【2023年】ガソリン添加剤おすすめ10選｜入れるタイミング・最強の添加剤は？

ガソリン添加剤の使い方はとても簡単で、給油口からガソリンタンクに直接注いで使います。たったそれだけで燃料の供給経路の洗浄や燃焼力を高めるなどさまざまな恩恵を受けられるので、知識がなくても愛車のメンテナンスができるアイテムです。

車の不調を改善するのに役立つガソリン添加剤は、現在多くのメーカーが商品を販売しています。商品によって洗浄効果や防錆効果も異なるため、どれを選べばいいのか分からない方もいますよね。

そこで当記事では、ガソリン添加剤の特徴・選び方・おすすめ商品10選を紹介します。併せてガソリン添加剤を使用する時の注意点についても詳しく解説しますので、愛車に合った商品や使用法でメンテナンスしましょう。

ガソリン添加剤はガソリンとともにタンクに入れて使うものです。車は長く使えば使うほど内部に汚れが堆積し、アイドリングが不安定になったりノッキングしたりとさまざまな不調が起きやすくなります。

ガソリン添加剤は内部に溜まった汚れを落とす効果や防錆・防汚など車の不調を改善・予防するための成分が配合されたケミカル用品です。商品によって成分や効果が変わるので、自分の車にはどんな効果が必要かを見極めてから購入しましょう。

給油口から直接注入して使うガソリン添加剤は、車の性能に何か悪影響を及ぼすのではないかと心配になる方もいますよね。ガソリン添加剤は、汚れや車の不調を取り除き、本来の性能取り戻すための商品なので、デメリットはありません。

エンジン内部や燃料供給経路をキレイにしたいなら洗浄効果の高いガソリン添加剤を選びましょう。エンジン内部が汚れているとエンジンのかかりや燃費が悪くなるなどの悪影響が出てきます。

定期的に洗浄タイプのガソリン添加剤を使うとエンジン内部がキレイになり、燃費効率の向上が見込めます。エンジンを安定した状態で保ちたいなら洗浄タイプがおすすめです。

新車やエンジンのオーバーホールを済ませた直後の車には、今後の汚れを予防する防汚タイプのガソリン添加剤がおすすめです。防汚タイプはその名のとおり、汚れを付きにくい状態にするので、キレイな状態を保てます。

汚れが付きにくい状態にしておけばエンジン不調は起こりにくく、車検や定期メンテナンス時の費用も抑えられるため一石二鳥です。

ガソリンタンクや燃料供給経路のサビを防ぎたいなら防錆タイプを選ぶのがおすすめです。日頃から車を利用していればガソリンの増減や動きがあるためあまりサビませんが、ガソリンが少ない状態で長期間乗らない場合は注意が必要です。

サビが発生するとガソリンと混ざって不調を起こす場合があるため、ガソリンを満タンまで入れない・長期間乗らない予定がある場合は防錆タイプのガソリン添加剤を入れておきましょう。

車に使われる燃料には軽油・レギュラー・ハイオクの3種類があり、ガソリン添加剤にもそれぞれの燃料に対応した商品があります。中には軽油・ガソリン兼用のものもあるので、どれがいいか分からない時や両タイプの車を持っている時におすすめです。

ハイオクはガソリン自体の燃焼効率や洗浄効果が高いので効果を実感しにくいですが、軽油・レギュラーは効果を実感しやすいので不調を感じたら導入してみましょう。

バイクには2ストローク1サイクルエンジン（2スト）・4ストローク1サイクル（4スト）、車には一般的なガソリン車・ハイブリッド・EV・軽自動車など種類がいくつかあります。ガソリン添加剤にもそれぞれに対応した商品が販売されているので、購入する際は自分の車がどんな種類のものなのかを把握しておくのが重要です。

また、車のメーカーによってはメーカー純正のガソリン添加剤以外を使うと保証が受けられなくなる場合もあります。自身の車は大丈夫かどうかもチェックしておきましょう。

ガソリン添加剤はメーカーによって形状が異なります。購入する際は先端が細長い形状のものを選べば、ガソリンタンクに入れやすいのでおすすめです。また、1回で使い切れるサイズのものならわざわざ計量する手間もかからないので楽に入れられます。

何回もガソリン添加剤を入れる方はコスパのいい大容量タイプを選びましょう。ただし、直接注げるような形状のものではないので、先端が細くなっている容器に移してから入れるようにしてください。

ワコーズは1972年創業の日本の老舗メーカーです。ワコーズは現場主義に徹した製品開発と膨大なデータ分析を徹底的に行い製品に活かしているため、業界での高い信頼を得ています。青いボトルのガソリン添加剤「FUEL1」が有名です。市場には似せて作られたコピー品や類似品が販売されている場合もあるので注意しましょう。

ホルツは1919年にイギリスで創業し、自動車の補修用品や塗料などを専門で開発・販売しているメーカーです。ホルツのガソリン添加剤は洗浄力が高いのが特徴で、その効果は高く評価されており、世界中で使用されています。ホルツはガソリン添加剤のほかに補修用品も充実しているので、1度チェックしてみてください。

エーセットは、1955年創業の老舗メーカーです。自動車用の商品だけでなく、自転車や農機具などの潤滑油や潤滑剤などのケミカル用品も販売しています。エーゼットの商品は価格がリーズナブルな物が多く手が出しやすいのが魅力で、費用を抑えながら愛車のメンテナンスもしたい方にピッタリなメーカーです。

シュアラスターは1947年にアメリカで創業したメーカーです。元々は自動車ワックスの製造をしていましたが、現在はカーシャンプー・コーティング・ガソリン添加剤などさまざまな商品を展開しています。全米で高いシェアを誇るシュアラスターの商品は日本でも愛用者が多く、ECサイトやSNSでの評価は高いです。

愛車にとってメリットばかりあるガソリン添加剤ですが、たくさん使えばいいわけではありません。各メーカーそれぞれが使用時の注意点を記載しているので、チェックしてから使いましょう。

ガソリン添加剤は商品によって適切な使用量が決まっています。入れた分だけ恩恵が受けられそうなイメージですが、過剰に使用するとかえってダメージを受けてしまう場合もあるため注意が必要です。

商品パッケージや取扱説明書に「○Lに対して○ml」のように使用量が記載されているので、その量を守るようにしてください。事前に愛車のガソリンタンク容量も把握しておきましょう。

ガソリン添加剤を入れるタイミングは、給油直前・直後がおすすめです。しかし、給油のたびに入れていてはコストや手間もかかり、入れすぎは愛車にダメージを与える可能性もあります。

古い車や長期間乗っていない車は2回連続で入れる場合もありますが、一般的にはガソリン添加剤は毎回入れる必要はないとを覚えておいてください。

ガソリン添加剤について紹介しました。ガソリン添加剤は素人でも簡単にできるメンテナンス方法です。ガソリン添加剤だけに頼るのは危険ですが、車の不調を感じたら今回ご紹介した商品を試してみてください。