市販のヘアカラーのおすすめ10選｜痛みにくいのはどのタイプ？

美容室に行くよりも、安く手軽に自宅で髪の毛を染められる市販のヘアカラー剤。コツさえ覚えれば、好きな時にヘアカラーが楽しめて便利です。また、色の種類が豊富で好みの色を選びやすい商品もあります。

ヘアカラー剤は便利ですが、種類が多く商品選びに悩んでしまう、という方は多いでしょう。ムラなく染められる商品や色が染まりやすい商品、髪の毛が傷みにくい商品の選び方を知りたいですね。

そこでこの記事では、市販のヘアカラー剤の種類や選び方を紹介します。おすすめの市販のヘアカラー剤10選や、白髪染めやメンズ用のヘアカラーについても紹介するので、ぜひ最後まで記事を読んで、ヘアカラー剤を選ぶ時の参考にしてください。

市販のヘアカラー剤の種類は、泡タイプ・乳液タイプ・クリームタイプの3種類です。それぞれのヘアカラー剤の特徴や、どんな方に向いているのかを見ていきましょう。

泡タイプのヘアカラー剤はシャンプーのように使えて、比較的誰でも簡単に使えます。シャンプーをするように泡をまんべんなく髪に塗るので、ムラがでるのが心配という初心者でも安心です。髪を分けてブロッキングする必要もありません。粗い泡よりもきめ細かい泡の方が色が染まりやすいので、その点を気を付けましょう。

乳液タイプはヘアカラー液が伸びやすく、カラーが染まりにくい髪質でもしっかり染まるのが特徴です。他のタイプよりもより均一にヘアカラー剤が伸びるので、ムラになりにくく、髪が多い方やロングヘアの方にはぴったりです。クリームタイプよりも水分が多く伸びやすいですが、液が垂れやすので、気を付けて使いましょう。

クリームタイプは、髪を傷めたくない方におすすめです。乳液タイプよりもかためで、最も髪に密着しやすく色もしっかりと染まり、ヘアカラー液が垂れにくいのもポイントです。一方で、ブロッキングしないとムラが出やすいので、手間はかかります。どちらかというと上級者向けですが、なるべく髪を傷めたくない方には最適です。

市販のヘアカラー剤は、ただ単に好きな色を選ぶだけでなく、内容量や仕上がりも考えて選んでください。市販のヘアカラー剤の選び方のポイントを見てきましょう。

ヘアカラー剤は、自分の好きな明るさや色をまず確認しましょう。寒色系のアッシュや暖色系のピンク・赤が女性には人気です。また、茶色系は明るさでブラウンやベージュに分かれます。

色の種類は非常に多いですが、同じ色でもメーカーによって色合いが微妙に異なるので、よく比較して商品を選ぶのがコツです。明るさは商品パッケージの裏側に記載されていますが、自分の理想の明るさよりも少し暗めを選ぶと、理想的な色合いに仕上がります。

ヘアカラーは髪を傷めやすいので、髪を保護する保湿成分が配合されているか、トリートメント剤が付いているかを確認してください。ホホバオイルや加水分散ケラチンといった成分が配合されていると、髪のパサつきを抑えてくれます。

髪を染めた後に使うトリートメント剤は、色持ちをよくする効果や髪を保護する効果があります。普通は、どの商品にもトリートメント剤は付属しますが、髪を傷めないためにも商品を選ぶ時は、必ず確認しましょう。

ヘアカラー剤を選ぶ時は、内容量もしっかり確認してください。普通、市販のヘアカラー剤はセミロングまでが染められる量は入っています。しかし、髪の量が多い方やロングの方は、大容量の商品や同じ商品を2箱購入する方が安心です。ヘアカラー剤が十分にないと、髪全体に均一に付けられず、ムラになってしまうので、気を付けてください。

最も髪が傷みにくいのはクリームタイプのヘアカラー剤です。クリームタイプは、ブロッキングをする必要があるので、手間はかかりますが、髪にやさしいので安心して使えます。特に、アンモニア水が使われている商品は髪へのダメージも少ないです。クリームタイプは、他のタイプと比べて伸びはよくないですが、その分余分な個所に液がいきません。

白髪染めもとヘアカラーとの違いは、脱色力や髪を染める力の違いです。白髪染めは、ヘアカラーよりも染量が多く、よりしっかり髪を染められます。また、黒髪と白髪を合わせたような色合いで作られているため、黒髪部分も白髪部分もきれいに染まります。黒いヘアカラーなら、染色力の強い白髪染めもおすすめです。

メンズ用も基本的にレディース用と使われている薬剤は同じです。レディース用と同じように、泡タイプ・乳液タイプ・クリームタイプの3種類あります。中でも、乳液や泡タイプが最も使いやすいです。

一方で、レディース用と異なる点は、メンズ用の商品の方が内容量が少なく、トリートメント剤が付属しない点です。また、無香料のことが多く、レディース用よりも色が染まりやすいとも言われています。色も男性が好む色の種類が多いです。

せっかく染めた髪は、できれば長持ちさせたいです。ヘアカラーの色落ちを防ぐ方法がいくつかあるので紹介します。ぜひ試してください。

• 髪を染めた当日と翌日はシャンプーを使わない。
• 髪にやさしいシャンプーを使い、必要以上に洗いすぎない。
• トリートメントを使い髪を保護する。
• トリートメントは髪にもみこみすぎない。
• ヘアカラー用シャンプーを使う。
• 髪を洗った後は、濡れたままにせずにドライヤーを使いすぐに乾かす。
• 髪を紫外線から守る。

市販のヘアカラー剤には3種類ありますが、中でもクリームタイプは一番髪を傷めません。しかし、初心者なら使いやすい泡や乳液タイプがおすすめです。ヘアカラー剤は、色や明るさが異なる商品が豊富に販売されていますが、希望よりも少し暗めの色を選ぶと、仕上がりがよくなります。容量やトリートメント剤が付属するかも、確認してください。