歯マニキュアのおすすめ7選｜口コミで使いやすさを確認！

食べ物や飲み物で歯に付いた着色汚れや黄ばみは、なかなか落ちないものです。歯医者に行くと、ホワイトニングや歯マニキュアを施術してもらえますが、保険適用外であるためどうしても費用が高くなってしまいます。

そこで自宅で手軽に歯を白くできる方法としておすすめなのが、「歯マニキュア」の使用です。歯医者でも受けられる歯マニキュアですが、家庭用の製品も数多く販売されており、気軽に試せるメリットがあります。

そこで今回は、自分で歯を白く演出できるアイテムである歯マニキュアの詳しい情報や歯医者での施術・ホワイトニングとの違い、注意点や使用方法の解説とともにおすすめ製品も紹介します。歯を手軽に白くしたいという場合に、参考にしてみてください。

歯を白く見せる方法として、歯マニキュアを使う方法以外に「ホワイトニング」がありますが、これらの方法はまったく異なる方法です。

歯マニキュアはその名の通り、マニキュアのように歯の表面に白い塗料を塗って白く見せる方法です。歯に塗るだけの手軽さなので、市販の製品を使用して自宅でも比較的簡単にできます。

ホワイトニングは、薬剤を歯に浸透させて歯そのものを白くする方法です。歯科医院で施術を受けるのが一般的で、歯マニキュアより施術時間が長く痛みを伴うこともあります。

歯マニキュアは市販の製品を使えば自宅でできるものですが、歯医者で施術を受けられるものもあります。では、市販の製品と歯医者での施術のメリットとデメリットはどのようなものなのか、詳しく見ていきましょう。

市販の歯マニキュアは、1500～3000円程度で購入できます。歯医者へ行くよりも比較的手軽に試すことができる点がまず挙げられるメリットです。また、好きなタイミングで塗れるので、歯の色が気になったときにいつでも気軽に塗って白く見せられる点もメリットといえます。

デメリットは、塗料が落ちやすい点です。持続性が長いとは言えず、歯みがきで落ちてしまうこともあるため、短いスパンで塗り直しが必要となってしまいます。また、自分で塗るのは簡単ではなく、きれいに塗るだけでも一苦労ということも珍しくありません。

このように、市販品の歯マニキュアは手軽にいつでも塗れる一方で、落ちやすく塗る手間と時間がかかるという点が、代表的なメリットとデメリットです。

歯医者で行う歯マニキュアは、使用する塗料がまず異なります。歯科専用品を使用するので市販品よりも色の持ちが良く、長持ちする点がメリットです。色の種類も豊富で、当然ながら自分で塗る必要もないので、短時間できれいに塗ってもらえます。

歯医者では、歯マニキュアだけではなく歯のクリーニングなどのケアもしてもらえるので、白さをキープするだけではなくお口の中の健康も同時にチェックしてもらえる点もメリットといえます。

歯医者での歯マニキュアは、健康保険の適用外です。数千円～1万円ほどかかる費用は全額自己負担となるため、費用が高くなってしまうデメリットがあります。また、持続性が高い反面自分で色を落とせないため、落としたいときは歯医者へ行く必要があります。

市販品を使用して自分で塗布する歯マニキュアには、どのようなメリットがあるのでしょうか。歯医者での歯マニキュアやホワイトニングにはない以下に挙げる2点が、メリットとして挙げられます。

歯医者でのホワイトニングは歯を削って行う方法もあり、歯への負担が大きくなってしまいます。しかし、歯マニキュアは塗るだけなので歯を傷つけることがありません。歯への負担をかけることなく、歯を白くできます。

自宅で好きなタイミングで自分で塗れるので、手軽に白い歯に見せられる点が、市販品の歯マニキュアを使う大きなメリットです。

歯医者でのホワイトニングは、銀歯や差し歯には施術できません。歯医者で行う歯マニキュアは銀歯に対応できるものの、噛み合わせる部分はすぐに剥がれるため、歯医者では一般的に上の歯のみしか受け付けてもらえません。また、虫歯には対応してもらえないことがあります。

自分で行う歯マニキュアなら、銀歯や差し歯も自分の歯と同様に塗ることができます。歯医者で断れるケースもある虫歯の上からも塗れるので、市販品の歯マニキュアは歯医者で難しい箇所にも塗ることができ、銀歯や虫歯隠しにも使えるメリットがあります。

歯マニキュアは自宅で気軽に使えるアイテムですが、使用上の注意点がいくつかあります。下記の注意点を守らないと上手に塗れない場合があるので、歯マニキュアを使う前にチェックしておきましょう。

自分で塗る市販品の歯マニキュアは、塗り方によって色の見え方が異なる場合があります。塗り方によっては色ムラが出てしまい、並んでいる歯の色が異なるように見えることもあり得ます。

