フッ素ジェルおすすめ11選｜市販品はドラッグストアにある？【大人から子供まで】

自宅で虫歯対策をしたい方にぴったりなのがフッ素ジェルです。歯磨き粉として使うことで、酸の生成を抑制します。大人はもちろん、子供も使えるので家族みんなで使うのもおすすめです。

しかし、フッ素ジェルはドラッグストア・通販などで豊富な種類が販売されています。それぞれ異なる特徴があるため、どの商品を選べばいいかわからない方も多いですよね。合わない商品を選ぶと歯磨きが億劫になってしまうので、しっかりと自分に合った商品を選ぶことが大切です。

本記事では、フッ素ジェルを購入したい方に向けた情報を集めました。市販のおすすめのフッ素ジェルや、フッ素ジェル歯磨き粉の選び方などを紹介します。うがいなしの商品も必見です。これからフッ素ジェルを買おうと思っている方は、ぜひ参考にしてください。

フッ素とは、お茶の葉っぱや海藻などにも含まれている栄養素のひとつです。フッ素には次のような働きがあります。

• 歯の再石灰化（酸で溶けた歯を元にもどす）を促す
• 虫歯の原因となる酸が作られるのを防ぐ

上記のような働きがあるので、フッ素は歯の健康を保つために重要な栄養素です。無意識に普段から取り入れているものですが、フッ素ジェルなどを使うことで子どもも大人も効果的に虫歯対策ができます。ただし、絶対的な効果はないので毎日の丁寧な歯磨きが重要です。

商品によってフッ素の濃度は異なります。フッ素の濃度はppmという単位で表されますが、市販のフッ素ジェルは500～1500ppmのフッ素濃度が多いです。濃度も確認して購入しましょう。1000～1500ppmは高濃度とされており、厚生労働省によると6歳未満の子どもへの使用は控えてほしいとのことです。

そのため、子どもが使う場合は500ppmほどの低濃度のフッ素ジェルを選んでください。大人が使う場合は高濃度のものを使用しても問題ありません。

歯磨き粉といえばシュワシュワと泡立つイメージがありますが、泡立つのは発泡剤が入っているためです。発泡剤は液だれを防止し、汚れを落としやすくするという役割があります。

しかし、「磨いたつもりになってしまう」「早くすすぎたくなり、歯磨き時間が短くなる」というデメリットもあります。そのため、丁寧に歯を磨く習慣を付けたい場合は低発砲タイプがおすすめです。

歯磨き剤のなかには「ケイ素」や「炭酸ナトリウム」などの研磨剤が入っていることがあります。研磨剤は汚れを落としやすくする働きがありますが、同時に歯の表面を削ってしまうことがあります。無研磨や低研磨の歯磨き剤を選べば、歯へのダメージを抑えることが可能です。研磨剤の表記を確認してください。

子ども用のフッ素ジェルを選ぶときには、味も確認してください。子どもの場合、メロンやいちごなどの甘いフレーバーの歯磨き剤を使えば、歯磨き嫌いがなおり出す可能性があります。子ども向けの商品には甘い味のものが多く販売されているので、ぜひチェックしてください。

大人向けの商品はミント系が人気がある一方、竹炭やなた豆などの変わった味もあります。

赤ちゃんや子どもの場合、上手に口をすすげないことがあります。場合によっては歯磨き剤をそのまま食べてしまうこともあるので注意が必要です。そのため、子ども用の歯磨き剤を選ぶときには、うがい不要のものを選ぶのがおすすめです。飲み込んでしまっても害がありません。

大人向けの歯磨き剤にもうがいなしで使えるものもあり、忙しい方にぴったりです。

フッ素ジェルはココカラファインなどのドラッグストアで販売情報はありますが、全店舗には置いていないので、事前に店舗に確認することをおすすめします。Amazonや楽天などのネット通販の方が確実に手に入るので、ぜひサイトをチェックしてみてください。

商品によって使い方が異なりますが、基本の使い方は以下の通りです。また、ジェルを塗ったあとは、30分～1時間は飲食しないでください。虫歯は就寝中にできやすいので、就寝前に行うのが効果的です。

1. ジェルを塗布する前に、通常通りブラッシングをする
2. 適量のジェルを、ブラッシングするように歯に塗り込む
3. つばを吐くようにして、ジェルを吐き出す
4. 水で口をすすぐ（すすがないジェルもある）

歯を矯正していると隅々まで磨きづらく、虫歯ができてしまうことがあります。そのため、ジェルを使うのがおすすめです。インビザライン矯正をしている場合は、マウスピースの内側に少量のジェルを塗布しておくことで、虫歯を防げます。

矯正終了後にリテーナーを使っているときも、リテーナーの内側にフッ素ジェルを塗るのがおすすめです。

フッ素ジェルは、さまざまなメーカーから販売されています。選び方のコツを知っておき、自分に合った商品を探してください。子ども用を購入するときには、甘い味のものやうがい不要のものがおすすめです。当記事を参考に、使いやすいフッ素ジェルを見つけてください。