【2024】グルーガンおすすめ11選｜垂れない・液だれしない！セリアに売ってる？

ホームセンターをはじめ、100均でもグルーガンは購入できます。グルーガンは樹脂を溶かして物を接着する銃のような形をしたアイテムです。手芸や工作など幅広い用途に使えるため、近年愛用する人が増えています。

グルーガンはさまざまなメーカーから販売されており、似たような形状をしているので、どれを選べばいいのか迷ってしまいがちです。液だれしないなど、数ある中から自分に合った使いやすいものを見つけるのはなかなか難しいですよね。

この記事では、グルーガンの特徴や選び方・垂れないおすすめ商品11選を紹介します。あわせて、ダイソーで売られているグルーガンについても詳しく解説するので、グルーガンの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

グルーガンはホットボンドとも呼ばれ、グルースティックという熱で溶ける樹脂を使って接着するアイテムです。銃のような形状をしているのが特徴で、引き金を引くと溶けた樹脂が出てくる仕組みになっています。木材・紙・布・ガラス・皮・金属などさまざまな素材を接着可能です。

ボンドや接着剤との大きな違いは、接着するまでに要する時間です。ボンドや接着剤は固まるまでにある程度の時間がかかりますが、グルーガンは塗布してすぐに固まるので作業効率が上がります。

グルースティックにはさまざまな色があり、素材に合わせた接着のほか、アクセサリー作りやリボン制作にも利用されています。ただし、1つのグルーガンで複数の色のスティックを使うと、色が混ざってしまうことがあるので気を付けましょう。

グルーガンには、120～135℃で溶ける低温タイプと160～200°前後で溶ける高温タイプがあります。低温タイプは熱に弱い素材の接着や子供が使うのに向いているタイプです。高温タイプはガラスや金属など低温では接着しにくいものに向いています。

ただし、先端部分が熱くなりやすくやけどするリスクが大きいため、取り扱いには注意が必要です。商品によっては、低温と高温を切り替えられるものもあるので、どっちがいいか迷ったら切替タイプを選択しましょう。

安定した電力供給で、高温タイプのものでも使いやすいコード付きタイプです。コードレスと違い、電力が途切れることがないので、長時間作業でもスムーズに進められます。

ただし、電源があるところでしか使えない点と作業によってはコードが邪魔になる点がデメリット。コードは1m前後のものが主流ですが、作業の効率化を求めるなら1.5mくらいはあった方が使いやすいです。

コードレスは乾電池式のものと、スマホと同じように充電して使うものの2種類があります。コンセントがないところでも使えるので、取り回しの良さがメリットです。

ただし、電池やバッテリーを搭載する分、コード付きよりも重くなりやすく価格が高くなりがちなのがデメリットです。また、電池の状況によっては電力供給が不安定なのも考えものです。

グルーガンはスイッチが付いているものと付いていないものがあります。スイッチが付いていないものはコンセントに挿した状態から加熱が始まるため、スティックが無駄に溶けることもあります。

また、コンセントを抜かなければ電源が切れないので、やけどのリスクも高いです。短時間の作業なら問題ないかもしれませんが、長時間の作業や少し休憩を挟んでから使う場合は、スイッチ付きがおすすめです。

グルーガンは、熱でスティックを溶かして接着します。そのため、加熱する時間が必要になりますが、しっかり予熱できていないと中途半端に溶けたり、くっつきが悪かったりします。

予熱時間は製品によって異なり、短いもので数十秒で長いものでは数分と差があります。購入時には、価格だけでなく予熱時間にも注目しましょう。

多くの商品が似たような見た目をしていますが、サイズや重量は製品によって異なっています。最近は女性でも扱いやすいコンパクトなものが主流ですが、手の大きい男性では使いにくいと感じるかもしれません。また、長時間使うことを考えると重さも重要です。普段使っている工具のサイズや重量、自身の手の大きさを考慮して、使いやすいものを選びましょう。

グルーガンは、溶かしたグルーが垂れてきてしまう場合があります。細かい作業に使う方は、液だれは天敵です。細かい作業でなくても、液だれは作業がしづらくなります。グルーガンを購入するときは垂れない製品を選びましょう。

グルーガンを使用する際、予熱中や作業途中に一時的に手を離したり、使用後の本体冷却の際にノズルを下向きで立てたりしますよね。ノズルが上を向いてしまうと、溶けた接着剤が逆流して故障に繋がる可能性があり、使用時には気を付けるポイントです。

そこで、スタンドが付いているグルーガンであれば、別にスタンドを用意しなくても安心して手が離せます。スタンドを紛失してしまいそうと思う方は、本体に元々スタンドがついているもの・本体にスタンドを設置できるものを選ぶといいです。

グルーガンの接着力は素材によっても変わりますが、強く接着するものは手で外そうとしてもなかなか外れないくらいに強力です。ただし、衝撃には弱いので、落としたり重いものをぶら下げたりするのには向きません。素材によってはボンドや接着剤の方が強く接着するので、使い分けが重要です。

グルーガンはさまざまなものが接着できると紹介しましたが、接着できないものもあります。よく挙げられているのがテフロンやシリコンゴムです。この2種類は普通の接着剤でも付きにくいので、どうしても接着したい場合は対応したものを使いましょう。

また、金属やガラスなどのツルツルした表面のものは接着はできますが、木材やプラスチックなどと比べると強度が落ちます。

グルーガンの使い方を紹介します。購入後にスムーズに使えるように、あらかじめ基本の使い方を把握しておきましょう。

【使い方】

1. スティックをグルーガンの後ろから、前に軽く押し込んで電源を入れる
2. 電源を入れたら適温になるまで、グルーガンの先を下に向けて待機する
3. スティックが溶けて先から出始めたら、接着したいものにつける
4. 接着したいもの同士をくっつけたら固まるまで待つ

セリアやドンキなど身近な店には売っているのか確認しました。現在、セリアはグルーガン本体とスティックどちらも販売情報はありませんでした。ドンキは、過去に販売した情報がネット上にありましたが、どれも古いため現在は不明です。実際に行ってみるか、近くの店舗に問い合わせてみるのがおすすめです。

100円ショップ大手のダイソーにはグルーガンが売られています。価格は税込み220円、グルースティックは20本入って税込み110円です。ホームセンターや通販などでは安くても1,000円前後はするので、この価格は魅力と言えます。

ただし、グルーガンの加熱を待っている間にスティックが溶けて流れ出てきたり、接着後に糸をひくことが多かったりと、使い勝手はイマイチです。初めて使う分にはいいですが、本格的に使おうとすると力不足感は否めません。

グルーガンについて紹介しました。グルーガンは以前は素材の接着に使われていましたが、最近ではアクセサリー作りやデコレーションなどにも使われるようになりました。1台持っておくと何かと便利なので、ぜひ自分に合ったものを見つけて活用してください。