合ったタイプを見つけることができますよ。

高出力LEDは発熱の温度が高く、1000W以上の出力を行います。広範囲に光を行き届かせることができるので、隅々まで植物に照射できます。ガーデニングの規模が多い方におすすめですが発する熱が高いので、植物との距離を事前に確認しておくことが大切です。

調光機能LEDは光の色が調整でき、効率よく植物の成長をサポートします。その時々の植物にとって条件のいい光を与えるので、十分な肥料と温度を組み合わせて使用すると、収穫までの期間を飛躍的に調節することができますよ。

アームタイプは、柔軟に動かせるアームの先に植物育成ライトがついています。好みの位置に光を当てられるので、細かく調整可能です。アームの長さは10cm位の製品が多いので、小さい植物を育てるのにおすすめ。

逆に大きい鉢に入った植物や高さのある植物は、アームの長さが不足する場合もあります。

クリップタイプはラックやデスクなど家具周辺に取りつけやすく、挟める場所があればどこにでもつけられるのが魅力。植物の大きさに左右されず照射することができます。

ただ、クリップを挟めるものが周囲にない場合は取りつけできないので、取りつけられる場所をあらかじめ確認しておくことが大切です。また、電気を供給する配線があるかチェックしておきましょう。

吊り下げタイプは広範囲に光を均一に当てることができ、大量の植物を育てる場合におすすめです。ただ、アームやクリップタイプに比べて設置するのに手間がかかります。設置できるスペースがあるかも、あらかじめ確認しておきましょう。

吊るす場所がない場合は、自分で設置するための棚などを作ると吊るすことができますよ。

スタンドタイプは背の高い植物にも対応しており、おしゃれなデザインが多いのでインテリアとしても使えるのが嬉しいポイント。部屋の雰囲気を壊すことなく、しっかり馴染んでくれますよ。色合いが気になる方は、白色のライトを選ぶことをおすすめします。

LEDチップのカラーはさまざまありますが、それぞれの機能性が異なります。ここではLEDチップのカラーを詳しくご紹介します。

日常生活に馴染む白色や黄色は、部屋のインテリアともマッチしやすく使い勝手がいいカラーです。植物用はもちろんデスク用としても使えるので、おしゃれな部屋の雰囲気を壊したくない方におすすめです。

植物育成LEDライトにとって基本的な赤色と青色。赤色は光合成を速める効果があり、青色は実や葉などを大きく作る効果があります。

成長段階によって光の色を変えれば、成長するスピードがよくなるので栄養価が高くしっかりとした植物を育てることができます。本格的な家庭菜園を行いたい方におすすめのカラーですよ。

おしゃれな空間を壊したくない方は、デザイン性で植物育成LEDライトを選ぶことも大切です。スタイリッシュなデザインのものを選んで、より部屋の質をアップさせましょう。

スタンド型はおしゃれなデザインが多く、置き場所に困らないのが嬉しいポイント。他のインテリアとも馴染みやすく、部屋の雰囲気を崩さないので使いやすいですよ。

また、ライトの高さが調整できる商品もあるので、背の高い植物にも光を当てることができます。ハーブなど背が高くない葉物野菜なら十分に育てることができます。

LEDライトと水耕栽培がセットのオールインワンLEDもおすすめ。スタイリッシュなデザインはインテリアとして使え毎日のお世話も楽々なので、手間をかけずに植物を育てることができます。

植物育成LEDライトを選ぶ際は、植物がどのくらいのサイズなのか把握しておくことも大切です。ここでは使う用途について紹介します。

多くの植物や野菜を育てる場合は、大きいサイズの植物育成LEDライトがおすすめ。広範囲に光を当てることができるので、隅々までまんべんなく育てられます。さらに、植物の成長段階によってLEDチップの色が変えられる機能つきタイプは使い勝手がいいですよ。

室内の観葉植物に植物育成LEDライトを使いたい場合は、おしゃれなデザインのライトがおすすめ。LEDチップの色は白色や黄色が馴染みやすく、部屋の雰囲気を崩すことなく植物の育成を楽しめますよ。

