【2023年最新】トリートメントおすすめ25選｜サロン・プチプラ系

髪のダメージ補修から保湿、頭皮ケアまで毎日のヘアケアに欠かせないトリートメント。お風呂で使用するものからドライヤー前に使用するものなど、用途や髪質に合わせて選びやすいのも魅力です。

シャンプーのあとに「コンディショナー」を使用する方も多いですが、コンディショナーとトリートメントの違いがわからないという方も多いです。コンディショナーは髪の表面をコーティングし、ダメージを防ぐ役割があります。

一方、トリートメントは髪の内部に浸透しダメージを受けた髪を補修するのが特徴です。それぞれ髪への働きかけが変わるので、目的に合わせて選ぶのが大切です。そこで今回は、トリートメントの種類や選び方、おすすめ商品25選を詳しく紹介します。

種類やタイプが多すぎてわからない！

ですがたった2つのポイントさえ抑えておけば、トリートメント選びは失敗しません。

2つの要素とは、

①インバスorアウトバス（洗い流しの有無）

②配合成分

これだけです。

【結論】

• ダメージのケアがしたいならインバストリートメント
• 髪を傷めたくないならアウトバストリートメント
• カラー・熱によるダメージや広がりやすさなど、髪悩みに合わせた成分で選ぶ

上記のポイントを覚えておけば、自分にぴったりのトリートメントが見つかります。

なぜ2つの要素が必要かをひとつずつ解説していくので、ぜひ最後まで読んで商品選びの決め手にしてくださいね。

髪のダメージケアがしたい方には、お風呂でパックしてから洗い流すインバストリートメントがおすすめです。

インバストリートメントのメリットは、ダメージ補修ができる点にあります。さらっとした触り心地を保ちたい、傷んだ髪の毛を改善したい方にぴったりです。

【インバストリートメントはこんな方におすすめ】

• 紫外線から受ける髪のダメージに悩む方
• カラーリングやブリーチによる髪の傷みに悩む方
• 加齢による髪のパサつきに悩む方
• くせ毛や髪のうねりに悩む方

インバストリートメントのテクスチャーは4タイプに分かれるので、自分にぴったりなものを選びましょう。

熱による髪の乾燥を防ぎたい方には、シャワー後の髪に塗るアウトバストリートメントがおすすめです。

トリートメントやコーティング効果はもちろん、湿度の高い日のうねりや乾燥によるパサつきも抑えてくれる優秀なアイテムです。

【アウトバストリートメントはこんな方におすすめ】

• 乾燥による髪のパサつきを防ぎたい方
• 髪のキューティクルを維持したい方
• 髪を保湿したい方

アウトバストリートメントのテクスチャーはミスト・オイル・スプレー・ミルクがあり、スタイリング剤として使用できるものもあります。

インバストリートメントと併用もできるので、ひとつ持っておけばさまざまなシーンに活用できます。

次に、ポイントの2つ目である髪の悩みに合った成分をチェックしましょう。

悩みを改善してくれるトリートメントならより効果が実感でき、満足度につながります。おすすめの成分を以下の表にまとめているので、ぜひ参考にしてください。

それでは、どんな成分がどんな悩みに適しているかをより詳しく解説します。

髪のパサつきやカラーの色落ちが早いといったお悩みなら、タンパク質の一種である「ケラチン」が含まれたトリートメントがおすすめです。

ケラチンはもともと髪の大部分を占めている成分ですが、紫外線により減少し、パサつきや色落ちを引き起こします。

特に紫外線の強い夏場に退色のはやさやパサつき・広がりを感じたら、トリートメントで外部からケラチンを補充してあげましょう。

カラーリング・ブリーチ・パーマなどによる髪のダメージが気になる方は、ヘマチン入りのトリートメントを選びましょう。

ヘマチンは、毛髪に含まれるタンパク質のケラチンと結合し、傷んだ髪をコーティングして補修してくれます。

ヘアカラー剤やパーマ液などに含まれるアルカリを除去してくれる効果もあるため、カラーやパーマの持ちがよくなるのも特徴です。

毛先が広がる・静電気が起きやすい・枝毛や切れ毛が気になる方は、髪に優しい植物由来の保湿成分を含んだトリートメントをチェックしましょう。

植物由来の天然オイルなら、髪だけでなく頭皮もしっとりと保湿してくれます。おすすめ保湿成分の種類には、以下のようなものがあります。

キシキシした髪や手触りの悪い髪なら、シリコン入りのトリートメントをチェックしてください。

