【2023年最新】タイラバおすすめ14選｜おすすめロッドも紹介

釣り好きなら1度は聞いたことがあるタイラバ。マダイ専用のルアーということは分かっても、その特徴をしっかり理解している人は少ないです。また、初めて釣りに挑戦しようとする人なら尚更難しいですよね。

さらに、タイラバにはネクタイやスカートなど初心者には難しい用語が使われており、形や重量にも幅があります。「タイラバを購入したものの釣果がイマイチ…」と感じるときは、選び方を再検討しましょう。

本記事では最新のおすすめタイラバ14選や釣果が伸びる選び方を詳しく解説します。さらに、タイラバにおすすめのロッドやリール、タイラバタックルを使って釣れるその他の魚情報も紹介するのでぜひ参考にしてください。

タイラバとはマダイ釣り専用に開発されたルアーです。マダイは甲殻類・小魚・ゴカイ・イソメなどの多毛類を好んで捕食します。さらに、イカやタコなどもマダイの大好物です。タイラバは動くものに反応するマダイの習性や食性を徹底的に研究して開発されています。

マダイは水深20〜200mの幅広い場所に生息する魚です。また、水温・季節・地域によっても捕食する獲物が違います。そのため、タイラバも季節や場所によってさまざまな色・形・重さを使い分けて使用します。

はじめてタイラバを購入する人は色や形、重さが異なるタイラバの種類の多さに圧倒されるかもしれません。ここでは失敗しないタイラバの選び方を紹介します。タイラバは3つのポイントに注目して購入しましょう。

タイラバには、固定式と遊動式の2種類があります。それぞれの特徴と自分が釣るポイントも考えながら絞っていきましょう。ただし、ルアー釣りは魚のコンディションや環境で使用するルアーを使い分ける必要があるので、複数のタイラバを準備するのが基本です。

障害物の多いポイントでマダイを狙う場合は、固定式がおすすめです。重りとフック部分が完全に固定されているので、底や障害物の感覚を掴みやすく根掛かりしにくくなります。また、固定式は重りとラインが擦れることがないため、摩擦によるライン切れの心配も軽減できます。しかし、最近は遊動式が主流になったため、固定式のタイラバは少なめです。

遊動式のタイラバは重りとフック部分が分離され自由に動くため、マダイがタイラバを口に入れても重りの負荷を感じにくく、マダイにバレにくいメリットがあります。また、遊動式はネクタイやスカートと呼ばれるヒラヒラのパーツを自由に取り外してアレンジ可能です。マダイに合わせてパーツを変えることで釣果が大きく変わります。

タイラバの動きを最も左右するのがヘッド（重り）の構造です。ヘッドの形・素材・重さによって水中での動きが大きく変わります。ここではヘッドを選ぶときに注意したい大切なポイントを紹介するので参考にしてください。

ヘッドの形状はその日のマダイに合わせて選びましょう。ひし形とスラローム形は、マダイの食い気が強い時に力を発揮し、揺れながら落下するヘッドがマダイを誘います。丸型ヘッドは、マダイの活性が低いときにおすすめです。丸型ヘッドは動きが小さいので、マダイの警戒心が高くても違和感なくアピールできます。

タイラバのヘッド素材は鉛かタングステンの2択です。鉛は比較的安く購入できるのでタイラバ初心者におすすめ。鉛はタングステンに比べゆっくり落下するのでアピール力も高くなります。

一方タングステンは小さくても重い素材なので、水の抵抗を受けにくく高速で落下します。そのため、潮の流れが速いポイントにおすすめです。しかし、タングステンは鉛よりも高価というデメリットがあります。

タイラバのヘッド重量は60〜200gです。基本的な使い分けを解説するので参考にしてください。

• 60g以下：水深浅く、潮の流れが遅いとき
• 60〜80g：基本重量
• 80〜150g：水深のある場所・潮が速いとき
• 200g：かなり深い場所を攻めたいとき

マダイはさまざまな水深に生息する魚です。狙っているポイントの環境に合わせてヘッドの重さを調整するのが基本なので、数種類の重さを準備しましょう。

タイラバのパーツで一際目を引くのが、鮮やかなネクタイとスカートです。マダイは目の前を取り過ぎる鮮やかなタイラバに食いつきやすい修正があります。そのため、ネクタイとスカート選びは釣果を大きく左右する大切なポイントです。

マダイに強烈にアピールしたいときはゴム製パーツがおすすめです。ゴム製はシリコンよりも柔らかいので、水中でゆらゆらとしなやかに動き食い気を誘います。しかし、耐久性は弱めなのがデメリットです。

一方シリコン製は耐久性があり、カラーバリエーションも豊富。また、マダイは海域によって食べるものが異なるため、細かなルアーチェンジが求められます。シリコン製ならその時々で適切なカラーを選べます。

ネクタイにはストレートタイプとカーリータイプがあります。ストレートタイプのアピール力は弱めです。まずはアピール力の弱いストレートを使ってマダイのコンディションを確かめましょう。当たりがないときには、先がカールしたカーリータイプに変えることもできます。

また、フックにワームを付けてアピール力を高めることも可能です。さらに、ダブルテールを選べばヒラヒラが倍増しアピール力はさらにアップします。

タイラバのネクタイとスカートのカラーはオレンジや赤がおすすめです。ネクタイとスカートの色を変えるとより効果を発揮します。2番目におすすめなのはグリーン系です。しかし、時期や地域によって、マダイが反応する色は異なります。マダイは基本的には船釣りなので、カラー選択に迷ったときは船長に相談するのがベストです。

タイラバ用のロッドは7f前後がおすすめです。短いロッドは取り回しが簡単ですが、大きなマダイが掛かったときにロッドが船に接触し、ラインが切れたりロッドが折れたりする可能性があります。リールはベイトリールがおすすめなので、ロッドもベイトリール専用を選びましょう。

ベイトリールはロープロ型がおすすめです。ロープロ型はコンパクトなので、長時間糸を巻き続けるタイラバに適しています。タイラバは一定のスピードで糸を巻くことが基本なので、疲れにくいリールを選んでください。

せっかくマダイ用タックルを揃えたのであれば、同じタックルで他の魚も狙えたら便利ですよね。実はタイラバ用タックルは、さまざまな魚に使い回しできます。例えば、タイラバタックルはイカや太刀魚、ライトジギングにも代用可能です。はじめからさまざまな釣りに代用したいのであれば、融通の効くスピニングリールがおすすめです。

1度釣りをはじめたらいろんな魚を釣ってみたくなるものです。釣りはロッドやリールのような基本セットだけでなく針や糸、ウキやその他のアイテムを魚別で組み分けるかなり奥の深い分野です。他の釣り用品も揃えたいなら、魚の特徴や習性に合わせたものを選びましょう。

本記事では、マダイ専用に開発されたタイラバの選び方を紹介しました。マダイの習性を徹底的に研究したタイラバでも、選び方次第で釣果は大きく異なります。ぜひ本記事を参考に、釣れるタイラバを選んで大物をゲットしてください。