タイマー付きタイプは時間をコントロールできるので、外出するときにも役立ちます。つけっぱなしの心配も不要なので電気代もかさばりません。

お気に入りの植物育成LEDにタイマー機能がついていない場合は、タイマー機能つきのコンセントコネクターで代用できるので、ぜひ使ってみてくださいね。

信頼できる日本製にこだわりたい方も多いです。NEC・東芝・パナソニックといった照明器具に強い有名メーカーは、植物育成LEDも出しています。植物工場で使われているものもあり、性能は抜群です。

日本製の植物育成LED の種類はあまり多くありませんが、NECの「ビオルックス-A」や東芝「プランクトンルクス」などがあり、いずれも直管タイプです。通販サイトや照明の専門店などで購入できます。

植物育成LEDライトは、高価なイメージがある方も多いかも知れません。ですが、中には1,000円以下で購入できるような安い商品も販売されています。きちんと植物育成はしてくれるので、リーズナブルなもので試してみたい方におすすめです。サイズ展開は少ない場合もあるので、口金のサイズなどを確認したうえで購入してください。

植物育成LEDライトには、100cm四方以上の大型の業務用タイプもあります。天井部から吊り下げて設置すれば広範囲に均一に強力な光を照射できるため、植物工場などに適しています。目的に合わせて調光が行えたり、収納時には折りたたみができるようになっているなどの工夫が施されています。

植物育成LEDライトだけでも育てやすい植物を紹介します。下記にまとめるので参考にしてください。

• ガジュマル
• エバーフレッシュ
• パキラ
• テーブルヤシ
• モンステラ

比較的どんな植物でもLEDライトで育てられますが、ここでは生命力が高く育てやすい観葉植物を紹介しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

LEDライトは長い時間見なければ体に健康被害はないと言われていますが、植物LEDライトの場合は非常に強い光が発する場合があるので、直視しないようにしましょう。また、ブルーライトは見続けると目が疲れやすく眼精疲労になる場合があります。

植物育成LEDライトを使う場合は、平均12時間以上照射する必要があります。電気代に換算すると月に数百円～数千円ですみます。電気を効率よく使いたい場合はタイマーつきのタイプを選べば、無駄な電気代がかかる心配がないですよ。

家具や日用品をリーズナブルな価格で購入できるイケア。実は以前は植物育成LEDを販売していましたが、現在は残念ながら取り扱いはありません。しかしイケアは新商品が随時発表されますので、今後復活する可能性もあります。気になる方はこまめにホームページなどをチェックしてみてください。

ホームセンター大手のカインズでは、植物育成LEDライトが販売されています。商品名は「グローライト」で、27cmと57cmがあります。さらに2本まで連結可能なので、大型のライトを探していた方にもぴったり。気になる方はぜひカインズで探してみてください。

ホームセンターのビバホームでも植物育成LEDを購入できます。ビバホームは生活用品から園芸品まで豊富なアイテムを取り扱う日本のホームセンターです。ビバホームの水草・植物を育てるライト「ジェックスクリアLEDリーフグロー」は植物の育成に適した300lmの波長で光合成をサポートしてくれます。

ホームセンターのDCMにも植物育成LEDの取り扱いがあります。DCMは全国37都道府県でホームセンター次号を展開する大手小売企業です。DCMの植物育成LEDは、サイズや吊り下げタイプなど種類が豊富にあります。自分にぴったりの商品がほしい方におすすめです。

豊富なラインナップからコスパがいい商品がほしい方は、コメリをチョイスしましょう。コメリは生活必需品を多く取り扱う日本の大手ホームセンターです。コメリの植物育成LEDには「GEX エキゾテラ サングローバスキングスポットランプ」と「水作LEDスタンドライト こもれび」があります。

残念ながらコーナン・ニトリには取り扱いがあるといった情報はありませんでした。しかしホームセンター大手のコーナンは店舗によって取り扱い商品はさまざま。店舗によっては在庫がある可能性もあるので、問い合わせてみてください。

今回は植物育成LEDライトのおすすめ商品をご紹介しました。機能性や形状もさまざまで、おしゃれなデザインの商品もあるのでインテリアとしても使えますよ。ぜひ一度、使ってみてくださいね。