「シリコンは髪に悪いのでは？」と疑問に思う方もいますよね。

確かにボリューム感が落ちるデメリットもありますが、髪にまとまりを出しさらっとした質感を与えてくれるメリットがあります。

シリコンが含まれるトリートメントは、頭皮に直接湿布すると毛穴詰まりの原因になる場合があるので、毛先だけにつけるようにしましょう。

髪のツヤ不足や乾燥して広がりやすいと感じる方は、椿油や馬油が含まれるトリートメントがおすすめです。

椿油は天然の植物性オイルで、人の皮脂に含まれる「オレイン酸トリグリセリド」が成分として含まれているため、肌馴染みがいいのが特徴です。

また、馬油は馬の皮下脂肪やたてがみに含まれる動物性のオイルで、油膜が髪をコーディングして乾燥や紫外線を防いでくれます。

スカルプケアができるトリートメントは、かゆみやフケなど頭皮の健康が気になる方におすすめです。

髪の毛のコンディションを整えるのはもちろん、頭皮ケアやマッサージもできるアイテムです。主にシリコンフリーで頭皮に直接湿布して使うタイプと、髪の毛だけにつけるスカルプケアタイプがあるのが特徴です。

• 頭皮に直接湿布して使うタイプがおすすめの方
  • 頭皮のマッサージ・ヘアケアを行いたい方
  • 頭皮と髪の保湿がしたい方
  • 過剰な皮脂分泌を抑えたい方

• 髪の毛だけにつけるスカルプケアタイプがおすすめの方
  • 髪にハリやコシが欲しい方
  • 髪にふんわりとボリュームが欲しい方
    

有名なブランドでは、アンファーの「スカルプDシリーズ」や、サロンでも使用されている「ケラスターゼ」などがあります。

失敗しないトリート選びのポイントは、以下の2つを意識して選ぶのが重要です。

【失敗しないトリートメント選びのポイント】

①インバスorアウトバス（洗い流しの有無）

②配合成分

【結論】

• ダメージのケアがしたいならインバストリートメント
• 髪を傷めたくないならアウトバストリートメント
• カラー・熱によるダメージや広がりやすさなど、髪悩みに合わせた成分で選ぶ

あまりこだわりがない方は、ここまで読んだら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

早速おすすめ商品をチェックしていきましょう！

トリートメントをさらに選びやすくするには、好みの香りをチェックしましょう。

ですが、単に好きな香りだけで選んでしまうと失敗する場合があります。シーンや使用環境に合った香りを選べば髪の調子を整えるだけでなく、より日常に取り入れやすくなります。

今回はさらにおすすめの選び方の要素として香りに焦点を当て、以下で人気の4つの香りを紹介します。

フローラル系のトリートメントは持続性が高いので、アウトバストリートメントをスタイリング剤やヘアコロンとして使いたい方におすすめです。

トリートメントならふわっと自然に香るため、控えめな香水代わりとしても使用できるのが特徴です。

反対に、普段からお気に入りの香水を使用している方には向いていません。

\ フローラル系の香り一覧 /

• ローズ（華やかで女性的）
• サンダルウッド（高貴でエキゾチック）
• ネロリ（甘さと爽やかさで落ち着く印象）
• ラベンダー（温かみがあり心地いい）

フローラルよりも少し重めの甘い香りが好きな方は、バニラやココナッツ系の香りがおすすめです。

ミルキーなのにどこか大人っぽい上品な印象があるので、特に女性から好まれる香りです。

また、ココナッツには若い女性の肌にも多く含まれるラクトンという成分があり、若々しさを印象付ける効果があるのも特徴です。

ただし、バニラ・ココナッツなどの重めの甘い香りは好みが分かれます。

暑い夏に使いたい方や甘い香りが苦手な方は、ミント・シトラス系の香りがおすすめです。

ミントが含まれるものなら洗い上がりがさっぱりするため、刺激や爽快感が欲しい男性にも取り入れやすいジェンダーレスな香りになります。

また、レモンやオレンジなど柑橘類の皮には「リモネン」と呼ばれる成分が含まれており、免疫力を高める効果やリラックス効果などが得られます。

万人ウケする香りを選びたい方や清潔感を狙うなら、優しいシャボン（石けん）の香りがするトリートメントがおすすめです。

シーンを選ばず使用できる香りでもあり、クセが少ないので老若男女問わず好まれます。どんな香りを選べばいいかわからない、特に香りに好みがない方にもおすすめで、迷ったらシャボンを選べば間違いありません。

