サンバイザーモニターおすすめ8選｜捕まる・車検に通らないって本当？自作できる？

サンバイザーモニターとは、サンバイザーにモニターが搭載されており、1つでサンバイザーとモニターの2役をこなすアイテムです。助手席ではテレビや映画といった映像を楽しめるので、ロングドライブや渋滞中も退屈しません。

また、運転席では運転中に映像は見られないものの、サービスエリアや駐車場に車を停めた状態であれば映像を楽しんだりナビをチェックしたりできます。しかし、車種によりサンバイザーのサイズが異なるため、取付可能なものを選ぶことが大切です。

そこでこの記事ではサンバイザーモニターの選び方やおすすめ商品8選を紹介します。また「サンバイザーを付けていると捕まる？」「車検に通らない？」という疑問にもお答えしますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

サンバイザーモニターは公的には推奨されていないアイテムのため、車検に通らない可能性がある点に気を付けましょう。中には「車検対応」と謳って販売されている商品もありますが、基準を満たしていないものは車検に通りません。

また、基準を満たしていても検査官によってはNGとなることもあります。サンバイザーモニターを導入する場合は、車検対策を考えておきましょう。また、元々付いていたサンバイザーは捨てずに、車検時に交換できるよう保管してください。

結論からいえば、サンバイザーモニターを付けているだけで捕まる可能性は低いです。ただし、ながらスマホと同じで運転中にモニターを操作したりモニターを凝視したりなど、運転に支障をきたす行為が見つかれば捕まる可能性は高くなります。

サンバイザーモニターを付けたいが捕まるのは困るというのであれば、運転中はサンバイザーモニターの電源をオフにしておく、またはサンバイザーを下ろさないようにしましょう。

サンバイザーの幅は車両幅によって決まっています。必ず車両幅に合った取り付け幅であるかどうかを確認してください。元々付いていたサンバイザーを目安にすれば間違いないので、サイズを図っておきましょう。また、サイズに加えてフック幅も確認しておくと安心です。規定以上の幅は取り付けできません。

元々取り付けられているサンバイザーは多くが16cm前後なので、視界を妨げないのであれば高さ16cm以下をおすすめします。本来サンバイザーは日差しを遮り視界を確保するためのものなので、下ろしたときに見やすい高さを選んでください。

特に軽自動車やコンパクトカーは16cm以下をおすすめします。ただし、フロントガラスの高さがある車種であれば、16cm以上という選択肢もあります。元々付いていたサンバイザーを目安に選びましょう。

画面のサイズは大きい方が見やすいと考えがちですが、運転席や助手席に座った状態で見ることを考えた場合は、距離感も計算して選ぶのがおすすめです。画面のインチ数が大きすぎると圧迫感が出ます。

軽自動車やコンパクトカーであれば、7インチか9インチがおすすめです。車内が広い大型車には12インチでも圧迫感は出にくく、後部座席からもよく見えます。また、12インチ以上のモニターを選ぶ際は、解像度800×480以上がおすすめです。

車内でモニターを見る場合は、周囲の明るさも影響します。日中であればさほど気になりませんが、暗くなってから使用する場合は明るすぎると目が疲れますし、暗すぎると見にくいと感じます。時間帯や環境に合わせて、明るさ調節調節があると見やすくなります。

サンバイザーモニターでテレビ以外に、ハードディスクレコーダーやゲーム機を接続して使用したい場合は端子数を確認しましょう。HDMI端子に対応しているモデルであれば、テレビ・ハードウェア・ゲームなど複数のデバイスに対応できます。端子が足りない場合は、分配器をプラスすれば対応可能です。

バックカメラを搭載している場合は、サンバイザーモニターとバックモニターを連動できると快適です。ただし、バックモニターとの連動が可能なだけでなく、切り替えが手動なのか自動なのかもチェックしましょう。利便性でみると自動で切り替える方がいいですが、価格も高い傾向があるので予算と相談して決めてください。

色やデザインにもさまざまな種類が揃っており、愛車の色に合わせて選ぶのもおすすめです。サンバイザーモニターには、ベージュ・ブラック・グレイなどの色が販売されています。他にも豊富なデザインがあるため、自分の求めるタイプを探してみましょう。

どうしてもサンバイザーモニターが取り付けられないのであれば、ダッシュボードに取り付ける「オンダッシュモニター」や、ルームミラーに取り付ける「ルームミラーモニター」という選択肢もあります。後部座席での使用には、運転席や助手席のヘッドレストに取り付ける「リアモニター」もおすすめです。

車内DIY愛好家の中には、自作のサンバイザーモニターを使用している人もいるようです。しかし、自作するには配線の知識や溶接の経験が必要な上に、取り付けだけでもかなり苦労します。

また、DIYで基盤を組み配線や溶接が可能でも、直接サンバイザーにモニターを埋め込むと簡単に外せないので車検に通らないというリスクがあります。基本的にサンバイザーモニターの導入を検討しているのであれば、取り外しが簡単な既製品がおすすめです。

サンバイザーモニターがあれば、助手席や後部座席でテレビやゲームを楽しめます。さらに、駐車場に車を停めていればカーナビで目的地までの道順や時間をチェックできます。サンバイザーとしての機能も持ち合わせているので、ドライブを快適にしたい方はぜひ購入を検討してください。