【最新】フィッシングプライヤーおすすめ11選｜コスパ最強から高級品まで！

釣りをはじめるにあたって、最初に揃えておきたいフィッシングプライヤー。見た目はDIYで使用する工具にそっくりですが、フィッシングプライヤーはルアーの針を外したりラインを切ったりと、釣りを行う上で欠かせないアイテムです。

しかし、工具ごとの違いも分かりにくく、意外と機能が複雑な製品が多いのでフィッシングプライヤーを選べず困っている人は多いです。今回は、フィッシングプライヤーを初めて購入する人に向けて選び方とおすすめ人気商品11選について紹介します。

さらに、信頼性が高く多機能なウミボウズやスミスなどのおすすめメーカーの特徴についても解説します。自分の用途に合ったフィッシングプライヤーを選んで、魚釣りを快適に行えるようにしましょう。

フィッシングプライヤーを購入する際は、素材・本体の形状・切断機能に注目しましょう。プライヤーの種類によって、使える機能が大きく異なります。ポイントをしっかり押さえて自分の用途に合った製品を選んでください。

フィッシングプライヤー本体の素材は、ステンレス・アルミ・合金の3つに大きく分けられます。素材の種類によって価格や耐久性が大きく異なるので、利用頻度に合わせてプライヤーの素材を選ぶことが大切です。

海水には塩分が含まれているので金属が腐食して劣化しやすいです。そのため、素材を選ぶ際は錆びづらさに注目しましょう。ステンレスはアルミに比べて錆びにくいので、こまめに水洗いのメンテナンスを行えばプライヤーを長期間使えます。ステンレス製のフィッシングプライヤーは種類が豊富にあるので、自分の用途に合った製品を選びやすいのも魅力です。

アルミ製のフィッシングプライヤーは合金製の製品に比べて価格が安く、軽量で取り扱いやすいメリットがあります。しかし、ステンレス製のフィッシングプライヤーに比べると、強度が低く歪みやすい上に錆びやすいのが欠点です。フィッシングプライヤーの耐久性を重視する人は、ステンレス製の製品を選びましょう。

合金とは複数の金属からなる素材です。軽量さと耐久性の高さを両立できるので、使い勝手が良く頑丈なフィッシングプライヤーを求めている人にぴったり。合金でできた商品の中には、非常に硬いタングステン合金が使われているものもあります。しかし、メンテナンスが行いづらく、価格も高価なのがデメリットです。

フィッシングプライヤーのノーズ形状によって使い勝手が変わるので、ノーズの長さが長い製品を選びましょう。また、グリップの形状もフィッシングプライヤーの持ちやすさに関わるので、グリップの形も考慮する必要があります。

ノーズが長ければ、大きい魚や毒のある魚でも比較的安全に針外しを行うことができます。また、魚が釣り針を飲み込んだ時でも外しやすいので、取り扱いやすさを重視する人にはノーズが長いフィッシングプライヤーがおすすめです。

ただし、価格の安い中華製の製品の中には、ノーズ長が短かったり耐久性が低く壊れやすかったりする製品があります。フィッシングプライヤーの頑丈さを重視する人は、国産メーカーの製品を選びましょう。

フィッシングプライヤーのグリップが握りづらいと作業効率が落ちるだけでなく、落下して破損したり紛失したりするリスクが高まります。フィッシングプライヤーの落下が不安な人には、でこぼこしたグリップ形状の製品がおすすめです。グリップの素材も握りやすさを左右するので、持ちやすさにこだわる人は握りやすいゴム製の製品を選びましょう。

先曲プライヤーは名前のとおり先が曲がっているのが特徴です。魚が針を飲み込んだ時でも針外しの苦労が少ないので、初心者の方にも向いています。安価な製品は変形したり破損したりしやすいので、耐久性を重視する人は高品質な国産の製品を選びましょう。ただし、ストレートタイプの製品に比べて機能が少なく、できる作業が限られているのが欠点です。

フィッシングプライヤーの中には、スプリットリング開きやラインカッターに加えて、多機能ナイフやガン玉外しなどの機能が搭載されているものもあります。ここでは、あると便利な機能について解説します。

スプリットリングオープナーとは、ルアーに付いたスプリットリングを付け外しする機能であり、ルアーの交換を行うのに欠かせません。スプリットリングオープナーを使えば、細かいリングの交換作業も楽に行えます。

スプリットリングオープナーの対応サイズは#で表され、#0～#4のスプリットリングに対応した製品が多いです。表記サイズ以外のスプリットリングを開けることは難しいので、使いたいルアーのリングサイズに合った製品を選びましょう。

ラインカッター機能は釣り竿の糸を切断する機能で、スプリットリングオープナーと同様に釣りを行うのに欠かせません。ラインカッターが付いていれば、ハサミを使わずに釣り糸を切断できるので、工具の数を減らしたい人はラインカッター付きの製品を選びましょう。