トリートメントには、ドラッグストアで購入できるプチプラ商品からサロン専売品までさまざまなブランドがあり、価格帯の相場平均は以下とおりです。

どのブランドや価格帯を選ぶかは髪悩みや予算に沿って決定しましょう。

• ドラッグストアなどのプチプラ製品
  500〜2,000円台
• デパコスブランド製品
  2,000〜5,000円台
• サロン専売品
  3,000〜6,000円台

続けやすさなら手頃な価格のプチプラ、スペシャルケアやプレゼントにはデパコス・サロン専売品がおすすめです。ここでは、人気のブランドを価格帯と合わせて解説します。

ドラッグストアやドンキホーテなどで気軽に買えるトリートメントのブランドなら、ボタニストがおすすめです。

特に重大な髪悩みはないけれど、毎日のお手入れにトリートメントを取り入れたいと考えている方や、きれいになりたいと漠然と思っている方にもおすすめの価格帯になります。

また、プチプラでも成分にこだわって作られているのもポイントです。ボタニストの主な特徴を以下にまとめているので、参考にしてください。

高級感のあるものを選びたい方や品質・ブランド力で選びたい方には、ロクシタンのトリートメントがおすすめです。

1976年にフランスのプロヴァンス地方で誕生したロクシタンは、おしゃれなパッケージでギフトにも選ばれており、デパコスブランドとしては特に人気を博しています。

価格帯はドラッグストア製品よりやや高く、こだわりの天然エッセンシャルオイルをたっぷりと使用したリッチなトリートメントになります。ロクシタンの主な特徴は以下のとおりです。

サロン専売品として美容室でも使用されている人気ブランドのトリートメントで選ぶなら、ミルボンがおすすめです。

価格帯は3つの人気ブランドの中で最も高くなるため、ヘアケアに本気で取り組みたい方に向いています。また、一部の商品はドラッグストアやバラエティショップなどでも取り扱っています。

毛髪補修成分の「SSVRシルク」を独自に解析した研究に基づいて配合しており、自宅で簡単にサロンクオリティーのダメージ補修ができるのが魅力です。主な特徴を以下にまとめているので、参考にしてください。

今回は、失敗しないトリートメント選びに重要な2つの要素を中心におすすめを紹介しました。また、自分に合ったトリートメントをスムーズに選び、満足度を上げるために推奨するポイントも2つにまとめて解説しています。

【失敗しないトリートメント選びの要素2つ】

1. インバスorアウトバス（洗い流しの有無）
2. 配合成分

【推奨するポイント2つ】

1. 好みやシーンに合った香り
2. 価格帯にあったブランド

ぜひこの記事を参考に、自分に最適なトリートメントを選びましょう。

トリートメントは使い方を意識するだけで、効果に違いが出るのも特徴です。インバストリートメントとアウトバストリートメントの効果的な使い方を紹介します。

インバストリートメントはシャンプー後に使用しますが、使用するときはしっかり水気を切りましょう。髪に水分が残っていると、浸透力が弱くなるので優しく絞って水分を取ります。

トリートメントを塗布するときには、ミディアムヘアで500円玉ぐらいの量を取り、髪の毛の中間から毛先に向かって伸ばします。ダメージが気になる部分は重ね付けするのもおすすめ。なお、根元には付けないようにしてください。根元に付くとベタついて髪がぺたんこになる原因になります。

トリートメントを塗布したら、コームで優しく溶かして均一に伸ばします。3～5分放置したら、トリートメントが残らないようにしっかり洗い流します。

アウトバストリートメントはタオルドライした髪に使用します。髪の水分をしっかり取ったらパッケージに記載されている既定量を手に取ります。このとき、一度手の中で伸ばして温めるのがおすすめです。トリートメントを手に伸ばしたら、毛先から付け中間にも伸ばします。アウトバストリートメントも根元には付けないでください。根元に塗ると、皮脂詰まりや肌トラブルの原因に繋がります。

トリートメントを塗布したら、ドライヤーでしっかり乾かしてください。自然乾燥は髪が傷む原因になるため、必ず乾かしましょう。ドライヤー前だけでなく、アイロンの前やスタイリングの際に使用するのもおすすめです。

毎日のヘアケアに欠かせない必須アイテムのトリートメント。くせ毛やダメージを受けた毛など、髪質や悩みに合わせて選びやすいのも魅力です。自分の髪質やなりたい仕上がりに合わせて、自分に合ったトリートメントで美しい髪を手に入れましょう。