【2024】自在錐おすすめ9選｜ホールソーは100均ダイソーの商品で代用可能？

DIYを趣味としており、アルミ板などの金属板や木材の加工を楽しんでいる方は多いはずです。材料の切断や接着だけでなく、穴開けの作業が必要な場合、穴あけ加工もほかの作業と同様に、素早くきれいに仕上げたいものです。

金属や木材に大きめの穴を開けたい場合は、自在錐をおすすめします。自在錐は電動工具に取り付けるだけで、簡単にきれいな円形の穴を開けられる道具です。配線を通すスペースの確保や、スピーカーの自作などに適しています。

自在錐には木工用と金工用があるため、加工したい材料にあわせて選ぶのがポイントです。そこで、本記事は、自在錐の選び方やおすすめ商品を紹介します。ほかにも、安全な使い方や、100均ダイソーにホールソーは売ってないのか・代用可能かについても解説するのでぜひ最後までご覧ください。

自在錐は自由錐とも呼ばれ、電気ドリルやボール盤など回転する電動工具に装着して使います。装着する部分の横に刃が付いており、さまざまな材料の穴開けが可能です。一定の範囲で穴の大きさを変えられるので、幅広い用途に使えます。

ホールソーも材料の穴開けに使いますが、開けられる穴のサイズは1つです。そのため、穴の大きさを変えるには、サイズの異なるホールソーを用意しなければいけません。自在錐なら基本的に1個だけ持っていれば十分なので、道具を楽に管理できます。

一枚刃タイプは、左右のどちらか一方にのみ刃が付いているタイプです。3,000円前後の比較的安価な製品が多いため、購入コストを低く抑えられます。しかし、手で持つタイプの電動工具に取り付けた場合、作業中にずれやすいので要注意です。

ボール盤であれば安定して使えるので、使い慣れていない方はボール盤に取り付けての使用をおすすめします。

二枚刃タイプは両側に刃が付いた自在錐を指し、主に木工用の製品として発売されています。安価で買える場合もありますが、5,000円を超える製品が少なくありません。回転させたときの安定性が高いため、穴開け作業中にブレにくいのが特徴です。そのため、電気ドリルのような手で持つタイプの電動工具でも快適に使えます。

自在錐には木工用と金工用の製品があります。木材は柔らかいので、金工用の自在錐でも穴開けが可能です。そのため、木材のみを加工するのであれば、木工用に限定して選ぶ必要はありません。しかし、金属に穴を開ける場合は、必ず金工用を使いましょう。木工用の自在錐を金属に使うと刃が破損する可能性が高く、折れた刃が飛んでくる場合もあります。

木工用の自在錐を取り付けられる電動工具は、電気ドリルやボール盤です。両方に対応しているか、どちらか一方にしか装着できないか確認しましょう。金工用はボール盤や電気ドリルのほかに、インパクトドライバーへ取り付けられる製品があります。

対応していない電動工具に無理に取り付けると、破損する場合があるので注意が必要です。

自在錐で開けられる穴の大きさは、刃が付いているバーの長さで決まります。スペック表で「20～120mm」のような記載をチェックしましょう。基本的にバーにはメモリが付いており、簡単に穴の大きさに合わせた位置決めが可能です。

また、刃の位置を調節する方法によって作業の快適さが変わるので、あわせて確認しましょう。六角レンチで締めるタイプは調節に手間がかかります。ネジやハンドルを使うタイプは簡単に調節でき、刃の位置をスムーズに変えられるのでおすすめです。

自在錐の刃は使い続けると切れ味が悪くなる消耗品です。そのため、メーカーが替え刃を販売しているかを確認しましょう。また、バーにストッパーが付いていると、ネジが緩んでいても飛ばないので安全です。

国内メーカーの製品にはストッパーが付いていますが、海外製の自在錐には付いていない場合があるので注意しましょう。

自在錐は、基本的に電動工具に接続して使うツールです。電動工具を持っておらず、自在錐が使用できない場合は、手動のハンドドリルでも代用できます。ハンドドリルは、ガラスなど低回転でないと穴が開けられない物への穴あけに重宝します。

自在錐の刃をしっかり固定していない状態で使用すると、刃が抜け落ちて飛ぶ場合があります。高速で回転しているため勢いよく飛び、非常に危険です。そのため、刃を取り付けるときは、必ず調節ネジやハンドルの締め付けを確認しましょう。

刃が飛ぶときは、自分に向かって飛んでくる可能性もあります。自在錐用の保護カバーを使用すればケガのリスクが減り、切りくずの飛散も防げるのでおすすめです。保護カバーを使わない場合、目を守るため保護メガネを着用しましょう。

【自在錐の使い方・注意点】

• 刃はしっかり固定する
• 安全のために自在錐用の保護カバーを使用する
• 保護カバーを使わない場合は保護メガネを使う

自在錐はホームセンターでは販売されていますが、100均では取り扱いがありません。そのため、自在錐が必要な方は、ホームセンターやネットショッピングなどを利用しましょう。なお、100均のダイソーにはホールソーが陳列されている場合があります。

自在錐へのこだわりがなく、安く穴開け作業をしたい方におすすめです。ダイソーでは、29mm/38mm/51mmサイズのホールソーを扱っていましたが、廃盤との情報もあります。店舗によっては扱っている場合もあるようなので、詳しくは実際に店舗で確認してみてください。

自在錐があれば材料を素早く穴開けでき、DIYの幅が広がります。加工したい材料に合った製品を見つけるため、選ぶときのチェックポイントを理解することが重要です。また、作業時は事故が起きないように十分注意しましょう。ぜひ自在錐を活用して、DIYを楽しんでくださいね。