市販の黒染めおすすめ15選｜真っ黒にしたい！色落ちしない？

就活のために黒髪にしたい・茶髪から黒髪に戻したくなったなどの理由で、髪を黒くしたい方もいると思います。そんなときに便利なのが、自宅で使える市販黒染めです。市販黒染めは、美容院に行かずにセルフでできるため、忙しい方や節約したい方におすすめです。

市販黒染めには、しっかり染まるヘアカラータイプや、黒染めはしたくないけど暗くしたい方に向いているトリートメントタイプなど、さまざまな種類があります。しかし、黒染めは多くのメーカーから販売されており、どれを買おうか迷っていませんか？

そこで今回は、失敗しない市販黒染め選び方やおすすめ商品をご紹介します。黒染めに関するQ＆Aや使い方も解説するので、黒染めについて知りたい方も参考にしてください。

黒染めが色落ちするまでの期間は、どの黒染めを使用するかによって異なります。中でもヘアマスカラ・スプレーは、1日だけ黒染めができるアイテムとして有効です。一方でカラートリートメントは、1～2週間程度黒染めの状態を保てます。

ヘアマニキュアはそれよりも長い3週間、ヘアカラーは1ヶ月以上黒染めを維持できるのが特徴です。自分がどれだけの期間黒染めしたいかに合わせて黒染めアイテムを選ぶと、理想的な黒染めができます。

結論から言うと、黒染めした髪を明るくはできます。しかし、黒染め後にセルフで明るい色に染めようとすると、緑といった想定とは違う色に染まる場合があります。そのため、黒染め後に明るくしたい場合は美容院でやってもらうのがおすすめです。

一方で髪色戻しで髪を黒くした場合は、ブリーチによって明るくできます。髪を黒くした上で明るくしたい方は髪色戻しを使うのがベストです。

美容院で黒染めして貰おうとすると、およそ3,000~5,000円ほどの料金がかかります。一方で市販の黒染めは、500円前後で買えるものがほとんどです。そのため、コスパを重視するなら市販の黒染めをおすすめします。

しかし、慣れていないときれいに染められないかもしれません。きれいに黒染めしたいなら、美容院に行くのがベストです。元の髪色に合わせて自然に黒くしてくれます。また、黒染めはしたくないけど黒くしたい場合も、その旨を美容師に伝えればOKです。

ただし、セルフでもきれいに染まる黒染めはあります。コツを掴めばしっかり黒染めできるので、自信がある方は市販の黒染めを使ってみましょう。使用前に取扱説明書や動画を見てコツを学ぶのも大切です。

黒染めの中で、最も期間が長いのがヘアカラーです。しばらく髪を黒くしたい方に向いています。また、ヘアカラーは毛髪に色素を浸透させるので、しっかり染まる上に色が保たれるのが魅力です。

ただし、ブリーチしても色が落ちにくい点には気をつけましょう。そのため、黒染めしてからすぐに明るい色にしたい方には向きません。

ヘアカラーほどではありませんが、ヘアマニキュアも3週間と長い期間黒染めできます。また、脱色剤を使わないので髪を傷めにくいのが特徴です。発色がよく、色も長持ちしやすいメリットもあります。

しかし、ヘアマニキュアは肌に付くとなかなか取れません。使用する際は、地肌やおでこに付かないように注意する必要があります。

カラートリートメントは1～2週間とやや長い期間黒染めができます。ヘアマニキュアと同じく、使っても髪が傷まないのが魅力です。カラートリートメントは何回か使って髪に色を付けるものが主流。

そのため、一度の使用では髪が染まりきらないのが欠点です。当日中にきれいに仕上がった状態にしたい時には不向きです。

ヘアマスカラ・スプレーは、シャンプーできれいに洗い流せます。そのため、1日だけ黒髪にしたい方におすすめです。また、髪の表面だけに色を付けるので髪を傷めずに使用できます。

しかし、汗や雨で色が落ちやすいのがデメリットです。そのため、スポーツや雨の日の外出の際には向きません。その日に運動するか・雨が降らないかを考慮して使いましょう。

黒染めによって、どれくらい髪が黒くなるのかが異なります。きれいに染めるためには、自然に近い髪色に仕上げるのが重要です。たとえば、黒染めしたくないけど暗くしたい場合には、透明感のあるアッシュ系の黒染めが適しています。

一方で真っ黒にしたいなら、青みがかった黒染めがおすすめです。しかし、真っ黒すぎると不自然に見える場合があるので、ある程度明るさのある黒染めを選ぶようにしましょう。パッケージに記載されている色見本を参考にするのがベストです。

また、髪質や黒染めを塗布した後にどれだけ放置するかによって色味が変わります。必要以上に放置すると、髪が染まりすぎて想定よりも黒くなる場合があるので気をつけましょう。

