温感クリームおすすめ8選｜ドラッグストアには？どこで売ってる？【ホットジェル】

温感クリームは寒い季節にぴったりのアイテムです。商品によってはホットクリーム・塗るニット・塗るカイロといった名称が付いており、塗布した箇所にはカイロや衣類を当てたかのような温かさをもたらします。

温感クリームはドラッグストアで買える一方、薬局での取り扱いはないといったように、どこで売ってるかわかりにくいですよね。また、商品によって異なる特徴があるため、自分に合った商品を探すアプローチも大事です。

以上を踏まえ、本記事では温感クリームの選び方・温感クリームのおすすめ商品8選をご紹介します。温感クリームの購入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

温感クリームとは、塗布した部分が温かく感じられるタイプのクリームです。商品によってはホットクリーム・塗るニット・塗るカイロ・塗るホッカイロなどとも呼ばれています。ピンポイントで塗布できるため、顔・耳など露出しやすい箇所の寒さ対策にぴったりです。

日常的に使用する温感クリームだけでなく、スポーツ用の温感クリームも販売されています。塗布すると温かくなるため寒い季節やウインタースポーツを行う方にもおすすめです。

まずは、温感クリームの仕組みを解説します。温感クリームには温かさを感じる成分が含まれています。体内にある熱を感じ取る「温刺激受容体」を刺激する成分、もしくは水分に反応して発熱する成分です。

温刺激受容体を刺激する成分の代表例がトウガラシ果実エキスやバニリルブチル、水分に反応して発熱する成分の代表例がグリセリンです。ただ、温感クリームにはこれらの成分が含まれていますが、あくまで化粧品なので温感効果が保証されているわけではありません。

温感クリームには大きく分けてクリームタイプとジェルタイプがあります。寒さ対策で気軽に使いたい方にはクリームタイプがおすすめです。肌に馴染みやすいので、塗った直後に手袋や靴下をはいても不快感を抱きにくいです。

温感クリームを使ってマッサージをしたい場合はジェルタイプがおすすめです。伸びがいいので、楽にマッサージできます。また、クリームは油分が多く、ジェルは油分が少ないので、保湿をしっかりしたい場合はクリーム、さっぱりした感覚が好きな場合はジェルを選びましょう。

温感クリームは、どんな成分が含まれているのも要チェックです。温感成分はもちろん、保湿成分が含まれているものや、肌刺激の少ないものを選ぶのをおすすめします。

温感クリームは商品によって配合されている温感成分が異なります。寒さ対策をしたいなら「グルコシルヘスペリジン」「グリセリン」などをチェックしましょう。持続時間が長い特徴があります。

また、体質に合わせて選ぶのも大切です。敏感肌※の場合「トウガラシエキス」が入っているクリームを使用すると、肌がかぶれたり赤くなったりする可能性があります。敏感肌※の方は刺激の少ない「グリセリン」が入った商品がおすすめです。

※すべての方に肌トラブルが起こらないわけではありません

温感クリームを使用したくなる冬期は、肌が乾燥しやすい季節でもあります。そのため、保湿成分が入っているクリームを選ぶのがおすすめです。保湿成分には肌にうるおいをあたえる「ヒアルロン酸」や「コラーゲン」、整肌効果のある「ビタミン類」、天然保湿成分の「オリーブ果実油」「アルガンオイル」などがあります。

使用する部位に合わせて選ぶのもポイントです。全身に使いたいなら一般的なボディ用が使えますが、顔に使う場合は顔に使っていい商品を選んでください。顔用の温感クリームはクレンジングクリームを兼ねている商品が多く揃っています。

顔や目元にボディ用を使うと刺激が強すぎる可能性があるので敏感な部分は避けるようにしてください。

温感クリームで「痩せた」といった声を聞きますが、分類は化粧品のため基本的にそういった効果は保証していません。塗れば必ずしも痩せるわけではありません。必ず、適切な運動と食事制限を行いましょう。

温感クリーム・ホットジェル・ホットクリームは市販品であり、ツルハ・マツキヨ・スギ薬局・サンドラッグなどのドラッグストアのほか、ドンキホーテのようなディスカウントショップ・バラエティショップで購入できます。

ちなみに薬局での取り扱いはありません。実店舗で購入するのにこだわりがなければ、Amazon・楽天などの通販も候補に入れると選択肢が増えるためおすすめです。マツキヨのように店舗と通販と両方利用できるお店もあります。

温感クリームを使って体を温めるためには、血流の多い首・手首・足首などを重点的に塗りましょう。マッサージとして使う場合は、体に溜まった老廃物を押し流すイメージで塗ってください。

また、体を温めるツボを刺激するのもおすすめです。足首の内側にある「三陰交」や手の親指と人差し指の付け根の間にある「合谷」などを刺激してみましょう。

温感クリームには、クレンジングや洗顔料を兼ねているものも販売されています。これらの商品を使えば、マッサージも兼ねてスキンケアが可能です。また、ガスールと沸石の力で角栓を溶かしだす温感クリームもあります。小鼻などの角栓が気になる方はぜひ試してみてください。

温感クリームはその特性上、肌刺激のある成分が含まれている場合があります。よって、使用前には必ずパッチテストをしましょう。

1. 二の腕の内側などの肌の薄い部分に少量塗布する
2. そのまま30分待ち、何も変わりないか確認する
3. 変わりなければ、48時間後にも再度肌状態をチェックし、問題なければOK

もし、肌荒れやかゆみなどの異常が出た場合は、皮膚科を受診してください。また、パッチテストは問題なくても、除毛・脱毛後など肌に負担がかかっている時や、すでに肌荒れが出ているような時の使用は控えてください。

温感クリームにはさまざまな商品があります。それぞれの商品で特徴が異なるので、自分に合った商品を見つけるためにも選び方を知っておきましょう。当記事ではおすすめの商品も紹介しているので、温感クリーム選びの際にはぜひ参考にしてください。