シルバーシャンプーのおすすめ9選｜グレーやアッシュの髪色を綺麗に保とう！

クールな印象で人気のグレー・アッシュ系のヘアカラー。美容院できれいにカラーしたのに、数週間ですぐに色落ちしてしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。グレー・アッシュ系のカラーは退色しやすく、キープするのが難しいカラーです。

頻繁に美容院でカラーするのはお金も時間もかかってしまうため、現実的ではありません。きれいなカラーをキープするには、シルバーシャンプーがおすすめです。シルバーシャンプーとは染料が入ったシャンプーで、定期的に使用すると、きれいなカラーをキープさせることができます。

この記事ではシルバーシャンプーの種類や選び方、おすすめのシルバーシャンプーなど、シルバーシャンプーに関する情報を詳しくご紹介していきます。

シルバーシャンプーなどのカラーシャンプーは髪色に合わせて色を選びますが、シルバーシャンプーと似ているのが紫シャンプーです。カラーシャンプーと言えば紫シャンプーのイメージが強い人も多く、どちらを使えばいいのか迷ってしまいがちです。

紫シャンプーは黄ばみを抑えるため、ブリーチしてハイトーンにしたいなど、ホワイト系のカラーに向いています。シルバーシャンプーは赤みを抑え、グレー・アッシュ系の無彩色カラーに向いています。紫シャンプーは黄ばみ、シルバーシャンプーは赤みを抑えると覚えるといいでしょう。

アラフォー・アラフィフ世代の人なら、白髪が生えてきて悩んでいる人も多いのでは。最近では白髪を活かしたグレーヘアーも人気です。白髪はブリーチした髪と同じくメラニン色素が少ない状態なので、シルバーシャンプーも使うことができます。

白髪が少なく地毛と自然に馴染ませたいなら、グレーの色味が強いシルバーシャンプーを選ぶといいでしょう。白髪にも使えると記載されている商品を選ぶと安心です。白髪が多い人なら、紫シャンプーで黄ばみを抑えると、白くてきれいな白髪にできます。

カラーシャンプーには髪の色を抜く成分は入っていません。そのため、暗い髪色をアッシュにできるわけではありません。あくまでブリーチした髪に染料で色を足して、色味をキープする目的の商品です。黒髪やブリーチなしの茶髪に使用しても、ほとんど効果を感じられないでしょう。

ブリーチなしの茶髪に使用した場合、赤みを抑えるなどの効果は期待できますが、劇的に髪色を変えるには、やはりブリーチしてヘアカラーを入れる必要があります。

シルバーシャンプーはそれぞれ色味や濃さが違ってくるため、自分の求める色味のシルバーシャンプーを選ぶとよいでしょう。もちろんシャンプーですから、ヘアケア成分にも注目して選んでみてください。

シルバーと言っても、グレーが強いタイプや青みが強いタイプなど、意外と色味に違いがあります。また、着色の濃さにもかなり差があるようです。ネットで検索すると使用した画像が見つかりますので、参考にしてみてください。

グレーの色味が強いタイプのシルバーシャンプーは、アッシュ系やグレージュ、シルバーなどのカラーに向いています。定期的に使用すれば、退色して明るくなってしまうのを防ぎ、くすんだ色味をキープしてくれます。また、白髪をグレーヘアーにしたい人にもおすすめです。

シルバーシャンプーの中でもグリーン・ブルーの色味が強いタイプは、マットアッシュ系の髪色や、緑・青系シルバーの髪色に向いています。グリーンは補色である赤を打ち消す効果があるため、特に赤みを抑えたい人はグリーン系のシルバーシャンプーを選ぶとよいでしょう。

ヘアカラーにブリーチはつきもの。ブリーチを繰り返して髪が痛んでしまっている人は、ヘアケア成分が含まれているかもチェックしましょう。ヒアルロン酸や植物のオイルなどの保湿成分が入っていると安心です。