テクスチャーとは、カラー剤の形状を指します。黒染めには泡・乳液・クリームの3つのテクスチャーがあります。テクスチャーによって特徴があるので、自分に合ったものを選んでください。

慣れないうちは、泡タイプの黒染めを使うのがおすすめです。ある程度コツを掴んできたら、乳液やクリームにトライしましょう。

毛量や髪の長さに対して、髪染めの内容量が足りないとムラができたり染まりきらなかったりします。そのため、黒染めを選ぶ際は内容量を確認しましょう。店頭で買う際はパッケージの裏側、ネットショップでは商品詳細に内容量が記載されています。

基本的には1箱あれば十分ですが、毛量が多い方や髪が長い方は2箱用意すると後から足りないくなりません。

黒染めは髪に直接塗布するものなので、場合によっては髪が傷むケースがあります。それを防ぐために、ケアアイテムが付属している黒染めを選ぶのがベストです。

付属しているケアアイテムによって含まれている成分が異なりますが、ほとんどはキューティクルを保護する効果があります。ケアアイテムが付属していない黒染めを選ぶ場合は、髪に優しいシャンプーをセットで買うのがおすすめです。

黒染めにはレディース用とメンズ用がありますが、成分について大きな違いはありません。しかし、男性は女性よりも髪質が硬く太い傾向にあるため、メンズ用は黒染めの成分を強めにしている商品が多いです。また男性は短髪の方が多いため、容量も少なめです。

レディース用は、ヘアケア成分が多めの傾向があります。そして、白髪染めは色素が多く配合されており、白髪が染まりやすいようになっています。白髪染めのヘアカラーには白髪染めの記載があるので、白髪が気になる方は白髪染めがおすすめです。

黒染めは肌に合わないと湿疹やかぶれができてしまいます。人によっては皮膚科を受診するほど、ひどい症状が出る場合も。そのため、黒染めの使用前に必ずパッチテストを行いましょう。パッチテストの一般的な方法は以下のとおりです。

1. テスト用に少量の1剤と2剤を混ぜる
2. 綿棒で二の腕の内側に塗り、自然乾燥させる
3. 30分後・48時間後の2回、異常がないかチェック

パッチテストのやり方については黒染めの取扱説明書に記載があります。黒染めの種類によって細かな方法は異なるため、必ず取扱説明書を確認してください。

黒染めは、以下の手順で行います。

1. 襟足→バック→サイド→トップの順で黒染めを塗布する
2. ムラができないように塗布した黒染めを全体的に揉み込む
3. 頭にラップを巻き、20分放置する
4. シャンプーで黒染めを洗い流す
5. トリートメントで髪をケアして終了

髪を染める際は、毛先から根元に向かって黒染めを塗布してください。このとき、頭皮に黒染めが付かないように注意しましょう。また、2の揉み込む行程が終わったあと、クシで髪を軽くとかすとムラができにくくなります。

3の行程では、黒染めが目に入らないようにしっかりとラップを巻いてください。5で使うトリートメントは、洗い流すタイプ・洗い流さないタイプのどちらでも大丈夫です。

髪全体にしっかりと黒染めを塗布すれば、ムラなく黒染めができます。しかし、部分的に塗布されていない・全体的に黒染めが行き渡っていないなどの状態では、黒染めにムラができるのも確かです。その状態でブリーチ剤を使うと、明るくなる部分とならない部分ができるので注意しましょう。丁寧に髪全体を黒染めするのが重要です。

赤褐色系の色素がたくさん含まれているのが黒染めの特徴です。そのため、黒染めしたあとに髪を明るくしようとすると、黒染めに含まれている赤みが残る場合があります。

残った赤みが原因で、好みのヘアカラーに変えるのが難しくなる場合があるので注意しましょう。中でも、グレージュ・アッシュ系へのカラーチェンジが難しくなります。

黒染めは一時的に髪を黒くするもの、と思っている方もいますよね。確かに自然に黒くする程度なら一時的で済みますが、濃い黒染めは年数が経っても抜けないケースがあります。

これにより、ヘアカラーを変えようとしても黒染めが残っている部分だけが変わらない場合があるので気をつけましょう。これを防ぐために、美容院で黒染めしてもらう・セルフの場合は塗布してから長く放置しすぎないのが大切です。

せっかくきれいにできた黒染めをキープしたいなら、色落ちを防ぐ工夫も大切です。毎日のシャンプーをする際は、高温のシャワーで流すと色落ちしやすくなってしまいます。適度なぬるま湯を使うように心がけましょう。

また、色持ちをよくするブラックシャンプーに変えるのも1つの方法です。

黒染めはさまざまなものが販売されており、商品によって期間・色・テクスチャーが異なります。その中から自分に合った黒染めを選ぶのが重要です。先ほど紹介した黒染めもおすすめなので、興味がある方は購入を検討してはいかがでしょうか。