特に歯マニキュア初心者は、慣れていないため上手に塗れないことも珍しくありません。重ね塗りをするなどして、できるだけ色ムラを抑えましょう。

自分で塗る歯マニキュアは、歯の表面にしか塗れません。噛み合わせの部分もすぐに剥がれてしまうので塗れません。歯医者での施術やホワイトニングのように、細かな歯の隙間まで白くすることは不可能と考えていいでしょう。

とりあえず外から見える部分だけを白くしたいのであれば、表面だけ歯マニキュアを塗れば十分ですが、隅々まで歯を白くしたいという場合は、歯マニキュアでは不十分です。

歯みがきで落とせる歯マニキュアですが、歯以外の箇所に付着してしまうと落としにくいので注意が必要です。特に気をつけたいのが、唇や歯茎です。このような箇所に歯マニキュアが付着した場合は、乾いてから削り落とさなければなりません。

落とす際に唇や歯茎を傷つけてしまう恐れがあるので、歯マニキュアを塗る際はできるだけ歯以外の箇所に付着しないように気をつけましょう。

市販品の歯マニキュアは持ちが短く、歯みがきですぐに落ちるものです。ところが、歯みがきだけでは塗った歯マニキュアがきれいに落ちないこともあります。落とし残しが多く残ってしまうと、歯に汚れが付きやすくなってしまいます。

歯マニキュアを塗った後に歯みがきをした後にきちんと落とし残しがないかチェックし、もし落とし残しがあった場合は爪で削り落としましょう。

歯医者で行う歯マニキュアは市販品よりも持続性が高く、ムラも少なくきれいな仕上がりが期待できます。しかし、歯科専用品を使用するため自分で落とすことができず、落としたい場合は歯医者で落としてもらわなければなりません。

つまり、歯医者で歯マニキュアの施術を受けた場合は、落とす際にも費用がかかると考えておきましょう。

歯マニキュアは塗るのが簡単ではなく、特に初心者の場合は失敗することもあります。できるだけ失敗を防いで白い歯にするためには、以下のポイントに沿って使いやすい歯マニキュアを選びましょう。

歯マニキュアは爪に塗るネイルポリッシュと同じようなボトルに入った「ボトルタイプ」と片手で塗りやすい「ペンタイプ」の2種類があります。ボトルタイプは、普段からマニキュアを使い慣れている人なら、ネイルポリッシュ感覚で使えるので塗りやすいでしょう。

ペンタイプはネイルポリッシュを塗り慣れていない、または初めて歯マニキュアを使う人でも使いやすいタイプです。歯の隙間の細かな箇所、奥歯のようなボトルタイプでは塗りにくい箇所でも、長めのペンタイプなら届きやすく塗りやすいのが特長です。

また、ペンタイプは携帯もしやすく、外出先や旅行先などに持ち歩けば、歯の色が気になった場合にすぐに塗りやすいのもメリットです。

「歯を白くしたい」といっても、その基準は人それぞれ異なるように、歯マニキュアの白さも製品によって異なります。一部の歯マニキュアは真っ白に仕上がってしまうものもあるので、塗ってみると希望する白とは違う色だった、ということもあり得ます。

できるだけ自然な白い歯を目指すのであれば、透明感が高いタイプを選ぶのがおすすめです。

歯マニキュアは、正しく使うとムラが少なくきれいな白い歯に仕上げやすくなります。ペンタイプ、ボトルタイプ両方の使い方をマスターして、白い歯を目指しましょう。

歯マニキュアを塗る前は、必ず歯みがきをして汚れを落としておきます。歯みがきの後は、歯の表面をティッシュやコットンなどで拭き取り水分を落としておくのがポイントです。そして、唇が歯に触れないよう、ティッシュやコットンを唇と歯茎の間に入れておきましょう。

ペンタイプの歯マニキュアは、使用前によく振っておきます。多くの場合、ノック式で液を出す構造なので、ペン先を下にしてからノックして液を送り込みます。歯に塗るときは少なめに塗るのがコツです。ペン先の余分な液を拭き取り、歯1本あたり2～3回ずつ塗って乾くまでそのままの状態で待ちましょう。

ボトルタイプの歯マニキュアも、基本的に塗る前後に行う手順はペンタイプと同様です。ボトルタイプも、使う前にはボトルをよく振ります。歯をみがいて歯の表面の水分を拭き取った歯に液を塗る際は、そのままボトルから筆を取り出して塗ると、液が多すぎてムラになってしまいます。

ネイルポリッシュと同じように、塗る前にボトルの口で筆に付いた余分な液を落として液量を調整してから、歯に塗ります。塗る回数もペンタイプと同じく、歯1本あたり2～3回です。

歯医者に行く必要なく、自宅でいつでも気軽に歯を白くできるのが、歯マニキュアのメリットです。今回紹介した情報を参考に、自分の歯の色に合った歯マニキュアを上手に塗って手軽に白い歯を目指しましょう。