糸の太さが太いと安価の製品ではなかなか切れないので、ラインカッターの切れ味も重要です。釣りをする機会が多い人は、ラインカッターの付け外しを行える製品を選びましょう。

多機能ナイフが搭載されたフィッシングプライヤーでは、魚を捌けるだけでなく、手軽に魚のうろこを剥ぎ取れます。そのため、船上で調理を行いたい人に向いています。

また、釣り糸を切る作業もできるため、ラインカッター代わりに使えるのも魅力です。ただし、しっかり収納しないと指を怪我するので、ナイフの取り扱いには注意しましょう。

フィッシングプライヤーの中には、カラビナやピンキーフックが付いたものがあるので、使い勝手を重視する人はこれらの機能も考慮しましょう。使用後は洗浄する必要があるので、製品のメンテナンス性についても考慮する必要があります。

フィッシングプライヤーにはプライヤーホルダーやカラビナが付いたものがあり、落下によるプライヤーの紛失を防ぐことができます。プライヤーを失くしたくない人は、ケースやカラビナが付属した商品を選びましょう。

カラビナが付属していなくても、カラビナを取り付けるための穴が空いたフィッシングプライヤーも販売されています。スプリング付カラビナが付いていない場合は、カラビナを取り付けるための穴が空いているか確認しましょう。

ピンキーフックとはグリップ部分に取付けられたフックのことを指し、片手で持ち替えられるのでプライヤーの落下を防げます。工具の取り扱いに不慣れな人は、ピンキーフックの有無をチェックしましょう。フィッシングプライヤーを置く場所がなくても、カラビナと同様にジーンズやベルトに引っ掛けられて便利です。

フィッシングプライヤーはこまめに清掃することで長期間利用できますが、可動部分の隙間に塩が入るので錆を防ぎづらいです。分解できる製品であれば、隙間に溜まった塩も取り除けるので長期的に使えます。

フィッシングプライヤーは硬いものを取り扱うことが多いので、ノーズ部分の切れ味が落ちやすいです。フィッシュプライヤーの切れ味を重視する人は、刃先のやすりがけを行える製品や、替え刃が用意された製品を選びましょう。

ウミボウズ・ダイワ・スミス・シマノの4つのメーカーが、耐久性が高く多機能なフィッシングプライヤーを販売しています。ここでは、各メーカーのフィッシングプライヤーの特徴について、詳しく解説します。

「大自然と生きるわたしたち」をコンセプトにしたウミボウズは、フィッシングプライヤーの他にも釣りを行うのに欠かせない商品をラインナップしているのが特徴です。他のメーカーの製品に比べてスタイリッシュなだけでなく、機能性にも優れているので、デザインと使い勝手を両立したい人におすすめです。

釣り用具のメーカーであるダイワは多種多様なフィッシングプライヤーを販売しており、使い勝手のよさから幅広い層に支持されています。価格の安い初心者向けモデルだけでなく、機能性に優れた上級者向けモデルまで幅広く取り扱っています。そのため、自分の用途に合った製品を見つけやすいのが魅力です。

スミスのフィッシングプライヤーは他の国産メーカーの製品に比べて価格がお手頃なので、購入費用を抑えたい人におすすめです。また、耐久性が高く海で使っても錆びないので、長い間利用できる魅力があります。しかし、機能が限られていてラインカッターも使えない製品があるので、作業効率を重視する人は注意しましょう。

アウトドアスポーツ用品メーカーとして有名なシマノは、フィッシングプライヤーを含む多種多様な製品を取り扱っています。錆びに強いフッ素加工を行った製品もあるので、製品の信頼性を重視する人におすすめです。握りやすい個性的なデザインの製品が多いので、フィッシングプライヤーの使い勝手を重視する人にも向いています。

フィッシングプライヤーで最も重要な機能がスプリットリングオープナーです。ノーズの先端にあるスプリットリング外しを使うことで、ルアーに付いているスプリットリングを取り外せます。

ラインをカットできないと釣りを行えないので、ラインカッターの使い方についても理解する必要があります。ラジオペンチと同様にノーズの奥側に刃物があり、糸をセットしてフィッシングプライヤーを握ることでラインを切断します。

ガン玉潰しはノーズの先側の部分を使ってガン玉に力を加えることで行うことができます。針外しを行う時はフィッシュグリップで魚を掴んで動かないようにしましょう。そうすることで、ノーズの先端部分を使って安全に針外しを行えます。

今回はフィッシングプライヤーの選び方やおすすめ商品を紹介しました。フィッシングプライヤーは商品によって使える機能が大きく異なります。ぜひ本記事を参考に、自分に合ったフィッシングプライヤーを選んで快適な釣りを楽しんでください。