メンズ向け洗い流さないトリートメントおすすめ8選｜ドラッグストアなどの市販品も！

従来、髪の補修を目的とするトリートメントは、シャンプー後に髪につけて洗い流すものでした。しかし、最近では洗い流さないトリートメントが主流になりつつあり、髪の内部の補修をより強化できると、今では一躍人気商品です。

洗い流さないトリートメントは女性だけではなくメンズにも有効的で、カラー・パーマをするなら必ず持っておくべきです。市販ではドラッグストアやドンキホーテなどで買えるいい匂いのプチプラ商品も多く、コスパを重視する方でも満足のいくアイテムがあります。

そこで今回は、メンズ用におすすめの洗い流さないトリートメントを8選紹介します。寝る前にも使える洗い流さないトリートメントの種類と選び方、正しい使い方もあわせて解説するので、ぜひ参考にしてください。

洗い流さないトリートメントの魅力は髪を熱や摩擦から守る点です。特に濡れた髪は熱・摩擦に弱い状態になるので、洗い流さないトリートメントを使って守ってあげられるのが大きいです。そのため、洗い流さないトリートメントはオイル系の保湿成分が多く含まれています。

洗い流すトリートメントは髪の内部に働きかけ、洗い流さないトリートメントは髪の外側に働きかけるイメージです。洗い流さないトリートメントは、つけたあとに洗い流す必要がないため、長時間成分が髪に作用し、サラサラで指通りのいい状態をキープしてくれます。

最もポピュラーなタイプがヘアオイル系です。ヘアオイルの油分によって髪内部の水分を保持し、熱や摩擦による刺激を抑えてくれます。ものによってはベタつきを感じることもありますが、髪の毛の保護力は一番高く、毎日ヘアアイロンをする方や髪が長くドライヤーの時間が長くなりがちな方に向いています。

剛毛で髪のボリュームがある・クセ毛で悩む方のスタイリング剤としても有効的で、髪をストレートにセットしたい方の補助もしてくれます。

オイルよりもベタつきを感じないテクスチャと付け心地を持つのがヘアミルク系です。毛髪補修に有効的な成分が含まれていることが多く、カラー・パーマをよくする人や洗い流さないトリートメントを初めて使う人におすすめです。乾燥による髪の広がりを抑えることもできます。

ヘアオイルのコーティング力とヘアミルクの補修力を兼ね備えているタイプがヘアクリーム系です。油分があるのでスタイリング剤としても使えて、ボリュームや髪のうねりを抑えるのに便利なトリートメントです。

伸びがいいテクスチャで、使い勝手のよさもヘアクリームの魅力です。男性の中でも髪が長めな方におすすめです。

ヘアミスト系はコーティング力や傷んだ髪を補修する能力はほかのタイプに劣るものの、使い勝手のよさが光るタイプです。忙しいときでも髪にサッと吹きかけるだけで簡単にダメージ補修ができます。さらっとした仕上がりになるので、髪がベタつくのが苦手な方にも使いやすいです。

ヘアジェル系は高い保湿力・コーティング力を持ちます。ヘアジェル系は油分が多いものと水分が多いものに分かれ、油分が多いものは傷んだ髪の補修力が高く、より髪のダメージを抑えたい方におすすめです。

一方、水分が多いものはやわらかい質感に仕上げられるため、ゆるふわパーマを活かしたい、ボリュームを出したい方におすすめです。どちらのヘアジェル系もスタイリング剤として併用できます。

自分がどのような髪質なのかによって、洗い流さないトリートメントの種類を決めるのも方法の1つです。では、それぞれの髪質に合う種類を見ていきましょう。

細毛や柔らかい髪質の方は、毛髪補修力の高いヘアミルクがおすすめです。ヘアミルクは水分・油分のバランスが整っており、毛のボリュームが少ない方はヘアオイルやヘアクリームよりもベタつきません。使用感も満足できるはずです。