カラーシャンプーはどうしてもヘアケア成分が不足してしまうため、同シリーズでカラーコンディショナーやトリートメントがある場合は、セットで使用すると、より髪の毛をいたわることができます。

シリコンは髪のキューティクルを守り、指通りを良くしてくれるコーティング剤です。ドライヤーの熱から守ってくれるなど多くのメリットがありますが、頭皮にシリコンが詰まって頭皮トラブルが起きてしまったり、髪質によってはシリコンが重くてぺたんこになってしまう場合も。

普段のシャンプーでシリコンが合わないと感じる人は、カラーシャンプーもノンシリコンのものを選ぶとよいでしょう。

シルバーシャンプーは通常のシャンプーとは少し使い方が違います。しっかりと効果を実感するには、使用方法を守ることが大切です。一般的な使用方法をご紹介しますが、詳細は製品の説明にしたがってください。

髪に汚れがついているとしっかり泡立てることができないため、予洗いで汚れを洗い流します。軽い汚れや少しの整髪料なら、お湯で洗い流せばOK。汚れがひどい時や整髪料をたくさん付けている時は、シャンプーで汚れを洗い流しておきましょう。

予洗いが終わったら、シャンプーを泡だてて髪を洗います。カラーシャンプーは一般的に泡立ちがあまりよくないため、直接髪の毛にシャンプーを乗せるのではなく、洗顔用の泡立てネットなどであらかじめ泡だててから洗うことをおすすめします。

髪を洗ったあとはすぐに洗い流さず、髪の毛全体に泡を行き渡らせ、しばらく放置して泡パックをします。放置する時間は使用する商品や髪の太さにもよりますが、7〜10分ほど置いてから、洗い流します。

シルバーシャンプーの成分が残っていると頭皮トラブルの原因となってしまうため、しっかりとすすいで洗い流すようにしましょう。

シルバーシャンプーにもヘアケア成分が含まれていますが、ブリーチなどで痛んだ髪には少し物足りなく感じるかもしれません。同じシリーズでコンディショナーがある場合は、セットで使用するといいでしょう。

もしセットでコンディショナーがない場合は、ヘアカラー用のものでなくてもいいので、コンディショナーを使用して髪の毛をケアしましょう。

アッシュ・グレー系のカラーを長持ちさせてくれるシルバーシャンプーですが、通常のシャンプーとは違い、いくつか注意点があります。確認してから使用するようにしてください。

毎日使った方がカラーがたくさん入って長持ちしそうなイメージがありますが、カラーシャンプーはヘアケア成分が少ないため、ブリーチで痛んだ髪に頻繁に使い過ぎると、髪を痛めてしまう恐れがあります。

シルバーシャンプーはカラー後1週間は毎日使用し、その後は3日に1回程度の頻度で使用するとよいでしょう。よりヘアケアを重視するなら、同シリーズでトリートメントのある商品を使うのがおすすめです。

シルバーシャンプーは髪に色味をプラスするためのもの。髪以外の部分に付着したまま放置すると、落ちにくくなってしまいます。また、手や爪に色がついてしまったケースもあります。気になる場合は手袋をしてシャンプーし、最後に浴室全体をシャワーで洗い流しましょう。髪を拭くタオルも汚れてもいいものを使うと安心です。

シルバーシャンプーは赤みや黄みを抑えてくれる色素が入っているため、グレー・アッシュ系のカラーをきれいに長持ちさせてくれます。そのため、赤系のカラーに変えたい場合、赤系の色素がうまく入らない傾向があります。次に赤やオレンジに染めたい場合は、少し前からシルバーシャンプーを使うのを控えた方がよいでしょう。

グレー・アッシュ系のカラーを長持ちさせてくれるシルバーシャンプーについてご紹介しました。グレー・アッシュ系は特に退色しやすいカラーのため、シルバーシャンプーできれいな髪色を長持ちさせましょう。