バイク用チェーンカッターおすすめ8選｜便利なチェーン交換用工具！使い方も解説

バイクに乗ることが趣味という方は多いはずです。パーツは定期的にメンテナンスしなければならず、チェーンが劣化したら交換する必要があります。チェーン交換はお店でできますが、出費を負担に感じる方もいるのではないでしょうか。

できるだけ自分で作業して、メンテナンス費用を抑えたいですよね。チェーンカッターを使用すれば、自分でチェーンを交換できます。サイズや重量のバリエーションが幅広く、チェーンカット以外の機能を持つ製品も多いです。

スペックをしっかり確認し、愛車に合った製品を選びましょう。今回は、おすすめのバイク用チェーンカッター8選を紹介します。チェーンカッターの選び方やチェーンの交換方法も解説するので、自分で作業したい方は参考にしてください。

チェーンカッターはバイクや自転車などのチェーンを交換するための道具です。チェーンはたくさんのコマをピンで繋いだものですが、運転中は常にピンが擦れます。徐々にチェーン全体が長くなるのは、摩擦でピンの周囲に隙間ができるためです。

チェーンがたるむとスプロケットが摩耗しやすくなり、チェーンが外れる事故も起こり得ます。チェーンカッターがあれば自力でチェーン交換が可能です。また、急にチェーンが切れるトラブルが起きても、すぐに対応できます。

バイク用チェーンカッターは、主に金属でできているのが特徴です。対応できるチェーンのサイズは、小さめの420番から大型の600番以上まで幅広く揃っています。オートバイや原付などのチェーンを修理したい方は、バイク用を選びましょう。3,000円未満の安価な製品も多く、ショップに交換を依頼するよりも遥かに安上がりです。

自転車用チェーンカッターはプラスチックや樹脂でできている場合が多いです。コンパクトサイズで軽量の製品が多いため、楽に持ち運べます。ギア変速の段数やチェーンの型番を確認し、それに対応した製品の選択が必要です。なお、バイク用チェーンカッターを自転車のチェーン交換に使うと、チェーンが破損することがあるのでやめましょう。

機械用チェーンカッターは、自転車やバイク以外の機械全般のチェーン交換に使います。電動シャッターや農業機械などのチェーンを修理したいときに便利です。機械用の製品は国内外のさまざまな設備メーカーから発売されています。同じチェーンカッターを長期間使うため耐久性を強く求める方は、国内製から選ぶのがおすすめです。

バイクに使われているチェーンには、さまざまな規格があります。使っているチェーンの規格に対応したチェーンカッターでないと、交換ができないので必ずチェックしましょう。チェーンの規格は420や525のように記載されています。規格の異なるバイクを複数台持っている方には、適合サイズの範囲が広いチェーンカッターがおすすめです。

チェーンの交換は、チェーンを取り外すだけでは不十分です。チェーンをカットした後は、もちろん新しいチェーンを付けなければいけません。チェーンを取り付けるときは、ピンの圧入と仕上げのカシメ作業が必要です。

カットだけでなく圧入とカシメができる製品なら、1つの工具ですべての工程をこなせます。そのため、工具を使い分ける必要がありません。また、複数の工具を持ち運ぶ必要がないので、荷物を少なくしたい方におすすめです。

チェーンのトラブルはいつ起きるか分かりません。そのため、いつでもチェーンの修理ができるように、常にチェーンカッターを用意しておくのがおすすめです。バイクに乗るときに楽に持ち運ぶには、サイズや重さにも注意して選びましょう。手のひらに収まる大きさのチェーンカッターなら、負担を感じずに持ち運びできます。

チェーンカッターはさまざまなメーカーから発売されているため、どのメーカーのものを選べばいいのかわからない方も多いですよね。そんな方には、有名メーカーの商品を選ぶことをおすすめします。デイトナ・ダイドーなどの有名メーカーであれば品質や信頼性が高いため、安心して長く使えます。

まず、ピンにチェーンカッターをセットしましょう。ボルトが折れないよう、ピンに対して垂直であることを確認したらボルトを回します。チェーンを連結するときは、ジョイント部分のリングにグリスを入念に塗ることが大切です。

その後、ジョイントを車体側からチェーンに差し込み、圧入とカシメの作業をしましょう。なお、クリップでパーツを固定するクリップ式のチェーンもあります。カシメジョイント式よりも簡単にチェーンを交換できるのが特徴です。

チェーンの取り外しはチェーンカッター以外の工具でも可能です。ディスクグラインダーでピンの頭を削り、真上から細い釘を当ててハンマーで叩くと外れます。しかし、チェーンカッターの方が安価で簡単に作業できるのでおすすめです。また、カシメ作業は別の工具での代用はできません。必ずカシメ専用の工具を用意しましょう。

チェーンカッターを1つ持っていれば、自分でチェーンを交換できるのでメンテナンス費用を抑えられます。規格が適合していないと使えないので、必ずチェーンの規格を確認しましょう。ぜひチェーンカッターを活用して、バイクを自分でメンテナンスしてください。