髪が柔らかい方の場合、ヘアミストでも十分にサラサラになります。ヘアミストなら忙しいときでも使いやすいので、ヘアミルクとセットで用意しておくのがおすすめです。

くせ毛・太い毛など、硬い髪質の方はヘアオイル・ヘアクリームがおすすめです。ヘアオイルやヘアクリームは油分が多く、髪の広がりを抑えてまとまりのあるサラサラ髪を作ることができます。とくにヘアオイルはツヤ感を出せるため、濡れツヤ感を出したい方はおすすめです。

ただし、パーマをしている方はスタイリングがしにくくなるデメリットがあります。パーマや髪のうねりを活かしたいならヘアミストなどの油分が少なめのトリートメントを選びましょう。

髪が傷んでいると内部の水分が外へ漏れ出て蒸発してしまい、パサつき・ゴワツキが生まれます。髪のダメージが気になるなら保湿・髪の補修成分が多く含まれたトリートメントを選ぶべきです。保湿・補修の有名な成分は加水分解ケラチン・ヒアルロン酸・コラーゲンなどがあります。

特にパーマ・カラーを定期的にする方は、それだけ髪が傷んでしまいます。パーマ・カラーをよくする方が洗い流さないトリートメントを選ぶときは、保湿・補修成分は豊富に配合されたものがおすすめです。

ドライヤーや紫外線などの熱や摩擦によるダメージを抑えるには、保護成分が多く含まれているトリートメントがおすすめです。トリートメントに含まれる保護成分は主に油分で、アルガンやツバキ、ココナツなどのオイル系があります。

ただし、油分が多いトリートメントを使うと髪がベタつくデメリットもあるため、自分の髪質に油分・水分のバランスが合うものを見つけてください。

シリコンが含まれているトリートメントはツヤ感が増すため、髪をきれいに見せたい方はシリコン含有かも確認しましょう。シリコンは簡単にいえば人工オイルで、洗い流す必要がない分、髪のコーティング力が持続します。

ただし、人によってはシリコンで肌が荒れてしまうこともあるので注意が必要です。敏感肌の方はノンシリコンを選んだ方がいいです。

洗い流さないトリートメントは、現在生えている髪の保護・ダメージ補修が目的であり、薄毛に対する効果はありません。もし、薄毛にお悩みなら育毛剤や育毛シャンプーをチェックしてみてください。

洗い流さないトリートメントにコスパを求めるなら、ドラッグストアでの購入がおすすめです。特に安いものを選びたい、お試ししてみたいという方なら、市販の試供品サイズのものが売っている場合があるのでそちらを購入しましょう。テスターもあるので、香りもチェックできます。

洗い流さないトリートメントを使うおすすめのタイミングはシャワー後のタオルドライをしてからです。シャワー後の濡れたままの髪につけると、付着した水分によってトリートメント効果が半減することもあるので注意してください。

タオルドライ後に洗い流さないトリートメントつけたらドライヤーを使って髪を乾かしていきます。ドライヤーの前につけることで、熱や摩擦から髪を守ることが可能です。

洗い流さないトリートメントをつけすぎるとベタつきや頭皮に付着して肌荒れの原因になります。髪の長さによってつける量は調節してください。量の目安については商品ごとに異なるため、商品説明欄を読んで、髪の長さに適した量を使いましょう。

洗い流さないトリートメントを手のひらに適量を出したら、毛先から先になじませていきます。髪の毛の中で毛先が一番ダメージを受ける部分なので重点的に塗るようにしてください。毛先に塗ったら根元に向かってトリートメントを伸ばしていきます。

トリートメントを塗る際にムラができることがあります。ムラなく塗りたい場合はコームがおすすめです。1度手ぐしで髪全体にトリートメントをなじませたら、再度コームで髪を整えてください。

洗い流さないトリートメントをつけてドライヤーをした後、髪が80％ぐらいまで乾いたら再度トリートメントをつけます。洗い流さないトリートメントの2回使う理由は、より髪の補修・保湿ができるからです。ツヤ感やまとまりのある髪を作りたい方は参考にしてください。

洗い流さないトリートメントは女性だけでなくメンズの髪にもおすすめです。髪はその人の印象を決める大事な要素でもあります。ぜひ、髪質や髪の傷み具合によって、あなたにぴったりな洗い流さないトリートメントを見つけてください。